茶・菓子・果物・野菜・素材・酒・酒菜などについてのひとりごと含めた杜屋(もりや)のブログです
杜の茶菓菜(もりのさかな)
グースベリージャム作り・1
千里の道も一歩から。
千粒の果実処理もまず一粒から。
まるで先の見えない山寺の石段を延々上っているかのような気の遠くなる作業だった。
先日長野県の鬼無里で収穫してきたグースベリー。
直径1cm前後のまん丸果実の頭についている軸と、下についている花落ち(枯れた花びら)をひとつひとつ指先で取っていたら段々頭がくらくらしてきた。
この大変さを言葉で語るのは難しい。
作業的には至極簡単で誰でもできる。
やってみたい方・グースベリーを生で食べてみたいという方は是非来夏以降うちでバイトして頂きたい。(報酬はグースベリージャムで!?)
今年の前処理作業の8割は夫がやってくれた。感謝!私がやったのは2割?それでも大変~
今年は長野の果樹畑の大家さんの土地に生えていた1本のグースベリーの実を収穫させてもらった。
夫と1時間がかりで大きなビニール袋に2つ分、全部で4kgほど採れた。
グースベリーの枝には薔薇のようなトゲがあるので、実をとるのはちょっと大変。
でもその後始末はもっと大変。
それから洗うのもまたまた大変。
そうしてようやくジャム炊き工程にたどりつく。
形がガチョウの卵に似ているからその名がつけられたというグースベリー。
生のグースベリーは最近スーパーの生果コーナーでパック入りの輸入ものをたまに見かける。
グースベリージャムといえばイギリスではポピュラーだそう。
昔北海道に旅した時、富良野ジャム工房でグースベリージャムを買ったけど、それ以外では今のところ見かけない。あ、長野のジャム屋「沢屋」にもあった。
ここ長野県鬼無里村では昔から自生していたそうで、地元の方は「グスベリ」「すぐり」と呼んで生でそのままおやつ代わりにつまんで食べたり、また塩漬けにしたりするそうだ。
ぱりっとした皮をかじると酸っぱい果汁がほとばしる。
赤紫に色づいたものはぶどうのような甘みがある。
しかし赤紫のものはほとんど落ちているか実がはじけてしまっていた。
完全に熟しきる前の翡翠色のをみんな収穫してきた。
私が借りている果樹畑に、今年4月末にこのグースベリーの木を株分けして30本植えたのだ。
詳しくは→こちら。
数年後大きく成長して1本から4kgも採れるようになったら・・・
たくさんのジャムを作ることが出来るのはうれしいけど、4kgの前処理にひーひー言ってる始末。かな~り大変かも・・・
千粒の果実処理もまず一粒から。
まるで先の見えない山寺の石段を延々上っているかのような気の遠くなる作業だった。
先日長野県の鬼無里で収穫してきたグースベリー。
直径1cm前後のまん丸果実の頭についている軸と、下についている花落ち(枯れた花びら)をひとつひとつ指先で取っていたら段々頭がくらくらしてきた。
この大変さを言葉で語るのは難しい。
作業的には至極簡単で誰でもできる。
やってみたい方・グースベリーを生で食べてみたいという方は是非来夏以降うちでバイトして頂きたい。(報酬はグースベリージャムで!?)
