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私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

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2019年2月11日(月)鳥の海

2019年02月11日 | 鳥の海

■2019年2月11日(月)9:57-11:43【天気】晴れ【【レンズ】EF500Ⅱ
【場所】鳥の海
【種名】オオハクチョウ,オカヨシガモ,ヒドリガモ,マガモ,カルガモ,オナガガモ,コガモ,キンクロハジロ,スズガモ,クロガモ,ウミアイサ,カンムリカイツブリ,ハジロカイツブリ,シロエリオオハム,カワウ,ダイサギ,オオバン,シロチドリ3,ダイシャクシギ2,ホウロクシギ1,ハマシギ23+,ユリカモメ,ウミネコ,カモメ,オオセグロカモメ,ウミスズメ,ミサゴ,トビ,ノスリ,ミヤマガラス,ハシボソガラス,ハシブトガラス,ヒバリ,ムクドリ,ツグミ,スズメ,ハクセキレイ,ホオジロ(17科38種)
【メモ】越冬しているホウロクシギとダイシャクシギを近くで見たいと思ってこれまでも何度か行ったが,いつも船溜まりの護岸にいるので,小さくしか見えなかったが,今日は水路の防波堤にいたので,近くで見ることができた。ダイシャクシギとホウロクシギは腹部の斑模様がそもそも違うが,遠くからでは分からない。もちろん腰が白いのがダイシャクシギだが,飛ばなければ分からない。チュウシャクシギを大きくしたのがホウロクシギという感じで,チュウシャクシギを大きくしてもダイシャクシギにはならない(何のこっちゃという感じだが,そういう感じ)。それから,ダイシャクシギ2羽で羽衣が一方が全体的に褐色がかり,片方は,どちらかというと黒褐色と白のコントラストがあるが,結局,どちらも成鳥の感じだし,よくわからない。嘴も9月頃見るように短い幼鳥ではない感じだ。結論から言うと飛んだときに2羽は腰が白く,1羽は白くなかったので,ホウロク1ダイシャク2というところ。
【写真】

  

オカヨシガモ♂で一方は雨覆いのエンジ色がないので幼鳥/カンムリカイツブリ成鳥冬羽/スズガモ♂

  

ウミネコとオオセグロカモメ/オオセグロカモメ1W褪色/クロガモ♂

  

手前がホウロクシギ/ダイシャクシギのもう一方の個体

  

2羽ダイシャクシギ,後ろホウロクシギ/手前ホウロクシギ/腰が白いのがダイシャクシギ

  

ハマシギ冬羽/海鳥がたくさんいた/オカヨシガモ成鳥

  

オカヨシガモ成鳥  オオハクチョウ成鳥幼鳥/ミヤマガラス


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2019年1月13日(日)・14日(月)鳥の海

2019年01月13日 | 鳥の海

■2019年1月13日(日)・14日(月)【天気】曇り時々晴れ【【レンズ】EF500Ⅱ
【場所】鳥の海
【種名】マガモ,オナガガモ,ハジロカイツブリ,カンムリカイツブリ,ダイゼン1,ハマシギ50+,ユリカモメ,ウミネコ,カモメ,セグロカモメ,オオセグロカモメ,ミサゴ,トビ,ノスリ,ケアシノスリJ,チョウゲンボウ,ハヤブサ,ミヤマガラス,ムクドリ,ツグミ,イソヒヨドリ,スズメ,カシラダカ(15科23種)
【メモ】鳥の海にカモメ類を見に行ったが,やはり,数が少ないカモメはおらず,いつもの常連だけだった。銚子漁港ではほとんどがセグロカモメだが,こちらの方はオオセグロカモメがメインだ。亘理大橋下の河口干潟に群れているカモメ類にはセグロカモメも多いようだだ,漁港内は数が少ない。双眼鏡で見ていたら,チドリのやや大きいのが駐車場近くに降りたのを見つけたので,ぐるっと回って行くとダイゼンだった。芝生で餌を捕っていたが,途中で何かに引っかかって危うく転ぶところを,かろうじて飛んで着地した。以前,赤沼でオオジシギが泥に足を取られてべたっと転び,近くにいたタシギが驚いているのを写真に撮ったことがあり,いつだったかは鳥の海でチョウゲンボウが枝から飛ぼうとして,足が枝に引っかかり,逆さ宙づりになったのをこれも写真に撮ったことがあったが,人間同様鳥も転ぶようだ。さて,そろそろ11時になるので,ケアシノスリを探しに行くと,だいたいいつもの場所でホバリングしていたので,撮影した。とりあえずいろいろいたので,やや満足して帰った。
【写真】

