amnjackのNewWeblog

電子工作中心に雑多なカテゴリー構成ですが,興味のあるジャンルがありましたらご覧ください。

{メモ}基板の極性 PhotoTr

2021年05月30日 | electro_craft
PIRsensorの基板でCdSを簡単にP-Trに置き換えられることは分かったが,P-Trの場合CdSと違ってコレクターエミッタの極性が問題になる。一応動作確認ができたので,メモを貼っておきます。ただ,センサー基板も何種類かあるようなので,他の場合はこの限りではありません。

左がコレクタ右ががエミッタでした。このセンサー基板には型番等は一切ありません。


ちょっと無謀ですが,飛んでも良いようなLEDをOUT端子に直結して動作確認。
この状態で,感度や点灯時間を設定できます。


P-Trは取り外し品なんで,足が短く,基板から浮かせられませんでした。




これは前のCdS版。環境問題がなければ,CdSの方が極性を考えなくて良いのでお気楽ですが,,,,

CdSはお手軽さ,P-Trはリニアリティーの良さでしょうか?

以上,メモです。
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じわりと点灯回路

2021年05月27日 | LED工作
パッとついたり消えて利するのでなく,光量に応じて変化する回路の勉強。

BrightON
CdSの場合

この回路図では,Trがダーリントンになってますが,実際にはC1815一個で実験。




YOUTUBEにアップしてみました。




CdSの方がゆっくり変化しますね。




DarkON












VRがちょっとゆるゆるですが,まあ動作確認は取れました。一応100kΩだと前の表計算から安定かなと思ったのですが,ほかの抵抗でもどうかまだ試してません。

これでおしまい
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CdSとPhotoTr いじってみた-2 

2021年05月24日 | electro_craft
長くなるので頁を改めました。

さて,7502の方ですが,前頁同様に,抵抗を差し替えて試してみました。
EU等ではCdSはカドミウムを使っており有害だということで,使用が禁止され,これが内蔵された製品も輸出できなくなっております。その代わりにこのフォトトランジスタはCdSの置き換えられているとのこと。


470kΩ


300kΩ


220kΩ


120kΩ


100kΩ


68kΩ


47kΩ


22kΩ


10kΩ。ン?ここだけ動作が違います。

当たり前といえば当たり前ですが,CdSと同様に使えるってことが確認出来ました。面白くともなんともない!!


前のペ-ジの表を掲げておきます。

なお,数値をいろいろと入れ替えて,変化を見ています。


以上が,暗反応。


あかるいとき動作させる場合はどうか?
表の下の値です。
CdSの場合。

470kΩ


330kΩ。ここまでは暗くてもうっすらLEDは点灯します。


120kΩ


このあたりは,Vbeが0.8Vあたりになるのですが,変化はなかった。


途中端折りました。47kΩ。

PhotoTrの場合


470kΩ。暗いときは点灯しません。


120kΩ。


100kΩ


22kΩ


10kΩ

と,まあPTrはCdSとの置き換えは簡単にできそうですね。


適正な抵抗値は,0.65Vを基準に動作させるときのVbeの値が大きいところを探ればよろしいようです。

気になったのは,PTrの指向性。
真上に光がある場合はうまく反応しますが,軸がずれると反応が鈍くなります。

デスクライトは上。ふたはセンサーの手前,かぶせてはありませんが,センサーを横に曲げただけで,LEDは暗くなります。


すれすれまでかぶせると消灯。
CdSよりは指向性が鋭いように感じました。

専門の方には当たり前かも知れませんが,簡単な回路で,明と暗両方の動作が確認出来るのは,とても面白かったです。実際使うには可変抵抗を使うと個体差に対応できそうです。・・・・でも,何も作る予定がない!!
BE間の電圧も測ってみると良かったかな?

なお,LEDは1W(Vf2.7V)の取り外し品で,22Ωで電流制限。
もっとパワーのあるLEDではC1815をダーリントン接続すればよろしいかと思います。

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CdSとPhotoTr いじってみた

2021年05月24日 | electro_craft
しばらくPIRセンサーで遊んでいたのですが,ジャンク箱から得体の知れないLED様のものが出てきました。
たぶんフォトトランジスタではないかと思いますが,ちょうど良いので,CdSとともに動作を確認してみます。

出てきたのが右側のこれ。基板について足が数ミリしかなかったので,足をつけました。
いろいろ調べたら,形状からたぶんNJL7502Lではないかと思われます。大昔ライトレースのおもちゃを作ろうと思ったとき買ったのでは??

