さて、私の愛する☆組と☆組トップの柚希さんが、私の中で一番の宝塚トップなのは揺るぐことのない事実なのですが・・・
雑誌にしても、映像にしても、柚希さんと他の組のトップさんが並ぶことも多々あって
いつのまにやら他の組のトップさんを拝見することもしばしば
もちろん、どの組のトップさんも美しく華々しくそれぞれに独特のオーラを放っていらっしゃる方ばかり
・・・そんな中、なぜか気になってしかたなかった方。
それは、宙組の大空祐飛さん
先日、WOWOWで放送していた『シャングリラ~水之城~』を観ました。
暗めの舞台上にレザーのロングコートを着て立つその方は、まるでビジュアルバンドのメンバーのようで(?)超カッコいいっ!!(どう見ても、このビジュアルは2次元の世界のものでしょう)
そして、その暗い光を放つあの瞳、キッと睨むようなスッと流すような・・・あの冷やかな、まるで青く燃えるような眼差しに、いつのまにか私はクギづけ!!はっきり言って、近未来系の話は苦手なのに加えて、他の人はまったく目に入っていませんでした・・・
・・・気づいた時はもう、私の脳裏には祐飛さまのお姿が焼きついてしまったのです・・・
(あまりに素敵すぎて今の私には“祐飛さま”としか、お呼びできません)
と、いうわけで・・・
ほとんど突然に、まるで発作のようにいきなり、気づいたら日比谷にいた私
宝塚歌劇 宙組公演 『美しき生涯』/『ルナロッサ』 2011.7.31(日) 15:30開演 東京宝塚劇場
『美しき生涯』~石田三成、永遠の愛と義~
石田三成 大空祐飛
茶々 野々すみ花
疾風 凰稀かなめ
(すみません、宙組初心者なので、他の方はわかりません)
石田三成、といえばあの関ヶ原の合戦ですよね。秀吉の家臣で忠義の男。
でもなぜか茶々(淀君)との関係もいつもビミョウに噂の的(?)
ここでは脚本・大石静さんの、大胆にも二人はお互いに惹かれあい、三成は愛と忠義の間で苦悩する・・・という方向で話は進みます。
三成と茶々。
出会いから、なぜか心惹かれあう二人。
信長の妹・お市の方の娘である茶々。秀吉の側近である三成。
炎上する城から茶々とその妹たちを助ける三成ですが・・・救い出した茶々を労わって肩を貸して休ませる三成は茶々に水を飲まそうと・・・へっ!?なんと、口移しで!!?(別にここでそうしなくても・・・)・・・助けてくれた三成に心を開いていく茶々。
その二人を、じっと見守る甲賀忍者の疾風(はやて)は、茶々の母・お市の方から茶々を守るよう託されるが、自分の想いは封じて生きよう、♪それが忍びの愛~って、疾風も茶々のことを(三角関係かっ!?)
その上、疾風は三成にけしかけるのです。
「いつか秀吉は茶々に手を出すぞ、そうなる前に・・・」
「お茶々様を、抱けっ!!」
きゃーーーーっ!?・・・これって、これってすっごいセリフ。直球すぎる~こんなんあり?
“清く正しく美しい”この宝塚で、すっごいインパクト大!!(☆組の『激情』のあのベッ○インシーンと同じくらい衝撃的)
「つまらんことを言うな。おまえの指図は受けん」・・・と言ってた三成。
でも、やっぱりそういうこと(秀吉が茶々を側室にしようとする)になってしまい・・・しかも、それを茶々に納得させよ、と命じられ・・・ううっ三成、つらい・・・
それを聞いた茶々は、三成の義のために自分は側室になるから・・・
「今ひとときだけでも、義を捨てて愛に生きておくれ」
と三成にすがりつく・・・そして、重なり合う二人のシルエット・・・
うわっ~~っ!!・・・疾風の言った通りになっちゃったよ・・・あらあらドキドキ
その後“淀”と名を変えた茶々は、子を産み・・・(これってどう考えても、だよなぁ)
忠義を大事にしたはずが、結果的にはしっかり裏切ってる三成だけど・・・
三成@祐飛さまの苦悶する姿が美しすぎて、なぜか切なく苦しいばかりで、責める気になれない・・・
やがて秀吉の死後、天下を分ける関ヶ原の決戦が起こり、家康に寝返る家臣の中で、戦って囚われる三成。
牢獄に繋がれた三成の元へ、疾風に手引きされて会いに来る茶々。
このシーンだけは、さすがにちょっとうるっときました
そして歴史の流れの通り、斬首され死んでいく三成。
ラストは、いつか茶々と二人で見た琵琶湖のつがいのおしどりのように、あでやかに二人寄り添う三成と茶々。
いや~歴史通りではない個所も含めて、よくまとまってわかりやすかったです。
ある意味これも衝撃的だった、ミラーボールがキラキラの“大阪城ロック”(?)ノリノリで楽しかった~
え~と、たぶん7本槍のメンバーってこの宙組の主力メンバーなんでしょうね。
だれがだれだかわからなかったけど、それぞれに個性的な人物像ができててよかったです。
☆組で見慣れた疾風/凰稀さん
お久しぶりです
あいかわらず・・・顔がちっちゃい!!
