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私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

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2019年12月15日(日)鳥の海

2020年01月28日 | 鳥の海

■2019年12月15日(日)11:17-12:14【天気】曇り晴れ【機材】EOS7DⅡ+EF500Ⅱ,EOSR+RF24-105

【場所】鳥の海
【種名】オオヒシクイ2,マガン1,オオハクチョウ8,オカヨシガモ,ヒドリガモ,マガモ,カルガモ,オナガガモ,コガモ,ホシハジロ,スズガモ,クロガモ,カワアイサ,ウミアイサ,カイツブリ,アカエリカイツブリ,カンムリカイツブリ,ミミカイツブリ,ハジロカイツブリ,キジバト,カワウ,ダイサギ,オオバン,シロチドリ4,ハマシギ32,ユリカモメ,ウミネコ,カモメ,オオセグロカモメ,ミサゴ,トビ,ノスリ,チョウゲンボウ,ハシボソガラス,ヒバリ,ムクドリ,ツグミ,スズメ,ハクセキレイ(18科39種)
【メモ】一通り干潟を見てから海岸に行き,海を見るとカモメ類とクロガモの群れ,それにオナガガモの大群が海上を飛んでいるのを見ることができた。漁船や釣り船の通る水路近くにアカエリカイツブリがいて,盛んに潜水して採餌していた。堤防の上に立って逆光の南側を見て,それから順光の美しい青い空が見える北側を見ると,これだけ風景が変わるのもすごいことだと寒風の中感動することしきりだった。畑地にオオハクチョウがいるのはそれほど珍しくはないが,今日はオオヒシクイ2羽とマガンの幼鳥1羽がいたのはちょっとめずらしいことだった。
【写真】

  

相馬漁港方面   オナガガモ     スズガモ♀

  

クロガモ      アカエリカイツブリ

  

ミミカイツブリ  オオハクチョウ,オオヒシクイ,マガン


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2019年12月8日(土)

2020年01月25日 | 鳥の海

■2019年12月8日(土)9:53-12:41【天気】晴れ曇り【機材】EOS7DⅡ+EF500Ⅱ,EOSR+RF24-105
【場所】鳥の海
【種名】オカヨシガモ,ヒドリガモ,マガモ,カルガモ,オナガガモ,コガモ,ホシハジロ,キンクロハジロ,スズガモ,シノリガモ,ビロードキンクロ,クロガモ,ホオジロガモ,カワアイサ,ウミアイサ,カイツブリ,アカエリカイツブリ,カンムリカイツブリ,ミミカイツブリ,ハジロカイツブリ,キジバト,アビ,シロエリオオハム,カワウ,アオサギ,ダイサギ,コサギ,ダイゼン2,イソシギ1,ハマシギ28+,ユリカモメ,ウミネコ,カモメ,セグロカモメ,オオセグロカモメ,ミサゴ,トビ,ハイイロチュウヒ♀,ノスリ,カワセミ,チョウゲンボウ,ハヤブサ,モズ,ハシボソガラス,ヒバリ,ムクドリ,ツグミ,スズメ(19科47種)
【メモ】いつものように鳥の海で高速を降りて,サービスエリアでモーニングワンダ(験担ぎ用ドリンク)を自販機で購入し,水門から南側中央の堤防下のシギチを見て,ワシ・タカを探しに耕地の方に行くと,コーヒー缶のご利益か,すぐにハイイロチュウヒの♀が出た。民家の方に飛んで行ったが,ヒバリが別に食べられるわけでもないのに右往左往して逃げていた。それから戻って干潟を見て,今日のメインの外洋を見るとクロガモの群れがあちこちに見られ,その間隙にアビ類やカイツブリ類,ビロキン,シノリガモなどがいた。今日は帰る時間にやや余裕があったので,かなりの種類を見ることができた。
【写真】

  

猛禽が飛ぶ耕地  カモの群れ   不忘山と白石スキー場

  