  

ハジロカイツブリ  セグロカモメ  南屏風岳

  

餌を探しながら歩いて窪みに足を取られ,何とかバランスを取ったダイゼン

  

  

ケアシノスリとチョウゲンボウ

  

カシラダカ    キジ♂      イソヒヨドリ♂ 


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2018年12月24日(月)鳥の海

2018年12月24日 | 鳥の海

■2018/12/24(月)9:2910:38【天気】晴れ時々曇り 【レンズ】500Ⅱ
【場所】鳥の海
【種名】オオハクチョウ,オカヨシガモ,ヒドリガモ,マガモ,カルガモ,オナガガモ,コガモ,スズガモ,クロガモ,ウミアイサ,カンムリカイツブリ,ハジロカイツブリ,キジバト,アビ,カワウ,アオサギ,ダイサギ。オオバン,シロチドリ3,ダイシャクシギ成1幼1,ホウロクシギ幼1,イソシギ2,ハマシギ60+,ユリカモメ,ウミネコ,カモメ,セグロカモメ,オオセグロカモメ,ウミスズメ,ミサゴ,トビ,ノスリ,コチョウゲンボウ♂,ハヤブサ,ミヤマガラス,ハシボソガラス,ハシブトガラス,ヒバリ,ムクドリ,ツグミ,イソヒヨドリ♂,スズメ,ハクセキレイ,カワラヒワ,ホオジロ,カシラダカ,アオジ(22科47種)
【メモ】前日,曇りだったが海鳥がたくさんいたので,今日は天気もいいし,もっといい条件で観察できると考えたのが甘かった。うきうきして行ったが,海を見てショック。確かに青空できれいだが,波が荒く,海鳥がほとんどいない。かろうじて常連は観察できたが,水路にも入ってきていない。しかたがないので,河口に行ったがカモメ類はなしで,亘理大橋の下にいつものように混群がいた。しかし,これも例によって遠く,とりあえず種類は識別できるというレベルだった。ただし,波濤を越えるカモメやユリカモメの大群が長い列になって波濤を飛んでいく姿はとても美しかった。
【写真】
  
■大沼でもこんな感じで魚を飲み込んでいるのをよく見かける。
  
■カンムリカイツブリ成鳥冬羽
  
■ユリカモメ/カモメ第1回冬羽/オオセグロ,セグロ,ユリ,ウミネコ,カモメがいる。



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2018年12月23日(日)鳥の海

2018年12月23日 | 鳥の海

■2018/12/23(日)8:41-10:57【天気】曇り 【レンズ】500Ⅱ
【場所】鳥の海
【種名】キジ♂,オオヒシクイ1,コハクチョウ,オオハクチョウ,オカヨシガモ,ヒドリガモ,マガモ,カルガモ,コガモ,オナガガモ,クロガモ,ホオジロガモ,ウミアイサ,カンムリカイツブリ,ハジロカイツブリ,キジバト,アビ,カワウ,アオサギ,ダイサギ,オオバン,ダイゼン,シロチドリ,ダイシャクシギ成鳥1幼鳥1,ホウロクシギ幼鳥1,イソシギ,ミユビシギ,ハマシギ,ユリカモメ,ウミネコ,カモメ,セグロカモメ,オオセグロカモメ,ウミスズメ,ミサゴ,トビ,チュウヒ,ノスリ,チョウゲンボウ,コチョウゲンボウ,ハヤブサ,ミヤマガラス,ハシボソガラス,ハシブトガラス,ヒバリ,ヒヨドリ,ムクドリ,ツグミ,スズメ,ハクセキレイ,カワラヒワ,ホオジロ,カシラダカ(24科53種)
【メモ】最初に阿武隈川の河川敷公園に行ってみた。朝靄の中,ハクチョウに混じってオオヒシクイが1羽いた。それから水路の防波堤に移動して,カモメを観察したが,珍しいものはいなかった。銚子漁港では圧倒的にセグロカモメが多いが,県内はセグロは少なくオオセグロカモメが多く,繁殖もしている。シギチはいつもいる種類だったが,ダイシャクシギが3羽いた。海を見ると海鳥がたくさんいたので,温泉の方に行って,防波堤の先端から観察すると,ウミスズメとクロガモの大群が幾重にも重なって沖までいて,活発に飛び回っていた。その間に確認できたのではアビをはじめ,おそらくシロエリオオハムとかがいたはずだ。マダラウミスズメをひたする探したが見つけることはできなかった。ビロキンも同じ。帰りに防波堤の下を1羽のウミスズメがぷくぷく浮いていたのでかなりの枚数を撮影したが,以前閖上漁港で,至近距離で撮影しているので,あまり熱心には撮影せず帰ってきた。
【写真】
  
