スニーカー履いて

‘猫’も歩けば・・・今日はどんな出会いが?

天神島の浜木綿  

2008-07-31 | 花散歩

天神島は相模湾に面した横須賀市佐島にある周囲約1kmほどの小島ですが、
陸地とは小さな橋で繋がっていて「島」という感じはほとんどありません。
ここは近くを北上する黒潮の影響で県内随一の高温・無霜地域となっており
ハマユウの自生北限地域として神奈川県の名所100選に選ばれています。



ハマユウ(別名ハマオモト)はヒガンバナ科の多年草で甘い香りがします。



5弁の黄色い花ハマボウは1日だけ咲くアオイ科の花で、県内で見られるのは此処
だけのようです。kikyoさま、オクラの花に似ています。(花色は少し違うけれど)



開けた砂地にハマゴウが地を這うように群生し、薄紫の小さな花をつけていました。





島の東側に樹林に包まれるようにして小さなお社がありました。島名の由来で
ある天神様です。昔、徳川家康がこの天神様に周辺の土地を寄進して神域とした
おかげで、以来手つかずの豊かな自然が保たれてきたのだということです。


現在は横須賀市自然・人文博物館が島の環境保全・管理・観察を行っています。


島のもうひとつの名所()といえば、島入口の右側にある白壁に囲まれた邸宅。
テレビの「○○鑑定団」でお馴染みのおもちゃコレクターK氏のお宅だそうです。
岩場から海に突き出した白いテラスの先には無人島の笠島が見え、さらに
その先には、今日は見えませんでしたが富士山も見えるのだとか。



佐島湾内にはマリーナのヨットや漁船が停泊し、岸近くでは子ども達が泳いだり
していました。沿道には鮮魚店やシラス加工卸の店、海鮮料理の店もあったりして
潮の香と照りつける夏の日ざしに郷愁を感じながらの海辺ウォーキングでした。

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早起きは三文の徳

2008-07-28 | 散策

朝8時にPCで仕事を受け取ったあと、窓の外を見ると曇り空。いつもなら
もう暑い日ざしが照りつけているのに、今日はまだ日がなく少し涼しそうです。
ちょっと歩いて来ようかな・・という気になっていつもの公園へ出かけました。


暑さに負けない夏の花 ルドベキア


浜木綿はちょっとお疲れ気味?


池畔の萩は涼しげです


水辺のレストランはフランス料理のお店


帰りに野菜の販売スタンドに寄ると、ちょうど農家のお母さんがもぎたての野菜を
袋に詰めて並べていました。どれでも1袋¥100です。お母さんとお話をしながら
茄子を選んでいたら、「今日は茄子が沢山とれたから」と1袋オマケしてくれました。
やった~、やっぱり早起きは三文の得だね!


¥300也でこんなに買えました~ 

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逗子・横須賀の市境を歩く 

2008-07-24 | ハイキング・山歩き

逗子の醫王山神武寺の歴史は古く、案内板によると724年聖武天皇の霊夢に
より行基が薬師三尊像を祀ったという三浦半島で唯一の天台宗の古寺です。
また横須賀市北部の鷹取山は、海抜139mの山頂に昔の採石場跡があります。
今日は、この二つを結ぶハイキングコースのひとつを歩いてみました。


神武寺へ到るコースはいくつかあるらしいですが、今回は逗子中学校の前を
過ぎて山道へと入って行きました。あまり険しい所もなくのんびり歩けます。
こんな暑さの厳しい日は、このくらいのハイキングがちょうどいいですね。



やがて寺に到着。六地蔵さんにご挨拶して石段を上がり、薬師堂へ向かいます。


朱塗りの立派な山門を入ると、三尊像が祀られている薬師堂があります。


境内は樹木が鬱蒼として人影もなく大変静かで、聞こえるのは風の音だけ。



休憩の後、さらに山道を辿って鷹取山へ向かいます。


途中に鎖場もありました。


鷹取山の山頂に到着しました。横須賀の町並みが見下ろせます。


数十年前、鷹取石と呼ばれる凝灰岩が擁壁材として盛んに切り出されていたそうで
垂直に切り取られた大きな岩がいくつも残っています。その後ロッククライマーの
練習場になっていましたが、凝灰岩は脆く危険ということで現在は禁止されています。
でも、いましたよ今日も登っている人たちが・・


岩壁の無数の穴は打ち込まれたハーケンの跡

日差しは強かったけれど、風があったので思ったほど大変ではありませんでした。
但し、持参した1.5ℓの水分は見事に空っぽになりました~

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枝豆の花  

2008-07-22 | 花散歩

我が家の庭の枝豆クン達が、花をつけているのを見つけました!
薄紫色の小さな小さな愛らしい花です。


私のカメラ(の腕)
では、これでいっぱいいっぱい・・

我が家の農夫さんのカメラ(の腕)
だと


よぉ~く見ると、ちゃんと1人前にマメ科の花の形をしています。


‘育ての親’の農夫さんの愛情と期待が感じられませんか?