ハイイロチュウヒ♀と逃げ惑うヒバリ

  

コガモ幼羽から第1回生殖羽 ♀幼羽  オカヨシガモ♂生殖羽

  

オカヨシガモ♀  ホシハジロ♀   ウミアイサがダイサギにくっついて採餌中

  

イソシギ     チョウゲンボウ♀  ユリカモメ成鳥冬羽

  

カモメがいる   ハシボソガラス   ハジロカイツブリ

  

アビ      アカエリカイツブリ アビ

  

 クロガモの飛び行く先に,シノリガモ,スナメリ,ビロキン

  

 クロガモとアビ(たぶん)

  

 カンムリカイツブリ(飛翔) アビ(たぶん)

  

 アビ       ビロードキンクロ ミミカイツブリ

 


 

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2019年11月9日(土)鳥の海

2020年01月22日 | 鳥の海

■2019年11月9日(土)10:17-10:47【天気】晴れ【機材】EOS7DⅡ
【場所】鳥の海
【種名】ヒドリガモ,マガモ,カルガモ,オナガガモ,コガモ,スズガモ,カンムリカイツブリ,カワウ,アオサギ,ダイサギ,コサギ,ダイゼン冬羽5,ハマシギ36+,ウミネコ,オオセグロカモメ,ノスリ,ハシボソガラス,ハシブトガラス,ヒバリ,スズメ,ハクセキレイ(12科21種)
【メモ】
海岸側の干潟にはシギチがおらず,南側中央堤防下の干潟にダイゼンとハマシギの群れがいた。下に降りてレンズを構えていると,潮が満ちてくるにしたがい,どんどんこちらの方に近づいてきたので,特にダイゼンがカニを食べる様子をよく観察することができた。おもしろかったのは手当たりしだい見つけてはぱくぱくすごい勢いで食べているのだが,カニがハサミを振り立てて抵抗しているのがあって,それには最初じっと見ていたが,素知らぬふりをして行ってしまった。ダイゼンもカニの勢いにこいつを喰ったら怪我をするとでも思ったのだろうか。以前,干潟でオオメダイチドリ幼鳥が同じような場面でにらめっこをして,結局食べてしまったのとは好対照だった。
【写真】

  

採餌するダイゼン冬羽         可愛いエリマキトカゲ風

  

お,抵抗してるぞ。どうするかな? 無視無視!(と別のカニを探しに行く)

  

ハマシギの群れ/カワウ,サギ,カモの群れ/冬羽移行ハマシギ


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2019年8月17日(土)18日(日)25日(日)鳥の海

2020年01月18日 | 鳥の海

■2019年8月17日(土)18日(日)25日(日)【天気】晴れ曇り【機材】EOS7DⅡ+EF500Ⅱ

【場所】鳥の海
【種名】カワウ,アオサギ,ダイサギ,シロチドリ8,メダイチドリ幼9,コシジロオオソリハシシギ幼1,オバシギ幼2,トウネン幼7・成1,ウミネコ,オオセグロカモメ,ミサゴ,トビ,ハヤブサ若1,チョウゲンボウ♂若3成2,ハシボソガラス,ハシブトガラス,ヒバリ,スズメ,ハクセキレイ,ホオジロ(13科20種)
【メモ】18日はトウネンの幼鳥の群れに成鳥夏羽後期の個体が1羽混じっていた。コシジロオオソリハシシギの幼羽が干潟や南側堤防脇の干潟で採餌していた。オバシギの幼羽2が少ないシギチの中では目立っていた。その他,チョウゲンボウの親子が海岸側の堤防近くで採餌するのが見られた。全体的にシギチの数や種類数は少なかった。オオメダイチドリの幼羽もいたようだが観察できなかった。
【写真】

  

コシジロオオソリハシシギ幼羽。飛ぶとコシジロ。

  

オオセグロカモメ メダイチドリ幼羽  オバシギ幼羽 

  