とりあえずは,CdSから。暗くなると同さするのと,明るくなると同さする回路の両方チェックしてみます。


回路としてはこんなでしょうか。ま,分圧抵抗は可変式にすれば感度調節になりますね。
Dark ONとして,図にあるような計算式で,TrがONするVbe(0.65V)を分圧抵抗を算出すると,67Kと出ました。この値を軸に考えます。

それからCdSはどこから入手したものか良く和からないのですが,ざっと調べると。

作業デスクの上では1.2kΩ程度。ふたをかぶせて,

1.2MΩとなりました。机上の明るさは1000~800LX程度


以下,抵抗を10kΩ~470kΩまでブレッドボードに差し込んでだらだらと実験を重ねました。


470kΩ


300kΩ


220kΩ


100kΩ


68kΩ


47kΩ


22kΩ


10kΩ

あんれまぁ・・・・・・
みんな動作しちゃいました。そこでエクセルで式を書いて色々と数値を弄って確認。

CdSで,上が暗on,下が明onです。
上の表の通り,それぞれの値で動作しちゃうんですね。
適正値は,暗on時の電圧を見ればよろしいのかな?

・・・・あとは後ほど


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PIR_sensLight また

2021年05月11日 | electro_craft
何年か前に購入していたPIRセンサーがまた出てきました。
そのままにしておくのも,勿体ないので,またまた100均工作です。
これまでのPIRライト。回路については,あまり変更する必要もなさそうなので,基本的に同じです。

運良く,AMC7135もMOS FETのIRMFL8244もまだ数個残ってました。
老眼鏡を2重にして,ハンダ付けです。

使ったのはこれ。2WAYランタン。ジャンク箱にありました。
以前はこれで,外側にセンサをつけて,2WAYのままでしたが,1つは全く使わないので,反射器付1LEDの部分にセンサーを持ってきました。

これまで作ってきたのはこれです。

今回とおなじ2wayランタン。

これはケースが壊れた。

これは階段に置いてある。

物置用
まだあったように思いますが,しつこいから止めます。

***********************************************


使用したPIRセンサはこれ。


CdSが付いていないので,道具箱を探して,取り外し品をつけました。



レンズをつける場所の工作。23mmの穴です。割れ止めのために,プラスチックの両面にテープを貼ります。


後ろの反射板を切り取って,ちゃんと嵌まることを確認。



LEDはSMDの12個。基板裏に1Ωの抵抗が貼り付けてあります。なくてもいいけど,そのまま使います。


電源スイッチング基板。このように繊細のピンヘッダメスに貼り付けようかと思ったんですが,スペースに余裕があるので,別々にしました。



ケースの中はこんな様子。
ここで動作確認なんですが,,,

点灯OK。

ところが,電池を入れて見ると・・・・点灯しません。
調べてみたら,驚いたことに配線の赤がマイナスになってるじゃあありませんか!たしかにひっくり返して確認しないのが悪いのだけど,かの国では赤がGNDになるですかね?
配線を逆にしてOK。


このセンサは,VRが二つついていて,点灯時間やセンサー感度が調節できます。それがないやつがいくつかあったけど,こっちの方がいいや。


とりあえず玄関ドアに設置。今晩様子見ます。



実はまだセンサーレンズのところ,はめこんだだけで,固定してません。接着すると外すの面倒なので,押せばへこむので,後ろ側に発砲スチロールでも突っ込もうか?

