amnjackのNewWeblog

電子工作中心に雑多なカテゴリー構成ですが,興味のあるジャンルがありましたらご覧ください。

垂直が出ない

2018年02月27日 | wooden craft
精度が出るように注意深く切り刻んだ木工のボ-ル盤の移動式のドリル受け台とドリルそのもののスライド台,ともに精度が悪く,ドリル受けは支柱に直角が出ません。台の面と支える板は直角が出ているのですが,支柱に取り付けるとどうしても狂いが出てしまいます。

あまり良いやり方ではないけど,写真のようにSMD用の基板を切って少し浮かしてみました。

こっちはこれでなんとかなったのですが,スライド盤にドリルを取り付けてこの受け台と垂直を見ると,

こんなに狂いが出ています。あり合わせの柔らかい木で支柱を作ったせいかも・・・orz
ネジできつく締め付けても,ドリルを回してちょうど良い位置を探しても,結局上手くゆかず。
ドリルの受けの部分を作り直してみようと思います。スライド盤もことによったら作り直しかも・・・・それでダメなら,おしりに支えを作ってそこで締め上げましょう。
木工もなかなか上手くゆきません。


本来はこうでなくちゃぁ・・・・
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板を刻むのって大変

2018年02月25日 | wooden craft
このところ暇を見ては庭先で板材を刻んでいました。
手作りのボール盤はあるので,2つも必要ないんですが,ボール番兼旋盤,兼円盤サンダー,兼ドラムザンダーというような(しょうもない)ものを作っておこうかなって思って,サブロクの合板を1300円も出して買ってきて作り始めました。
車に入らないので,多少切り刻んでもらいましたが,,,

専用の工作室があれば良いんですが,庭先工作ですので,寒さや北風ピュ~ピュ~の日はこたつでネコになって,あまり面白くないオリンピックなどを見ながら転がってたりしましたので,あっという間に時間が過ぎちゃいました。


一番のキモなのがモーターの受け。格安でホールソーがあったんで,手を出したら,これ軟鉄のような代物で,すぐにグニャグニャ。これは失敗。
お勧めできません!!【リンク】


それでもまあこんな風にできましたん。


スライドレールを買ってくればもっとかっこよく作れるんでしょうが,ケチって,10mmの角材を切り出してスライドレール。この溝は,固定用のネジがはまる。


微調整に電気かんなまで取り出して・・・

これがお道具のオールキャスト。

メインが丸鋸。


ドライバーや差し金類。先日購入の18Vインパクトも活躍中。


オーバーホールしていただいた日立の丸鋸もテンプレートの上で活躍。
結構精度が上がります。


先日自作のボール盤。


金属加工はこれいっちょう。

旋盤用のビットができた。何個か作って見たが,10mm(M10)の太さがちょうど良いみたい。ベアリングも用意できた。

庭先ですので,物置から出して,セットして作業しては,掃除して後片付け。散らかった庭も木くずなどきれいにはかないと奥様が怖い。
その間雪が降ったり,除雪したり・・・・結構時間がかかる。それに寒い!!



で,だんだんカタチになってきたよ。


ボール盤の台は可動式にしたらなかなか垂直が出ない。木製だと重みでお辞儀してしまう。前のボール盤の方が使い勝手が良いかも。




旋盤の方はまだ穴開けがしてないけど,こんなイメージ。
回転軸がしっかりすれば後はいろいろと変化させられる。

軸の尖端に円盤サンダーをつければ,そのままサンダー。
これはまだ姿を現さないけど。


明日はこの板に穴開け!!かな?


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古くなった充電池では・・

2018年02月18日 | electro_craft
SNSでお世話になっているja7jqjさんが,古い充電池の放電特性のグラフを提供してくれた。

解説によると,
「4年前に同等の電池の長年放置さてていたものを復活できないかと持ちかけられたときの充放電カーブが残っていたので報告します。
 一回目は放電すると1個1個電圧が落ちていくのがわかります」
グラフのカクカクと落ちているところが各セルのばらつきなんですね。


「2回めになるとだいぶ揃ってきたのがわかります。
NiCD電池は過放電にも強いようですがニッケル水素電池は復活は難しいようです」
そのまま引用させていただきましたが,我が家の古い充電池ではどうなのか,物置から使わなくなった園芸用のバリカン(トリマー)を取りだして調べてみました。
取りだしたのはこれ。

マキタのバリカンでUM104Dというもの。


おしりにNiCd7.2V/1300mAhの充電池をぶっ込むんですね。
フル充電までどれくらいかかるのかもう取説などなくなっているので分からないのですが,1時間ばかり充電してから放電特性を測ってみました。電池にはマキタバッテリ7000用急速充電器を使えとかいてあります。急速とありますので1時間としました。・・・でも,専用アダプターには7.2V/300mAって書いてあるんですけど,,