オバシギ幼羽             チゴガニ

  

トウネン夏羽後期  トウネン幼羽

  

ハヤブサ若♀   チョウゲンボウ♂若 台風10号後の荒れる海


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2019年10月16日(水)鳥の海

2019年10月22日 | 鳥の海

■2019年10月16日(水)16:30-17:10【天気】晴れ【【レンズ】EF500Ⅱ,RF24-105
【場所】鳥の海
【種名】カイツブリ,カワウ,アオサギ,ダイサギ,ダイゼン幼羽2,ハマシギ冬羽5,ウミネコ,オオセグロカモメ,ミサゴ,トビ,ノスリ,ヒバリ,ムクドリ,スズメ,ハクセキレイ(12科15種)
【メモ】台風通過後の鳥の海に行ってみた。晴れていたので何とか夕景色ぐらいはと行ってみたが,ダイゼンとハマシギくらいしかいなかった。前回,ハヤブサに襲われたダイゼンを見たが,今日のダイゼンはその群れとは違うとは思うが,そうだとすればもう2羽しかいないと言うことになるが,まあ,新しい群れかもしれない。ハマシギが無心に採餌していたのが印象的だった。
【写真】

  

  

採餌するダイゼンとハマシギの群れ

  

鳥の海の夕暮れ


 

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2019年10月5日(土)鳥の海

2019年10月06日 | 鳥の海

■2019年10月5日(土)10:18-11:21【天気】晴れ【【レンズ】EF500mmⅡ,RF24-105mm
【場所】鳥の海
【種名】マガン成鳥1,マガモ,カルガモ,オナガガモ,コガモ,カイツブリ,キジバト,カワウ,アオサギ,ダイサギ,チュウサギ,コサギ,オオバン,ダイゼン幼羽6,ハマシギ幼羽2,ウミネコ,オオセグロカモメ,ミサゴ,トビ,ノスリ,ハヤブサ成鳥♂,ハシボソガラス,ヒバリ,ムクドリ,スズメ,ハクセキレイ,カワラヒワ(18科27種)
【メモ】元台風通過後,何かいないかと思って鳥の海に行ってみた。ほぼ満潮で少しずつ引いていく時間で干潟はほとんど出ていなかった。防波堤近くの干潟がほんの少し出ていて,そこにダイゼン幼羽6羽とハマシギ2羽が休息していた。しばらく見ていると,パッと飛んで近くに降りた。そこでしばらく採餌して,もとの場所の方に飛んできた。流し撮りをして群れを追っていると,急に隊列が乱れた。これはよくいるハヤブサ若鳥がまた邪魔しにきたかと思ったら,成鳥が真上から突入し,反転しようとしてちょっとスピードが落ちて,体が斜めになったダイゼンをミサゴのように上から掴んで水の中に入れ,すぐ空中に戻して,近くの岸に飛んでいった。写真を見ると,頸部に噛みつき若干の血液が空中に散らばり,砂浜にランディングした。右脚でしっかり首根っこを押さえつけ,そこはびくともしない。死ぬ寸前だが,両翼だけは何度もばたつかせていた。砂浜から飛んで,食事の場所に向かおうとしたが,ウミネコとハシボソガラス成鳥と幼鳥に空中で激しくモビングされ,獲物を離すのかと思ったら,しっかり抱えて,上昇気流にのり,かなり上の方まで昇ったところで,カラスも諦めた。それから,海岸へ行ったが何もおらず,帰り道に干潟の水門近くの防潮堤下に,マガンが1羽いた。防潮堤の上に上がって見ようと思って行ったら,もうどこにもいなかったので,移動したのかもしれなかった。カモ類が水路に群れている以外は,特に鳥はいなかった。帰りにはらこ飯を1つ食べ,シュウマイを買って帰宅した。最初はダイゼンとハマシギを見るしかないなと諦めていたところに偶然ハヤブサの狩りが成功したところが見られてよかった。
【写真】

