オペラファンの仕事の合間に パート2

大好きなクラッシック音楽やフィギュアスケート、映画などを語ります。メインは荒川静香さんの美しさを語るブログ。

NHK交響楽団のブラームスとニールセン

2016年05月10日 09時54分42秒 | NHK交響楽団
毎週日曜夜の私の細やかなお楽しみはNHK・Eテレで放送される「クラシック音楽館」でのNHK交響楽団の定期演奏会。
一昨日、8日の放送は、たいへん楽しみにしていた放送。
首席指揮者パーヴォ・ヤルヴィ指揮による2月の定期演奏会。
プログラムはブラームスのヴァイオリン協奏曲とニールセンの交響曲第5番と言う私好みのプログラム。
こんなプログラムの演奏会を聴きに行きたい。
さて一番楽しみにしていたブラームスのヴァイオリン協奏曲。ヴァイオリン独奏はジャニーヌ・ヤンセン。
最近発売されたヤンセンによる新録音のこの協奏曲のCDは、私にとっては期待はずれだった。
たいへんレベルの高い演奏ですが、ヤンセンならばもっと出来ると聴いていて思いました。
そして今回のN響とのライブ。
やはりライブとあって気迫が違う。音色の艶や豊かさも違う。
CDの不満を忘れさせるものがありました。
NHKの録音が見事に捉えているのが嬉しい。逆に実際にあの大きなNHKホールの座席で聴いたらどれだけ伝わってきたのだろうかと思ったりした。
ヤルヴィの指揮も、ヤンセンの独奏に寄り添いながらも、オケをよく歌わせていたと思います。
CDの録音がヤルヴィの指揮だったら、また違っていたものとなっていたでしょうなあ。
ヤンセンのドレスも素敵でした。
ところで、あのサラサーテの逸話で有名な第2楽章の冒頭。
私としては、オーボエの独奏に聴き入るヤンセンの表情を、もっと見せて欲しかったなあ。
さて、リサ・バティアシュヴィリ、ヒラリー・ハーン、そしてジャニーヌ・ヤンセンと3人の現在世界のトップで活躍する女流演奏家によるブラームスの協奏曲の映像が私に手元にあることになります。
女流演奏家によるブラームスのヴァイオリン協奏曲へのこだわり。まだまだ続きそうです。

ブラームスのヴァイオリン協奏曲への思い。

さてプログラム後半のニールセンの交響曲第5番。
これは凄い演奏だった。
パーヴォ・ヤルヴィ指揮によるN響の今までの演奏の中で最高のものだったのでは。
第1楽章の最後、クラリネットのソロで静かに終えたあとの会場の静寂が印象に残りました。
これもライブならではでしょう。
ヤルヴィには、次はぜひとも交響曲第4番「不滅」を指揮して欲しい。
昨年はニールセンの生誕150年だった。パーヴォ・ベルグントがニールセンを生んだデンマークのオーケストラを指揮した交響曲全集を購入したのだが、私の怠慢?でまだ封を切っていない。
早く聴かなくては。今だに、また聴いていないCDがあることを財務大臣閣下(別名、私の妻)に知れると、エライことになります。





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