■オオヒシクイ/ランディングするカモメとウミネコ。セグロカモメ,オオセグロカモメ,ウミネコがいる/オカヨシガモ
  
■クロガモ/アビ。連続して撮影したが,嘴は明らかに反っていた。浮かんでいるのもほとんどアビだったので,とりあえずアビにした。/ウミスズメ
  
■海鳥の海/ウミスズメ



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2018年10月23日(火)鳥の海

2018年10月23日 | 鳥の海

■2018/10/23(火)9:34-11:10【天気】晴れ 【レンズ】500Ⅱ
【場所】鳥の海,周辺田圃
【種名】ヒドリガモ,マガモ,カルガモ,カイツブリ,カンムリカイツブリ,ハジロカイツブリ,カワウ,アオサギ,ダイサギ,コサギ,オオバン,ダイゼン幼羽6,シロチドリ4,ホウロクシギ2,ハマシギ18,ウミネコ,オオセグロカモメ,ミサゴ,トビ,ハヤブサ,モズ,ミヤマガラス,ハシボソガラス,ハシブトガラス,ヒバリ,ムクドリ,スズメ(16科27種)
【メモ】ミヤコドリ1羽も数日前に観察されているが,この日は見ることができなかった。ホウロクシギが2羽いて,最初よく見つけられなかったが,ジェット機の音に驚いて,伏せていたため嘴の長い1羽は見つけたが,採餌を始めてから近くにもう1羽いるのがわかった。ここ数年シギチの大群があまり見られなくなっているのが気がかりだ。帰り道でミヤマガラスの群れを今シーズン初めて見た。小さいカラスはこの時点では混じっていない感じだった。
【写真】
  
■カワウ/シロチドリ/ハマシギ冬羽
  
■腋羽の黒が特徴的なダイゼンとハマシギ。ダイゼンは幼羽。ムナグロより淡い黄褐色が混じっている。
  
■ダイサギの群れ/オオセグロカモメ第1回冬羽/今シーズン初認のミヤマガラス
  
  
■嘴がより長い個体(1番目と6番目)とそれよりやや短い個体の2羽が一緒に採餌していたが,嘴の長い方はカニを探してはいるが,ちっとも捕まえられず,一方はどんどん見つけて食べていた(写真2~5番目)。しばらく観察していたが,全然獲れないので,いったいこの差は何?みたいに表しまった。



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2018年7月22日(日)鳥の海

2018年07月22日 | 鳥の海

■2018/7/22(日)16:38-17:08【天気】晴れ時々曇り 【レンズ】500Ⅱ
【場所】鳥の海
【種名】カルガモ,カワウ,アオサギ,ダイサギ,カラシラサギ2,シロチドリ1,オオソリハシシギ1,ウミネコ,オオセグロカモメ,ミサゴ,トビ,ノスリ,ヒバリ,ツバメ,セッカ,ムクドリ,スズメ,(13科17種)
【メモ】日中は暑いので,夕方カラシラサギを見に行った。目先の色が2羽で違っていて,図鑑を見ると夏羽と冬羽のようだった。盛んに飛び跳ねては,小魚を捕ろうとしていたが,頭を水の中に入れて,じっくり水中を見て,小魚をくわえた方が確率がいいようだった。干潟と砂浜にはオオソリとシロチ♂がいた。海岸までは行かなかったので,シギチはこの2羽しか見なかった。堤防の陰にもいなかった。カラシラサギは,県内では毎年かそれに近い確率で,鳥の海や蒲生で観察されているようだが,自分としてはしばらくぶりの観察だった。
【写真】
  
  
  