前と同じようにして測ろうとしたんですが,プラグが5.5/2.1ではなくてプラスpinが太くなっている。
まず,5.5/2.1の標準プラグに改造して汎用性を高めます。

5.5/2.1に交換



もちろんオスの方も取り替えました。







セルあたり0.9Vで停止として,設定は5.4V(テスターとの誤差があるので5.0Vに設定)。放電は1A。

さて,肝心なグラフです

6'34"のところで停止。5.18Vでした。
最初のカクカクしているのは,10秒間隔でやったからで,途中で2秒間隔に切り替えました。
これによると,ja7jqjさんが提示してくれたような特徴は見えなかったですね。まだ電池が揃っているということでしょうか?
ちなみに停止時,107mAh,725mWh,6.77V(回復して)。充電が足りなかったかな?

以下は遊びなんですが,

一回停止したとことから,しばらく回復させてまた放電させてみるとということで,,,停止電圧は5.18V(電子負荷の設定は5V)です。
停止後すぐに7.5V近くまで回復しますが,放電を始めるとすぐに落ちます。またしばらくおいてといった繰り返し。だんだん回復が遅くなるのが分かりました。

実際の使い方は,こうなるわけでして,動かなくなったら充電ということですよね。
ということで,期待した?セルのばらつきは分かりませんでした。いや,バラツキがない方がいいに決まってますが・・・・

今度は電池の内部抵抗をちょっとでたらめな方法で試してみようかな?

今日はこれまで。

ネットで取説調べたら,3時間充電ってありました。
https://www.makita.co.jp/product/files/881629C9_69876.pdf



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充電電圧の変化

2018年02月14日 | electro_craft
またまたしょうもないことをしてました。
5時間かけて,充電電圧の変化をグラフ化。といっても,データーロガーがやってくれたんですけど。こうして目に見える形にしてみるのは面白いですね。

充電アダプタと電池パックの間から電圧を取ってます。0.1Ωの抵抗はバイパス。


充電初期。24Vはアダプターの電圧でしょうね。一瞬24Vが出て,データの間隔が10秒なので,次の10秒までに充電が始まってます。



その後は35分くらいにピークを迎え。ダラ下がりに。タイマーで50分で切ってますので,終了時は垂直線に。

0.1C充電も考えましたが,このまま付属の充電器でお勝手用のタイマーで4~5時間充電すれば良いということに。
充電電流は初期に350mA,終わり頃には250mA程度流れています。(データロガーが2chなら一緒に採れるのですが,,使う頻度からいってそれは贅沢)


なお,モニター用の赤と緑のLEDはなんの役目も果たしていません。このまま過充電をしていくと緑がどうなるのか知りたいところですが,電池を劣化させてまでしたくない。

ということで,しょうもない実験はお仕舞いです。


電子負荷とデーターロガー,使ってみると面白いですね。
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放電電圧測定

2018年02月13日 | electro_craft
しつこく18Vバッテリーの測定。
昨日の放電電流測定は,電子負荷の定電流機能の追認みたいなことになってしまいましたので,今日は,電圧の変化を追ってみました。


結果は,きれいなカーブを描いてますね。終了段階で急に電圧が上がっているのは,放電が終止して電流が流れないので,電池の電圧が復元されたからでしょう。


電池は新品ですので,各セルのばらつきもないようです。師匠によるとばらつきはあると放電特性に素直なカーブとして現れなくなるとのこと。
電池の劣化については,本来はラジオペンチさんがやっているように,電池の内部抵抗を測れば良いようですが,データロガーもまだいじりはじめですので,今回はこの程度にしておきます。
お道具揃えるのにちょっと資金も要りますので。


ちょっと気になったのが,テスター(P10)と電子負荷の電圧表示が約1V誤差があること。P10を信用すれば,終止電圧は実際の電圧より1V高く終止することになります。このへんは再度チェック。

実は放電したので今度は充電時の電圧変化をみようとしたのですが,P10の電池が終わってしまったらしく,良いデータが取れませんでした。これも再度測ってみます。3時間を過ぎて急に電圧が高まるところまでは見えました。どのあたりで電圧がピークを迎えその後どう下がっていくのかグラフで見えたら面白いです。

充電の様子。左がP10改のデータロガー
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VERSOS 18VBatteryの放電特性