  

ハマシギ幼羽とダイゼン幼羽/オオセグロカモメ♀型第3回冬羽/ダイゼンの群れ

  

隊形が突然乱れる。/進行方向を変えようとしてブレーキをかけたところ,ハヤブサ成鳥♀型♂が襲ってきた。この場所は,よくハヤブサが狩りをする場所となっている。

  

  

  

  

  

  

ハヤブサの狩り。

  

ところがカラスに襲われる/獲物を狙ってウミネコとハシボソガラスがバトルを始めたが,ハヤブサが上昇気流に乗って上がっていくとカラスたちも諦めた。

  

マガン       秋のキク科祝物  4種類のカモがいる

 

カイツブリ成鳥   鳥の海の風景


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2019年8月26日(月)岩沼休耕田

2019年09月02日 | 鳥の海

■2019年8月26日(月)12:18-16:04【天気】晴れ時々曇り【【レンズ】EF500Ⅱ ※8月21日,9月1日の観察記録を含む
【場所】岩沼市休耕田
【種名】キジ♀1幼4,カルガモ,キジバト,カワウ,アオサギ,ダイサギ,チュウサギ,コサギ,ケリ幼1,ムナグロ幼鳥27,コチドリ12+,セイタカシギ♀2,オオジシギ幼1,タシギ2,クサシギ2,タカブシギ12+,トウネン幼2,オジロトウネン幼2,ヒバリシギ幼2,トビ,ノスリ,チョウゲンボウ,ハシボソガラス,ヒバリ,ツバメ,ムクドリ,スズメ,ハクセキレイ(16科28種)
【メモ】震災以前は,メインだった美田園,長谷釜,仙台空港,岩沼高速道路各周辺の休耕田が全て失われ,沼シギを見る機会が激減していたが,今回,久々に種類数も個体数もそこそこの群れを見ることができた。26日は平日で,たまたま天気もよく,シギチもたくさんいたので満足の1日だった。午後に一度鳥の海に行ってみたがシギチの姿はなく,ユリカモメの夏羽で黒い部分がややゴマ塩気味の個体が1羽いた。戻ってきて,前半見ることができなかったヒバリシギがすぐ近くにいて,オオジシギも畦にいたのでラッキーだった。他にウズラシギもいたらしい。ムナグロの大群とクサシギは8月21日。ケリは,26日の記録で写真はないが,ケリ以外ににはない姿。ケリは秋にはこの周辺で時々幼鳥を見ることがある。
【写真】

  

タカブシギ     コチドリ幼羽

  

エリマキシギ幼羽

  

コチドリ幼羽             タカブシギ

  

タカブシギ

  

ヒバリシギ幼羽

  

タカブシギ     ムナグロ幼羽    オオジシギ幼羽

  

オオジシギ幼羽            ムナグロ幼羽

  

ムナグロ幼羽    キジ♀       幼鳥


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2019年8月26日(月)岩沼休耕田(2)オジロトウネン

2019年09月01日 | 鳥の海

■2019年8月26日(月)12:18-16:04【天気】晴れ時々曇り【【レンズ】EF500Ⅱ,RF24-105mm
【場所】岩沼休耕田
【種名】トウネン幼羽2,オジロトウネン幼羽2(1科2種)
【メモ】全体的に今年のシギチの渡りの種類はそれなりに出ているが,観察個体数は非常に少ない。さて,オジロトウネンをこれまで見た場所としては,石巻雲雀野埋め立て地(埋め立て前),蒲生,長谷釜(※震災前),そしてひさしぶりにこのフィールドと言うことになる。この2羽は,おそらく同一個体だと思うが,後日の9月1日にもいたので,約1週間はいることになる。
【写真】

  

  

  

  