■カラシラサギ2羽
  
■図鑑によれば,Ad-WとAd-Sになる。足の色もSは黒いがWは薄くなっている。
  
■中央の写真の個体がAd-S
  
■オオソリハシシギAd-S♀/ミサゴ/カワウ,アオサギ,オオセグロカモメ第2回冬羽移行中の個体。擦れて褪色し白くなっている。



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2018年5月16日(水)鳥の海

2018年05月16日 | 鳥の海
■2018/5/16(水)15:25-17:30【天気】晴れ 【レンズ】500Ⅱ
【場所】鳥の海
【種名】カルガモ,チュウダイサギ,ダイゼン,オオソリハシシギ,チュウシャクシギ,ホウロクシギ1,キアシシギ,キョウジョシギ,ウミネコ,コアジサシ2(5科10種)
【メモ】午後から閑をもらって(というか前日仕事が11時頃までかかったので),鳥の海にやってきた。しかし,満潮の時間が迫っていて,あまりゆっくりも見られなかったが,潮が満ちて,止まるところがなく右往左往しているシギチの群れを見るのもまたおもしろかった。トウネンやメダイ,ハマシギの姿はなく,きっと蒲生へ行っているかもしれないと思った。砂浜から戻る途中,コアジサシが2羽干潟の方に海から飛んでいった。防波堤に止まるシギチの群れが壮観だった。これで,とりあえず春の渡りの鳥の海のシギチ観察は終わりとした。
【写真】
  
■オオソリ,ホウロク,チュウシャクシギだが,キアシとキョウジョ♀もいた。
  
■キアシとキョウジョシギがいる/ハマエンドウとコウボウムギ
  
■ダイゼン冬から夏羽/潮が満ち,シギたちはテトラポッドなどに止まっている。大半は水路の防波堤に移動している。
  
■時間が過ぎて,温度が下がり,空気が少しクリアになったので,同じ場所で撮影したが,ピントが合うようになってきた。ヘリが近くを飛んで,みんな逃げて行ってしまった。もう少しじっくり見たかったが。
  
■ハマボウフウ/ハマニンニク/???
  
■夕暮れ時,干潟の周辺の畑や牧草地で採餌するチュウシャクシギ/ウミネコ成鳥/防波堤で休むシギチ。ホウロクシギもいる。


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2018年5月5日(土)鳥の海

2018年05月05日 | 鳥の海
■2018/5/5(土)8:55-10:25【天気】晴れ 【レンズ】500Ⅱ
【場所】鳥の海
【種名】ヨシガモ3ペア+,ヒドリガモ,カルガモ,コガモ,スズガモ,キジバト,カワウ,チュウダイサギ,コサギ,ダイゼン4,メダイチドリ6,オオソリハシシギ13(コシジロらしき個体1含む),チュウシャクシギ35+,ホウロクシギ1,キアシシギ6,イソシギ1,ウミネコ,オオセグロカモメ,ミサゴ,トビ,カワセミ,モズ,ハシボソガラス,ハシブトガラス,ヒバリ,ツバメ,ヒヨドリ,オオヨシキリ,セッカ,ムクドリ,スズメ,ハクセキレイ,ホオアカ(20科33種)
【メモ】5月1日から5日になって,シギチの種類と個体数に変化が出るはずと思って出かけた。ヨシガモがまだ残っていて,シギチで言えばキアシシギがやっと見られるようになった。オオソリを見ているのはコシジロを探しているからで,今回,それらしきのが1羽いたが,近くで撮影していないので何とも言えない。白い部分の出方は,一緒にいるチュウシャクシギの背から腰のパターンと同じなので,他の12羽のオオソリハシシギのパターンとは違うので間違いはないと思う。今日の鳥は何といってもヒヨドリの渡りだった。4月頃からたびたび見るが,今日のヒヨドリは見事だった。いつもはたいてい,南から北へ渡っていくが,今日は干潟を東から西に向かい,途中で曲がって南西方向に飛び,周回堤防を越えていく姿も見事だった。
【写真】
  