ほんの手すさびでした。

以下参考までに,資料メモです。






上限6Vですが,うまくすれば,高電圧でも使えるんですね。

それからCdSは,カドミウムを使っているということで,EUでは禁止。だんだん品薄になりようです。今回は手持ちの都合で,フォトトランジスタは使いませんでした。
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いろいろ蛍光管を光らせてみた

2021年05月09日 | electro_craft
つまらない話題を引っ張ってすみません。

コンパクト蛍光管を光らせたところ,フィラメントの温度が非常に高いのが気になり,手持ちの蛍光管を14Wインバータで光らせてみました。クランプメータでの電流値と温度のメモです。


だいぶ前に取り外して,捨てていなかった27Wコンパクト管です。根元がだいぶ黒くなっていますのでもう寿命でしょう。



通電後5分くらいでのフィラメント付近の温度(見づらくてすみません)。
気がつかなかったのですが,ピークで100℃を超えてますね!だいたい74℃くらいでした。

クランプメ-ターでは,

0.4A。交流105Vとすれば42Wになっちゃう。明らかに異常。これは危ないですね。

つぎは

4管のコンパクト27W。これも使い古しです。




これは0.23~0.25A。105VAC出計算すれば消費電力は26W程度となるので,これは正常かな・・

温度は

ピークで76℃。けっこう高いです。

サークラインではどうか?(良くとってあったモンです!!)

30型28Wとあります。


これには黒ずみはありませんでした。


0.24Aですので,,,ほぼ定格


消費電流が少ないせいか温度上昇もあまりありません。

さて,8W UVC管ではどうか?
専用回路にて





0.13Aですのでほぼ定格。

温度もまあまあ。

インバータにつけると・・・・



0.19Aと出ました。20W級です。


フィラメント温度の方は,やはり高いです。



まとめ

管によって消費電流が変わるってことが分かりました。

コンパクト蛍光灯は,専用のインバータ回路でないと温度上昇が心配。でも,蛍光管でも70℃くらいまで温度は上がるという記事も読んだことがあるので,専用回路での温度上昇を調べてみたい(出来たらあとで追加します)。
はじめの2管のコンパクト管は明らかに異常。

サークライン30Wは,グロー管仕様でしたが,14Wインバータで点灯しますが,果たして光量は定格かどうか,W数はそれなりでしたが,,,

UVCはあたり間ですが,専用の回路が安全ですね。
15WくらいのUVCがあれば試してみたいのですが,ソケットごと買った方が安い!!

ってことで,インバータのお遊びはおしまいにします。


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14Wインバータに8W直管蛍光灯は使えるか

2021年05月06日 | electro_craft
先日チョコッと思いつきで,ネオボール蛍光灯のインバータ回路で6WのUVA蛍光灯を点灯してみたのですが,




さてそこで,8Wの蛍光管が届いたので,これについてはどうかという話なんですけど,,



あまり面白くな話題なので,気乗りがしませんでした。
結論を言えば,6wで点灯できたのですから,勿論点灯は可能です。


さてそこで,一時的には良いけど,これって本当に大丈夫なの?
結論から言うと,もちろん危険でしょうね。

まずインバータの定格を見てみます。

定格入力電流は0.24Aとのこと。

自分の持っている8WUVC蛍光管の定格は分からないのですが,参考までにパナのものがありましたので載せてみます。




一番安心なのは14Wには14Wの蛍光管を使うのがよろしい(当たり前!!)ってことです。
でもなんとか14Wインバータの効率をが90%程度とするとすると,10Wから15Wの蛍光管が使えそうということになりそうです。

では,8Wを繋ぐとどんな問題が出てきそうかということですが,
まずは管の寿命の問題があるでしょうね。
過大電流がファイラメントに流れます。当然加熱します。

管の根元部分がかなり熱くなります。スライダックで50V程度まで落として,温度を測ってみました。



74℃超え。50Vに落としても,触れられないですね。

これで,ファイラメントが切れたら(管を外して通電と同様),,,
ネットで調べてみると,昔のボール型蛍光灯は保護回路がないようですので,即回路が焼損する(FETがはねる)そうです。その実験もしてみようかなとも思ったんですが,ばかばかしいので止めました。
つまり,インバーター回路も壊れるってことですので,良いことは何もありませんね。この場,火災の心配もあります。

では,8W専用のインバータ回路ではフィラメントはどうか


この基板をケースに戻してやってみました。



フィラメント部分の温度。

これでもけっこう発熱はあるんですね。
紫外線で眼が痛くなるので,管の部分には封筒をかぶせてます。

古いボール型蛍光灯のインバータ回路を活用できることは分かりましたが,8Wの管では10Wクラスのボール型蛍光灯(そんなのあるか分かりません)のものがなんとか適合しそうです(しらべたら9Wというのがありそうです。いま手に入るか分かりません)

ということで,当たり前の結論でした。

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