トウネン      トウネン     美田園全景


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2019年8月26日(月)岩沼休耕田(1)セイタカシギ

2019年08月31日 | 鳥の海

■2019年8月26日(月)12:18-16:04【天気】晴れ時々曇り【【レンズ】EF500Ⅱ
【場所】岩沼休耕田
【種名】セイタカシギ♀成鳥2(1科1種)
【メモ】山形でチゴハヤブサを見ていると,セイタカシギが2羽出ているとの情報をいただき,見終わってから8月21日に1回行った休耕田に行った。足の色が赤いピンクなので成鳥,背の色は青黒色ではなく暗茶褐色なので♀と思われる。2羽で,休耕田の水生昆虫をしきりに食べていた。泥が付いたのは洗っていた。鳥の海に途中抜けて戻ってきてみると,田圃を移動して,サギ類がたくさんいる田圃に移動しており,そのうち,トラクターが入っって,一斉にカラスと一緒に飛び立ったが,すぐとなりの田圃に降りてきて採餌していた。休耕田は,稲作が行われていないので,お金には確かにならないが,たくさんの水棲昆虫やドジョウなどがいる自然なのだった。
【写真】

  

  

  

  

  

セイタカシギ成鳥♀の採餌


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2019年7月7日(日)鳥の海

2019年07月07日 | 鳥の海

■2019年7月7日(日)9:24-10:25【天気】曇り、小雨【レンズ】EF500Ⅱ,RF24-105mm

【場所】鳥の海
【種名】カルガモ,カワウ,アオサギ,ダイサギ,シロチドリ12,ウミネコ,オオセグロカモメ,コアジサシ20+,ミサゴ,トビ,ハシボソガラス,ツバメ,オオヨシキリ,セッカ,ムクドリ,スズメ,カワラヒワ,ホオジロ(15科17種)
【メモ】コアジサシが鳥の海で営巣しているということで,見に行った。最初に海岸に出ると波打ち際から少し離れたところに打ち上げられた枝などがあるところに,コアジサシの成鳥の夏羽,冬羽,その中間羽の個体が数羽いた。冬羽は足も嘴もすっかり黒くなっており,頭は頭頂が白くなっている。夏羽と冬羽の中間は,基本的に冬羽のパターンだが,嘴や足が完全に黒くはなっておらず,部分的に黄色い部分が残る。
そこから少し歩いて,双眼鏡で見るとシロチドリがミニ砂嵐の中,立ち尽くしているものや,抱卵してじっと耐えているのが見えた。双眼鏡もEOSRもレンズも砂だらけになり,基本的にレンズ表面には雨も砂も入らないようには持ち運んではいるが,今日はかなり厳しかった。
それから,いったん南の方にずっと歩いて行って順光状態で,繁殖している場所を遠くから,愛用の18×50IS双眼鏡でしばらく見ていると,シロチドリの雛とコアジサシの雛がいるのを見つけることができた。コアジサシは頭の縞模様が特徴的だ。親が餌を運んで直接与えているのもいれば,もう一羽の親鳥がヒナを守っていて,そこに餌を運んでいるという普通のパターンもあった。餌を待っている間,ヒナは親鳥のところでじっとしているわけではなく,そちこち動き回っている。親が餌を運んでこないと見るや,そっちこっちに出歩いている。飛んでいる幼鳥は見ていない。
コアジサシの抱卵から巣立ち,飛翔までは以前鳥の海で大々的に繁殖していたときに,ずっと観察していたことがあるが,親子の関係や親同士の関係がとてもおもしろかったのを覚えている。
今回のコロニーは,その後,波で全滅したとと教えられた。潮を被った卵を抱いている親鳥もいたということだ。何つがい繁殖していたかはわからないが,その後16日に行ってみたが,1つがいだけが抱卵し,接近するカラスや上空を通過していくウミネコ,オオセグロカモメを追い払っていたのをしばらく見ていたが,コアジサシ自体はその2羽しかいなかった。
【写真】

  

海岸の様子     流木       コアジサシ冬羽

  

餌を運ぶ成鳥夏羽  冬羽       冬羽

 