■ヨシガモ,ヒドリガモ,コガモ,カルガモ/チュウシャクシギ/カルガモ,アオアシシギ夏羽,キアシシギ夏羽
  
■チドリ2種シギ3種いる/キアシシギ夏羽/チュウダイサギ
  
■オオソリハシシギ成鳥夏羽♂と♀
  
■ヒヨドリの渡り
  
■オオソリハシシギの群れの中にコシジロらしき個体が1羽


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2018年4月21日(土)鳥の海

2018年05月02日 | 鳥の海
■2018/4/21(土)7:15-9:38【天気】晴れ 【レンズ】500Ⅱ
【場所】鳥の海
【種名】キジ,ヨシガモ,ヒドリガモ,マガモ,カルガモ,オナガガモ,コガモ,スズガモ,ホオジロガモ,ウミアイサ,カイツブリ,カンムリカイツブリ,ハジロカイツブリ,キジバト,カワウ,アオサギ,ダイサギ,チュウダイサギ,コサギ,オオバン,ダイゼン冬羽2,コチドリ4,シロチドリ8,メダイチドリ35,オオソリハシシギ♂3♀7,チュウシャクシギ29,ホウロクシギ1,アオアシシギ2,キョウジョシギ♂夏羽1,オバシギ夏羽2,ミユビシギ4,ハマシギ25,ウミネコ,オオセグロカモメ,ウミスズメ,トビ,カワセミ1,モズ,カケス,ハシボソガラス,ハシブトガラス,ヒバリ,ツバメ,ヒヨドリ,ウグイス,セッカ,ムクドリ,ツグミ,スズメ,ハクセキレイ,カワラヒワ,ホオジロ,ホオアカ,アオジ,オオジュリン(25科55種)シギチ総数123 今後増えていくだろう!
【メモ】今日は朝からゆとりをもっていろいろ見たので55亜種・種と50種を突破した。小鳥類ではホオジロ科の3種が元気よく鳴いていたのが印象に残った。潮が満潮から引き始めだったので,最初に閘門から除くとホウロクシギ1羽とチュウシャクシギの群れが堤防下の少し遠くの方にいたが,向こうからオオソリの群れがやって来て,一緒にすぐ近くの干潟におりたので,全羽数種類(ハマシギ,キョウジョシギ,メダイチドリグループを除く)を観察することができた。アオアシシギは写真には1羽しか写っていないが,別の時間帯に2羽いたので2とした。そこでしばらく見ていると,そこから飛び立ち,ぐるぐる干潟を回って,何と自分が見ている堤防のすぐ近くの堤防に次々にランディングした。近すぎたのでちょっと後ずさり,そのまま正面からだと一部しか移らないので,さらに道路端に遠ざかり,撮影したがかかなり壮観だった。一度また全数飛び,ちょっと離れたところにまた止まったので,遠くから撮影して終わり,いったんフラミンゴに頼まれたホッキ飯弁当を買いに行ったが,さすがに8時ではできておらず,注文だけして,海岸の方の干潟に行き,防潮堤からドローンを飛ばして(あとでより大きなエンジン付きの人が乗っているものも飛んでいたが)撮影し,水路を分ける防波堤の上を行くと,水路側にたくさんのハマシギやチュウシャクシギが採餌していた。それから干潟に戻ると,ハマシギ,メダイグループにキョウジョシギが1羽混じった群れが採餌していた。おかげで海岸には行かず(たぶんいないと思い),ここで終了とした。防潮堤の上から海を見たときにはウミスズメやウミアイサの姿がちらほら見えた。帰りにホッキ飯弁当を買って帰った。
【写真】
  
