オペラファンの仕事の合間に パート2

大好きなクラッシック音楽やフィギュアスケート、映画などを語ります。メインは荒川静香さんの美しさを語るブログ。

NHK交響楽団のJ・S・バッハとプロコフィエフ

2016年06月07日 08時57分46秒 | NHK交響楽団
毎週日曜の私の楽しみは大河ドラマ「真田丸」とNHK・Eテレ「クラッシック音楽館」からNHK交響楽団の演奏会を見ること。
今月5日の日曜も同様だった。
さてNHK交響楽団。
5日の放送はレナード・スラットキン指揮による4月の定期演奏会から。

J・S・バッハ/無伴奏ヴァイオリン・パルティータ 第3番 ホ長調 BWV1006 ― 前奏曲(ヴァイオリン独奏:コンサートマスター伊藤亮太郎)
J・S・バッハ/カンタータ「神よ、あなたに感謝をささげます」BWV29 ― シンフォニア(《無伴奏ヴァイオリン・パルティータ 第3番 ― 前奏曲》の作曲者自身による編曲)
J・S・バッハ(ウッド編曲)/組曲 第6番 ― 終曲(《無伴奏ヴァイオリン・パルティータ 第3番 ― 前奏曲》の編曲)
J・S・バッハ(バルビローリ編曲)/カンタータ「狩りだけが私の喜び」BWV208 ―「羊は安らかに草を食み」
J・S・バッハ(オーマンディ編曲)/カンタータ「心と口と行ないと命」BWV147 ―「主よ、人の望みの喜びよ」
J・S・バッハ(ストコフスキー編曲)/トッカータとフーガ ニ短調 BWV565
プロコフィエフ/交響曲 第5番 変ロ長調 作品100

たいへん面白いプログラムだった。とにかく面白かった。
前半はJ・S・バッハの作品をオーケストラ演奏用の様々な編曲がズラリと並び、後半は大編成のモダンな交響曲。バッハの編曲も作曲家によるものでなく、指揮者による編曲というのがミソ。
こんなプログラムが組まれるとは、私の若い時代には考えられなかった。これも時代の流れか。
オーケストラを聴く楽しさが増してきて、私にとっては嬉しいですな。
バルビローリの編曲が何かデーリアスの作品を聴いているようで面白かった。
そしてストコフスキー編曲の「トッカータとフーガ」が一番素晴らしかった。
すっかりオーケストラ演奏のレパートリーとして根付いていると感じた。
私がクラシック音楽を聴き始めた頃はストコフスキーは、まだ存命だった。その頃は、バッハの編曲物というと何か、悪い表現ですがランク下のように感じていたのですが、年月が経ち今、何ら抵抗もなく楽しめる私は、時代の流れもありますが、やはり私も変わってきたということでしょう。
プログラム最後のプロコフィエフ/交響曲 第5番。
まず画面を見てビックリ!
NHK交響楽団の3人のコンサートマスターが揃っているではないか!最近、見たことなかったなあ。
先月放送のパーヴォ・ヤルヴィ指揮のR・シュトラウスでのゲスト・コンサートマスターのみの定期演奏会の時と両極端。
どんな事情があったのか分かりませんが、力入っているなあ。
暗さ、華やかさ、豪快さなどてんこ盛りの交響曲。
スラットキンにこういう作品を振らすと、やはり上手い。
とにかく大編成のオーケストラの演奏を見る楽しさを満喫する。

さて来週は武満徹の「系図(ファミリー・トゥリー)」が放送されます。
私は何か消え去った昔を思いださせるこの作品が大好きです。
語りは女優の山口まゆ。
放送日は私の誕生日。私にとって最高の誕生日プレゼントになりそうです。





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