夏羽        夏羽

  

砂嵐の中のシロチドリ,抱卵

  

夏羽       コアジサシのヒナ  シロチドリ

  

餌を待つヒナと親鳥 ここだよー!   しかし餌を持っていなかった

  

抱卵中の親鳥    コアジサシ成鳥夏羽  水浴び


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2019年5月10日(土)・11日(日)鳥の海

2019年05月10日 | 鳥の海

 ■2019年5月10日(土)・11日(日)【天気】晴れ【【レンズ】EF500Ⅱ

【場所】鳥の海
【種名】コガモ,スズガモ,ダイサギ,ダイゼン4,コチドリ1,メダイチドリ6,チュウシャクシギ18+,オオソリハシシギ13(コシジロ♀1),アオアシシギ1,キアシシギ13,オバシギ2,ハマシギ85+,ウミネコ,オオセグロカモメ(5科14種)
【メモ】オバシギの夏羽2羽がいた。アオアシシギは1羽,ハマシギは浜にいた。コシジロオオソリハシシギをやっと近くで撮影できた。何しろ飛んでいるときくらいしか分からないので,近くを飛んでくるのをひたすら待つということになる。
【写真】

  

ハマシギの群れ/オオソリハシシギとオバシギ

  

スズガモとコガモ/オオソリハシシギ+コシジロ/オバシギ

  

オオソリハシシギ/オバシギ

  

コウボウムギ雌花/コウボウムギ雄花/ハマエンドウ

  

チュウシャクシギとアオアシシギ/チュウシャクシギ/オオソリとキアシシギ

 

コシジロオオソリハシシギ/オバシギ


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2019年5月6日(月)鳥の海

2019年05月06日 | 鳥の海

■2019年5月6日(月)13:04-13:54【天気】晴れ【【レンズ】EF500Ⅱ
【場所】鳥の海
【種名】ヨシガモ,カルガモ,コガモ,スズガモ,キジバト,カワウ,アオサギ,ダイサギ,オオバン,ダイゼン4,シロチドリ2,コチドリ1,メダイチドリ8,オオソリハシシギ(コシジロ♀1)13,チュウシャクシギ8,キアシシギ12,トウネン15,ハマシギ105+,ウミネコ,オオセグロカモメ,コアジサシ12,ミサゴ,トビ,ノスリ,ハシボソガラス,ハシブトガラス,ツバメ,ヒヨドリ,ウグイス,オオヨシキリ,セッカ,ムクドリ,イソヒヨドリ,スズメ,ハクセキレイ,カワラヒワ,ホオジロ(21科37種)
【メモ】今日は,潮を考えて,午前中は蒲生,大沼を見て,お昼を挟んで鳥の海にやって来た。前々回,トウネンが数羽いるのを見つけたが,今日はとりあえずトウネンの群れがいましたというレベルの小群を見ることができた。オオソリハシシギの群れは1羽コシジロが入っているので,同じ群れが滞在している。ハマシギもやっと100羽を越える群れに出会った。珍シギ(めずらしぎ)はいなかった。コアジサシも例年,連休中に群れを見るが鳥の海周辺での繁殖はここ数年していないようだ。
【写真】

  

トウネンの群れ/オオソリハシシギ/トウネン夏羽

  

トウネン夏羽/コアジサシ

  

コアジサシ/メダイ,ハマ,トウネン,ダイゼンの飛翔

  

ダイビングして小魚を捕まえ,一瞬落としたが空中でキャッチした

  

トウネン夏羽/ハマシギ夏羽/オオソリハシシギとチュウシャクシギ 

  

コアジサシ/ハマシギとメダイチドリ/オオソリハシシギとコシジロオオソリハシシギ

  

コアジサシ/ダイゼン夏羽

  

