茶・菓子・果物・野菜・素材・酒・酒菜などについてのひとりごと含めた杜屋(もりや)のブログです
杜の茶菓菜(もりのさかな)
菓子工房設置への道のり~⑭(施工編・2)
工事2日目。
カウンター上の窓をはめる枠と入口引き戸をはめる枠が完成!
下は正面から撮った写真。

システムキッチンの既存の吊り戸棚が自重で下がっているせいで、カウンターの上の空間は向かって左側が右よりも数cm狭く、それにあわせて窓型建具がスムーズに動くように、枠を斜めに作って下さったけど、ぱっと見では全く分からない。さすが!!
問題だったのは入口片引き戸の右側と、カウンター上窓の左側の重なり部分だ。
保健所の営業許可の設備基準は「工房は、虫や鼠などが侵入しないように密閉可能な空間にすること。」
つまり、全ての引き戸や窓を閉めた状態の時に密閉が保たれなければならない。
木枠の引き戸なので、ある程度の隙間はフサフサのやつ(名前が分からない)を貼り付けて対応するつもりだけど、上記の自重で下がった分のゆがみのせいで、入口右と窓左の重なり部分に隙間があく。
このゆがみをかなり解決してくれたのが、下写真のステンレスパイプ。

写真左・問題箇所を正面(居間)から見た図。 写真右・工房側から見た図。
既存の吊り戸棚をパイプで支えて持ち上げる形にし、ゆがみはかなり補正された。
カウンター上の窓は、普通は向かって左の窓を奥、右の窓を手前にくるように取り付けるのが常識だけど、あえて左の窓を手前にして頂いた。
居間に張り出していたカウンター板も壁ギリギリまで切ってもらったので(途中まで)、カウンター下の壁、カウンター上の吊り戸棚部分の壁、カウンター上の左の窓でひとつの面が出るようにする。
あぁ!文章で説明するのって難しい~!
建具の造りや仕組みは、私のようなド素人が頭で考えているだけでは全くイメージがつかめなかったけど、こうして形になったのを見て初めて「こうした方がいいかも」「いややっぱりこっちの方が密閉性が出るかも」なんてちょこっと言えるようになった。

↑ 参加してます。 ↑
クリックして頂ければ励みになります。
今日のおやつは友人からの石川土産の水ようかんと自作のチョコビスコッティ。大工さんに「これも杜さんが作ったの?」と言われて「ハイ!」と返事してしまったけれど私が作ったのはビスコッティだけでした・・・。(水ようかんは既製品です。)
カウンター上の窓をはめる枠と入口引き戸をはめる枠が完成!
下は正面から撮った写真。

システムキッチンの既存の吊り戸棚が自重で下がっているせいで、カウンターの上の空間は向かって左側が右よりも数cm狭く、それにあわせて窓型建具がスムーズに動くように、枠を斜めに作って下さったけど、ぱっと見では全く分からない。さすが!!
問題だったのは入口片引き戸の右側と、カウンター上窓の左側の重なり部分だ。
保健所の営業許可の設備基準は「工房は、虫や鼠などが侵入しないように密閉可能な空間にすること。」
つまり、全ての引き戸や窓を閉めた状態の時に密閉が保たれなければならない。
木枠の引き戸なので、ある程度の隙間はフサフサのやつ(名前が分からない)を貼り付けて対応するつもりだけど、上記の自重で下がった分のゆがみのせいで、入口右と窓左の重なり部分に隙間があく。
このゆがみをかなり解決してくれたのが、下写真のステンレスパイプ。


写真左・問題箇所を正面(居間)から見た図。 写真右・工房側から見た図。
既存の吊り戸棚をパイプで支えて持ち上げる形にし、ゆがみはかなり補正された。
カウンター上の窓は、普通は向かって左の窓を奥、右の窓を手前にくるように取り付けるのが常識だけど、あえて左の窓を手前にして頂いた。
居間に張り出していたカウンター板も壁ギリギリまで切ってもらったので(途中まで)、カウンター下の壁、カウンター上の吊り戸棚部分の壁、カウンター上の左の窓でひとつの面が出るようにする。
あぁ!文章で説明するのって難しい~!
建具の造りや仕組みは、私のようなド素人が頭で考えているだけでは全くイメージがつかめなかったけど、こうして形になったのを見て初めて「こうした方がいいかも」「いややっぱりこっちの方が密閉性が出るかも」なんてちょこっと言えるようになった。
そして午後は自宅台所側のガスコンロ上に換気扇をつけて頂いた。
建具製作を頼んだ長野の知人からもらってきた幅90cmの中古の換気扇。
床に置いておいたときは「やっぱりでかすぎるかも・・・」と思ったけれど、
実際壁に設置されるとなんの違和感も無い。


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今日のおやつは友人からの石川土産の水ようかんと自作のチョコビスコッティ。大工さんに「これも杜さんが作ったの?」と言われて「ハイ!」と返事してしまったけれど私が作ったのはビスコッティだけでした・・・。(水ようかんは既製品です。)
コメント ( 10 ) | Trackback ( )
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密閉って言葉、ちょっとこわーい感じに聞こえるんですけど(密閉空間にいるのって何かこわい感じ)、虫とか入ってくるのはさすがに問題ですものね。
毎日、私の目から見ても進んでるのが楽しいです
見ていてとっても楽しいです。
私も「密閉」って言葉にひっかかりました。
保健所の許可にそんな一文があるんですね。
たしかにそうだ。ごもっとも。
北海道旅行も楽しく拝見してましたが、夏休みゆえになかなかコメントまでは書けなくて・・・
それにしても大工さん~!杜さんの手作りお菓子が食べられるなんて幸せモノだわ~!
毎日どんどん形になってきて、わくわくしますねえ~
私までなんだか楽しみだわ~♪
という質問だったようなのですが
つい「ハイ!」と返事してしまいました。
うそつきですね・・・
お祭りの屋台とかと違って
菓子製造業の厨房設備は「天井があること」などという基準もあります。
要は、家庭の台所とは独立した部屋を作れということですね。
居酒屋とかで見かける、パタパタした上が開いているドアも飲食店はいいけど
菓子製造業は駄目だそうです。
密閉と言っても木枠の引き戸なので限度はあります。
その微妙な許容範囲内におさまるよう、
隙間をなるべく狭くするのが重要ですね。
うちは店舗はなく工房だけですが
普通のケーキ屋さんの場合も
売り場と製造室の境をドアや戸できっちり仕切らねばならないそうで、
居酒屋とかは厨房と席の境はパタパタのドアでもいいそうです。
せっかくだから自作のお菓子を・・・と思ったのですが
オーブンのガス栓を抜いて移動していたので
夜に、お菓子を焼くために「よっこらせ」とガス近くにオーブンを動かして焼いてまたじゃまにならない場所に戻してました・・・。
台風さえ来なければあっという間に出来上がりそうです!
何だか一緒に参加させて頂いてる気がしています。(勝手に)
昔、静岡に住んでいました。あ~残念。
のぞきにいきたいな~。
と今回つくづく思いました。
木枠の引き戸の隙間を埋める部材も
「フサフサのやつ」とか「U字型でゴムみたいなやつ」とか「スポンジみたいなやつ」
と言ってましたが
実物を見てもらうのが一番てっとり早いですね。
あっという間に完成しちゃいそうです。
台風どうなんだろうね~。食料は買い込んでみた。(笑)
さっきテレビで言ってましたよ。
食料買い込みですか。(笑)
いや、うちも工事前になるべく食料品は片付けようと思って
今あんまり家に食べ物ないんだった・・・。