ゆみちゃんの365日

日々の出来事を綴っています。

今日は節分

2009-02-03 04:31:14 | ニュース

Ws000005 Ws000006 明日は立春。その前日を節分と言う。小さい頃は節分の豆まきが楽しみだった。父親が1升枡に豆を入れ「鬼は外!福は内!」と大声で叫びながら豆をまく。それを4人の子供が嬉々として拾う。「自分の年齢+1個の豆を食べるのだよ」と親は言う。しかし子供は数粒の豆で、ガマンなんてできはしない。拾った豆は自分の物。年齢の何倍も食べた記憶がある。
我が家の子供も、豆まきを心待ちにしていて同じ道を歩んだ。結婚してから関西は、節分にWs000002太巻き寿司を丸かぶり(丸ごとがぶり)する習慣があると知った。
嫁の実家に行ったとき、おしとやかなオバが、太巻き寿司を恵方に向かって丸かぶりでモクモクと食べている。この光景を初めて見たときは衝撃だった。何故丸かぶりなん?切って食べればいいのに。嫁は食べているオバに向かって何か面白いことを言っている。しかしオバは笑いをこらえ無視していた。食べ終えて初めて笑いの声をあげた。ここで食べ終えるまでしゃべってはイケナイと知る。
巻きずしは「福を巻き込む」ことから来ており、切らずに食べるのは「縁を切らない」という理由があるそうだ。具材は七福神にちなみ(福を食べる)、かんぴょう、キュウリ、シイタケ、伊達巻、うなぎ、でんぶなど七種類の具を入れるのが正等な恵方巻きである。恵方巻きの起源は1977年に大阪海苔問屋協同組合が、節分の日に道頓堀で実施したのが始まりだと言われている。昨日道頓堀で女性の太巻き寿司の早食い大会があり、団体で同志社女子大の5人組みが優勝していた。きっと大阪海苔問屋協同組合が主催したと想像する。
さあ今夜は初老夫婦二人でささやかな豆まきをしよう「福は内!福は内!」。そして今年の恵方「東北東」を向いて目を閉じ、願い事を思い浮かべながら太巻きを途中でやめず、一気に食べきろう。しかしながら食べている間は終始無言でなんて、古嫁がそばにいて出来る自信はない。古嫁は葬式で吹きだすくらいの性格なので無理かも・・・。

[豆知識]
1.恵方はその年の歳徳神(としとくじん)の方位をもって「恵方」とします。歳徳神はその歳によって変わりますので、恵方も毎年変わります。歳徳神の在する方位(恵方)は、その年の十干によって以下のようになっている(方位の吉凶をつかさどる神や恵方は日本の陰陽家によって考えられた)。
恵方の方角 西暦年
甲・己の年→寅と卯の間(東北東) 2009年、2014年、2019年
乙・庚の年→申と酉の間(西南西) 2010年、2015年、2020年
丙・辛・戊・癸の年→巳と午の間(南南東) 2011年、2013年、2016年、2018年
丁・壬の年→亥と子の間(北北西) 2012年、2017年

コメント
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