オペラファンの仕事の合間に パート2

大好きなクラッシック音楽やフィギュアスケート、映画などを語ります。メインは荒川静香さんの美しさを語るブログ。

「浅田真央そして、その瞬間へ」

2013年10月10日 17時07分36秒 | 浅田真央さん
今日、ネットで一冊の本を予約しました。

「浅田真央そして、その瞬間へ」

著者は吉田順氏。
以前、出版された「浅田真央 さらなる高みへ」も吉田氏の著書である。
「浅田真央 さらなる高みへ」は、たいへんしっかりした内容で、ていねいな取材から得た、その時々の浅田真央さんの心境を誠実に伝えていて、浅田真央さんのファンは必読の本と言っていい。

「浅田真央 さらなる高みへ」の最終章のエピローグでは、こう書かれています。


だだ、彼女は今、そのさらに上を見すえている。世界女王もオリンピックでのメダルも、今の彼女にとって目標でこそあれ、夢ではない。
彼女の夢。それはジャンプもスピンもステップもスパイラルもすべてが完璧な演技を続けられる、究極のスケーターになることだという。
今日も、そして今この瞬間も、浅田真央はリンクの上を一心に滑り続けている。彼女にしかたどりつけない、さらなる高みに向かって。


私は今日、久し振りに、この本をめくってみて、言いようのない深い感慨を感じました。
今シーズンになって、数日前よりコメントしていますが、何か黙っていられない強い感情におそわれていました。
しかし浅田真央さんのスケート、そして自身の演技に対する思いを考えると、私たちは何と次元の低いことでゴチャゴチャ言っているのでしょうか。
今日、久し振りに、この本を目を通して、いかに自分自身が、その時の瞬間の感情に左右されていたのかと思うと本当に恥ずかしい思いである。
もうすぐ発売される「浅田真央そして、その瞬間へ」は、おそらく続編。そしてソチ冬季オリンピックを目の前にしての浅田真央さんの心境、心の動きを知ることができるのでは思うと楽しみです。

なお、「浅田真央そして、その瞬間へ」を予約したので「浅田真央スケーティング・ミュージック2013-14」のCDは見送り。
財務大臣閣下の目が厳しい・・・!




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ウィーンフィルの1974年ニューイヤーコンサート

2013年10月10日 11時00分01秒 | 今日、聴いたCD
昨晩は帰宅して久し振りにウィリー・ボスコフスキー指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団による1974年のニューイヤーコンサートのDVDを見る。(ドイツグラモフォン盤)

たいへん昔の映像なので、映像の鮮明さは欠けますが見ていて気にならなかった。
見ていてたいへん懐かしかった。何か忘れていたものを思い出したような気持ちになる。
ああ!私がクラシック音楽を聴き始めた頃のウィーンフィルのニューイヤーコンサートは、こうだったのだなあ~。
現在は、世界に生中継されているイベント的なコンサートになってしまったが、あの頃はウィーンフィルとウィーンの人々が心から新しい年を祝うコンサートだったという雰囲気が伝わってくる。
当時はウィーン市民の皆さんにとって、オラが街のオーケストラによる新年を祝うコンサートだったのでしょう。アットホーム的で、ウィンナワルツに対する愛情が満ち溢れていている。
しかし現在、そんな雰囲気はが気薄になってしまった。
衛星生中継など、この世の中、いろいろと便利になりましたが、私たちは何か大切なものを置き忘れてしまったのかもしれない。

ヴァイオリンを弾きながらのウィリー・ボスコフスキー指揮の指揮ぶり。やっぱり粋だねえ。
ウィンナーワルツ、ウィーンの響きが心から、しみついている感じ。
後年、ロリン・マゼールも同じスタイルで指揮しましたが形だけを真似をしているだけ。心が違う。
ワルツ「ウィーンの森の物語」でのボスコフスキーと当時コンサートマスターだったゲアハルテ・ヘッツェルとのヴァイオリンの掛け合いは私にとって、たいへんな贅沢。
1977年、私が東京でベーム指揮のウィーンフィルを聴いた時、第1ヴァイオリンのトップに座っていたのもヘッツェル。
どうも私はウィーンフィルと言うと、この頃のメンバーによるウィーンフィルのイメージが強すぎるようです。
ボスコフスキーもヘッツェルも既に故人。
すっかり昔のことになってしまった。
年寄りの昔話でした。

今日も朝から「美しき青きドナウ」などウィンナーワルツの数々をボスコフスキー指揮ウィーンフィルによる録音で聴いている。
私はウィンナーワルツの演奏は、やはり、このコンビの録音が一番落ち着きます。




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