干潟で採餌するダイゼン夏羽


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2019年5月4日(土)鳥の海

2019年05月04日 | 鳥の海

■2019年5月4日(土)9:16-11:24【天気】晴れ【【レンズ】EF500Ⅱ
【場所】鳥の海
【種名】ヨシガモ3,クロガモ5,ダイサギ1,ダイゼン8,コチドリ1,チュウシャクシギ6,ウミネコ,シロカモメ1,ハシブトガラス(6科9種)
【メモ】2日に続き,シギチを求め,干潟へ。しかし,大潮で干潟が出すぎでシギチは大分散。トウネンやハマシギの群れらしいのも飛んでいたが,確認できず。ダイゼン夏羽が長いゴカイを咥えて,後ろからダイゼンW-S羽が追いかけ,結局,2羽とも飛んでいったのを鳥友たちと残念がり,その後,シロカモメの第1回S移行個体を見られたのがよかったくらいで,この日はあまり収穫はなく,鳥の海温泉に入ってその後また見たが,成果なしで帰ってきた。シロカモメはこの時期,北帰行の途中で鳥の海では時々観察できる。成鳥も以前観察したことがあった。トウネン夏羽を見ないと連休は終われない。次へ期待。
【写真】

  

  

  

ダイゼン夏羽が長ーいゴカイをゲット。それを若いダイゼンが追い回すが結局,落としてしまう。/この時期毎年いるヨシガモ♂2♀1

  

シロカモメ第1回WからSへ移行個体。

  

ことらはハシブトガラスとオオセグロカモメ/コチドリ/ダイゼンとチュウシャクシギの群れ


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2019年5月2日(木)鳥の海

2019年05月02日 | 鳥の海

■2019年5月2日(木)9:43-11:27【天気】晴れ【【レンズ】EF500Ⅱ,RF24-105mm
【場所】鳥の海
【種名】ヨシガモ,マガモ,カルガモ,オナガガモ,コガモ,スズガモ,クロガモ,カンムリカイツブリ,ハジロカイツブリ,キジバト,カワウ,アオサギ,ダイサギ,オオバン,ダイゼン11,シロチドリ4,コチドリ2,メダイチドリ29+,オオソリハシシギ18(コシジロ1),チュウシャクシギ28++アオアシシギ1,キアシシギ6,キョウジョシギ1,ミユビシギ3,トウネン2,ハマシギ8,ウミネコ,ミサゴ,トビ,ノスリ,カワセミ,モズ,ハシボソガラス,ハシブトガラス,ヒバリ,ツバメ,ヒヨドリ,オオヨシキリ,セッカ,ムクドリ,スズメ,ハクセキレイ,ホオジロ(22科43種)
【メモ】珍シギ探しと例年のシギ(オオソリ,チュウシャク,トウネン,ハマ,ミユビ)の飛来状況を見に鳥の海に行った。今日はオオソリハシシギの群れがよく見えた。1羽嘴の付け根が変形しているオオソリ♀がいて,この個体はオオソリ17の群れとは別行動をしていた。オオソリの群れに1羽だけチュウシャクがいて,チュウシャクシギの群れには混じらず,オオソリと行動していた。ダイゼンは個体数が比較的多かったが,白黒の夏羽個体が2羽か3羽,残りはW―Sの羽衣だった。脇羽根は黒いが,写真識別図鑑に掲載されているS―Wの羽衣にそっくりだった。オオソリの中に亜種のコシジロオオソリハシシギ1羽が入っていた。

【写真】

  

干潟の風景    羽繕いするチュウシャクシギ 上空を見上げる

  

ランディング   強風で羽毛が逆立つ オオソリハシシギ♀ 

  

カニが自分から上って行く感じ コアジサシ ダイゼンW-S

  

カニを食べるダイゼン 餌探し     ダイゼンの黒い腋羽

  

メダイチドリ♀S メダイチドリ♂S   メダイチドリ♀W-S

  

メダイチドリとハマシギ1の群れ/キョウジョシギ,ハマシギ,チュウシャク,ダイゼン,オオソリ,ミユビ,キョウジョシギ/オオソリとチュウシャクの群れ

  

