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私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

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2023年2月23日(木)加美町宮崎・小野田地区

2023年02月25日 | 田谷地沼・宮崎地区

■2023年2月23日(木)8:10-11:47【天気】曇り【機材】EOSR5+RF100-500、EOSR7+ EF500Ⅱ
【場所】加美町賀美石、宮崎、旭、小野田、田谷地沼
【種名】マガン+++++、ハクガン若1、シジュウカラガン+++、コハクチョウ、アメリカコハクチョウ、オオハクチョウ、アオサギ、ダイサギ、トビ、ノスリ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ヒバリ、スズメ、タヒバリ、アトリ103+、ホオジロ(11科20種)
【メモ】例年この時期に以前3年間勤務していた加美町宮崎地区を中心に、ガン・ハクチョウの観察に行っている。年によって雪解けの状況が少しずつ違うが、今回は、赴任の最初の年が震災の年だっで、その頃よりは積雪が少ないが、ほぼ例年通りの状況だった。雪解けは中新田から賀美石まではほぼ終わっていて、ガン、ハクチョウの群れは宮崎の陶芸の里スポーツ公園ラインを越え、旭地区まで進出していた。旭小学校周辺の広大な田んぼにはまだ積雪があり、ここにはまだ来ていなかった。いつも大群がいる小野田中学校前の田んぼにはおらず、それより標高が高い原、長清水地区、宮崎中学校周辺からスポーツ公園までの田んぼと、旭の赤坂地区に1万羽を超えるマガンと、合わせると500羽+のシジュウカラガンがいた。その中に1羽ハクガンの若鳥がいて、おそらく同じ個体が違う田圃でで2回ほど飛び立つのを見たが、田んぼが段々になっていることもあり、採餌しているのを見つけることはできなかった。ハクガンは震災の年から3年間勤務していた職場の職員が見たことを知らせてくれたが、自分自身は確認できなかったが、鳥に詳しい方なので、ほぼ間違いないと思う。その後、2013年にサカツラガン、2017年にシジュウカラガン、2022年にカリガネ、そして今回ハクガンと観察できた。ミヤマガラスの群れは、来る途中根白石の田んぼにはたくさんいたが、このフィールドでは今回観察できなかった。シジュウカラガンの群れは、年々多くなってきている。今回は天気が悪かったので、近いうちに晴れか雪の日に行くことにする。
【写真】
  
賀美石地区のアメリカコハクチョウ/宮崎中学校前のシジュウカラガン/スポーツセンター付近のハクガン
  
船形山を背景にマガン、コハクチョウの群れ/田谷地沼周辺のカケス
  
アトリの群れ/旭地区赤坂付近の田んぼで採餌するマガンとシジュウカラガンの群れ


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2022年4月25日(月)27日(水)5月9日(月)10日(火)12日(木)田谷地沼

2022年05月12日 | 田谷地沼・宮崎地区

■2022年4月25日(月)27日(水)5月9日(月)10日(火)12日(木)【天気】晴れ【機材】EOSR5+RF100-500
【場所】田谷地沼、上田谷地、周辺地域
【種名】キジ♂、ヒドリガモ、カルガモ、キンクロハジロ、カイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、ウミネコ、ミサゴ、トビ、サシバ、ノスリ、コゲラ、チョウゲンボウ、サンショウクイ、モズ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、コガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒバリ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、センダイムシクイ、メジロ、ゴジュウカラ、キバシリ、ムクドリ、クロツグミ、キビタキ、オオルリ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、ホオジロ、ノジコ、アオジ(30科43種)
【メモ】今年の田谷地沼は4月25日に初めて行ったが、ノジコを始め、例年観察できる鳥種はほとんど観察できた。あとはこの後来る鳥もいるが、コゲラ以外のキツツキ類が観察時間帯によるのかもしれないが、見ることができなかった。キバシリは2か所で繁殖しているようだった。2回目に行った時には、親がひっきりなしに餌を運んでおり、ヒナは大きな口を開けて親が来るのを待っている。雌雄はわからないが、1羽が巣に来て餌をやると、すぐ後ろにもう1羽が待っていて、前の1羽が飛び去るとすぐに餌をやっていた。タイミングよく親2羽とヒナ2羽を一緒に撮影することができたが、この写真は掲載不可だ。これだけ食べさせられれば成長も早いと見えて、3回目に行った時には、巣はまさにもぬけの殻だった。上田谷地ではクロツグミの♂♀が撮り放題で、これもおそらく巣があるあたりで2羽が出入りしていた。キビタキは何回も出会ったが、近すぎてすべてピントが合わなかった(後ピン)のはとても残念だった。オオルリは声はすれども姿を見たのはあまりなく3枚ほど撮影したがあまりなので掲載していない。もっと早い時間帯に行けば、普通に見られたはずだが、到着がいつも11時過ぎなので、一番鳥がいない時間帯ではないか!というわけで、キツツキ類がいないのが心配だった。
【写真】
  
