2015-2016年のシーズンが終わりました。私自身、今は、このシーズンの録画を競技会を中心に見直しています。昨晩は昨年暮の全日本選手権の映像を見ました。ジュニア勢の皆さんの演技には何か新しい世界が、これから見れるのではという期待感を大きく持つことが出来ました。そして何と言っても、やはり浅田真央さん。私にとって、今シーズンは、やはり浅田真央さんが中心だってと言っていいでしょう。
順位や得点などを何か超越したもの、フィギュアスケートにとって一番大切なものを教えてくれた、いかにフィギュアスケートでの演技が、心を打つもであるかということを改めて浅田真央さんの演技から教えてくれたと言えます。
浅田真央さんの今シーズンのフリーの曲目はプッチーニの歌劇「蝶々夫人」の音楽。オペラ大好き人間の私にとって、たいへんこだわりを持っているオペラである。このオペラの音楽を浅田真央さんが、どのように演ずるのかシーズン初めから楽しみにしていましたが、本当に素晴らしいプログラムに仕上げてくれました。
浅田真央さんが演ずる「蝶々夫人」は単にプッチーニの音楽で演技しましたというものではない。何か蝶々さんが浅田真央さんに乗り移ったような演技。
全2幕のオペラで演じられる蝶々さんの喜びや悲しみが浅田真央さんの演技に凝縮されていて見事なプログラムでした。
顔の表情、ちょっとした仕草など十代の若いスケーターの演技からは絶対に感じられない見事な感情移入された演技で、どの競技会の演技を見ても心を打つものがありました。
この素晴らしい「蝶々夫人」を振付したのがカナダのローリー・二コルである。
最近、いろいろとフィギュアスケートファンのブログを拝見していると、4月のスイスでのアイスレジェンドのあと、真央さんがカナダへ渡ったことに対して不満をもたれれる方がいらっしゃるのに驚かされました。
ローリー・二コルに何が不満なのでしょうか?二コルが振付した「蝶々夫人」を見て何も感じなかったとしか私は思えません。
また1月の「NHK杯スペシャルエキシビション」での「ジュピター」を見て何も感じることの出来ない方が論じているのでしょうか?
もっとひどいものになるとコーチ変更まで叫んでいるものあり心が痛みました。
そんなコメントなどスルーすればいいのに、やはり悲しくなっていく自分がいる。
浅田真央さんが信頼してお願いした振付やコーチ対して、真央さんを優しく見守ってあげることが出来ないコメントを読むと、何か、やりきれないものを感じています。
二コル以外の振付を見たいことと、二コルに不満を持つことを絶対に混同してはいけません。
私は、これからも浅田真央さんを、しっかり見守り、そして応援していきたい。
浅田真央さんと共に喜び、共に悲しみ、同じ気持ちになりたい。今シーズンのフリーの「蝶々夫人」を見続けて、さらに、その気持ちを強くしました。
さて下記は今シーズンの各競技会での「蝶々夫人」の画像。
完全に私の自己満足の世界ですが、歌劇「蝶々夫人」を、そして、このプログラムを愛する者として、いつまでも心の中で大切にしていたい浅田真央さんの演技です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/64/7389132c468c5f7a76f15f706d46bbe5.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/8c/b880067de50b22f5f6916f407deab56d.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/2e/a80e3d0440134422d60808e4bc47bc12.jpg)
2015年9月、ジャパンオープン
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/18/d15d3e6ba50bff67b8d4b60b8e00a456.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/aa/63e36bd51bd11914c3277ee3c87fdcc3.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/48/df6dc3e12fc244ee77cd74e9f5ad64ef.jpg)
