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最後の10-30mmは難関の絞り歯車の交換

2024年07月01日 | Camera

1NIKKOR 10-30mm f3.5-5.6VRは壊れたのを3つも持ってるんです。曲がりなりにも2つは使えるようにしたので,最後のひとつ,これは絞り歯車の交換にチャレンジしてみました。

歯車ってこれです。

直径2mm。米粒の半分以下。ごま粒みたいな感じで,めがねがないとどこかに無くしてしまいそう・・目視ではまったく問題がなさそうですが,交換して直った例がある様なので,挑戦。

解体スタートですが,此処まではもう簡単。バネ付きピンをなくさなければ,簡単です。

この先から見ていきますね。

ピント用のモーターをケースから外します。隣のVR用?のフレキ部分も外します。

ついでここのレンズを外します。たぶん後玉。

ひっくり返して

中玉のストッパーを外し,中玉を抜きます。

前玉とそのストッパー  レンズに手を触れないように・・・・

 

フレキを切らないように注意しながら絞り部分を抜きます。絞りはこのレンズの下

こちら側に抜く

 

金属のプレートは引っかかるので,剥がしました。これで,モーター部にアクセスできます。

 

モーターに張り付いているフレキを剥がす

モータの取り外し。絞りパネルに張り付いているフレキ部分は丁寧に剥がさないと切ってしまいそうです。

此処で歯車に出会う!小さなネジで止まってますので,+の0-2ドライバーで丁寧に抜く。なくさないように!

 

歯車の交換。交換した歯車の何処が悪かったのか,ルーペで見てもはっきりしない。新品の歯車(送料込み1個593円)もちゃんと動作するのかも分からない・・・

確認もしないでただ交換でした。これでだめなら,またユニット交換ですね・・・(高くつくけど・・・)

 

 

・・・・で,今日はここまでにしときます。あとは組み立てるだけですので・・・(それも結構骨が折れるんだけれど・・・・)

問題の歯車を顕微鏡で見てみました。交換したやつです。

ここに亀裂が入ってます。おそらく絞り動作の中で無理な力が加わって壊れたように思えます。ということは,またすぐに壊れるということか・・・

リコール修理してもすぐに壊れたのはこのためか・・・・新品の歯車は見るの忘れました。

ということは,10-30mmVRは歯車交換だけですむならまだしも,結構作業が大変なので壊れたらあきらめるというのが良いのかも。

でも,たったこの歯車の不良だけでレンズが使えなくなるとは・・・・NIKONさんもっとしっかりした物を作ってよ!!  ニコワンから撤退するわけだ!!

 

さて,このレンズ,リアッセンブルして取りあえず動作するか試してみます。そのお話しは後ほど・・・・

 

 

 

 


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2 コメント

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Unknown (修造)
2024-07-02 10:15:32
推定モジュール0.2。流行りの3Dプリンタで作るのは困難だろうな。替えが手に入らない場合、コノギヤどう直す? 作る?
レンズあきらめるということですかね。相手は樹脂でしょうけど、このギヤは金属ギヤにしてほしいですね。
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Unknown (amnjack)
2024-07-02 23:26:06
この小ささだと接着含めて手の施しようがない感じです。レンズの修復にも失敗。再度開けて直し気力も無くなったので,部品と利用にジャンク箱行きです。
樹脂の歯車はnikonかぎら図,何処でも同じような物ですね。補修パーツ探してて,みな樹脂でしたから・・・
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