既成概念

以前にも書いたように、私は未だに、娘その２のお古のウォークマンを愛用しています
自転車に乗りながらは聴けないので（たぶん交通違反になる？）一人で電車で出かける時限定ですが。

そして、電車の中でイヤホンから流れる音に入り込んで、いつのまにかその音楽の世界にトリップしていることもしばしば。
私自身が、他の人のそんな様子を見ることもあるので、そんな時はふっと気がついて自分自身に赤面してしまうこともあるのですが
よくよく考えてみれは、外から私を見ている人は、私が聴いている音楽は聴こえないわけで・・・私が何を聴いて“悦に入って”いるのか知らないんですよね。

見た目通りの“おばちゃん”な私が聴いている音楽・・・まさか、それがフランス語のミュージカルだったり、イマドキの若者たちが聴く若いロックバンドのロックだったり、とは・・・絶対に想像しないだろうなぁ

そう思うと、案外、人って勝手に他の人に対して“思い込み”をしているというか、ある種の“既成概念”をもっているというか。



先日、職場のある男性社員さんから頼まれて、CSチャンネルでしか放映しないあるライブを録画してあげました。彼は、そのライブに実際に行っていたので、どうしても（自分も映ってるかもしれない？と）もう一度観たかったらしく・・・
DVDを手渡して「編集しながら私も一度観たけど、やっぱりギターテクがすごいね～それに照明使いがすっごくカッコいい。やっぱりAXでのライブは盛り上がるね～！！」と普通に言ったら

彼「えっ！？○○さん、SHIBUYA-AXなんて知ってるの？」

私「・・・」


ほらほら、それって“既成概念”
おばちゃんはそんなところに行ったことなんてない、と思ってるでしょ？

ふ、ふ～～んだ
バリバリ行ったことあるもんね
SHIBUYA-AXだけじゃなく、赤坂BLITZだって、ZEPP TOKYOだって。
・・・誰のライブで行ったかは言わないけどね