今年の前処理作業の8割は夫がやってくれた。感謝!私がやったのは2割?それでも大変~
今年は長野の果樹畑の大家さんの土地に生えていた1本のグースベリーの実を収穫させてもらった。
夫と1時間がかりで大きなビニール袋に2つ分、全部で4kgほど採れた。
グースベリーの枝には薔薇のようなトゲがあるので、実をとるのはちょっと大変。
でもその後始末はもっと大変。
それから洗うのもまたまた大変。
そうしてようやくジャム炊き工程にたどりつく。
形がガチョウの卵に似ているからその名がつけられたというグースベリー。
生のグースベリーは最近スーパーの生果コーナーでパック入りの輸入ものをたまに見かける。
グースベリージャムといえばイギリスではポピュラーだそう。
昔北海道に旅した時、富良野ジャム工房でグースベリージャムを買ったけど、それ以外では今のところ見かけない。あ、長野のジャム屋「沢屋」にもあった。
ここ長野県鬼無里村では昔から自生していたそうで、地元の方は「グスベリ」「すぐり」と呼んで生でそのままおやつ代わりにつまんで食べたり、また塩漬けにしたりするそうだ。
ぱりっとした皮をかじると酸っぱい果汁がほとばしる。
赤紫に色づいたものはぶどうのような甘みがある。
しかし赤紫のものはほとんど落ちているか実がはじけてしまっていた。
完全に熟しきる前の翡翠色のをみんな収穫してきた。
私が借りている果樹畑に、今年4月末にこのグースベリーの木を株分けして30本植えたのだ。
詳しくは→こちら。
数年後大きく成長して1本から4kgも採れるようになったら・・・
たくさんのジャムを作ることが出来るのはうれしいけど、4kgの前処理にひーひー言ってる始末。かな~り大変かも・・・
コメント ( 8 ) | Trackback ( )
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っていうか、グースベリー自体食べたことないんです、お恥ずかしい話ですが(^^;)
これは食べてみなくちゃいけませんねぇ(笑)
早速他に何を頼むか考えてメールしますね(笑)
グースベリー初めて見ました。
杜さんのところでは初めて見るものが本当多いです~。
風船のようでかわいらしい実ですね。
1つ1つの処理大変ですね。
「千粒の果実処理もまず1粒から」
失礼ながら笑ってしまいました…。
しかもトゲがあり収穫に手間がかかるからあまり栽培されず、
国産生果実はほとんど流通してないみたいです。
今回頂いてきたグースベリーの実も完全放任の無農薬無化学肥料。
手をかけずとも丈夫な果樹なんですよね。
グースベリージャム、マスカットみたいな甘酸っぱいジャムです。
種の感じはキウイに似てるかな。
1000粒を、となると気が遠くなりますよ~
10個のジャムを作るのは楽しいけど
1000個のジャムを作るのがどんなに大変か、
というのに似てるな~と思いました。
「薄利多売」の常識を覆すようなジャム作りです。
グースベリーの実は縦に何本かスジが入っているので
ほんとに風船みたいですよね。
皮はぱりっとしてけっこうしっかりした感じなのですが
加熱すると柔らかくなるんですよ~。
私、酸味が好きなようです。
種もちっともきになりませんよ。
キウイっぽくて!!
やっぱりこれにはろみぱんさんの
ライ麦パン!!つけてたべたぁ~~い。
そうそう、ひとつ質問!
黄うりってじゃむになりそう??
味はメロンとかだから
ジャムにしてもぱっとしないあじかな~~?
マスカットぶどうとプリンセスキウイに
ちょっとスイカの甘みを足したような味のジャムだな~と思いました。
黄うりとは胡瓜ではなく黄色のうりですか~?
う~んどんなんだろう~
メロンのジャムってのもあまりないですよね。
この辺マスクメロンの産地なのに。
でもマスクメロンジャムなんてコスト高そう~
お塩をかけてすいかっぽくたべます。
プリンスメロンの瓜しろいバージョンって
とこかな??
めろんちっくな
舌触り(ザラザラ感)があって
アンマリ一気にはたくさんたべられないけどね。
でもおいしいよ。
沖縄料理の青パパイヤみたいなのとはまた違うのかな~
スイカを煮詰めたスイカ糖というものが
秋田では昔から作られているそうですが
一瓶(200g)2700円という商品がありました。
スイカは水分多いですからね~
一瓶作るのに一体どれだけのスイカを使うのやら。
煮詰める時間もかかりそう~。