小さな庭

デジタルな仕事について20数年、だからという訳でもありませんが、アナログな世界に惹かれます。

バリ・ウブド 肥沃な地「ライステラス」

2010-08-23 | 旅行
バリのウブドらしい景観といったら、やはり田園風景でしょうか。田んぼは年に3回収獲できる三期作、それぞれ生育の違った稲が田んぼを活き活きと見せています。


日本の田んぼの風景と大きく違うのは、椰子の木のある田園風景でしょうか。そして、斜面を利用した棚田(ライステラス)が折り重なるように続き、どの田にも水が満ち、このウブドが自然に恵まれた肥沃な地であることがわかります。




田んぼの間を歩いていると、熱帯性の植物が生い茂るジャングルがあり、田んぼに自然の恵みが供給されていることを実感することができます。


この豊かな自然の中で、オランダ統治下に、多くの芸術家がバリを訪れ、自分たちの芸術観をバリの人に伝え、バリで細密画ウブドスタイルが確立していったという話は、今回の「バリ・キッズゲルニカ」を現地で支えたグスティさんの日常のスタイル(農業の傍ら、絵を描くという)からも納得のいくものでした。
コメント (4)
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