goo blog サービス終了のお知らせ 
goo

宴の後



「あーそういえば写真撮るの忘れてたー!」
と全てが終わった後に思い出した。
心のカメラで撮りましたということでまぁ良いか。



「お茶の部」はご近所の場を借りて。
「お酒の部」はうちで。
「杜の宴」定例会にしたい。
コメント ( 2 ) | Trackback ( )

「杜の宴」準備・9



今回の杜の宴のマイテーマは「畑のおすそわけでおもてなし」。
以前から、公私ともどもお世話になっているご近所さんに
ご自分のお庭や畑で育った無農薬の様々な果物をおすそわけ頂いている。
そのおすそわけ頂いた素材を使ってお菓子を作り、
おすそわけ頂いた方々に召し上がって頂くのが宴のメイン。
なのでいつもとは違って「お酒の部」だけではなく「お茶の部」があるのだ。
事前に作り置きできるものはとことん準備。
当日に焼く玉ねぎキッシュとルバーブタルト用の土台は前日までに空焼きしてスタンバイ。



Yさんからはお庭の柚子を頂いた。柚子ピールを入れた板サブレと柚子のカトルカール。



Iさんからは畑のレモンを分けて頂いた。レモンマーマレードで作ったウイークエンド。



Mさんからはお庭の金柑を分けて頂いた。金柑蜜煮を焼き込んだブラウニー。



Tさんからはお庭の夏みかんを分けて頂いた。夏みかんの皮と果肉を入れたシフォンケーキ。
シフォンはカットしてるヒマが無かった。
ひらく農園さんの新玉ねぎを使った玉ねぎキッシュも写真撮る前に全部食べちゃった~
コメント ( 0 ) | Trackback ( )

「杜の宴」準備・8



ニラやのびる以外にも何かうちの畑で育ったものでおもてなしが出来ないか。
そういえば、昨秋収穫したルバーブがまだ少し冷凍庫に残ってる。これ使おう!
というわけで自家栽培ルバーブのタルトを作ることにした。
これは焼きたての方がおいしいので宴当日に作。



砂糖をまぶしたルバーブはジャムまで煮崩さない程度にさっと加熱。



空焼きしておいたパイ生地にルバーブを並べ、
卵・砂糖・生クリーム・バニラビーンズを混ぜたクラフティ生地を流して焼くだけ。



プリンのようなこってり生地に甘酸っぱいルバーブとサクサクのパイ。
ルバーブは「砂糖」の甘味と一緒になるとその真価が発揮される。
コメント ( 0 ) | Trackback ( )

「杜の宴」準備・7



酒のように袋吊りした水切りヨーグルトは、
さらにザルに入れてお皿で重しをして一晩冷蔵庫に入れておくと
まるでフロマージュブランのようななめらかなフレッシュチーズ状になる。
ここまでしっかり水分を切ったヨーグルトはパンに塗ってジャムを添えて食べる。



例によってオットが「信号ジャムやろうよ!」と言い出した。
キウイの緑、苺の赤、黄色のジャムが無いな~
黄色はジンジャージャムで?ちょっとキビシイ。



宴とは別にお昼の小腹サンドイッチ用に用意していた自作のパンは
半年前に起こしたホシノ天然酵母をずっと地粉でつないできた酵母で焼いたパン。
多分うちの中にいる乳酸菌とかも色々混ざってると思う。焼くとそんなニオイがする。
最近わりとクープがきれいに開くようになった。
私のパンは皮がバリッとしてクリスピーな感じ。食感のコントラストは焼き菓子風か?
子供や歯が弱い人がそのまま食べるには固くて食べにくいかもしれないが
自作のベーコンを乗せてトーストし、レタスとルッコラをはさんでサンドイッチにするとイケる。
そういえば「イケメン」とは「イケテル面(メン=ツラ=顔)」だと思っていたが
「イケテルメン(メン=man=男性)」のことだと最近知った。



小粒の新玉ねぎとラディッシュ、カリフラワーはピクルスに。
こういう箸休めがあると何かとしのげる。
コメント ( 0 ) | Trackback ( )

「杜の宴」準備・6



我が家では、毎朝小どんぶり一杯のヨーグルトを食べるのが日課である。
うちのヨーグルト作りは、一回に2リットルの牛乳をタッパーに注ぎ、
ぷよぷよのヨーグルトの種を入れて数日常温で放置しておき、固まったらザルで漉すだけ。
漉してザルに残った種に新たな牛乳を入れて繰り返し作る。



このヨーグルトの種は、お菓子作りの師匠から分けてもらったものだが、
振り返れば一体何年使い続けているのだろうか。15年くらいか?
何度も繰り返せば繰り返すほど、ヨーグルト種はアメーバのように
じわじわと増殖していく。増えすぎてザルで漉すのが大変なので
こないだ半分取り分けて冷凍したのに、またこんなに増えちゃった。



毎朝、自作のジャムを入れたヨーグルトを食べる。
「自作のジャム」とは、失敗作であったり試作品であったり。
平成17年の4月に作った苺ジャムを今日開封した。
色はかなり濃くなっているが、カビなどの劣化は皆無。5年ものの古酒ならぬ古ジャム。



普段はヨーグルトそのままで食べるが、今回は水切りしてフレッシュチーズ風にしてみる。
布の袋にヨーグルトを入れてキッチンに取り付けてあるステンレスバーにぶら下げる。
自重で自然に乳清が雫となってしたたり落ちる。
日本酒の場合、この雫は袋吊りとして希少なお酒となる。袋の中身は酒粕。
ヨーグルトの場合は逆に袋の中に残った方を食べる。
乳清はどうしよう?パンに入れるとか?
コメント ( 4 ) | Trackback ( )

