秋生のEtude

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『レ・ミゼラブル』 2015 5/17(日) マチネ

2015年05月19日 21時23分40秒 | 『レ・ミゼラブル』
一度だけ観たいと思ったのです。やっぱり大好きな舞台なので
今回のキャストのこだわりは、岸さんのジャベールと海宝くんのマリウス!!
・・・というわけで、この日の観劇となりました。


『レ・ミゼラブル』 2015.5.17(日) 13:00開演 帝国劇場



バルジャン        吉原光夫
ジャベール        岸 祐二
ファンティーヌ      和音美桜
エポニーヌ        昆 夏美
マリウス         海宝直人
コゼット         磯貝レイナ     
アンジョルラス      上山竜治
テナルディエ       KENTARO
マダムテナルディエ    森公美子
ガブローシュ       松本涼真
リトルコゼット      吉村宇楽
リトルエポニーヌ     加藤希果


前回の『レミゼ』観劇は2013年でした。
新演出ヴァージョンになって2度目の観劇。旧ヴァージョン(こういう言い方ってヤダ)をこよなく愛していた身としては、まだまだ違和感があったものの〝ああ『レミゼ』だぁ”と久々に帝劇の舞台を満喫しました。
オケは以前ほどの大迫力は感じなかったけれど、2階席で聴く音楽も歌声もクリアできれいでした。
が、舞台はあいかわらず暗い。広い舞台を奥行重視で使っているので、ある意味、ちょっともったいないようにも思えるけど、舞台中央を見れば全部がわかる感じ。
背景のCG映像はそれなりに迫力があって・・・でも現代風だなぁ。

キャスト別の感想としては
光夫バルジャン
・・・あいかわらずいい声!!やっぱり好き。すっごく私好み
司教さまのところから逃げる時は、♪逃~~げ~~た~~~~と、すごいロングトーン!!
「独白」は息づかいも荒く激しかった。
なのに、聴かせどころの「彼を返して」は・・・う~~ん。優しいんだけどちょっと軽めかなぁ
手紙を持ってきたエポが女の子とわかると、すごく優しくなる。

岸ジャベール
楽しみにしていた岸さんのジャベール。
なかなか熱いジャベールでした。法と正義がにじみ出てる(?)
バリケードに入り込む時の♪昔は~俺も~戦った~、に思わず〝そうだったね~”とツッコミを入れてしまった・・・(これでも岸アンジョの大ファンです

和音ファンティーヌ
歌声がすばらしい。聖女のようなファンテでした。
工場を追われ・・・身を売るファンテ・・・え~っ!?最初のお客が、まさかの工場長!?
これって、今回から?・・・ううっ。なんっつ~容赦ないエグい設定なの~
ベットの上でコゼットを思い歌う儚げな姿にはやっぱり涙・・・

昆エポニーヌ
初めて。かわいい。ただ・・・すごく子供っぽい(というか子供に見えちゃうんだな)マリウスが妹扱いしかしないのが納得。ただし、歌声はやっぱりすばらしい。
「オン・マイ・オウン」は途中の♪知ってる~から、ガラッと切ない。強さの中にマリウスへの愛がいっぱい。
「恵みの雨」はマリウスに抱かれてずっと微笑んでいて・・・聖子エポを思い出した。

海宝マリウス
今回、一番期待していた海宝くん・・・きれいな声
正統派ですね。生真面目なイメージで、髪型は普通に短髪(ちょっと見、キスマイあたりにいそう?)
ヘタレっぷりもなかなか。バリケードの中で仮眠するときは(←そこ?)机に突っ伏して。
「カフェソング」・・・舞台の上には無数の灯火。それが仲間の数。歌詞にはあるのに・・・テーブルもイスもないのね

上山アンジョルラス
こちらもいいお声。ちょっと見、EXELE系?若い(あ、学生のリーダーだから、若くいいのか
ただなぁ、あんまりカリスマ性は感じなかったなぁ。

磯貝コゼット
かわいかったです。やっぱり声がきれい。
昆エポとのバランスの関係か、とってもお姉さんに見えました。(だいたい、エポとコゼットって、同じ年頃だよね?)

KENTAROテナ&モリクミテナ夫人
KENTAROさんはコミカルな悪人。モリクミさんは・・・やっぱ迫力。
バルジャンが来たとき、香水ふって色仕掛け?(そういう方向性なのか?)
コゼットの名前を間違えるテナは、映画仕様?
結婚式には、本物のウエディングケーキが登場。(もちろん食べる。ちょこっとモリクミさんが。)
♪オカマか~と歌ったあと、テナはその彼にブチュっと


その他、バリケードのシーンはやっぱり悲しい。一人ずつスポットが当たり撃たれる学生たち。
ガブローシュがバリケードの向こう側で歌っているシーンは、姿が見えないから、初めて観る人は想像しずらいんじゃない?バリケードを登ってきた瞬間に撃たれて息耐えるなんて、すごい見せ場だと思う。(もしかしてアンジョ以上?)
そしてとにかくみんな、声がきれい。コーラスもバッチリ。

いろんな意味で、映画版を基本にしてるのかな、と思いました。衣装とかセットとか演技プランとか。
そういえば、よくよく劇場を見渡すと若い人が多かった気がする。映画を見た人が興味を持って、劇場に来てくれたんだとしたら、映画に近いほうが親近感持てるよね。(私はどこの関係者なのか?)
男性のお客さんも多くて、私の隣の席の30代男性はラストシーンでメガネを外して涙をぬぐっていました。
旧ヴァージョンを何度も観たからこそ、私はそれが基本になってしまっているけど、これから観る人は、この新ヴァージョンが『レミゼ』の基になるんだよね。

次の『レミゼ』に♪いつ会えるのか~
わからないけど、観れてよかった・・・





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