昨晩も、イソイソと職場から帰宅。昼間、有料放送のJスポーツで生中継された全米選手権の女子シングル・フリープログラムの録画を見るためである。
ショートプログラムの録画に失敗していたので、心配していましたが、きちんと録画されていて安堵する。
前半は、さすがに見ていて、しんどいものがありましたが、最終グループは、やっぱり全米選手権。見応えがありました。
結果は次の通り。
優勝 グレーシー・ゴールド 210.46
2位 ポリーナ・エドモンズ 207.51
3位 アシュリー・ワーグナー 197.88
4位 長洲未来 188.84
5位 タイラ・ピアス 188.50
コートニ・ヒックスは9位、カレン・チェンは8位だった。
久し振りに物凄いものを見たと言うのが率直な感想。
神がかりのような演技の連続。そして大逆転!
最終グループ5番目の滑走はショートプログラム1位のポリーナ・エドモンズ。そして6番目最終滑走がショート2位のグレーシー・ゴールド。
ショートプログラムを終えて2位のゴールドとの差は7.69点。そしてフリーでのエドモンズの見事な演技。フリーでのポリーナ・エドモンズの演技を終えて、誰もがエドモンズの優勝を確信したと思います。私も優勝はエドモンズと思いました。
そのくらいエドモンズは素晴らしかった!
フリーの曲目は映画「風と共に去りぬ」の音楽。おそらくエドモンズは、この映画のヒロインのスカーレット・オハラになりきっていたに違いない。
アメリカ人としてアメリカの誇る映画の音楽で演技をする喜び、そして誇りに満ち溢れていた。
そのくらい素晴らしい演技だった。
しかしフィギュアスケートの神様は物凄いドラマをご用意していました。
ゴールドのフリーの曲目はストラヴィンスキーのバレエ音楽「火の鳥」
正に氷上で火の鳥が舞っていた。
バレエ音楽「火の鳥」はフィギュアスケートでも、たびたびプログラムに登場していますが、今回のゴールドの演技が最高だったのでは!
特に終曲での演技は正に音楽と演技が一体となっていて、競技会ということを忘れて、ただひたすら彼女の演技に見入るのみ。
最終滑走、物凄いプレッシャー、そして独特な雰囲気の中で、これだけの演技を見せたゴールドは本当に凄い!
3月の世界選手権は自国のボストンでの開催。
大いに盛り上げて欲しい。
さて順序は逆になりましたが長洲未来さんも素晴らしかった!
ショートプログラムではスケート靴のトラブルがあったとのことですが、見事な立ち直り。
そしてショートプログラム4位のアシュリー・ワーグナー。
彼女の気迫がテレビの画面からも伝わってきて、本当にただ事でないことになってきたことを実感する。
完璧な演技で終わろうとしていた最後のジャンプでルッツがすっぽ抜けてしまった。
それまで本当に凄い演技を見せていただけに本当に残念。
本当に見応えのある最終グループだった。有料放送なので多くのフィギュアスケートのファンの皆さんに見てもらえないのが本当に残念です。
ところで試合後、3月の世界選手権の代表にグレーシー・ゴールド、ポリーナ・エドモンズ、アシュリー・ワーグナーの3人が選ばれていましたが、アシュリー・ワーグナーが代表を辞退して長洲未来さんに変更になったらしい。
アシュリー・ワーグナーに何があったのか?理由は何なのか?まだ伝わってきていません。
フリーでは最後にジャンプのミスがありましたが、素晴らしい演技を見せてくれただけに、詳しい情報をしりたいものです。
私の大好きなアイスダンスはマイア・シブタニ&アレックス・シブタニが全米選手権初優勝!
放送が待ち遠しい。
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