■チュウシャクシギ,オオソリハシシギ,オバシギ,アオアシシギの群れ/コシジロはいない
  
■中央がオバシギ2羽/堤防にランディング/すぐ近くの堤防に集まってきた。
  
■オオソリハシシギの飛翔とランディング
  
■オオソリ夏羽♂のランディング続き/オバシギ夏羽
  
■チュウシャクシギのランディングと群れ
  
■潮が引き始め,オオソリとチュウシャクは蛭島の干潟に移動して採餌/海岸側干潟近くのメダイとハマシギの群れ
  
■キョウジョシギ夏羽♂も群れに混じっていた/飛んですぐ近くの干潟で採餌を始めた。


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2018年5月1日(火)鳥の海

2018年05月01日 | 鳥の海
■2018/5/1(火)4:33-5:41【天気】晴れ 【レンズ】500Ⅱ
【場所】鳥の海
【種名】ヨシガモ,ヒドリガモ,カルガモ,コガモ,スズガモ,キジバト,カワウ,アオサギ,チュウダイサギ,コサギ,ダイゼン4,コチドリ2,シロチドリ4,メダイチドリ41,オオソリハシシギ13,チュウシャクシギ106,ホウロクシギ1,ミユビシギ2,トウネン8,ハマシギ56,ウミネコ,オオセグロカモメ,コアジサシ2,アジサシSP1,トビ,ハシボソガラス,ハシブトガラス,ヒバリ,ツバメ,ヒヨドリ,セッカ,ムクドリ,スズメ,ハクセキレイ,ホオジロ,ホオアカ,アオジ(17科37種)
【メモ】
さて,蕪栗沼から蒲生に行くと,干潟はほとんど干上がっている状態で,カルガモやカワウさえいない。落胆して鳥の海に向かう。日はまだ落ちる気配がなかったので,まあ,何とか見えるだろうと思い,東部道路を走った。現地に着くとやや夕暮れ時の気配が漂い,遠くに見える水路の防波堤にはチュウシャクシギの大群とオオソリハシシギ,一番右端にホウロクシギ1が止まっていた。満潮前の干潟のほんの少しのところにシギチが集まっているのが見えた。たいていここから砂地にはメダイが集まっているので注意しながらゆっくり近づくと,逆光の渚にはチュウシャクシギ,オオソリハシシギ数羽とダイゼンが4羽いた。砂浜から石ころが多いハマヒルガオ,コウボウムギ,コウボウシバが繁茂しているところにかけて,メダイやトウネン,ミユビシギがいたが,その中に2羽,ちょっと違和感を覚えるトウネンタイプのシギがいたが,一方はまるで冬羽風で,一方は夏羽だった。ヨロネンの可能性があると思い,まずは写真をたくさん撮っておいた。これが夏羽だけだったら,あまり混乱もしないのだが,一つ分からないのがいると,とたんに既存の知識体系が崩れてしまう。そのうち,砂浜から群れが飛び立ち,こんなにいたのかと思うほどの群れが防潮堤を越えて海岸の砂浜の方に飛んでいった。逆光の中,蛭島に群れるウミネコの大群をバックに防波堤に群れるチュウシャクシギの群れを撮影した後,防潮堤を上り,上からシギの群れの場所を確認して遠回りに砂浜から群れに近づいた。そこで,やっと先ほどのヨロネンらしいシギを2つ見つけてじっくり観察し,あとはメダイやハマシギの大群を見て終わりにした。最後に,夕暮れの防波堤を歩き,遠くからチュウシャクシギなどの群れを双眼鏡で見て,帰ろうとしたところ,頭上でコアジサシの鳴き声がしたので,見上げると3羽ほどいたので逆光だったが,証拠写真に1個体撮影し,帰宅した後に見たら,あまりに翼が長く,いろいろ考えた末,この時期,鳥の海に来るのは,クロハラアジサシ,アジサシ,コアジサシの3種なので,翼の長さと全体のフォルムから見てたぶんアジサシに近いかなと結論づけた。昼間だったらすぐ分かったのだけれど。
 結局,この怪しげなシギを識別するのに25日を要し,いったんアップしたが,怪しくなったので削除し,写真をお送りし,またまた,いろいろ教えていただいて識別していただいたところ全部トウネン(ヨロネンでもヒレアシでもない)ということでした。この時期スタンダードな羽衣のトウネンを頭に入れていると,他のものが別種に見えてしまう。特徴を一つ一つ見ればトウネンと動かしがたいのだが,迷うとこうなってしまう。やはりそういうときは,お聞きするのが一番だと改めて思った。いつもながら適切なご指摘に感謝です。
【写真】
  
■ダイゼンとチュウシャクシギのシルエット/ダイゼン4羽/トウネン夏羽4,ミユビシギ夏羽2で,ミユビシギに隠れて1羽いた。
  
■トウネン夏羽とは明らかに立ち姿が違う。しかも夏羽ではないので,何だかよく分からない・・・が結局トウネン。
  
■かわいい感じで足が華奢な感じ。/ミユビシギ夏羽。以前は大群が見られたのだが。/右手に移動して,次に出たのがこれ。手前はトウネン夏羽だが,奥の夏羽のシギは?これもトウネン。
  
■ほとんどメダイチドリ。海岸に飛んでいった。/ムナグロならぬワキグロ(腋羽)のダイゼン/水路防波堤上のチュウシャクシギの群れ。オオソリとホウロクシギもいた。
  
■感動的な光景/ここから海岸。夏羽のシギが走ってきた。ヨロネン風だが,喉が白くなく,あとで蒲生でトウネンの群れを見たら,このパターンのものもいた/頭の丸いミユビシギ夏羽
  