ヒナに餌を運ぶキバシリ(雌雄不明)
  
キバシリ/
  
山紫水明の里―好きな風景。春先はハクチョウ、マガン、シジュウカラガンでにぎわう田圃/キバシリ
  
ノジコ♀/アオジ♂ハイブリッドだが、何との雑種かは不明
  
昨年からいるハイブリッドアオジ♂/普通のアオジ♂/コサメビタキ
  
キクザキイチゲ/コサメビタキ/こちらは別の場所のキバシリ
  
クロツグミ♂/クロツグミ♀/クロツグミの♂♀がいる
  
キビタキ♂/ノジコ♂/コサメビタキ
  
ミツガシワ/コサメビタキ/土の水路は生物が豊か
  
菜の花と水路/標高の高いところから流れてくる用水路/ミサゴ

サシバ


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2022年3月11日(金)加美町宮崎・小野田地区

2022年03月11日 | 田谷地沼・宮崎地区

■2022年3月11日(金)11:01-14:20【天気】晴れ曇り【機材】EOSR5+EF500Ⅱ
【場所】加美町宮崎地区、小野田地区
【種名】マガン,シジュウカラガン,コハクチョウ,アメリカコハクチョウハイブリッド,オオハクチョウ,マガモ,カルガモ,コガモ,キジバト,アオサギ,ダイサギ,オオバン,トビ,ノスリ,チョウゲンボウ,カケス,ハシボソガラス,ハシブトガラス,ヒヨドリ,ムクドリ,スズメ,ハクセキレイ(11科21種)
【メモ】今シーズンは積雪が多く、前回3月5日は小野田、宮崎地区の田んぼはまだ雪に覆われており、中新田地区の観察がメインだったが、このフィールドで初めてカリガネを観察した。今回は前回から約1週間後ということで行ってみたが、雪解けは宮崎の陶芸の里スポーツ公園ラインまでで、そこから上はまだ雪に覆われガンハクチョウの姿はなかった。いつものように賀美石地区からスタートした。ミヤマガラスの大群が,マガン・ハクチョウの群れが採餌している近辺にいた。宮崎地区と小野田地区にはおおよそマガンの3000を超す群れと、ハクチョウ類は1万羽は越す群れがいた。特に小野田中から鳴神神社までの高谷地の広大な田んぼに多くの群れが集結し、採餌していた。このエリアは、震災の年に加美町に勤務していた時から観察していたところで、特に密度が高い。また、今回は積雪でガンはいなかったが長清水地区、旭地区はマガン、ハクチョウ類の雪解け田圃一大採餌地となっている。
エリアを回りながら、ハクチョウ、ガン類の群れの中から、アメリカコハクチョウやシジュウカラガン、その他のガンがいないか見て回った。シジュウカラガンは至るところにいたが、単独の大群は見られず、ほとんどがマガンやハクチョウの群れの中の小群だった。アメリカコハクチョウに関しても,ハイブリッドはかなりの個体数が確認できた。渡去前のこの時期にしては,ガンもハクチョウもまだ万単位でいるのは,広大な面積の雪解け田圃の採餌地のおかげだろう。山紫水明は,この里を表すのにぴったりの言葉だ。米も野菜もとにかくおいしいところです。
※よけいな話ですが,私が勤務していた学校の給食は毎日,大衆食堂のおいしい定食を食べている感じでした。いわゆる給食の範疇を完全に超えていました。
【写真】
  
ハクチョウ類はコハクチョウがメインだが,オオハクチョウも多くいる/マガンの大群/ミヤマガラスの群れ
  
シジュウカラガンとマガン
  
薬莱山スキー場をバックに飛ぶマガンの群れ/アオサギ/シジュウカラガン
  
シジュウカラガン/いつもの好きな風景(色麻)


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2022年2月17日(木)・3月5日(土)色麻町、加美町

