今日から11月。
昨日のハローウィン騒ぎから今度は、街はクリスマスムードへと切り替わっていくのでしょうね。
また今年も年末がやってきて(当たり前ですが)年末へ急加速となることでしょう。
花も葉っぱも丸くて可愛いミセバヤが咲きだしました。ほっといても咲いてくれる花ですが、
そろそろ庭にも秋植えのパンジーがほしくなりました。
鎌倉在住の友人に以前に勧められていた、藤沢駅から徒歩で江の島岩屋を目指すという
ウォーキングコースを週末歩いてみました。
藤沢駅から、まず20分ほど歩いて緑深い藤沢市新林(しんばやし)公園に向かいます。
公園内からちょっと登ると、尾根伝いに気持ちの良い散策路が続きます。
すでに花の季節は終わっていますが、花木の名前が記された表札もあり、苗も大切に踏み込まれ
ないように保護されている様子など、よく整備されている公園だなと思いました。
公園を抜けて、腰越に向かいます。青空も時々覗きますが、晴天とまではいかないけれど、
暑くも寒くもなくウォーキング日和。
腰越の海岸から江の島に向かう穏やかな海にはサーファーの姿が・・・
あの夏の湘南海岸の賑わいから、今は静かな湘南の海を感じます。ところが、江の島の弁天橋を渡ると、狭い参道は人、人、人!
やっぱりここは観光地なんだと改めて感心します。参道の左側の階段から岩屋を目指します。
磯に自生するイソギクは、わが場所とばかり、島の岩にへばりつく様に咲いていました。
ツワブキも荒い海風に必死に咲いているようにみえました。
急な階段を下りながら岩陰からみえるヨットや釣舟が、まるで絵に描いたように穏やかに見えます。
長い年月を経て波の浸食でできた岩屋は、入洞料を500円払うと、ろうそくを手渡され、
第一岩屋と第二岩屋の奥深く入っていくことができます。
一番奥には日蓮上人の寝姿石もあり、さらに深く「富士へ通じる」との言い伝えが記されて
いました。
岩肌から沁みてくる水滴の音は、一時の異空間を感じることができます。
岩屋から突き出た海は荒く、岩にぶつかる白い波しぶきにしばし疲れを忘れて眺めていました。
が、急な階段を下りてきたら当然帰りは登らなければならず、さすがに江の島を後にした時は、
へとへとになりました。