友人のT口さんからのお知らせです。
今日の写真は全部Mr.T口の力作です。
「ハスの鉢に、 モリアオガエルが産卵したの。
しかも、絶対に水の中に落ちるところに上手に産んでるのよ。
前の日には気づかなかったから、昨夜一晩のうちに産卵したみたいなの。」
T口さんは、趣味でハスを育てています。
去年もきれいに咲いた時を見計らって遊びに行かせていただきました。
去年、大きなバケツ(?)の周りにスダレが巻きつけてあるのは、T口さんの美的センスの表れだと思って感心したのです。
そうしたら、実用も兼ねているのですって。
水がたまっていると、蚊が卵を産みますね。そのボウフラ退治のためにメダカを鉢の中で飼うのですが、そのメダカが猫や鳥の餌食になってしまう・・・
そこで猫よけ、鳥よけのために、風雅なスダレ巻きになっているのです。
鳥は縁にとまった状態でないとメダカを襲わないそうです。そしてこの高さがあるとくちばしが水に届かない!
やっぱり、鳥より人間のほうが前頭葉の分おりこうですね。
そのスダレの中側に、モリアオガエルが産卵したのです。
モリアオガエルは、池の上に張り出している木の枝に産卵して、卵が成熟すると池に落ちてオタマジャクシになって、それからカエルになるのですよね。
この場所なら、卵が落ちた時に水の中に入る確率は非常に高いでしょ?
地面に落ちるのはたったこのくらい→です。どうしてこんなにくどくどと説明するかというと理由があります
![050612_002_2 050612_002_2](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/53/db440e47144944be6cae3ac3f5cc725a.jpg)
実は4年前にも、同じようにモリアオガエルが産卵したことがあったそうです。
その時は、定石通り木の枝に卵をうみつけたのですが、残念ながらその下は池ではない。
ハスの鉢があることはあるのですが、何しろ小さいために卵の多くは地面に落ちてしまったという事件があったのです。
![050621_013 050621_013](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/65/6b050181c1a216690c272c20638fd2eb.jpg)
モリアオガエルは偉いです!
今年は4年前のような、そんな失敗はないでしょう。
4年前は6月12日に産卵。
今年は6月11日に産卵。
まったく自然界ってどうなってるのでしょうか!?
T口さん、感動ニュースと写真をどうもありがとうございました。