2022年03月05日 | 田谷地沼・宮崎地区

■2022年2月17日(木)・3月5日(土)【天気】晴れ曇り【機材】EOSR5+RF100-500
【場所】色麻町、加美町中新田、鳴瀬、賀美石、宮崎、小野田、旭地区
【種名】マガン+++,カリガネ1+,シジュウカラガン29+,コハクチョウ,アメリカコハクチョウ,オオハクチョウ,カルガモ,オナガガモ,キジバト,ダイサギ,トビ,ノスリ,カケス,ミヤマガラス,ハシボソガラス,ムクドリ,ツグミ,スズメ,カワラヒワ(9科19亜・種)
【メモ】ここ数年は、賀美石、宮崎、小野田、旭地区の田んぼは積雪が少ない傾向にあったが、今年は、いつまでも雪が田んぼにあるという状況になっている。2月17日はほぼ雪に覆われ、ハクチョウやガン類の姿は見えなかった。3月5日もハクチョウの小群がいるだけだったので、中新田、鳴瀬地区に行ってみたところ、加美町と接する古川の田んぼは積雪がなく田んぼが乾いている状態だったが、そこから中新田方面の田んぼは、雪が解けてちょうど、餌を探すガン、ハクチョウの大群がいた。加美よつばカントリーエレベーター前の田んぼで、シジュウカラガンの小群がいて、あとで写真を見ていて、シジュウカラガンとマガンの群れの中にカリガネ1羽を見つけた。3月第2週後半は、さらに雪解けの田んぼを求めて、宮崎と小野田の田んぼに移動するものと思われる。
【写真】
<2月17日>

  
地吹雪とオナガガモ、ツグミ /地吹雪がやんだ風景 
  
ノスリ成鳥♀
  
ノスリ成鳥♀   薬莱山     ミヤマガラス

<3月5日>
  
アメリカコハクチョウハイブリッド/ほぼアメリカコハクチョウ
  
シジュウカラガン,マガン,カリガネ/シジュウカラガン
  
シジュウカラガン         マガン
  
争うマガンの家族         ミヤマガラス


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2021年6月17日(木)・20日(日)・22日(火)田谷地沼

2021年06月22日 | 田谷地沼・宮崎地区

■2021年6月17日(木)・20日(日)・22日(火)【天気】晴れ・晴れ・小雨【機材】EOSR5+RF100-500 EF500Ⅱ
【場所】田谷地沼,周辺田圃 ※種名○が田谷地沼
【種名】○キジバト,○アオバト,カワウ,アオサギ,ダイサギ,チュウサギ,○ホトトギス,○ツツドリ,ウミネコ,ミサゴ,トビ,サシバ3,ノスリ,○アカショウビン2,カワセミ1(大原地区),ヤマセミ1(旭地区),○コゲラ,ヒバリ,ツバメ,○ヒヨドリ,○ウグイス,ムクドリ,○クロツグミ,○キビタキ,○オオルリ,スズメ,○キセキレイ,ハクセキレイ,カワラヒワ,ホオジロ,○ノジコ,○アオジ(科種)
【メモ】田谷地沼といえば普通に近くでノジコが見られることが多いフィールドだ。しかし,今年は嘴が全部きれいなピンク色のアオジや普通のアオジはいるが,ノジコは声はすれど姿が見えず,6月にひたすらノジコを求めて3回行った。17日は5月に行ったとき,ノスリ2羽がバトルをしていた上空にサシバが飛んでいて,獲物をつかんでいた。最初ヘビかと思ったが,写真を見るとおそらくカエルの足で,巣があるあたりの領空(!)を何度か旋回し,最後に急降下して見えなくなった。それから10分ほど待っていて,ふと上空を見上げると3羽飛んでいる。今にして思えば,最初に1羽1羽撮影しておけばよかったが,くっついて飛んでいる2羽を中心に撮影した。あとから図鑑で確認すると,1羽は♂成鳥で,もう1羽は1年目の若鳥だった。この若鳥が去年の子どもかどうかはわからないが(たぶん違うとは思うが),こういう個体を見られてよかった。♂成鳥は図鑑(『比べて識別!野鳥図鑑670』以下同じ)では胸が濃い褐色ということで,この親は♂に間違いない。
 ここで気をよくして田谷地沼へ。ここでまたまた当たり。すぐ近くで鳴き声。枝葉の間を探すと,おーいた!とレンズを向けたとたんに,飛ばれてしまい,樹間を縫うようにほぼ直線で飛んで行った。いるぞーと電話しているうちにまたやって来て,撮ろうと思ったが,また飛ばれる。声がしなくなったので,またとぼとぼ歩いて行くと,また近くで鳴き始める。今度は,左右でステレオつまり2羽。後で聞くとこのあたりで,獲物の本物のカエルをびたびた叩きつけていたそうだ。そこからちょっと歩くと,ついに出た,ノジコ♂。かなりの枚数を撮影し,動画の撮影に入ると,またまたの鳴き声。かなり近い。しかし,迷うことなくノジコの撮影に専念する。終わってから,撮影しようと探したが,その時は鳴き声もなくいなくなっていた。せっかく来てやったのに無視されていなくなったのかは分からないが(笑い),それから2度行って探したが,声がして姿も見えるが,完全な枝葉かぶりでピントが全く合わず,マニュアルにするまもなく飛ばれてしまった。やはり,EOSR3の視線入力は必要だ。ちなみにノジコを撮影できたのは初日のみで,しかも,目の前にわざわざ出てきたくれたのは,ノジコ♂1羽ということで,ノジコ見たさにやって来たので,本当にうれしかった。撮り逃がしたが2羽いたのを確認できた。ちょっと山に入るが白沼や長沼でも声は何度か聞いたことがある。ここでは撮影する気にはならないが。
【動画】


