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300日拘束獄中記55・「愛国心」に気をつけろ

300日拘留獄中記

55

●愛国心に気をつけろ

2018年4月2日書く

 鈴木邦夫さんの本『愛国心に気を付けろ!』ですが、ページをめくっていくうちに目が覚めました。改めて鈴木さんのお母さんも生長の家で、また私の主人のお父さんと同じで、大学の時、生長の家の道場におられたのですね。

 逮捕されたとき、村上正邦先生が『生命の実相』を鈴木さんに差し入れられたとは聞いていましたが、この事は知りませんでした。

2016年に出た本ですから、安倍(さん)の支持勢力から攻撃されたのではないかと推察します。

 三島由紀夫さんも政治家や権力者が愛国心を強調し、国民に押し付けるという構図が嫌いだったのだろう、と言われていますが、生前、三島さんもまた攻撃されていたのですね。

初めて三島さんの素顔に触れることができました。

“魂の死んだ武器庫になる”“アメリカの傭兵として終わる”。現在の安倍政権が、目指す改憲はむしろこの方向に進んでいると鈴木さんもおっしゃっています。

浦先生、この恐ろしい改憲の流れに一石を投じたのも森友学園問題がきっかけですし、主人はいわばお役に立てていると思います。

 日本会議の人からは、『反日』、『国賊』呼ばわりされ、激しく攻撃されました。主人は間違いなく愛国者です。

 反日は一体どちらなのでしょう?

 安倍晋三(さん)の正体を見抜けて本当に良かった。

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