小さな庭

デジタルな仕事について20数年、だからという訳でもありませんが、アナログな世界に惹かれます。

桜の戸惑い

2010-04-01 | 小さな旅
4月1日、新年度が始まりました。
この日に合わせるように、気温も上がり、身を縮めていた桜もやっと咲き始めた感じです。
それにしても、桜の開花宣言から10日間あまり、咲きかけた桜もどんなに戸惑ったことでしょう。


2日前の3月30日、前より予定していたお花見を講座のメンバーと横須賀の「走水水源地」に桜を見に出かけました。この日は雲ひとつない快晴には恵まれたものの、冷たい風が強く吹くそれは寒い一日でした。
京急の「馬堀海岸」駅を下り、馬堀海岸から続く「うみかぜの路」プロムナードを観音崎まで歩きました。
潮風を感じながら、真っ青な空と紺碧色の海、振り返れば真っ白い富士山、大きな船が行き交い、思ったより近くに対岸の房総半島が見え、ほんとに気持ちのいいすばらしい景色の中を歩きました。

 
海岸の浅瀬では、アサリや天草を採っている漁師の姿もあり、春とはいえ、海の中はどんなに冷たいのではと思いました。

 
海岸に面して、現在も横須賀市内に地下水を供給している「走水水源地」があります。ここは桜のシーズンのみ浄水地内が一般開放されて、お花見をすることができます。桜は3分咲きといったところでしょうか。満開になると、この桜並木は桜色のトンネルと化すことでしょう。
私にとって、川沿いの桜は、春の原風景としてあるのですが、海辺の桜を今回見ることができ、ラッキーでした。

いよいよ、今週末にかけて各地の桜は満開を迎えることでしょう。楽しみです。
コメント (9)
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