ノジコ♂。ノジコの撮影に夢中で声が録れているからいいやという話。でももったいなかった。

【写真】
<17日晴れ曇り>

  
カエルを捕まえて巣に戻るサシバ成鳥♂
  
♂が巣に入ってから10分ほどして、ふと上空を見上げるとサシバが3羽。
  
図鑑を見ると繁殖しない第1回夏羽の個体。親子かどうかはインタビューしないとわからない。
  
いつも見るノジコより、かなりせかせかしていた。
<20日晴れ曇り>
  
成鳥♂が青空をバックによく見えた。
  
いつものエリアの上空を旋回
  
サシバの足はちょっと貧弱。    ウメガサソウ
<22日弱雨~強雨>
  
白い眉斑に見えるが不明。モリアオガエルの卵塊


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2021年4月26日(月)・27日(火)、5月8日(土)・10日(月)田谷地沼、周辺田んぼ(前編)

2021年05月10日 | 田谷地沼・宮崎地区

■2021年4月26日(月)27日(火)、5月8日(土)10日(月)田谷地沼【天気】晴れ【機材】EOSR5+RF100-500mm・EOSR+24-1mmmm
【場所】田谷地沼、周辺田んぼ
【種名】キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、ホトトギス、ツツドリ、ミサゴ、トビ、ノスリ、コゲラ、サンショウクイ、カケス、ハシボソガラス、シジュウカラ、ヒバリ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、センダイムシクイ、セッカ、ゴジュウカラ、キバシリ、ムクドリ、クロツグミ、コサメビタキ、キビタキ、オオルリ、スズメ、キセキレイ、ハクセキレイ、ホオジロ、ノジコ、アオジ(23科37種)
【メモ】4月下旬2回,5月連休後2回計4回田谷地沼に行った。初日は宮床ダム上空でサシバ成鳥♀を見たが,田谷地沼周辺田圃で見たのはノスリだけだった。初日はあまり鳥は出なかったが,翌日は,ゴジュウカラ,キバシリを目の前で見ることができた。クロツグミは上田谷地の木道を歩いて行くとすぐ木道脇の湿地から5,6羽けたたましい鳴き声とともにちりぢりに逃げて行ってしまうので,写真は撮れなかった。5月はサンショウクイを間近に見ることができた。「ヒリリー」と鳴くとき,翼も振るわせるのを初めて見た。一通り見たのに姿が見えないのはキツツキの類と肝心のノジコで,ノジコは声はするが,出るのはアオジばかりで姿が見えなかった。1羽アオジと思われる個体で,おそらく成鳥にもかかわらず,嘴は上下ともきれいなピンクで,頬が黒ではなく白で,後頸が白い個体がいて,8日,10日とも同じ場所にいた。ノジコを見ないのはいかにも田谷地沼としては満足が行かないので,姿を見るまで行くことにした。
【写真】