■先ほどの夏羽でないシギ。結局トウネン。これで羽軸の黒が大きく,水かきがあればすごかったのだが。トウネン。
  
■ほとんどハマシギ/走るハマシギ/ハマシギとメダイ。
  
■これはトウネン夏羽/左からメダイ,トウネン,メダイ,トウネン/トウネン夏羽
  
■トウネン/あきらかにコアジサシより大きく翼が長かった/夕暮れのスズガモ。3日ほどパソコンの壁紙にしておいた。


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2018年4月26日(木)鳥の海

2018年04月26日 | 鳥の海
■2018/4/26(木)15:39-17:02【天気】晴れ 【レンズ】500Ⅱ
【場所】鳥の海
【種名】ヨシガモ,ヒドリガモ,カルガモ,コガモ,スズガモ,カンムリカイツブリ,カワウ,アオサギ,チュウダイサギ,コサギ,ダイゼン1,コチドリ2,シロチドリ1,メダイチドリ36,オオソリハシシギ10,チュウシャクシギ30+,キョウジョシギ夏羽♂1,アカアシシギ夏羽1,ハマシギ,ウミネコ,トビ,カワセミ,モズ,ハシボソガラス,ヒバリ(12科24種)
【メモ】鳥の海に着いたときには,干潟はあまりまだ出ておらず,チュウシャクシギは周辺の田圃,土手,畑,干潟のあちこち,水路防波堤下など分散していて正確な数はカウントできなかったが,前回よりやや増えており,トータルすると30羽以上は飛来していた。メダイ,ハマシギ,キョウジョの群れは前回同様で,今日はダイゼンとアカアシシギを新たに見た。見なかったのは,前回のオバシギとアオアシシギだった。連休後半に期待したい。なお,ヨシガモはかなり長い期間まだいるし,カワセミは前回と同じ水門付近にいた。
【写真】
  
■赤・青(緑)・黄色です。マクロレンズのような500mm。
  
■チュウシャクシギというと警戒心が強く,近くで撮影できないイメージがこれまであったが,この春の渡り,鳥の海ではなぜかちっとも逃げないので,実際にはかなり大きく収まっている。田圃や畑に下りて何やら採餌していた。/いつもの群れ。最終的には海岸側の干潟にほとんど集まっていたが,双眼鏡を持っていないので,500mmでカウントは難しく数えるのをやめた。/最後に出たのがアカアシシギ。順光ならよかったのだが。


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2018年4月20日(金)鳥の海

2018年04月26日 | 鳥の海
■2018/4/20(金)16:32-18:01【天気】晴れ 【レンズ】500Ⅱ
【場所】鳥の海
【種名】コガモ6,コチドリ1,シロチドリ1,メダイチドリ51,ハマシギ42,ウミネコ,オオセグロカモメ(4科種7)
【メモ】蒲生から帰宅しようかと考えたが,まだまだ陽が高かったので鳥の海に行くことにした。4月10日に行った時には,まだ数も少なく,ハマシギも冬羽が優勢な個体がまだ多くいたが,10日過ぎればけっこう夏羽に近くなっているはずだからだ。鳥の面白さの一つは幼羽~成鳥羽,冬羽~夏羽,中間羽など羽衣の変化を見るのことだ。さて,干潟や航路の防波堤や下の護岸を見たが,前回同様コチドリ,シロチしかおらず,砂浜に行くと,車の轍があり,そこにメダイチドリの夏羽とハマシギが群れていた。やはり,前回よりハマシギは夏羽の個体が多く,とてもきれいになっている。メダイチドリも大半が夏羽で,とてもかわいらしく美しい。
ハマシギの中に,明らかに今回付けたものではない,古くなった標識を付けた個体がいた。鳥の海でのH氏によるものだろう。標識鳥を探すついでにオオメダイとか変わったシギが混じっていないか1羽1羽見たがいなかったようだ。
【写真】
  
