下の写真は、昨年、台北に行ったとき、MRTの士林駅(故宮博物院の最寄り駅)のホームで撮ったものです。
何気な~く、自転車と一緒のカップルです。二人乗りして士林駅まで来て、どこかまで電車で行って、また自転車に二人乗りするのでしょうか。
高架上の駅のホームで自転車なんて、かなり見慣れない光景だったのもので写真に撮ってしまいました。
台北のMRTは、土日の日中に限り、特定の駅で自転車と共に乗り降りできるんだそうで、士林駅のエレベーターには、右の写真のように(ボケボケですまぬ)「限乗2輛(自転車は2台まで?)」との注意書きが張られていました。
先日、JR東京駅で、「そのまま自転車持ち込まないで」というポスターを見かけました。
朝日新聞によりますと、
ローカル線や海外では持ち込みを認めている列車もあるが、混雑する首都圏の電車では、はた迷惑。そこで、折りたたみ式のものなどは認めつつ、「そのまま」は遠慮してもらうことにした。
ということで、JR東日本や大手私鉄、東京都交通局が共同で作ったポスターなんだそうな。
でも、わざわざポスターを作ったということは、首都圏で、むき出しの自転車を電車に持ち込む人がいるということなのでしょう。
自転車を電車に持ち込む場合は、分解して、専用の袋(輪行袋)に入れるのが常識だと思っていたのですけど。
JR東日本のHPによれば、
サイクリングやスポーツ大会などに使用する自転車は、解体し専用の袋に収納したものまたは、折りたたみ式自転車においては折りたたんで専用の袋に収納したもの
は無料で、そして、
競輪選手が使用する競技用自転車であって、解体して専用の袋に収納し携帯するもの
は有料(270円)で、それぞれ持ち込めることになっています。
それにしても、わざわざポスターを作らなければならないなんて、ちょいと悲しい気がします。
ガラガラのローカル線ならともかくも、首都圏の電車にむき出しの自転車を持ち込む人がいるなんてね…。
幸い、私はこんな状況に遭遇したことはありません。帰宅ラッシュ時にベビーカーに子どもを乗っけて電車でぎゅうぎゅう詰めになってる母親二組を見かけたことはありましたけど。
【追記】JR東京駅で先ほど撮ったポスターの写真を追加しました(09/07/01 09:38)
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