チュウシャク,オオソリ,キアシ,キョウジョ/ウミネコに追われるオオソリ♀/オオソリ

  

オオソリの群れ/採餌するオオソリ♂S/オオソリの群れ

   

採餌するオオソリ           オス同士の争い

  

一方が餌場をめぐって仕掛けたが相手は無視という感じだった/オオソリ♀

 

オオソリハシシギ+チュウシャク1羽,コシジロが混じっている/蛭島のウミネコとカワウ

  

チュウシャクシギの飛翔


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2019年4月14日(日)鳥の海

2019年04月14日 | 鳥の海

■2019/4/14(日)9:16-11:04【天気】晴れ【レンズ】EF500Ⅱ
【場所】鳥の海
【種名】キジ♂,オカヨシガモ,ヨシガモ,ヒドリガモ,マガモ,カルガモ,オナガガモ,シマアジ♂,コガモ,キンクロハジロ,スズガモ,クロガモ,ホオジロガモ,カンムリカイツブリ,ハジロカイツブリ,キジバト,カワウ,アオサギ,チュウダイサギ,コサギ,オオバン,コチドリ5,メダイチドリ14+,オオソリハシシギ♂♀ペア(初認),チュウシャクシギ1(初認),ホウロクシギ2(越冬以外で初認),ミユビシギ12+,ハマシギ63+,ユリカモメ,ウミネコ,カモメ,セグロカモメ,オオセグロカモメ,ミサゴ,トビ,ノスリ,ハヤブサ成鳥,チョウゲンボウ♀,ハシボソガラス,ハシブトガラス,ヒバリ,ヒヨドリ,ムクドリ,ツグミ,スズメ,ハクセキレイ,ホオジロ(21科47種)
【メモ】前日,大沼で小型珍し系シギの写真を撮り逃がし残念な思いをして,もう一度探しに来ようと思ったが,むしろ鳥の海にも何かいるかもしれないと思って,こちらに来た。満潮から干潮に向かう時間だったが,干潟があまり出ていなかったので,海岸にいると思い,行って見たらメダイとハマシギ,ミユビシギの群れがいた。夏羽に移行中の個体もいたが,まだまだ冬羽の方が優勢だ。ハマシギは中間くらいだが,ミユビは白いのが多かった。これからメダイがどんどん増えてくると思う。これ以上は出そうになかったので,早々に帰ろうとして,途中潟湖の中を見ると,ヨシガモ♂2♀1がいて,ちょっと眼を離すと,飛んでいるカモがいたが,それがシマアジ♂だった。オナガガモ,オカヨシガモ,カルガモ,クロガモなどの近くを次々に移動して,また飛んで,川に降りたので撮影したが逆光だった。対岸を見るとウミネコや大型カモメがいる近くに,オオソリ,ホウロク,それにチュウシャクシギが1羽いたので,とりあえず,初認だったので,撮影しておいた。そのうち,こちらに飛んできて,観察すると,オオソリは♂♀だった。チュウシャクシギがやってこなかったのが残念だったが,ホウロクシギとオオソリを堤防越しに撮影することができた。5月の10連休が楽しみになってきた。
【写真】

  

ミユビシギ夏羽移行個体 ミユビシギ冬羽 ミユビシギの群れ

  

ハマシギ

  

メダイチドリ夏羽  シロチドリ♂夏羽  ハマシギとメダイチドリ

  

ヒバリ/チュウダイサギとコサギ/右端がチュウシャク

  

オナガガモとシマアジ/+オカヨシ♂/クロガモ♂

  

ヨシガモ     オカヨシとシマアジ  カルガモとシマアジ

  

スズガモ      キンクロハジロ♂  シマアジ♂

  

シマアジ♂      オオソリ手前♀  ホウロクシギ

  

ホウロクシギ    オオソリハシシギ  ウミネコ


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