  
栗駒山      船形連峰    田谷地沼と前船形山 
  
カケス              キバシリ
  
キバシリ     アオジ♀    アオジ♂
  
ゴジュウカラ。幹を飛ぶように移動する。
  
キバシリ。ヒナにやる餌をたくさん咥えていた。
  
謎アオジ♂の部分白化?嘴も全面ピンク キビタキ♂
  
サンショウクイは近くで見るとの遠くで見るのとでは印象がまるで違う。
  
コサメビタキ           アオジ♂
  
船形連峰             ミツガシワ


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2021年2月13日(火),2月21日(日),3月9日(火)加美町賀美石,宮崎,旭地区

2021年03月09日 | 田谷地沼・宮崎地区

■2021年2月13日(火),2月21日(日),3月9日(火)【天気】晴れ曇り【機材】EOSR5+RF100-500L・EF500LⅡ,EOSR+RF24-105mmL
【場所】加美町賀美石地区,宮崎地区,旭地区
【種名】マガン1000+,シジュウカラガン7,コハクチョウ,アメリカコハクチョウ2,オオハクチョウ,ヒドリガモ,マガモ,カルガモ,コガモ,キジバト,カワウ,アオサギ,ダイサギ,オオバン,トビ,ノスリ,モズ,ミヤマガラス,ハシボソガラス,ハシブトガラス,ヒバリ,ムクドリ,ツグミ,スズメ,ハクセキレイ,ホオジロ,カシラダカ(14科27種)
【メモ】昨シーズンは大暖冬で,2月29日の段階で旭地区に雪がないという異常事態で,田谷地沼もサンダルで一周できるという状態だった。地元の方も心配していたが,今シーズンは,雪が例年並みで,地吹雪もいつもの通りということだった。昨シーズンのことがあったので,2月13日に行ってみると,賀美石地区も雪に覆われ,100羽以内のハクチョウ類とマガンも200程度しかいなかった。21日は賀美石地区はだいぶ雪が溶けていて,シジュウカラガンも若干いてマガンは1000羽程度,ハクチョウ類は200羽以上はいた。それでも,標高が高い宮崎地区と旭地区(賀美石小52m,宮崎中72m,旭小137m)はまだ雪に覆われていた。3月9日には,雪があるのは旭地区だけになり,旭小学校の前に広がる田圃にハクチョウ類2000羽+とマガン500+採餌していた。雪が溶けると田圃がべちゃべちゃになり,そこにガン,ハクチョウが採餌に来るわけだが,3年間この地に勤務して,秋の渡来の時期にはこの地区に観察をしたことがなかったので,春先に採餌に来るようだ。ちなみにお昼の食事は宮崎支所前の丸大のラーメンとカツ丼,お土産は門間のがんづき,温泉は陶芸の里ゆーらんどと決まっている。鳥とおいしいもの,そして温泉はフィールドの3大要因である,などと。
【写真】

2月13日(火)10:02-12:47

荒川・花川合流点の橋から下流のハクチョウ類の塒/賀美石地区オオハクチョウとマガン

2月21日(日)9:56-12:37

ミヤマガラスの群れ/シジュウカラガン5羽とマガン

シジュウカラガン2羽とマガン

シジュウカラガンとマガン。これは違う群れ。

3月9日(火)12:58-15:22

小野田・宮崎地区の用水路の上を飛ぶトビ/マガン/旭小前のマガン


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2021年2月21日(日)加美町宮崎地区

2021年02月21日 | 田谷地沼・宮崎地区

■2021年2月21日(日)加美町賀美石付近

【動画】機材:EOSR+RF24-105mm 動画FullHD

 