2018年02月12日 | electro_craft
まず,備忘録です

電子負荷で放電特性を測る。
スイッチ類。

この画像,ネットから頂きました。

赤いON-OFFスイッチを押しながら電源を入れる。

工場出荷状態では吸い取りモード(Fun1)になっていますが,ここで切り替えます。Fun2が放電特性モード。

ロータリーエンコーダを押下すると,


ピーブー音のON-OFF。


ロータリーエンコーダを押下して項目を選び,エンコーダを回して電流と終止電圧を設定。


赤いボタンをおすとRUNの赤LEDが転倒して計測を開始。電圧-電流(mAh)-Whは交互に表示されます。


集結はこんな風に現れます。電流容量やWhなどをメモして終わり。

Fun2モードは電源を切ったままでも保持されます。

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実際にフル充電したバッテリーの放電特性を調べました。以下はその様子。



ほぼ993mAで放電し(1A設定),52分くらいで急速に電圧が下がり終止。この間30秒以下(設定が30秒間隔だったため)。
写真を撮り忘れたんですが,容量は,たぶん853mAhくらいだったと思います。(不慣れなため,不用意にボタンを押して消えちゃった。この次はちゃんと記録します)13.5V(1セルあたり0.9V)にすればもっと行きますね。

つなぎ方

0.1Ωの両端電圧を記録しました。


データーロガーはP10改。


ソフトは,Ts Digital Multi Meter Viewerでした。

P10の改造記事は,このあたり
結構便利です。

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18Vバッテリーを充電してみる

2018年02月09日 | electro_craft
※ 2/10 末尾に「補足」追加

電子負荷が途中で止まってしまうのは,このバッテリーは負荷がかかると急速に電圧が降下し,停止電圧を割ってしまうからのようです。

はじめに止まったときのデータ。

止まるとRUNのLEDが消え,アンペア表示のところが---となります。
このときの停止電圧が,17.46V(設定15V)。停止電圧より高いのですが,これは電流が流れなくなったからで,電圧が復元されているからです。たぶん,15Vを下回ったのでしょう。

このとき,4.036Wh

容量はなんと,231mAh。1000mAhなんて,とてもとても。

電子負荷が止まってしまうので,もう少し電池を減らそうと,まずインパクトドライバーの電池をこちらに取り替えて,しばらく回してみて,回転が落ち始めた頃,今度は写真にようなモーターを取りだして回してみました。元々が壊れた12V車載空気入れのモーター。

電圧を測りながらやったのですが,写真は撮り忘れたみたい。

やはり,はじめは15V近い電圧があって勢いよく回り始めますが,だんだん回転が落ちてきます。セルあたり0.8Vの12Vを下回る頃まではなんとか回りますがこれより放電させると過放電になりそうなので,休止。電圧はすぐに復元させるでしょうが,ここから充電をしてみました。

充電時間は4時間半に設定。お勝手用のタイマーです。
13時ちょっと前から充電開始。終了は5時半くらいに。



はじめの頃の電流は測り忘れ。1時間半くらい経っての電流=315mA。たぶんはじめは400mA近かったんでしょう。


15時

充電開始2時間後に261mA。


16時


3時間後,電流が減ってきてます。
充電電圧も充電はじめ17Vくらいだったのが

19Vを超えてます。


17時

充電終了近くになったら,また充電電流が少々増え,電圧が下がりました。

なお,充電からはずして電圧を測ると,20.65Vと21V近くまでなってます。このあたりで充電を終了して良かったかも。なお,この間LEDは,赤はもちろん緑もつきっぱなしで,インジケーターの役は全く果たしていません。
時間で管理が一番良いようです。

本来,P10のデーターロガーで取れば良かったんでしょうが,今回はこんな結果でした。暇人でしたね。この後夜の会議に出かけましたが・・・・
この次はP10をいじってみます。

【補足】
『2次電池の基礎知識』
によると,
「充電時の電圧は充電が進むにつれて上昇しますが、充電容量が100%を超え過充電になると若干低下し、そののちに平衡電圧に達します。」
とあります。約3時間後に19.17Vになり,その後18.95Vになったのは満充電になった後の電圧低下と思われ,4時間ちょっとで充電を中止したわけです。

なお,「ニカド電池は通常0.1ItA(*1)の電流で16時間、すなわち160%充電することで完全充電され100%の電力を放電することが可能になります。」とありますので,0.1Cで16時間で160%。電圧降下より若干時間が経ってから,充電を停止しました。

この例で行くとこのニカド電池は4時間充電でほぼ満充電になると思われます。
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簡易旋盤つづき

2018年02月09日 | wooden craft
先日の動作試験で固定に難があることが分かって放置していた旋盤,今日は朝から陽が出て気温もそれほど寒くないので,庭先工作を始めました。


