amnjackのNewWeblog

電子工作中心に雑多なカテゴリー構成ですが,興味のあるジャンルがありましたらご覧ください。

電源処理 LTspice

2014年07月19日 | electro_craft
昨日の74HC00を用いた電子ホタルの回路,よく見たら発振(点滅)回路だけで,積分回路を書き忘れてました。掲げ直しますね。



よく分からなかった7,14ピンの処理ですが,先生に教えていただいた結果は,Vinが回路にあるから省略ってことでした。

これを元に,1回路だけLTspiceに描いてシミュレートしてみました。

R1,R2はそれぞれ100kと10kのVRですが,表しようがないので(VRによる変化のグラフも出来そうですが,,),とりあえず中間の値をとっています。
ここを変えれば点滅時間の調整が出来ます(R1は省略してあるCDSの感度調整)。

この回路,シミュレートにものすごく時間がかかりました。新しいi7+8GのPCでも10分近くうんうんいってました。どうしてだかは不明。書き方に問題があるのかもしれませんが,一応,形になったところで,紹介。I(D1)はLEDの電流。Probeの位置は図のとおり。

いろいろ先生にお世話になり,何とかここまで行きました。本当に感謝です。
で,パーツを調べてみたら,74HC132,HC00ともに持ってませんでした。この実験はしばらく頓挫。

さらに疑問なんですが,次のような回路はどうするんでしょう。



これは,「ブレッドボードを用いた実験」さんの
74HC00によるMultiVibratorからいただきました。

http://www.felix.or.jp/Fundamentals/Exp/BB/



これを見れば回路図や回路の組み込みは出来ますが,7,14ピンをLTspiceでどう表すのやら,,,,実際には作らないとは思うのですが,ちょっと疑問なんで,,,
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プローブの表示

2014年07月18日 | electro_craft
前回,LTspiceではプローブを当てたポイントが回路上に表せず,グラフにはV(n001)などと位置が表されるのみ。自分でも,どこのポイントか分からなくなってしまう。分かりづらいと,ぼやいたら,早速対処法を教えていただきました。


前回最後にお示しした絵ですが,色分けはあるもののそれぞれがどこのポイントなのか分かりづらいですよね。

そこで,ラベルを各ポイントの張っていきます。

PortTypeを Bi-directにすると囲み枠になると教わりました。囲まなければ,noneでいいようですが,わかりやすいのは.やはり囲みがある方でしょうね。

それぞれのポイントを,Prb1,Prb2・・・・というふうに描いて
runをクリック。シミュレータが出たら,それぞれのPrbのポイントにプローブを持ってくれば,下記のようになります。


とまあ,グラフの方にもPrb**と色違いに出ますので,断然わかりやすくなりますね。

これで,簡単な回路のうまくシミュレートできそうです。

次なる課題は,ICの電源の記述。

※7/19訂正(積分回路が抜けてました)

この回路の7pinと14pinの処理です。
HELP!!です。


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できました。LTspiceに74HC132

2014年07月16日 | electro_craft
先生がたくさんいて,指導してくれるので,本当に有り難いです。
何とか,74HC132をLTspiceに登録でき,シミュレートすることができました。


こんな感じになりました。ここから,抵抗やコンデンサ等を変化させて様子を見ることができます。
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忘れないうちに,登録の仕方を記録しておきます。
てるさんに感謝!!

まず,ライブラリーのありかですが,ここを見つけました。
「LT wiki」
http://ltwiki.org/index.php?title=LTspiceIV-library_Library_Listing_Expanded

ここから該当のするファイルをメモ帳に貼り付けて,適当なところに **.txtで保存します。

74hc.libのファイル・・・・メモ帳で保存すると,.txtとして保存されます。74hc.txt

これを後に,LTspiceのLIBホルダーの中の subホルダーに入れて,拡張子を.libに変更します。



同様に
[ \sym\Dig_Add\74HC\ ] [ \ ] [ .. ]
の中から,74HC132.asyを探して,開きます。




これを,.txtとして適当はところに保存。

winのエクスプローラを開いて,progrum file(×86)→LTC→LTspiceⅣ→lib→symと開くと,Digitalというホルダーに
先ほど保存した74HC132.txtを流し込み,その上で拡張子を,.asyと変える。


ここまでは自力でできていたんですが,,,ここからが,大事。

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LTspiceを起動させFile→Openで74HC132.asyを開きます。


Edit - Attributes - Edit Attributes を開いて


Value2の中に74HC132と入れます、ModelFileの中に74hc.libと入る。


これでシミュレータが動くようになりました。


この方法で,他のHC**も登録可能になったと思います。
ただ,以上の記録は,私の備忘録ですので,間違った方法なのかを含めて責任はとれませんので,悪しからず。

LTspiceってプローブの位置が回路に明示できれば最高なんだけど,無料では,仕方ないか・・・

もう少し研究します。
師匠に感謝。
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74HC132の登録(LTspice)

