ゆみちゃんの365日

日々の出来事を綴っています。

乙女椿が一斉に咲いてきた

2012-03-14 20:22:56 | 

3月14日(水曜日)
乙女椿は梅の花が散り始める頃に咲いてくるが、今年は梅の開花が遅れているので一足お先にと一斉に咲いてきた。

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こんなことは大変珍しい出来事だ。
乙女椿は他のツバキに比べ、日持ちがしない。それこそこの色気のある花も、3日ほどで茶色の斑点が現れ観賞に耐えれなくなる。

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花は八重咲きに見えるが、この乙女椿は「千重咲き」と言う(千重咲きとは、花弁が重なって咲き、雄しべがない(もしくは、見えない)こと)。
1週間もすれば、変色した花のもぎ取りに追われることだろう。

【乙女椿(オトメツバキ)の豆知識】
・ツバキ科。                              
・学名  Camellia japonica var. decumbens       
                      cv. Otometsubaki         
          Camellia     : ツバキ(カメリア)属   
          japonica     : 日本の                
          decumbens    : 横臥した、伏した      
          Otometsubaki : おとめ椿(日本名)
  Camellia は、17世紀のチェコスロバキアの 宣教師「Kamell カメル」さんの名にちなむ。    
・開花時期は、 12月 ~ 4月    
・ピンク色の千重咲き椿。椿のなかでは遅咲きのほう。ツバキの園芸種のひとつ。 大柄で花びらがいっぱいあるのが特徴。
 江戸時代から栽培されている代表的なものの一つで、他藩や他家に出すのを止めたため、「お止めの椿」が「乙女」に変わったとも云われている。

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