疾風って、どこから茶々のことが好きだったんでしょうか?たぶん三成より先だろうな~。
そのせいか、えらく三成に対して上から目線で、しかもあの様々な赤裸々な教育的指導(!?)も激しく(結構、それが当たってるからすごいけど)
三成に茶々を任せて、自分は身を引いたんだよね?あの女忍者と関係したのも、茶々を忘れるため??
愛を語らない~それが俺の宿命(さだめ)~孤独を噛みしめる凰稀さん、素敵だった♪
しかし、三成と疾風のツーショットって麗しすぎ!!
♪愛はひとつ 心はふたつ 俺とお前は光と影・・・ってそんなに今まで協力してきたか?
というか・・・どっちかといえば二人とも“影”だよね
茶々/すみ花さん
☆組のねねちゃんと比べ、なんだか落ち着いた感じです。
でも子ども時代から、その成長ぶりがよくわかって上手いなぁと。
三成を好きだからいじめるのか?ダダをこねてみたり、責めてみたり、三成を困らせては、三成が「申し訳ございません」と謝るのが、なんだか○×プレイのようで(でも、実は嫌いじゃない)
だけど、その無邪気さ&小悪魔要素が、かわいい。
三成が一生かけて愛するのが納得できる“お茶々様”だったと思います。
そ・し・て・・・
石田三成/祐飛さま
はあぁぁぁ~~~(←ため息)
登場シーンから、本当に涙が出るほどお美しい
身に付けた衣装もどれもこれも豪華でキラキラでしたが、なによりもその黒髪ロングのビジュアルは、もうこの世のものとは思えないほど美しく輝いておいででした。
なんと言っても感動的だったのは、その、2次元の世界の人のような祐飛さまが・・・私の目の前に~うわぁ~ちゃんと3次元に存在してるぅ~~~~っ!!
茶々を愛しく思いながら自分を必死で抑制する三成も、忠義を重んじながらも茶々を愛することを抑えられず愛に生きる三成も、すごく人間的で見ていて切なかった。
忠義か愛か・・・しかし美しい男が苦悩するのってどうしてこうも絵になるんでしょ
(個人的には、茶々にいろいろ言われて困惑する顔がドツボですぅ)
もちろん戦う姿も雄々しくて、なおかつ囚われて、みだれ髪に髭など生やしたワイルドなお姿もまた格別
・・・生の舞台で観る(しかも初めてのS席!!・・・今までA席&B席しか座ったこともないのに)祐飛さまは、とにかくめっちゃお美しかったです
『ルナロッサ』~夜に惑う旅人~
舞台には紅い月、らくだ、砂漠?
中近東っぽいイメージのレヴュー。エキゾチックな感じが謎めいて・・・
バザールの人混みの中に降り立つコートにテンガロンハットの祐飛さま。
・・・うわぁあ、セクシーでカッコいい~
砂漠の豹、と呼ばれる男たちのダンス。宙組の男役さんたちって、みんな背が高いですね。
大階段の男役さんたちのダンスシーン、きゃぁ~燕尾じゃない!!
スーツ姿もカッコいい~(しかも開襟白シャツ)黒いスーツのみんなの真ん中で、真っ赤なスーツ姿の祐飛さま!!