まずは問題の旧作。下の1本の鉄棒で固定しようとしたのですが,不安定。


これを改良。枠を作って左右に2cmのつばを作りその間を4cm開けて,上下からネジでねじ込む方式。


これは裏側の様子。つばが2cm。その間が4cm。


上から見ると,,,フレームは,3*4*65cmの角材。


深さがフレームと同じ3cmの角材(10*4*3)を8*5の板で挟み込む。ネジはまだ開けていないけど,6mm(M6予定)。


ドリルのフォルダー部分はネジ止めなので,このまま外してフレームの方に置き換える。

旋盤の回転軸固定板は,少し厚みを持たせて,4cmくらいに。ベアリングを付けて回転がスムーズになるようにする。

それはまた暖かい日に・・・・
材料がないので探さないと・・・

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充電器の供給電流

2018年02月06日 | ジャンククラフト
昨日紹介した18Vインパクトドライバーの充電アダプター。

この回路のように,トランス式の非安定化電源で,AC100Vの電圧によって充電電流が大きく変化しそうです。 そこで,取り合えず今日は,アダプタの電圧変化による供給電流の変化について,調べてみました。


といっても,簡単でこのように充電器のインレットと電源アダプターのアウトレットの間に0.1Ωの抵抗を挟んで,電圧を測るだけなんですけど。


旧式のスライダックを取りだして,95Vから115Vまでの様子を見ました。


95VACの時。右がAC電圧,左が0.1Ωの両端電圧です。334mA。


100VACの時。387mA。


105VAC。450mA。


115VAC。558mA。

満充電に近くなると電流はだんだん減ってきます。30分後,100VACで280mA程度になりました。

我が家のコンセントからはだいたい105V~108Vくらいが来ていますんので,上のデータからは,450mAが来ていることになります。このAC電源の定格は400mAとなってますが,,,


充電器のLEDは,赤緑とも点いてます。


明日は,電池の両端にどれだけ流れているのか,調べてみます。
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VERSOS 18V impactDriver レビュー

2018年02月05日 | レビュー
と,思ったらもうバッテリー2個セットはカタログから外れていますね。
1個セットはこちら


1月の下旬に購入したのですが,このとおり,かなりボディーは大きいです。
最近の充電式は,小型化高電圧化していますが,これは18Vではありますが,ちょっと大きすぎる感じ。せっかくの持ち運びの自由や手軽さをスポイルしているかなと思います。
電池はNiCd1.2Vが15個の18Vでした。

確かにニカドの方が一瞬の大電流には強いのでしょうが,電池ケースには単2電池をちょっと小さくしたような電池が15個も並びます。それだけで重い。マキタや日立はこれの2倍以上の価格になりますから,まあ,これは我慢,我慢。
それからNiCdの場合,継ぎ足し充電をするとメモリー効果の問題が出そうなので,使いづらい。15個も直列しているので,セルのばらつきの問題から急速充電は危険。


電流の標記が何処にもないので,中を覗くと,1000mAhですね。まあ標準でしょう。


充電器はこれ。アダプタはトランス式24V400mAでした。
これで5時間で充電とありますから,単純に200mA充電。実際の充電電流については,これから調べてみます。今ほぼ満充電の状態ですので,継ぎ足し充電は控えてます。


こんなかたちに被せて充電です。

このような充電器の場合,過充電が心配なので,回路を追ってみました。

これが正しければ,師匠から聞いたのですが,赤いLEDは点きっぱなし。緑のLEDは,充電電流が少なくなると薄らと点くような回路みたいです。急速充電のように大電流を流していなくて,満充電に近づくと電流が減るようですから,多少放置しても大丈夫のようです。ただし,トリクル充電には移行しないので,タイマーなどで停止するのが良いとのことでした。


充電器の基板は片面で,単純。LEDは見てのとおり下が赤,上がグリーン。

1A流して電子負荷を使って放電特性をみようと思ったんですが,使い方が不慣れ故に,途中で止まっちゃった。1A放電で終止電圧が15Vと設定。

1A(下) 電圧表示

Ah表示

Wh表示
これらの表示は放電中一定間隔で切り替わります。


で,止まっちゃったときの表示・・・・・やり直します。

ちょっと使ってみた感じですが,車のタイヤ交換にはどうかなと思いますが(それはインパクトレンチで),力はさすがにあるようです。音もうるさい。
芯ブレを心配したんですが,ビットが短ければ問題なし。10cm以上伸ばすとちょいと目立ちます。これは化かし化かし使いましょう。

中を開けると保障がなくなりますが,,,

ネジは星形が使われていました。



てなことで,ちょっと中途半端ですが,報告終わり。

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