2015年10月、カップ・オブ・チャイナ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/7b/7f4662765f010e940b3d4e08a77d6c9d.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/1b/1b1e483f29966502b0e30f8e6e582349.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/3d/3f951e6f565e7b8e5b88d05c5203e3c6.jpg)
2015年11月、NHK杯
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/65/d0076e9fe4b9d117552e37caca577985.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/1d/fec85d27e32391205a058db177c57bf4.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/9a/4711125399eb5766e3b10270001e9775.jpg)
1015年12月、全日本選手権
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/d5/1526ec36cd1c6b3299073c422bcd8627.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/ea/0a01a01bfdf5ac3ea63619157ed75777.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/30/2a40a823cddf61c91e79d832b3e8e680.jpg)
1016年3月、世界選手権
最後に、今年1月の「NHK杯スペシャルエキシビション」でのローリー・二コルとの画像と、もう一度、ローリー・二コルのコメント。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/85/2eaf689260f99e6d72ac88cf1d604b1e.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/2a/0dbe7177cdfe7e226c20fd1a857a6e07.jpg)
「選手全体のテクニックのレベルは20年前と比べたら格段に上がっていて、トップスケーターは技術の面では差がつかなくなってきています。これからは再び「表現」の時代がやってくるでしょう」
「これまでの人生で得たすべての感情や力を、音楽と一緒に解き放ちなさい」
浅田真央さんの「蝶々夫人」
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順位や得点などを何か超越したもの、フィギュアスケートにとって一番大切なものを教えてくれた、いかにフィギュアスケートでの演技が、心を打つもであるかということを改めて浅田真央さんの演技から教えてくれたと言えます。
浅田真央さんの今シーズンのフリーの曲目はプッチーニの歌劇「蝶々夫人」の音楽。オペラ大好き人間の私にとって、たいへんこだわりを持っているオペラである。このオペラの音楽を浅田真央さんが、どのように演ずるのかシーズン初めから楽しみにしていましたが、本当に素晴らしいプログラムに仕上げてくれました。
浅田真央さんが演ずる「蝶々夫人」は単にプッチーニの音楽で演技しましたというものではない。何か蝶々さんが浅田真央さんに乗り移ったような演技。
全2幕のオペラで演じられる蝶々さんの喜びや悲しみが浅田真央さんの演技に凝縮されていて見事なプログラムでした。
顔の表情、ちょっとした仕草など十代の若いスケーターの演技からは絶対に感じられない見事な感情移入された演技で、どの競技会の演技を見ても心を打つものがありました。
この素晴らしい「蝶々夫人」を振付したのがカナダのローリー・二コルである。
最近、いろいろとフィギュアスケートファンのブログを拝見していると、4月のスイスでのアイスレジェンドのあと、真央さんがカナダへ渡ったことに対して不満をもたれれる方がいらっしゃるのに驚かされました。
ローリー・二コルに何が不満なのでしょうか?二コルが振付した「蝶々夫人」を見て何も感じなかったとしか私は思えません。
また1月の「NHK杯スペシャルエキシビション」での「ジュピター」を見て何も感じることの出来ない方が論じているのでしょうか?
