脳機能からみた認知症

エイジングライフ研究所が蓄積してきた、脳機能という物差しからアルツハイマー型認知症を理解し、予防する!

10月の右脳訓練ー六日町を周遊

2014年11月01日 | 私の右脳ライフ

10月7日でしたが、越後湯沢からレンタカーを借りて、石川雲蝶に会いに行く前に、ちょっと寄り道を。
越後に行くと「八海山」の名前はたびたび耳にします。
ほとんどが「おいしいお酒」という意味ですが、もちろん八海山は越後三山の一峰です。
歩いて登ることは考えてもいませんでしたが、一度はロープウエイで頂上に!と思っていました。

例によってネットでいろいろ検索して、紅葉にはちょっと早いものの運航していることは確かめていざ出発。

申し訳ないことに乗客は私一人・・・でも、丁寧に説明してくださいました。
ここで八海山の頂上にはロープウエイは行かないこと、その理由は急峻な岩山が続く難路だからという知識を得ました。

何しろ霊山と敬われた山ですから、ロープウエイで乗り付けるのは不敬というものでしょう。
FBで、高校時代の友人F吉さんが「学生時代に八海山に登りました」と言ってきてくれたのですが、ここに登った経験がある人が感じる思いと比べたら、私の感慨などは飛んでしまいそうです。若いうちにいろいろと経験しておくことは、長い老後を覚悟しなくてはいけない私たちにとって重要なことですね。(ちょっと後の祭りですが)
ほんの少し黄葉がみられます。

ほんとは佐渡島も見えるのですが、日本海方面は雲に隠れていました。
コシヒカリのふるさと魚沼盆地は、手に取るようでした。

ふもとに八海山神社がひっそりとまつられていました。ここが1合目。

見事な大木や、謂れある子持ち石にも出会いました。

トミオカホワイト美術館も気になっていましたが、八海山神社のすぐそばに右折の看板を発見!さっそく寄り道しました。

富岡惣一郎画伯のことはここで詳しく知ったのですが、その求道的な生き方に驚きました。
雪を表現するために「トミオカホワイト」と言われる絵具を開発し、白地の上に黒を塗り、その黒を削り取って白を生むという技法です。
塗りたすのではなく、ペインティングナイフで削り取るという発想。だから描く行為が求道的で、作品からは透徹した印象を受けました。
そのペインティングナイフは日本刀の刀鍛冶の技法で特注された、日本刀のように長いものでした。
アメリカで「東洋の白」と言われ、とても受け入れられたのだそうです。
旅には予想を超えた、こういう拾いものもあります。

ランチは越後ワイナリーでいただきました。こういう時はもう一人いるといいですねえ。

    


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