スニーカー履いて

‘猫’も歩けば・・・今日はどんな出会いが?

文京区・小石川後楽園

2010-11-30 | 東京・川崎


仕事の帰りに、ちょっと寄り道をして・・・


小石川後楽園は
1629(寛永6)年 水戸藩主徳川頼房公が江戸の中屋敷として造営し、
2代光圀公の代に完成した庭園で、白壁に囲まれ瓦に葵の御紋付き。






園内には大勢の人達がを手に、散策を楽しんでいました。



「蓬莱島」が浮かぶ大泉水を中心とした回遊式築山泉水庭は
が見頃を迎え、ひときわ華やかに彩られています。



園内を、ひと巡りしてみましょう☆

「小蘆山」



「大堰(おおい)川」



「得仁堂」

光圀公18歳の時、史記「伯夷列伝」に感銘を受けて
伯夷・叔斉の木像を祀った、園内最古のお堂です。
堂名は論語の中にある言葉が由来となっています。 




「丸屋」

昔の田舎茶屋の佇まいを再現したあずまや。 1966年に
再建されたものです。 丸みを帯びた茅葺屋根がおもしろい。




「円月橋」

明の儒学者 朱舜水の設計といわれる石橋で、水面に映る
形が満月のようなので、この名称がつけられました。
現在は補強が施されていて、渡ることはできません。


「八卦堂跡」

光圀公が将軍家光公より賜った文昌星像を安置したお堂跡です。
園内の多くの建物と同様に、関東大震災で焼失してしまいました。




「九八(くはち)屋」

江戸時代の酒亭を再現した建物です。1959年再建。
名前の由来は、「酒を飲むに昼は九分、夜は八分にすべし」と
酒飲みならず、万事控えめにすべしという教訓からだとか。




     


「内庭」

書院があった場所です。 昔は唐門(焼失)によって仕切られた
後園として大泉水とは分けられていました。 後方は東京ドーム。


現在は閉鎖されている「正門」
     


梅林・枝垂桜・花菖蒲田・稲田と、季節ごとに違った趣が楽しめる庭園は
国の特別史跡・特別名勝に指定されている都心の景勝地です。


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
風情 (kikyo)
2010-12-02 12:09:18
紅葉が見ごろで、とてもきれいですね。
日本家屋や池では、とくに風情があっていいですね。

私が訪れて時は夏の終わりで、ほとんど人に出会いませんでしたが、今は人が多いのがうなずけます。

散歩で訪れるところは、あまり人がいないんですよ。もったいないくらいです。
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贅沢 (夜猫子)
2010-12-03 01:01:57
街なかでも紅葉が楽しめるようになってきましたね。
kikyoさんも、よく歩いていらっしゃること!
紅葉を独り占めなんて、最高の贅沢ですよ。

入口正面の枝垂桜の咲く頃もいいですよね。
人も多いですけど・・・(笑)
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勘違い (kikyo)
2010-12-03 08:55:46
夏の終わりと書いたのは間違ってました。
初めて小石川後楽園に行ったのが今年の花菖蒲の季節で、人がとても多かったです。
でも、池のほうはあまり人がいなくて静か。モミジの実などを撮ったりしながらゆっくり歩けました。

そのとき、モミジ(や梅)が多いなあと思いましたが、そのことはすっかり忘れていましたよ。
シダレザクラにはきづきませんでしたが、そうですか~。春もいいでしょうね。

(ちなみに、夏の終わりは小石川植物園でした。)
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紛らわしいですよね (夜猫子)
2010-12-03 19:19:14
小石川後楽園と植物園・・間違えやすいですよね!
植物園のオオコンニャクで盛り上がったの、半年前?

‘猫’も、花菖蒲は見に行ったことがあります。
交通の便がいいので、人混みは覚悟しなくちゃならないのがだけど(苦笑)
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