もっとひどいものになるとコーチ変更まで叫んでいるものあり心が痛みました。
そんなコメントなどスルーすればいいのに、やはり悲しくなっていく自分がいる。
浅田真央さんが信頼してお願いした振付やコーチ対して、真央さんを優しく見守ってあげることが出来ないコメントを読むと、何か、やりきれないものを感じています。
二コル以外の振付を見たいことと、二コルに不満を持つことを絶対に混同してはいけません。
私は、これからも浅田真央さんを、しっかり見守り、そして応援していきたい。
浅田真央さんと共に喜び、共に悲しみ、同じ気持ちになりたい。今シーズンのフリーの「蝶々夫人」を見続けて、さらに、その気持ちを強くしました。
さて下記は今シーズンの各競技会での「蝶々夫人」の画像。
完全に私の自己満足の世界ですが、歌劇「蝶々夫人」を、そして、このプログラムを愛する者として、いつまでも心の中で大切にしていたい浅田真央さんの演技です。
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2015年9月、ジャパンオープン
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2015年10月、カップ・オブ・チャイナ
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2015年11月、NHK杯
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1015年12月、全日本選手権
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1016年3月、世界選手権
最後に、今年1月の「NHK杯スペシャルエキシビション」でのローリー・二コルとの画像と、もう一度、ローリー・二コルのコメント。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/85/2eaf689260f99e6d72ac88cf1d604b1e.jpg)
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「選手全体のテクニックのレベルは20年前と比べたら格段に上がっていて、トップスケーターは技術の面では差がつかなくなってきています。これからは再び「表現」の時代がやってくるでしょう」
「これまでの人生で得たすべての感情や力を、音楽と一緒に解き放ちなさい」
浅田真央さんの「蝶々夫人」
![](http://sports.blogmura.com/skating/img/skating88_31.gif)
![](http://classic.blogmura.com/opera/img/opera88_31.gif)
![](http://classic.blogmura.com/cdlistening/img/cdlistening88_31.gif)
本当に素晴らしいショーでしたね。
そして、その後、真央ちゃんはカナダに渡られたのですね!
シーズンが終わったばかりですが、
もうすでに皆、新しいシーズンに向かって
始動しているのですねーーー!
今年も「THE ICE」に行く予定です。
新しいプログラム、心の底から楽しみにしています!
「THE ICE」、楽しみですね。
私は、大阪公演をどうしようかと思案していましたが、本日「フレンズ・オン・アイス」が決まりました。
これからのアイスショーでは、シーズンの新しいプログラムのお披露目が楽しみです。
浅田真央さんの新しいプログラムの発表が待ちどうしいものです。
まだ先のことですが「THE ICE」の公演を見てのレポートを楽しみにしています。
同じクラシック音楽ファン、フィギュアスケートファン(真央さんファン)として以前からブログを度々拝見しておりました。
いつもどの選手にもあたたかい記事で、何よりスケートを楽しんでいらっしゃるオペラファン様が、ネット上で批判を目にして心を痛めていらっしゃるとのこと。私もあの素晴らしい蝶々夫人やジュピターを見てローリーさんの振付に対して批判をする人を残念に思っています。
私は真央さんがローリーさんの振付を選択しているのは単に振付が好きで素晴らしいと思っているだけではないと思います。
今年の2月に放送された「浅田真央 未来への光」(ジュピター舞台裏映像)をオペラファン様はご覧になりましたでしょうか?
その中で、明日に本番を迎える真央さんに対してローリーさんが真央さんに言った言葉。
「This was all your dream.」(あなたの夢だったのよね?)
この言葉を聞いた時、私の中で確信に近いものを感じました。
「何かやり残してきたことがある」と言って厳しい競技の世界に戻ってきた真央さん。
ローリーさんとならば真央さんは残りの競技生活でやり残したスケートの夢をきっと叶えられる、と。
残りの競技生活で真央さんがどんなスケートを見せてくれるのか、最後にどんな夢を叶えてくれるのかとても楽しみです。
真央さんのファンとして真央さんの夢をこれからも応援していきましょう!
ジュピター舞台裏映像については、過去にオペラファン様は記事にされていましたね。
失礼いたしました!
コメント、ありがとうございます。
これからも、よろしくお願い申しあげます。
さて、浅田真央さん。
真央さん自身が、たいへんな覚悟と熱意で、平昌冬季オリンピックを目指すことを決意したはず。
振付も当然、真央さんを知り尽くし、真央さんの心の中や気持ちを知り尽くしているローリ・二コルが担当するのは自然なことだと思います。また二コルでないと務まらないと思っています。
1月の「NHK杯スペシャルエキシビション」でも、わざわざ来日しての振付の姿は正に真央さんと一心同体と言っていいでしょう。
とにかく今は、浅田真央さんの新しいシーズンのプログラムの曲目が何なのかが楽しみです。
これからも、浅田真央さんが行き着くところまで、心から応援していきましょう!