「杜の宴」準備・5



「杜の宴」といえば夜の酒のみ宴会と決まっているのだが
今回はアフタヌーンティータイムの「お茶の部」と夜の「お酒の部」に分けることにした。
今まではお酒飲めない方やドライバーの方を前にして、自分はカパカパと酒を飲んでいたが
アルコール駄目な方も楽しめる飲み物がお茶以外にもあればいい。
そんな時、昨秋初めて作って好評だった「ジンジャージャム」があると便利。



瓶詰ジャムは開封しない限り常温で日持ちするのが何よりの強み。
先日の初夏のように暑い日、サンプルにとっておいた最後の
ハニーレモンジンジャージャムを開けた。
冷やした炭酸で溶かして晴れた空の下で一気飲み。爽快。
でも最後の一瓶を宴の前に飲みきってしまった。
コメント ( 0 ) | Trackback ( )

焼き菓子食べ比べ



自作のお菓子を食べ比べ。
どちらも同じ柚子ピール入りのバターケーキ。
粉・砂糖・バター・卵・柚子ピールのシンプルな材料で配合も同じだが作り方が異なる。
左はバターと砂糖をすり混ぜてから溶いた卵と粉を混ぜる。
右は卵と砂糖を泡立ててから溶かしバターと粉を混ぜる。
焼き時間も温度もほぼ同じ。
それでこれほど食感の違いが生まれるのが焼き菓子作りのおもしろいところ。
左は歯に少し抵抗を感じるくらいのかっしりとした強さがあり、
右は柔らかくしっとりとした舌触り。
コメント ( 0 ) | Trackback ( )

今日のいっぷく



お茶をたしなんでおられるご近所さんにお誘い頂いて、
浜松城近くのお茶室「松韻亭」でのお茶会におじゃました。
「私、お茶碗まわしたりとかお茶の作法全然知らないんです~」と言ったら
「お抹茶じゃなくてお煎茶なので、あまり堅苦しく考えなくていいですよ」と言われたので
お気楽~ないでたちでふんふんと訪れてみたら、お客さんも着物を召したご婦人ばっかりで少々恐れおののいた。
穏やかな春の陽気の午後。ちょうど桜の花が枝先からひらきはじめた。広く清楚なお座敷に大勢座り、
薄淡いピンクの着物を凛と着こなされた方のお点前を眺めていると、思いのほか心落ち着く。
スプーン一杯程の玉露の一煎目は、まるでお茶ではなくうまみが凝縮した出汁のようだった。
一煎目を頂いてからお菓子を頂くのは煎茶ならではだろうか。
懐紙すら持ってなかったのでティッシュにとろうとしたら、隣の見知らぬ方が下さった。
二煎目はお茶らしい渋味がありお菓子の後に頂くと口の中がさっぱりする。
たまにはこういう本格のお茶席もいい。しかしその前にせめてものの作法と心得と
周りから見て見苦しくない身だしなみを身につけねば。
お皿にもりっと和菓子を盛った上記の写真は自宅に帰ってからのもの(言うまでもないが)
このお茶席で頂いた和菓子がとてもおいしくて、聞けば
「とっても間口の狭い小さなお店でね。遠鉄百貨店の地下でも販売されてますよ」とのことで、
帰る前に浜松駅横の遠鉄百貨店に立ち寄る。久々のデパチカ散策は楽しい。
和菓子エリアをひとめぐりして、あ、あった!あそこに「花鼓」って書いてある。
よく見みたらノートパソコン大くらいのとても小さなスペースが花鼓の和菓子コーナーだった。
季節の上生菓子5種が彩よく並んでいる。小ぶりの桜餅は道明寺粉を使った関西風。
丁寧に作られた和菓子を頂くのも久しぶり。昔、仙台に住んでいた頃はちょくちょく
「森の香本舗」で和菓子を買って自宅で楽しんでいた。あそこも隠れた名店だった。
それにしてもこういう上質な和菓子を頂くと、見た目といいネーミングといい
季節感をお菓子で表すという点において、和菓子にかなうものはないなとつくづく思う。
お客様から「甘さが控えめなものを」「しっとりした口当たりのものを」というお声を
頂くこともあるけれど、それもまたどこかしら和菓子を乞う気持ちから来ているのかもしれない。
コメント ( 0 ) | Trackback ( )

今日のいっぷく



2月3月の土日は、自宅にこもって一日中マーマレード作りをするか
長野にスキーに出かけるかのどちらかだった。
朝ゆっくり起きてどこにも出かけずのんびり家で過ごした休日は半年ぶりくらい。
やることが絶えない慌ただしい冬は過ぎ、少しずつ季節は夏へと移り変わる。
余った生地で自宅用に焼いた苺の焼きタルトを明るい日差しの入る窓辺で庭を眺めながら味わう。
パンは生命の糧。お菓子は精神の糧。これは誰の言葉だっただろうか。
コメント ( 0 ) | Trackback ( )

今日のいっぷく



久しぶりに丸子紅茶で午後のティーブレイク。
渋みが少なくさっぱりとした日本産紅茶はどんなお菓子にも幅広く合う。
先週松本で買ってきた開運堂のポルボローネ風ソフトクッキー「白鳥の湖」は、
型押しされた白鳥もさることながら、個袋の後ろにぺたりと貼ってある
小さな水色の白鳥シールもかわいい。女子はこういうかわいらしさに弱い。
いったい何歳まで女子で通用するのかは疑問だが。
コメント ( 0 ) | Trackback ( )
« 前ページ 次ページ »