コハク・オオハク・アメリカコハクチョウ2羽の採餌


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2021年2月13日(土)加美町賀美石付近

2021年02月14日 | 田谷地沼・宮崎地区

■2021年2月13日(土)加美町賀美石付近

オオハクチョウとコハクチョウの採餌

【動画】機材:EOSR5+RF100-500mm 動画8K


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2020年2月29日(土)田谷地沼,上原,旭,宮崎

2020年03月01日 | 田谷地沼・宮崎地区

■2020年2月29日(土)10:55-12:44【天気】晴れ曇り【機材】EOSR+RF24-105
【場所】田谷地沼,上原,旭,宮崎
【種名】マガモ,ダイサギ,トビ,ノスリ,アカゲラS,アオゲラS,モズ,カケス,ハシボソガラス,ハシブトガラス,ヒヨドリ,ミソサザイS,ムクドリ,シロハラ,ツグミ,スズメ,ハクセキレイ,アトリ,シメ,カシラダカ(14科20種)
【メモ】震災の年に加美町の宮崎地区に着任して3年間過ごした頃は,3月初旬でもかなりの積雪で,地吹雪の日が多かった記憶がある。夜遅く仙台までの道を帰る時にはブラックバーンになった道をおそるおそる走ったものだ。それから,3年間の間は積雪はあまり多くはなかったが,ハクチョウ類やガンの大群が3月初旬までいて,この6年間でサカツラガンや,シジュウカラガンの観察もできた。ところが,ここ3年は,3月にはすでに雪がなく,ガンやハクチョウの数も激減し,ついに今回は,標高の低い賀美石地区から中間の宮崎地区,そして一番標高が高い旭地区まで全く雪がなかった。上原も雪がない。さらに田谷地沼は遊歩道がサンダルで歩けるという雪のなさ。地元の方で知り合いの6名の方に聞いても,「70年こんなことはなかった」「水不足で米作りが心配」などの声が聞かれた。そして,ガン,ハクチョウは全く見当たらなかった。もともと,雪解けでべちょべちょになった田んぼが標高の低いところから高いところへ,少しずつ上がっていくので,それにつれてハクチョウやガンがそこで採餌していたのだが,それがないわけだ。今年は暖冬だから早く行かないとと思っていたがこの日になってしまったわけだが,ここまで暖冬の影響(温暖化?)が出ているとは思わなかった。鳥の写真は一枚もないが,記録すべき1日だった。
【写真】

  

雪のない小野田地区と船形連峰/同じく雪のない薬莱山/宮崎地区。ガンがたくさんいる田んぼのはずだが。

  

田谷地沼はほとんど積雪がない。ミズバショウは水中から顔を出す/船形連峰


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2019年10月20日(日)田谷地沼

2019年10月22日 | 田谷地沼・宮崎地区

■2019年10月20日(日)10:30-16:00【天気】曇り【【レンズ】EF500Ⅱ,RF24-105
【場所】田谷地沼,宮崎
【種名】ヒドリガモ,キジバト,アオサギ,ダイサギ,チュウサギ,トビ,ノスリ,コゲラ,カケス,ヒガラ,ヒバリ,スズメ,ハクセキレイ,カシラダカ(11科14種)ツキノワグマの新しい糞,多数のイノシシ(親子)の食痕
【メモ】震災のあった4月から3年間勤務していた職場の創立30周年記念式典がバッハホールであり,それに出席したついでに午前中は田谷地沼,夕方は宮崎で鳥見をした。特にまだ紅葉の季節でもなく,鳥もいなかったが,それなりに山紫水明の里は美しい。田谷地沼の自然館の方から,クマとイノシシがたくさん出てるということだった。田谷地沼の遊歩道を一周する道々にイノシシとクマが出没していた痕跡があって,ちょっと緊張した。しかし,かなりの回数を行っているにもかかわらず,しかも,3年間いて日々地域をかなり隅々まで見回っているのに,これまで見たのはカモシカ1頭,子ぐま1頭,テン1頭,キツネ+,タヌキ+というのは・・・・。帰りはいつも寄るもんまのがんづきを買い,丸大の中華そばを食べ,おいしいカツ丼をテイクアウトして,満足して戻った。さとう宗幸さんの記念コンサートもよかった。以前,小野田のホールで在職中に聴いて以来だった。旭地区の伝統の太鼓がなかったのはちょっと残念だったが。
【写真】

  

カシラダカ             ヒドリガモ

  

  

田谷地沼の紅葉と薬莱山の風景


 

