オペラファンの仕事の合間に パート2

大好きなクラッシック音楽やフィギュアスケート、映画などを語ります。メインは荒川静香さんの美しさを語るブログ。

歌劇「蝶々夫人」

2008年01月22日 15時44分27秒 | オペラ
新年そうそうテレビを買い換えたので録画が大変忙しく見るのもたいへんになってきました。この前の日曜(20日)の深夜NHK衛星第二で東京二期会公演の歌劇「蝶々夫人」の全曲が放送され今日、録画で一気にみました。

蝶々さんは木下美穂子、スズキは永井和子、ピンカートンは福井敬、シャープレスは直野資という顔ぶれ。
このオペラは何度観ても、聴いても泣けてくる。本当に美しいメロディ、その中で演じられる蝶々さんの悲しい過酷な運命。
第1幕後半の愛の二重唱が美しければ美しいほど、蝶々さんのその後を知っているだけに聴いている方は胸が張り裂けそうになります。第2幕は正ににドラマ。蝶々さんの悲しみ、嘆き、喜び、そして絶望がプッチーニの美しい音楽と一緒になって、これでもかと押し寄せてきます。
演出は2年前の兵庫県立芸術文化センターの公演と同じで栗山昌良。舞台装置など大筋は同じようであったが兵庫県立芸術文化センターの公演では廻り舞台が有効に使われ劇的効果をあげていたので、この差は大きいと感じました。
今年3月に兵庫県立芸術文化センターではあの素晴らしかった「蝶々夫人」のリバイバル公演が予定されています。チケットはまだ残っているようですが、まだ入手していません。このところ続けてコンサートやスケートとチケットを手にいれると、その日に限って色々な事が起き精神的に本当に追い込まれ疲れましたが、最終決断の時が来ているようです。
なお兵庫県立芸術文化センターの6月のオペラ公演はレハールの「メリー・ウィドウ」です。ハンナ役は佐藤しのぶと塩田美奈子のダブルキャストが予定されています。

同じ20日の朝にはNHKハイビジョンで藤原歌劇団の「ラ・ボエーム」の公演の全曲放送もあり、こちらも録画しましたが、まだ観ていません。本当に忙しくなって来ました。

ジュリー・アンドリュース

2008年01月22日 11時41分39秒 | 音楽
昨晩(21日夜)NHKハイビジョンで1993年のジュリー・アンドリュース来日公演のお宝映像が放送されました。バックは何とアンドレ・プレヴィン指揮NHK交響楽団。何という贅沢!こんなコンサートがあったとは全く知らなかった!プレヴィンもまだ若い。昨年の来日公演の姿が信じられない。
「サウンド・オブ・ミュージック」「メリー・ポピンズ」などおなじみのナンバーやガーシュイン、そして「南太平洋」「オクラホマ」などロジャースとハマースタイン2世のコンビのミュージカルナンバーをあの素晴らしい声そしてプレヴィンの指揮でたっぷりと楽しむ事が出来ました。プレヴィンは映画「マイ・フェア・レディ」「恋の手ほどき」などの傑作ミュージカル映画の編曲者としも有名だけに、これ以上の共演者はいないでしょう。
私は大学生の時、アンドリュースの初来日の東京の初日の公演を日本武道館へ聴きに行った事があり、その時の想い出と重なるものがあり、感慨無量です。
アンドリュースは声帯の病気の為、あの素晴らしい声を聴く事は、大変残念ですが今は聴く事が出来ませんが、それだけに今回の放送された映像は大変貴重なものとなりました。この録画は大切にしていきたいと思います。