オペラファンの仕事の合間に パート2

大好きなクラッシック音楽やフィギュアスケート、映画などを語ります。メインは荒川静香さんの美しさを語るブログ。

N響のシベリウス、エルガー

2014年09月09日 08時09分22秒 | NHK交響楽団
毎週日曜夜の、お楽しみはNHK・Eテレで放送されるNHK交響楽団の定期演奏会。
9月7日の日曜の放送はウラディーミル・アシュケナージ指揮による6月の定期演奏会から。
北欧音楽とイギリス音楽大好き人間の私にとっては最高のプログラム。


シベリウス/組曲「恋人」作品14
グリーグ/ピアノ協奏曲 イ短調 作品16 (ピアノ独奏:中野翔太 )
エルガー/交響曲 第1番 変イ長調 作品55

まず、シベリウスの組曲「恋人」
この作品が演奏されるのは本当に稀ではないでしょうか?
原曲は男性合唱曲。それをシベリウス自身が弦楽合奏版に編曲したもの。
まるで、触れると消えてしまいそうな、はかなさを感じさせる作品。
そして私にとって、心の中で、そっと、しまっておきたい作品。
今回の演奏、北欧の冷たい空気が気薄なのは、いたしかたありませんが、それでも弦楽合奏から生み出されるデリケートで、作曲者の心の震えは十分に伝わってきた演奏だったと思います。

メインはエルガーの交響曲第1番。エルガーの作品の中で、私の大好きな作品。
長大な作品。堂々として、そして高貴な作品。時には見せる哀愁に満ちた旋律の美しさ。
初めて聴いた時から、この作品は私の心をとらえてしまった。
アシュケナージは、この作品が好きなのかな?共感あふれる演奏。大いに満足する。
次回は、ぜひ交響曲第2番を聴かせてほしいなあ。

それにしても、N響は今回のプログラムや2月の尾高忠明指揮のオール・シベリウスプログラムなど、時折、思はず私が大きな拍手をしたくなるようなプログラムを組んでくれます。
だから、日曜夜のNHK・Eテレは見逃すことが出来ません。






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