オペラファンの仕事の合間に パート2

大好きなクラッシック音楽やフィギュアスケート、映画などを語ります。メインは荒川静香さんの美しさを語るブログ。

2013年、GPシリーズ・カナダ大会、女子シングル・フリー

2013年10月28日 22時47分24秒 | 2013-2014年シーズン
今年のグランプリシリーズのフリープログラム。
まず地元のケイトリン・オズモンドがケガのため欠場は本当に残念だった。
それでも他の若手選手の活躍で、私は寂しさを、あまり感じなかったのは幸いでした。

さてSP9位のコートニー・ヒックス。
期待していただけに残念でしたが、フリーでは持ち味の高いジャンプが素晴らしく安堵しました。
SPは初めてのグランプリシリーズ出場で固くなっていたのでしょう。
ヒックスの次の演技を見ることがでいるのは全米選手権。
昨シーズンは4位だったので、今シーズンは、それ以上を期待したい。
と、言うことはヒックスのもオリンピック出場のチャンスがあると言うことか!

4位はクリスティーナ・ガオ。
以前は固い表情で演技していたのが嘘みたいである。
表情が豊かになればなるほど、演技の流れも良く昨シーズンより、一段と良くなったと思います。
ガオも次に見ることが出来るのは全米選手権か。
アメリカのオリンピックの代表枠は「3」ですが、こちらも、大変な争いになるのは間違いないでしょう。
今から全米選手権の放送が楽しみです。

3位のグレーシー・ゴールド。
音楽はチャイコフスキーのバレエ音楽「眠りの森の美女」
聴いていて私の血が騒ぎます。
第1幕のオーロラ姫と4人の王子の踊りの音楽。
この美しい音楽でゴールドの演技を見ることの出来る喜び。
今回は転倒など、いろいろありましたが、次の登場はNHK杯。
今度は、ぜひノーミスで見ていものです。

優勝はユリア・リプ二ツカヤ。
技術面もさることながら、その愁いに満ちた表情に釘付けになりました。
映画「シンドラーのリスト」の音楽。
少女の眼で、あの時代を見つめている悲しさが演技から伝わってくる。
凄いスケーターが出てきた!
これからの世界の女子フィギュアは彼女中心に動くでしょう。

そして2位の鈴木明子さん!
スマホ、そしてパソコンと小さな画面で演技を見ていましたが、やっとテレビの大きな画面で鈴木明子さんの演技を見ることが出来ました。
素晴らしいステップ!
「これが本当のステップですよ」と鈴木明子さんが若い選手達に見せつけているようにすら感じました。
トリノオリンピックの時の荒川静香さんのステップを思い出し、何か重なるものがありました。
演技の最後の所作は、若い選手には絶対表現出来ないものがあります。
これから、このプログラムが、どのように、もっと深みを増していくのか楽しみです。

今回のカナダ大会。
鈴木明子さんの素晴らしい演技。そして10代の若い選手の皆さんの成長を実感できて素晴らしい大会でした。
これからのGPシリーズが、もっと盛り上がって欲しいものです。




にほんブログ村