2014年07月14日 | electro_craft
以前,LTspiceにC1815やA1015を登録できたので,今回はシュミットトリガNANDの74HC132を.libや.asyに登録してみた。結果はシミュレートしない。つまりうまく登録できていない。今しばらく研究しないとだめ。orz・・・・


これは以前作った電子hotaruの回路。4回路ですがそのうちの一つ。

とシンボルは出るけれど,「そんなサブサーキットは知らないよ」と出てしまう。
74HC14は入ったようなんだけど,,,

どこかに正しい登録の仕方ってないかな?ぼちぼち進めます。
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無安定マルチバイブレータでホタル

2014年07月13日 | electro_craft
LTSpiceで遊んでました。
無安定マルチバイブレータにコンデンサをかまして,電子ホタルの回路を書いてみました。
コンデンサをいろいろ入れ替えると,おもしろそうです。
作るなら33u+100uかな?




プローブの位置が適正かという問題はあるんですが,,
V(005)=緑,V(006)が=青,適当に選んだLEDのカソードでの電圧,電流もD1,D2に流れるもの。

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シミュレータと LTSpice

2014年07月09日 | electro_craft
ちょっとコメント欄で話題となったこと。ja7jqjさんがシミュレータでやった結果を送ってくださったので,LTspiceと比べてみます。上がja7jqjさんのシミュレータ,下がLTspice。LTspiceでVoutは出力端子,n001はシミュレータの赤いプローブの場所(IC2の出力)です。

R3=4.7k,R4=10k,抵抗32Rあり。



R3=4.7k,R4=10k,抵抗32なし



R3=1k,R4=2k 抵抗なし



ついでに 上記で上記32Rありで


と,こんな結果でした。
シミュレータの場合,抵抗なしだと,黄色の線(Vout)が1kHzのところで縦になってる見たいです。抵抗のないイヤホンはないわけだけど,,,
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ALC付簡易補聴器「ほぼ」完成

2014年07月07日 | electro_craft
足踏みしていたALC=TA2011S入りの簡易補聴器,とりあえず手持ちのケースに入れて完成とします。


「ほぼ」完成としたのは,電源対策に若干手間取っているからで,試しにやってみたUSB電源だと盛大にノイズが乗ってしまいます。しかし,電池をけちらなければ,乾電池駆動ではかなりいい音質で使用できます。これでいけば問題は全くありませんが,昇圧電源をまだ試してない。ので,いろいろいじりやすいようにしてみました。





すぐに電源を変えられるよう,ピンヘッダとホルダーで電源をつなぎます。充電式の006Pタイプの電池もいいです。今回,写真は単四電池4本としていますが,これだとケースに入ることを確認したためです。単四のニッケル水素が4本あれば問題ないのですが,2本しか見あたりませんでした。最近ダイソーでも見かけなくなったので,最終的には006Pタイプに変えるのもいいでしょう。


すべて廃品利用です。


音質は,1号機より良くなっています。特にキンキンピークがなくなって全体に聞きやすくなっているようです。


もうピンを外してしまいましたが,利用したUSBのケーブルです。
これはペケ!!
ということは,7750等で昇圧すると,同じような結果が出そうでちょっと怖い。これに大きなデカップリングを付けるのも,ちょっと気が引けるし,,
昇圧電源はとりあえず作ってみて,結果のみ確認します。

基本はきれいな電池電源が抜群です。

ニッケル水素8.4V

今回は電源の大切さを思い知りました。
中途半端におしまいとします。


【7/8】回路図のミス変更しました。

たぶんこれが最終です。
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mini電圧計 3機種目もアイソレート

2014年07月05日 | electro_craft
前回の続き
http://moon.ap.teacup.com/who_taro/1131.html

トラブルシューターさんの入手した2線式電圧計は,7segLEDを外せば端子がすぐ分かり,ja7jqjさんのは基板の後ろを見ればすぐに分かった。で,私のamazonで手に入れたものは,目視だけでは何ともいいようがなかったが,師匠のところまで現物を運んで見てもらった。
その結果,やっぱり秘密はデバイスの下に隠れていた。


師匠がくれた画像。私が,混乱してたのは,3端子レギュレータのVin(真ん中)が抵抗を介してずっとVRまで続いているように見えたからだった。

ショットキーバリアダイオードを外してみてはっきりした。


両方の画像で分かるように,入力はスルーホールを通して基板の反対側から,測定端子に流れ,逆接防止のショットキーを通ってLED電源端子に流れ込んでいる。ってことが分かった。

師匠が丁寧にも回路図を書いてくれたので,載せておきます。



分かってしまえば,「なあんだ」ですが,,,,これで2線式電圧計は,2線のままでも(正電圧は4V以上から),またLED電源を分離して0Vからでも使えるように出来ます。
これで,応用範囲がものすごく広がりました。小さな実験用電源でも,いちいちテスターではからなくても,大丈夫になる訳で,結構便利かもしれません。
さて,何に活用しようか?
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