goo blog サービス終了のお知らせ 

私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

現在、過去の記事を移行先のはてなブログにアップ中です。

2025年6月20日(金)蔵王御釜

2025年06月21日 | 宮城蔵王

■2025年6月20日(金)6:41-9:46【天気】晴れ26℃(9:00) 風速4m【機材】EOSR5Ⅱ+RF100-500・EOSR5+RF16stm
【場所】蔵王御釜・馬の背、周辺
【種名】トビ1、ホシガラス1(S)、ウグイス+、イワヒバリ2(ペア)、カヤクグリ1、ビンズイ8、ウソ♀1(6科7種)
【メモ】前回は強風でコンディションが悪かったが、今日はほぼ風もなく暑い日だった。途中の杉ヶ峰方面への登山駐車場はすでに満杯、山頂駐車場に着くと10台以上の車があった。登山靴に履き替え、歩き出した。いつも、御釜の遊歩道を下りて、コンクリート柵沿いに登り、コンクリート柵がきれたところからさらに少し登って、登山道を戻る。リフト乗り場まで行って、そこからレストハウス・駐車場に戻るコースなので、あまり体力はいらない、どちらかと言うと散歩コースのようなものだ。今日は、残雪はかなり少なくなっていた。イワカガミがあちこちに咲いていて、すでにちょっとピークは過ぎている感じだった。ミネズオウやハクサンチドリもあちこち咲いている。蝶はキアゲハとアサギマダラ、それにちょっと小型のクロアゲハ?飛んでいたが、キアゲハが一番多かった。イワヒバリをこれまで見たポイントは5か所あるが、今日は第2ポイントでペアを見た。ビンズイでない地鳴きがするので、いつもは持っていかない双眼鏡で探すがいない。と、眼下を見ると、すぐ近くにいるではないか。いつものパターンだ。岩に腰掛けて休んでいるとやって来る、おにぎりを食べているとやって来るというパターン。ペアらしく、色がやや濃く、蛾をつかまえて食べながら岩の上を歩いている。ふと気がつくと後ろから、少しすらっとシンプルな感じのおそらく♀が追いかけてきたが、♂らしきものは、歩きながら食べてしまった。それから、別々に餌を探すが、いつものようにどんどんこちらの方に登って来る。しかし、こちらは写真を撮っているだけとわかったかどうかは知らないが、2mくらいで引き返し、横に歩いて、餌を探していたが、やがて2羽で雪渓の方に飛んで行った。ビンズイはあちこちで見たが、口に餌をたくさん咥えた個体が多く、ヒナに餌をやるのだろう。一周して途中リフト乗り場に行ったが、タンポポ(これが雑種なのかどうかはよくわからない)は、綿毛の状態ではなかった。ウソを期待していたがいなかった。カヤクグリもいない。ところが、レストハウスに到着して帰ろうとしたら、付近の木のてっぺんにカヤクグリが一羽止まっていた。これはちょっと遠かった。ウグイスはハイラインの下りで3か所ほど木に止まっていて姿が見えた。リフト乗り場に行ってみると、ギャアギャアという声がしたので、探したが、見つからなかった。ウソ♀は遠い木に一羽止まっていたのみだった。とりあえず、今シーズン初のイワヒバリペアを見たのでよしとした。次回に期待。下山すると下からガスが上がってきて、駒草平はほぼ無風だが何も見えなかった。賽の河原も同じ。
【写真】
  
イワカガミ/今日の蔵王御釜
  
ビンズイ/イワカガミとミネズオウ/蛾を捕まえたおそらく♂
  
後ろからおそらく♀が追いかけてきた/♂/♀。雨覆いの白点部分が違うので個体識別できる。
  
上ってきた♂
  
♂。餌を探す/これはどちらだったか忘れた。
  
お気に入りなのか、岩の上で羽繕いする♂
  
羽繕いしたおかげで雨覆いの白点が見えなくなってしまった。
  
御釜側ビンズイ同一個体/登山道側ビンズイ別個体
  
御釜側別個体/タンポポ雑種かどうかはわからない/キアゲハ。アサギマダラはちっとも止まらなかったので撮れなかった。3種で一緒に飛んでいるところも撮れなかった。
  
レストハウス近くにいたカヤクグリ
  
ウグイス/ヒナザクラ/コバイケイソウ?
  
チングルマ/ハイマツ/ヒナザクラ
  
ツマトリソウ/マイヅルソウ/ハクサンチドリ
  
ムラサキヤシオ/ウソ♀/コマクサ


Copyright(C)2025 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.

この記事についてブログを書く
« 広瀬川ハヤブサの繁殖記録Par... | トップ | 2025年6月18日(水)・21日(... »