デュエットダンスの時、短い髪を片手でなでつけながら踊る祐飛さまが、えらく色っぽくて・・・ああ、素敵
祐飛さまが、歌の最後に早口言葉のように歌うのは
♪紅い月燃える夜
あなたも一緒に旅してみませんか♪
う~~~~ん。それって、やっぱり“2次元”だよね・・・
雑誌にしても、映像にしても、柚希さんと他の組のトップさんが並ぶことも多々あって
いつのまにやら他の組のトップさんを拝見することもしばしば
もちろん、どの組のトップさんも美しく華々しくそれぞれに独特のオーラを放っていらっしゃる方ばかり
・・・そんな中、なぜか気になってしかたなかった方。
それは、宙組の大空祐飛さん
先日、WOWOWで放送していた『シャングリラ~水之城~』を観ました。
暗めの舞台上にレザーのロングコートを着て立つその方は、まるでビジュアルバンドのメンバーのようで(?)超カッコいいっ!!(どう見ても、このビジュアルは2次元の世界のものでしょう)
そして、その暗い光を放つあの瞳、キッと睨むようなスッと流すような・・・あの冷やかな、まるで青く燃えるような眼差しに、いつのまにか私はクギづけ!!はっきり言って、近未来系の話は苦手なのに加えて、他の人はまったく目に入っていませんでした・・・
・・・気づいた時はもう、私の脳裏には祐飛さまのお姿が焼きついてしまったのです・・・
(あまりに素敵すぎて今の私には“祐飛さま”としか、お呼びできません)
と、いうわけで・・・
ほとんど突然に、まるで発作のようにいきなり、気づいたら日比谷にいた私
宝塚歌劇 宙組公演 『美しき生涯』/『ルナロッサ』 2011.7.31(日) 15:30開演 東京宝塚劇場
『美しき生涯』~石田三成、永遠の愛と義~
石田三成 大空祐飛
茶々 野々すみ花
疾風 凰稀かなめ
(すみません、宙組初心者なので、他の方はわかりません)
石田三成、といえばあの関ヶ原の合戦ですよね。秀吉の家臣で忠義の男。
でもなぜか茶々(淀君)との関係もいつもビミョウに噂の的(?)
ここでは脚本・大石静さんの、大胆にも二人はお互いに惹かれあい、三成は愛と忠義の間で苦悩する・・・という方向で話は進みます。
三成と茶々。
出会いから、なぜか心惹かれあう二人。
信長の妹・お市の方の娘である茶々。秀吉の側近である三成。
炎上する城から茶々とその妹たちを助ける三成ですが・・・救い出した茶々を労わって肩を貸して休ませる三成は茶々に水を飲まそうと・・・へっ!?なんと、口移しで!!?(別にここでそうしなくても・・・)・・・助けてくれた三成に心を開いていく茶々。
その二人を、じっと見守る甲賀忍者の疾風(はやて)は、茶々の母・お市の方から茶々を守るよう託されるが、自分の想いは封じて生きよう、♪それが忍びの愛~って、疾風も茶々のことを(三角関係かっ!?)
その上、疾風は三成にけしかけるのです。
「いつか秀吉は茶々に手を出すぞ、そうなる前に・・・」
「お茶々様を、抱けっ!!」
きゃーーーーっ!?・・・これって、これってすっごいセリフ。直球すぎる~こんなんあり?
“清く正しく美しい”この宝塚で、すっごいインパクト大!!(☆組の『激情』のあのベッ○インシーンと同じくらい衝撃的)
「つまらんことを言うな。おまえの指図は受けん」・・・と言ってた三成。
でも、やっぱりそういうこと(秀吉が茶々を側室にしようとする)になってしまい・・・しかも、それを茶々に納得させよ、と命じられ・・・ううっ三成、つらい・・・
それを聞いた茶々は、三成の義のために自分は側室になるから・・・
「今ひとときだけでも、義を捨てて愛に生きておくれ」
と三成にすがりつく・・・そして、重なり合う二人のシルエット・・・
うわっ~~っ!!・・・疾風の言った通りになっちゃったよ・・・あらあらドキドキ
その後“淀”と名を変えた茶々は、子を産み・・・(これってどう考えても、だよなぁ)
忠義を大事にしたはずが、結果的にはしっかり裏切ってる三成だけど・・・
三成@祐飛さまの苦悶する姿が美しすぎて、なぜか切なく苦しいばかりで、責める気になれない・・・
やがて秀吉の死後、天下を分ける関ヶ原の決戦が起こり、家康に寝返る家臣の中で、戦って囚われる三成。
牢獄に繋がれた三成の元へ、疾風に手引きされて会いに来る茶々。
このシーンだけは、さすがにちょっとうるっときました
そして歴史の流れの通り、斬首され死んでいく三成。
ラストは、いつか茶々と二人で見た琵琶湖のつがいのおしどりのように、あでやかに二人寄り添う三成と茶々。
いや~歴史通りではない個所も含めて、よくまとまってわかりやすかったです。
ある意味これも衝撃的だった、ミラーボールがキラキラの“大阪城ロック”(?)ノリノリで楽しかった~
え~と、たぶん7本槍のメンバーってこの宙組の主力メンバーなんでしょうね。
だれがだれだかわからなかったけど、それぞれに個性的な人物像ができててよかったです。
☆組で見慣れた疾風/凰稀さん
お久しぶりです
あいかわらず・・・顔がちっちゃい!!
