ゆみちゃんの365日

日々の出来事を綴っています。

授業料未納者には「卒業証書を渡さない」って当たり前でないの?

2009-02-28 00:07:59 | ニュース

2月27日(金曜日)
Ws000003 今朝の報道で、島根県立安来高等学校は、授業料未納者には「卒業証書を渡さない」とする通知文を出し問題になっていた。これを聞き、私は学校の通知は「当たり前だ」と思ったが、学校教育法施行規則があり、それは”だめ”とのことだ(学校教育法施行規則は、校長に対し、教育課程を修了した生徒への卒業証書の授与を義務付けており、滞納の有無と卒業証書の授与を関連付けることを認めていない)。
県教育委員会が県立高校四十四校を調べたところ、過去に他の七校でも口頭や書面で同様の対応を取っていたことが判明した。島根県の長期滞納金額は、確か500万円台だったような気がする。県立なので1ヶ月分の授業料は1万円弱だ。高校は義務教育ではない。親はなんとかせんか・・・・。授業料の長期滞納者は島根県に限らず、どこの県でも少なからずあるはずだ。小学校の給食費の滞納といい、近頃は問題のある親が増えているのは、実になげかわしい。本当にお金に困って払えないのであれば、どうすればお金を借用できるか相談するしかない。外車を乗りまわしながら、子供の給食費を滞納している親なんて言語道断である。
報道も、わぁっ~と取り上げるが、その後どう解決したのか、あるいは何も解決していないのか、さっぱり分からない。
県教委は二十六日付で全校に「未納を理由に卒業証書の授与を拒むことはできない」とする通達を出し、校長は「卒業式まで日がなく、未納がないよう一文を付け加えたが、反省している」と陳謝し、今日保護者あてに詫び状を出したようだ。知事は「保護者の気持ちへの配慮に欠け、県の文書として不適切だった。今後は一層細やかに個別の事情を考慮しながら、授業料の徴収を進めたい」と述べている。
これが私立であれば問答無用で、退学になること間違いなし。公立は優しいなあ。調子に乗る親が増えないことを願うだけだ。

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