以前にもオペアンプによるMCカートリッジ用アンプを製作したが、ホワイトノイズが気になっていたので、抵抗をカーボンから金属皮膜に変えて作り直した。
ついでに、回路図と配線図も作成した。
結果を期待したのだが、この辺のローレベルになると、やはり抵抗の熱雑音より、オペアンプ固有の雑音が影響する様で、ボリューム最大でスピーカーに耳を付けるとノイズは聞こえてくる。
しかし、普通に聴いているレベルと距離では殆ど気にならないので、いいだろう。
波形もオシロで観測したが、綺麗なサイン波が出ている。
オペアンプも超低雑音・低歪というLME49720を使ってみたが、安価で低雑音のNJM4580DDのが良かったので、このまま使うことにする。
電源には006P乾電池を使用している。
これで、材料費は300~400円位か。
基板が裸なので、ハムを拾いやすい。金属でシールドする必要が有りそうだ。
20Hzから500kHzまで3dB以内に入っており、あまりに周波数特性が良すぎる。
負帰還抵抗にパラに20PFを入れて、20kHz当たりから下がる様にしたが、雑音には関係が無かった。