疾風って、どこから茶々のことが好きだったんでしょうか?たぶん三成より先だろうな~。
そのせいか、えらく三成に対して上から目線で、しかもあの様々な赤裸々な教育的指導(!?)も激しく(結構、それが当たってるからすごいけど)
三成に茶々を任せて、自分は身を引いたんだよね?あの女忍者と関係したのも、茶々を忘れるため??
愛を語らない~それが俺の宿命(さだめ)~孤独を噛みしめる凰稀さん、素敵だった♪
しかし、三成と疾風のツーショットって麗しすぎ!!
♪愛はひとつ 心はふたつ 俺とお前は光と影・・・ってそんなに今まで協力してきたか?
というか・・・どっちかといえば二人とも“影”だよね
茶々/すみ花さん
☆組のねねちゃんと比べ、なんだか落ち着いた感じです。
でも子ども時代から、その成長ぶりがよくわかって上手いなぁと。
三成を好きだからいじめるのか?ダダをこねてみたり、責めてみたり、三成を困らせては、三成が「申し訳ございません」と謝るのが、なんだか○×プレイのようで(でも、実は嫌いじゃない)
だけど、その無邪気さ&小悪魔要素が、かわいい。
三成が一生かけて愛するのが納得できる“お茶々様”だったと思います。
そ・し・て・・・
石田三成/祐飛さま
はあぁぁぁ~~~(←ため息)
登場シーンから、本当に涙が出るほどお美しい
身に付けた衣装もどれもこれも豪華でキラキラでしたが、なによりもその黒髪ロングのビジュアルは、もうこの世のものとは思えないほど美しく輝いておいででした。
なんと言っても感動的だったのは、その、2次元の世界の人のような祐飛さまが・・・私の目の前に~うわぁ~ちゃんと3次元に存在してるぅ~~~~っ!!
茶々を愛しく思いながら自分を必死で抑制する三成も、忠義を重んじながらも茶々を愛することを抑えられず愛に生きる三成も、すごく人間的で見ていて切なかった。
忠義か愛か・・・しかし美しい男が苦悩するのってどうしてこうも絵になるんでしょ
(個人的には、茶々にいろいろ言われて困惑する顔がドツボですぅ)
もちろん戦う姿も雄々しくて、なおかつ囚われて、みだれ髪に髭など生やしたワイルドなお姿もまた格別
・・・生の舞台で観る(しかも初めてのS席!!・・・今までA席&B席しか座ったこともないのに)祐飛さまは、とにかくめっちゃお美しかったです
『ルナロッサ』~夜に惑う旅人~
舞台には紅い月、らくだ、砂漠?
中近東っぽいイメージのレヴュー。エキゾチックな感じが謎めいて・・・
バザールの人混みの中に降り立つコートにテンガロンハットの祐飛さま。
・・・うわぁあ、セクシーでカッコいい~
砂漠の豹、と呼ばれる男たちのダンス。宙組の男役さんたちって、みんな背が高いですね。
大階段の男役さんたちのダンスシーン、きゃぁ~燕尾じゃない!!
スーツ姿もカッコいい~(しかも開襟白シャツ)黒いスーツのみんなの真ん中で、真っ赤なスーツ姿の祐飛さま!!
デュエットダンスの時、短い髪を片手でなでつけながら踊る祐飛さまが、えらく色っぽくて・・・ああ、素敵
祐飛さまが、歌の最後に早口言葉のように歌うのは
♪紅い月燃える夜
あなたも一緒に旅してみませんか♪
う~~~~ん。それって、やっぱり“2次元”だよね・・・
確実に新しい世界が広がっていやしませんか?
・・・落ちました?
たぶんね~現実にはないものが欲しいんでしょうね
“夢が見たい。きれいな夢が。”って感じです
美しき生涯。突っ込みどころ満載な話でしたが
祐飛さんのビジュアルで押し切りましたね
私は観劇は歌重視なんですが宝塚をみると
美しければそれでいいっていうか
美しさってすべてを凌駕するんだなって思います
歴史の中の逸話にスポットを当てて、ここまで“愛の物語”に仕上げちゃうところがすごいですよね。
私は今回、とにもかくにも“美しき祐飛さま”が観れて大満足ですが
はい。完全にミーハーです(笑)