ゆみちゃんの365日

日々の出来事を綴っています。

貴女の指に薔薇が咲いていますか?

2012-03-22 12:03:47 | 日記・エッセイ・コラム

3月22日(木曜日)
今朝の新聞の投稿欄に掲載されていた話だ。
 歌壇に掲載された「薔薇の花。に見えなくもないまっすぐに伸ばした指の第二関節」の作品を見て、79歳のお婆さんは、「え、ほんと?」とテーブルに載せてみた。
しわの増えた指の第二関節に薔薇が咲いていた。老班としわを嘆いてお婆さんは、作者の豊かな感性に心から拍手していた。
人の感性は百人百様ということを再確認。体は坂道を転がるように老いるが、感じる心、感激する心は老いないよう持ち続けたいと結んでおられた。

私の指はどうかとテーブルに載せて見た。

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どう見ても薔薇には見えない。 「食べごろの梅干しの皮」のようだ。貴女の指の第二関節は何に見えるかな?
違ったものに見えれば、まさに人の感性は百人百様だ。ちなみに愛妻は「人の顔」に見えたと言っていた。

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友人S君の作った”イカナゴの釘煮”は美味しいね♪

2012-03-22 00:09:31 | 友達

3月21日(水曜日)
神戸の春の訪れは『いかなご漁の解禁日』と共にやって来る。
朝一番に宅急便が来た。受け取った箱には「いかなご宅急便」の文字が周囲に印刷されている。

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神戸の宅急便屋さんは、この時期はイカナゴの全国発送で大忙しだ。
神戸在住の方は「イカナゴの釘煮」はどこの家庭でも作っている。作ると言っても、その量は半端じゃない。
送り人は見ないでも分かる。高校時代の悪友のS君に間違いない。彼から「イカナゴの釘煮」を初めてもらったのは2年前。「自分で初めて作りました」のメッセージを添えて送られてきた。初めてにしては上出来で、とても美味しくいただいた記憶がある。昨年も頂戴し、3年連続となった。箱を開けるとポリ容器が2個も入っていて、一つの箱には「ゆず」の文字が書いてある。

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ゆず風味のようだ。今年の味はいかにとツマミ食いをした。

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甘辛く煮た釘煮はウマイぞ。メシと一緒に食べたい!
2012年のイカナゴの解禁日は、播磨灘も大阪湾も2月27日だった。送られてきたイカナゴのサイズは、3センチ前後で食べ易い大きさだ。
イカナゴは漢字で書けば”玉筋魚”と書く。スズキ目イカナゴ科で、体長は大きくなれば20センチほどになる。顔つきはカマスに大変よく似ている。

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イカナゴは水温が15度を超えると砂に潜って夏眠する。12月~1月になれば淡路島の西側沖や東側の浅瀬のきれいな底砂に産卵する。
4月末頃までが漁期で、2~6cmが食べ頃だ。
イカナゴの釘煮は高価で、ネットで買えば1グラムがほぼ10円だった。いただいた釘煮の重さは1.5キロもあり材料費、手間ひまを考えれば高価な”飯の友”だ。S君の家では2年前までは、釘煮は奥さんの仕事。今では夫婦で競って作っているとのこと。何と言っても、彼の愛情が煮詰まっているのが嬉しいね。有難うよS君。

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