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やはり優勝は吉名者の大栄翔

やはり優勝は

吉名者の大栄翔

去る1月13日のブログで、

貴景勝(36画・大凶名・大関)

正代 (10画・大凶名・大関)

阿武咲(30画・大凶名・前頭3枚目)

の3人には期待できず、

 

朝乃山 (17画・大吉名・大関)

照ノ富士(29画・大吉名・関脇)

大栄翔 (29画・大吉名・前頭筆頭)

栄は榮で14画

「大吉名者の3人の活躍に期待したい」と書いたが、その通り、大栄翔が賜杯を握った。

「思ったよりも賜杯は重くびっくりした」という。

何よりも彼の母親思いの温かい心、謙虚な態度が好感を放っている。

これにおごることなく、「さらに一生懸命稽古に励みたい」という謙虚な気持ちを忘れない限り、まだまだ伸びる余地が大ありだ。

埼玉栄高校から

12年初場所初土俵。

14年名古屋場所新十両。

15年秋場所新入幕。

20年初場所新小結

20年秋場所新関脇。

◎四股名

12年春場所で高西から大翔栄に改名したが、「栄が最後に来ると下半身をケガする」と言われ、その通りケガをした。秋場所に大栄翔と改名した。

(永人所感)

栄が下に来て下半身をケガするなら真ん中に持ってきたら中間の場所がケガするのではないのか?

そんなことはないと思うのだが、現実に右ひじに違和感を覚え、昨年10月に遊離軟骨を除去した。

この手術が転機となって突き押しの力強さが増したことは否めない。

ただ四股名は画数が優先するので文字の位置する場所は問題にならないと思うのだが・・・

栄の字を持たない力士のけがとはどう整合するのか・・・

ただし、語呂があるので

『だいしょうえい』よりも『だいえいしょう』の方

    大翔        大

が良いことは確かだ。

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大栄翔の人柄を表すエピソード

1月25日・スポーツニッポン

エルメスの財布を洗濯機で回されても

2019年・九州場所前。朝稽古を終えた大栄翔が顔を引きつらせていた。

「どうしたんですか」?

付け人が財布を洗濯機で回してしまったらしい。同年秋場所で初金星を奪った自身へのご褒美に購入したエルメスの高級財布。秋巡業でお披露目してくれた入手困難な貴重品がズボンのポケットに入ったままだった。

顔面蒼白の付け人から報告を受けて「マジか~」と慌てて確認したが、張りの有ったワニ皮ハ「ペロペロになっていました・・・。」

それでも怒らないのが大栄翔。

弁償しようとしてネットで調べて値段を見てあきらめたみたいです。かわいいやつなんですよ」。

気が優しくて力持ち――。

「乾いたら少し回復して」と今も使い続けるその財布は、付け人への心遣いなのだろうか?

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