小さな庭

デジタルな仕事について20数年、だからという訳でもありませんが、アナログな世界に惹かれます。

てんさぐの花 (鳳仙花)

2008-07-31 | ガーデニング
鳳仙花の花が咲きだして、庭では懐かしい赤色が揃いました。
「明治・大正・昭和に凛々しく生きた日本の女性作曲家を歌う」と題して、フランス在住のソプラノ歌手奈良ゆみさんのコンサートを聴く機会を得ました。その中で、沖縄出身の作曲家である金井喜久子さんの民謡「てんさぐの歌」を聴いて、それぞれの時代に強く生きた女性のメッセージを聴く思いがしました。そして、真夏の太陽の下で、今も昔と変わぬ咲く鳳仙花にもまた、その花の強さを感じました。
てんさくの花は つめさきに染めよ
親のみおしえは胸に染めよ
天に輝く星は よめばむねをたかめ
親の真心はそれにまさる
夜走る 舟はにぬは星めあて(にぬは星・・北斗七星)
私の父さま母さま 私 めあて
 ○鳳仙花の花は爪先に染めて 親の説教は心に染めなさい
コメント (3)
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