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2019年4月28日(日)29日(月)田谷地沼

2019年04月28日 | 田谷地沼・宮崎地区

■2019年4月28日(日)29日(月)9;30-11:00【天気】晴れ【【レンズ】EF500Ⅱ,RF24-105mm
【場所】小野田,田谷地沼,上原,旭,宮崎
【種名】キジ,コガモ,キジバト,カワウ,アオサギ,ダイサギ,トビ,ノスリ,カワセミ,コゲラ,アオゲラ,サンショウクイ,モズ,カケス,ハシボソガラス,ハシブトガラス,シジュウカラ,ヒバリ,ツバメ,ヒヨドリ,ウグイス,センダイムシクイ,メジロ,ゴジュウカラ,ムクドリ,クロツグミ,ツグミ,コサメビタキ,キビタキ,オオルリ,スズメ,キセキレイ,カワラヒワ,ホオジロ,カシラダカ,ノジコ,アオジ(25科37種)
【メモ】前回4月24日は,ほとんど鳴き声だけで小鳥の姿が見られなかったので,あまりまだ木の葉が繁らず,ミズバショウがまだ咲いている時期に2日連続で行ってみた。最初に沼を一周し,もう1回上田谷地へ行く道あたりまで行って,今度はじっくり見ながら引き返すのがいつものパターンだ。だいたいいる場所は決まっているので,待っていると自然に目の前にやって来る。今回はオオルリがやっとじっくり何度も観察できた。場所が異なる3つがいがいた。全体的には5月連休後半がいいので,もう一度行くつもりだが,鳥の海のシギチが気になる。田谷地沼から上原に行くが,ノビタキが例年見られるのだが2回とも観察できなかった。11時頃と時間帯が遅いので朝あまり車が通らない時だと,道路脇のススキに止まっていることが多い。この時期この辺りにいるということは繁殖の可能性がある。ただ,最近,上原はあまり鳥の種類,個体数が共に少なくなっているのが気になるところだ。
【写真】

  

小野田の田園風景  オオルリ♂ 枯れ木の虫を探している感じだった。

  

まるでルリゲラ   ノジコ♂ 後ろ姿だったが,羽衣の感じがよくわかる。   

  

コガモの生殖羽。♀は三列風切に明瞭な褐色斑 カシラダカ夏羽

  

キビタキ     メジロ       オオルリ♂

  

地面に何度か降りて採餌していた。

  

オオルリ♂               カケス

  

コサメビタキのディスプレイ囀り?   キビタキ

  

キビタキ      


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2019年4月24日(火)田谷地沼・上原

2019年04月24日 | 田谷地沼・宮崎地区

■2019年4月24日(火)9:30-10:43【天気】晴れ【【レンズ】EF500Ⅱ,RF24-105mm
【場所】田谷地沼,上原
【種名】コガモ,トビ,ノスリ,アオゲラ3,カケス,ハシボソガラス,ツバメ,ヒヨドリ,ウグイス,センダイムシクイ,クロツグミ1,ツグミ++,コサメビタキ,スズメ,カワラヒワ,カシラダカ夏羽,アオジ(11科16種)
【メモ】時間が過ぎていたのでどこに行くか迷ったが,蔵王のミズバショウがいまいちだったので,田谷地沼に行くことにした。小鳥類もぼちぼち来ている頃。駐車場に着くと見慣れた車が止まっていたので,いつものコースを歩いて行くと鳥友のS氏がいて,キバシリを探していた。キビタキ,オオルリ,クロツグミ,コサメビタキが来ているというので,そこで分かれてとぼとぼ歩いて行くと,アオジやコサメ,センダイムシクイ,カシラダカなどがいた。アオゲラが2羽いたが,飛んで行ってしまい,木道脇からクロツグミが囀りとはほど遠い地鳴きでこれも飛んで行ってしまった。ということで,まあ,今日はいいやと上原に行ったが,どういうわけか車がやたら多く,とても道路脇にノビタキが止まっていられるような状況ではなかった。ということで,次回は少し早く出かけてゆっくり鳥をみたいものだ。サシバもいつも見られるところにいたらしいいが,見ることができなかった。
【写真】

  

ミズバショウ

  

アオジ♂      カシラダカ夏羽♂

  

カワラヒワのペアが巣材を集めていた/コガモ/上原の広い芝生畑にツグミが軽く50羽以上はいた。


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2018年11月4日(日)田谷地沼他

2018年11月04日 | 田谷地沼・宮崎地区

■2018/11/4(日)7:14-9:45【天気】晴れ 【レンズ】RF24-106 EF500Ⅱ
【場所】田谷地,白沼,長沼,漆沢ダム
【種名】ヤマドリ♂1,ヒドリガモ,カルガモ,オナガガモ,キジバト,トビ,ノスリ,モズ,カケス,ハシボスガラス,ハシブトガラス,シジュウカラ,ヒバリ,スズメ,ハクセキレイ,カワラヒワ(11科16種)
【メモ】秋の田谷地沼周辺のフィールド巡り。宮崎に勤務していた頃,よく行っていた二つ石ダムは時間がなかったのでいかなかったが,クマにもサルにもカモシカにも会えず,ノスリさえ飛ばない日だった。唯一,千古の森キャンプ場に行く途中の狭い山道の道路脇にヤマドリの♂がいて,窓から500mmを取り出すまもなく姿が見えなくなり,久々に眼の前で見たが,とてもきれいだった。
【写真】
  
