オペラファンの仕事の合間に パート2

大好きなクラッシック音楽やフィギュアスケート、映画などを語ります。メインは荒川静香さんの美しさを語るブログ。

2013年、四大陸選手権 女子シングル・SP その2

2013年02月14日 13時42分09秒 | 2012-2013年シーズン
昨晩は深夜まで、CS放送のJスポーツで放送された四大陸選手権の女子シングル・ショートプログラムのノーカット放送の録画を全て見ました。
心からフィギュアスケートの競技会の雰囲気を楽しむことが出来ました。鈴木明子さんと浅田真央さん以外のSPでの演技は、今回、初めて見ることとなりました。
やはり北米の伸び盛りの選手が続々と登場する第3グループからは見応えがありました。
村上佳菜子さんのSPも初めてみました。良かった!
本当に優雅で美しく素晴らしかった。ただ浅田真央さんや鈴木明子さんと比べて物足りないのは、ここぞという時に見せる「凄味」かもしれません。
3月の世界選手権では、さらにレベルアップした演技を期待したいです。

さてJスポーツの放送では海外の選手たちのインタビューや試合後の上位3人の記者会見の映像があり興味深かった。

クリスティーナ・ガオ
「ずっと厳しい練習を続けてきました。ですから自分のベストを尽くして練習の成果を発揮したいです」
 なお、彼女は、これからハーバード大学を1年間休学して練習に専念するとのことです。

ケイリトン・オズモンド
「昨シーズンよりも練習内容に自信がありました。試合でも気負うことなく楽しんで滑ることが出来たのが良かったと思います」

アグネス・ザワツキー
「曲なしで演技が出来るくらい滑り込んできたから、その成果を出し切るだけ」

グレーシー・ゴールド
「皆さんの声援に感謝しています。ありがとうございます」

若い彼女たちが、ここまで到達するまで、私のような凡人には考えつかない想像を超えた、正に厳しい練習に、毎日明け暮れていると思うと感無量。
そしてグレーシー・ゴールドの謙虚な言葉を聞くと本当に嬉しくなります。
彼女たちの演技は、これから何度も私を魅了してくれるでしょう。そして、彼女たちの演技を丁寧に、そして大切に見て行きたい。今回、彼女たちの言葉を聞いて、強く感じました。
地上波での民放の放送でも、こういった彼女たちの言葉、気持ちをきちんと伝えて欲しいものです。タレントのコメントなんか、どうでもいい。そうすれば、ブームに流されない、もっと真のフィギュアスケートファンが育っていくのではと強く思いました。

記者会見でのコメント。

鈴木明子さん
「年末からジャンプの調子が崩れていて不安と怖さがあったので、そこを、やっと抜け出せて嬉しい。(中略)氷の上に昇ったら自分の体が憶えていること全て、自由にやっても出来るようになっているのだからとコーチに言われて、自分が滑りたいように伸び伸びと注意すべきこと一つだけ頭に入れて、あとは好きに滑りなさいと言われて、それを信じて滑ってみて、やっと抜け出せたかなと思います」

浅田真央さん
「練習通りに出来て良かった。今回のショートプログラムは自分の出来る最高のレベルです」

世界のトップレベルの選手の苦しさ、厳しさを痛感しました。

さて今日の夕方4時からフリーの放送。もちろんノーカットである。
外出は控えて、じっくりと見ることにしましょう。