■こんな感じでよく見ないと目の前にいるのがよくわからない。
  
■夏羽/まだ冬羽っぽい/いました!標識鳥
  
■左足の青いフラッグが脱落した可能性があるハマシギ。右脚にはリング。
  
■メダイチドリ/ハマシギ
  
■これは明らかにフラッグが古く見えるので,今回の標識ではなく,以前に鳥の海で標識したもの/これで全部計93+
  
  
■混群の飛翔
  
■海上を飛ぶ群れ/ランディング前/蛭島のウミネコ


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2018年4月10日(火)鳥の海

2018年04月23日 | 鳥の海
■2018/4/10(火)9:44-10:38【天気】晴れ 【レンズ】500Ⅱ
【場所】鳥の海
【種名】キジ,ヨシガモ♂3♀3,ヒドリガモ,カルガモ,コガモ,スズガモ,ウミアイサ♀,カイツブリ,カンムリカイツブリ,ミミカイツブリ,ハジロカイツブリ,キジバト,カワウ,アオサギ,ダイサギ,オオバン,コチドリ2,シロチドリ3,ミユビシギ冬羽2,ハマシギ65+,ウミネコ+++,カモメ,オオセグロカモメ,ウミスズメ+,トビ,ハシボソガラス,ヒバリ,ツバメ,ヒヨドリ++,ムクドリ,ツグミ+,スズメ,ハクセキレイ,ホオジロ(21科34種)
【メモ】やっと鳥の海にやってきた。何しろ土日も出て期限までにしないといけない仕事に追われていたからだが,写真展もやっているのでしかたがない。ということで,体がやっとフィールドモードになってきた。さて,鳥の海は海にはウミスズメの群れ,潟湖にはまだカモ類も残っている。ミミとハジロカイツブリは夏羽になってきれいだったが,載せるような写真は撮れなかった。干潟にはほとんどシギチの姿はなく,コチドリを今シーズン初めて防波堤で見たくらいだった。浜にはたぶんいるだろうと思って行ってみると,遠く渚でハマシギが採餌していて,そのうち目の前を通り過ぎ,いつもの場所に下りた。近づいてみるとけっこうな数で,ミユビシギが2羽混じっていた。ハマシギもまだ冬夏中間羽が多かった。帰りに堤防沿いに潟湖を見ると,ヨシガモのペアがいたが,そのうちいつの間にか3ペアになっていた。
【写真】
  
■コチドリ/渚で採餌するハマシギ/さっきまで寝ていて,焦点距離ぎりぎりまで近づいても寝ていて,やっと寝ぼけ眼で「ん,何?」という感じだったミユビシギ。とてもかわいらしかった。
  
■気温が高く,空気が揺らいでいて,撮影には向かない日だったが,ハマシギは気持ちよさそうだった/カワウとサギ2種/遠くの渚でハマシギが採餌。とりあえず,今日はこれくらいだった。


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2017年11月26日(日)阿武隈川

2017年11月26日 | 鳥の海

■2017/11/26(日)13:42-13:55【天気】曇り 【レンズ】500Ⅱ
【場所】亘理大橋下阿武隈川中州
【種名】ユリカモメ,ウミネコ,カモメ,セグロカモメ,オオセグロカモメ(1科5種)
【メモ】カモメ類の大群が集結していたが,珍しいカモメはこれだけいたのに見つけられなかった。
【写真】
  
■5種類のカモメ類がいる



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2017年9月10日(日)鳥の海

2017年10月23日 | 鳥の海
■2017/9/10(日)9:49-11:01【天気】晴れ時々曇り 【レンズ】500Ⅱ
【場所】鳥の海
【種名】マガモ,カルガモ,カワウ,アオサギ,ダイサギ,コサギ,メダイチドリ18+,シロチドリ2+,オオソリハシシギ3,チュウシャクシギ2,ホウロクシギ2,キアシシギ5+,イソシギ1,ミユビシギ2+,トウネン38+,ウミネコ,ミサゴ,トビ,ハヤブサ,ハシブトガラス(10科20種)
【メモ】火曜日に続き鳥の海に行ってみた。本来,秋には多ければ100羽以上飛来するチュウシャクシギがホウロクシギと同じ程度の個体数で,オオソリも少ない。火曜日たくさんいたムナグロは見えなくなり,トウネンとメダイチドリは相変わらずいた。オオソリハシシギの3羽の中の1羽はコシジロのようだった。例年,1羽程度は鳥の海や蒲生で観察している。ミサゴが魚を獲って食べているが,写真のミサゴは結局オオセグロカモメに,別のミサゴはハシブトガラスの執拗なちょっかいに食べるものは食べて飛んで行ってしまった。ミサゴは人間と違って魚肉ではなく柔らかい内臓とかを食べているようだ。
【写真】
  
■その足どうしたの?キアシシギの会話/イソシギ/ミサゴ成鳥
  
■まだ嘴がチュウシャクシギ並みのホウロクシギ幼羽
  
■オオソリハシシギの中にコシジロ1羽,ホウロクシギ幼羽
  
■オオソリハシシギとホウロクシギ。どれがコシジロかはわからず。
  
■コメツキガニの戦い/メダイチドリとミユビシギ
  
■ミサゴとオオセグロカモメ幼羽


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