■宮床ダムの朝霧
  
■田谷地沼/春の準備のミズバショウ/冠雪の船形山
  
■田谷地沼から千古の森キャンプ場に行く道の途中の巨木/白沼/長沼
  
■クサギ(シソ科)/原地区から薬莱山。一応鳥が飛んでいる。
  
■ヒドリガモとカルガモ



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2018年4月29日(日)・5月1日(火)田谷地沼他

2018年05月01日 | 田谷地沼・宮崎地区
■2018/4/29(日)・5月1日(火)【天気】晴れ 【レンズ】16-35Ⅲ,100-400Ⅱ 500Ⅱ
【場所】田谷地沼・原,周辺
【種名】キジ,ヒドリガモ,カルガモ,キンクロハジロ,カイツブリ,キジバト,アオバト2,カワウ,トビ,ノスリ,コゲラ,アオゲラ,サンショウクイ,モズ,カケス,ヤマガラ,シジュウカラ,ヒバリ,ツバメ,ヒヨドリ,ウグイス,センダイムシクイ,ゴジュウカラ,ムクドリ,コムクドリ,クロツグミ,ツグミ,ノビタキ2,キビタキ,オオルリ,スズメ,キセキレイ,アトリ,カワラヒワ,ホオジロ,カシラダカ,ノジコ,アオジ(22科51種)
【メモ】4月は忙しく鳥をあまり見れなかったが,やっと開放され,田谷地沼に日の出を見ながらやって来た。沼に下りる道ですぐにキビタキ,サンショウクイ,クロツグミ,コサメビタキを見て,さい先がいいと思い,サンショウクイは見れるだけ見て,木道を歩き始めた。またキビタキが出て,コサメビタキ,アオゲラがいるが,きちんとは見れない。とりあえず,沼を一周し,北側のキビタキ・オオルリポイントに行くと2種がすぐ近くに出た。オオルリに狙いを定めて撮影したが,ピントがだめでがっかりした。それから上田谷地に行き,ノジコを撮影して,原にノビタキを見に行った。いつもの2カ所目のポイントに2羽メスがいたが,車から降りて撮影しようとしたとき,後ろからバイクがすごい勢いで駆け抜け,ノビタキは芝生畑を向こうの方に飛んで行ってしまった。帰りはいつもの「もんま」に寄っておしゃべりをし,名物のがんづきを買って帰ってきた。5月1日は昼頃行ったので,あまりいなかった。ここから蕪栗沼,蒲生,鳥の海と回った。
【写真】
  
■震災の年から3年間,放射能に悩まされながら加美町と仙台を毎日往復した,その通勤途中にある印象的な風景/加美町の宮崎・小野田地区の四季折々の自然の美しさは「山紫水明の里」の名にふさわしい。
  
■鳥もさることながらこうした環境がすばらしい。
  
■勤務していたときは,かなりの回数土日も仕事で行っていたので,朝と帰りには田谷地沼や原,キタイ沼方面や白沼・長沼方面にも行っていた。特に道路を整備すれば,長沼・白沼はかなりの観光名所になると思うのだが。途中の小さな湖沼群もすばらしい。ルート的にはやはり上田谷地ルートが一番すばらしい風景だ。途中船形登山口のルートに入ると前山も目の前にある。
  
■6時前からの観察・撮影で太陽光線が斜めになっている。キビタキ♂,ゴジュウカラ,サンショウクイ
  
■オオルリは50枚以上撮影し,かなりいいのもあったのに,ピントが合っていたのはこの1枚のみ。どうもオオルリは昔から撮影が苦手だ。/コサメビタキ
  
■近すぎてサービスがよかったのがサンショウクイ。今回は何回も近くで観察できた。去年はクロツグミがたくさんいてびっくりしたが,今回は日陰逆光ものしか撮れなかった。
  
■葉の陰からじっとこちらを見ているサンショウクイ/空もののキビタキ。背中が撮りたかったのだが。
  
■巣材にする蜘蛛の巣の糸を嘴で絡め取るコサメビタキ/ノジコ♂
  
■ノジコ♂/今回のお気に入りの写真。写真展には間に合わなかったので,プリントし,額に入れて同僚にあげたら,とてもかわいいと喜んでくれた。


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