パルコン旅行記

☆マイホーム建築への道のりとパルコンでの生活
(番外編を含む第1章~第5章)
☆寄り道日記

介護保険申請への準備

2023-05-11 08:15:41 | 高齢の親
 義父と二人で病院へ行く予定を立てていましたが、
何故か義妹が「菫さんが嫌な思いをしないか心配」と言い出しました。

   嫌な思い?・・・
   手を握るとか? 抱きつかれるとか?
   とうとうセクハラ?

などと思いつつ、やんわり「どういう?」と聞くのだけれど、
イメージゆえに表現がしきれないのか、ハッキリ言わない義妹・・・。
もの凄く言葉を選ぶタイプで、お互いに距離感がつかめていない。

   言ってくれないとわからないのだが

こうなると「洞察と言う名の勝手な自己解釈」をしなくてはならず、
それによれば、
「義妹自身が義父の言動に嫌な思いをしてる(ショックを受けている)」ため、
「兄嫁である私がそれを背負わないか」・・・ということを気にしている。
同時に、義妹の根底に、
「私の両親と実家の事を他人に仕切られたくない」という無意識の思いがある。

といったところなのだろう・・・と思いつつ、
実際は本当に何を指しているか分からず、
ここにきて、「察する事」の難しさを考えさせられます。

「(嫌な思いとは何のことだか分からないけど)そっか。
義妹ちゃんが心配なら、ゴリゴリ進めるのは違うと思うけど、どうしよう?
義妹ちゃんが、”今が私の頑張る時” と必死になっているのは分かるけど、
義妹ちゃんが鬱になってしまわないか、心配だよ。
私はさ、
リロ(長男)が発達障害で子育てや自分の気持ちを維持するのが困難で、
独りではとても無理で、行政に『助けてください~~~涙』ってすがり、
力になって貰いながら、なんとかやってきたからさ。
義妹ちゃんと正反対で、抱え込まず、助けて貰うことしか考えてなくて。」

と話したら、一瞬空気が変わり・・・。

「じゃぁ、介護とかそっち方面は、私は分からないから、菫さんに任せるわ。」
「了解。お兄さん(夫)と相談しながら進める事にするね。」
という流れになりました。

 夫が帰宅後、このことを話し、意見を聞くと
「やれることは何でもやっておけ」という考えで、
「その日(病院へ義父を連れて行く日)、一緒に行こうか?」・・・と。

   行けるなら行ってくれ
   寧ろ、実子が動けるなら動いてくれ
   他人の嫁が動くと、ややこしいし

と心でつぶやきながら、
「良かった~~~♪ 一緒に行って~~~♪」と言っておきました。

そして、その旨を義妹に伝えると、
「私もお父さんの病院、一緒に行くわ」と言い出し、

   みんな行けるんかよ?
   なら、話しは早い(嬉)

と、いう運びになりました。

誰よりも義父の状態を知っている義妹が、同席なり説明なりをしてくれるなら、
間違いは無いし、誰もが納得出来るし、これ以上良い事はありません。


 病院のあとは、
包括センター市役所で介護保険の申請をし、訪問調査の日程を決めるので、
この日程も、義妹の都合の良い日に合わせて組む事を提案し、義妹にも受け入れて貰え・・・。

「義妹自身も、訪問介護に二の足を踏んでいたのかな?」とか、
「義妹をさしおいて、兄嫁がどんどん話しを進めて行く事に、警戒をしていたのかな?」
などと、反省しつつ、「でも迷っている余裕は無いし」と思ってみたり。

そして、何より義妹が一緒に動いてくれるのはとても喜ばしく、内心ホッとしている私。

   やっぱり実子よ
   実子が納得した上でやらなくちゃ
   要らない親なら、嫁に押しつけるのも納得だけど、
   大事な親なら、自分たちでやらなくちゃ
   今はもう、そういう時代よ


 この先もみんなで協力し、一緒に考えながら動いて行かねば・・・ね。
闘病生活を始め、同居なり施設なり、いろいろ覚悟が必要になってきました。


 因みに、義父さん・・・
「菫さんは、どうしてワシの病院へ一緒に来るんだ?」
  (↑介護保険の申請をするためだと説明したが)
「菫さん、ばぁさん引き取ってくれる様な事、言ってたぞ」
  (↑そんな話しはしていない)
と言っているらしく、話しがきちんと理解されておらず、
更に義父の「希望(理想)」を確定事項として認識している状態です。

本当に、突然こんな感じになってしまい・・・。
じわじわ進行していたのでしょうけれど、
気付いた時には、本当にビックリです。
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