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今日は「海の日」 

2008-07-21 | 散策

3連休最終日の今日も、30℃を優に超える暑い1日でした。



道端のブーゲンビリアも暑そう・・


海辺で水と戯れる人たち




観光客を乗せて、岸壁からカーフェリーが出航します



海岸通りを暫く歩き、道路沿いにある「ペリー公園」に立ち寄ってみました。


今から
155年前、米合衆国東インド艦隊司令長官としてこの地に上陸した
ペリー提督を記念した巨大な碑が
園中央にあります。毎年7月、この辺りで
日米合同の親善パレードが行われます。今年も去る12日に行われたようです。


公園内の記念館入口にあるぺりーさんの胸像


「海の日」は‘海の恩恵に感謝し、海洋国日本の繁栄を願う’日だそうです。

‘日本の繁栄’はエラい方達に委ねるとして、‘海の恩恵’について
快い海風に吹かれながら、思いを致してみたりもしたの
でアリマシタ。

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川崎大師の風鈴市 

2008-07-18 | 東京・川崎

7月17~21日は川崎大師の風鈴市です。今年で13回目とか。
川崎大師こと真言宗金剛山平間寺の参道には名物「咳止め飴」や
「塩羊羹」などを売るお店が並び、元気な売り声が響いています。


そうそう、お大師様といえば「ダルマさん」ですね。



境内では、北海道から沖縄まで全国各地から820種類28,000個の
色も形も音色もさまざまな風鈴が勢揃いして風に揺れています。



ご当地厄除けだるま風鈴


秋田の御殿まり風鈴


青森の花笠風鈴


ご存知 江戸風鈴

この風鈴の音色について、詩人の杉山平一さんの「風鈴」という詩の中に、
「神様が汗した人のために、氷を浮かべたコップの水を匙でかき回す音」と
いうような表現があるそうですが、此処の神様はきっと大忙しでしょうね。


お参りのあと、隣接の大師公園へも行ってみました。野球場、プール、
テニスコート、芝生広場などがあります。また昭和62年中国瀋陽市との
友好都市提携5周年を記念して瀋陽市から贈られた中国庭園「瀋秀園」も
あります。入園無料とのことで、ちょっとのぞいてみました。


瀋秀園入口正面に見えるのは瀋陽市寄贈の太湖石


こじんまりした庭園ですが、中国の雰囲気が味わえて懐かしかったです。

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ご注意ください!

2008-07-17 | 雑記

今朝、このブログに不審なコメントの書き込みがありました。

早速削除しましたが、朝から不愉快な気分です

おいでくださっている皆様が不快な思いをなさらぬよう

これからも注意していくつもりですが、皆様におかれましても

不審なリンクには近づかぬよう、安易にクリックなさいませんよう

くれぐれもご注意くださいませね!

 

では、夏の花々でお口直しを


トケイソウ


キンシバイ


ナツツバキ

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毎日書道展を見に 

2008-07-14 | 雑記

どういうわけか私の友人には書に堪能な方が多いのですが、
Tさんもそのおひとりです。今年も彼女にご招待を頂いて
国立新美術館で開催中の毎日書道展を拝見してきました。



昨年完成した国立新美術館は、故・黒川紀章氏がデザインした
ガラスのカーテンが波打つようなユニークな外観の建物です。






とても広い展示スペースで、見たい作品を自力で探すのは大変!
係りの人にPCで検索して貰って、やっと辿りつきました。


T
さんの作品「光彩」


Tさんは、中国語の学習サークルを通じて十数年来お付き合いをして
頂いている私の大切な友人のひとりで、いつも「そこそこ」の出来で
良しとしてしまう私とは正反対に、何事にも骨身を惜しまず努力を
怠らないTさんに、私の怠けごころはいつも刺激されています。

今回の書からも、私はTさんの迸るような気迫とエネルギーを感じました。

Tさん、今日は都合でお会いすることができなかったけれど、また
お会いできたとき貴女に笑われないように、私もがんばるからね!

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え、梅雨明けはまだなの?

2008-07-13 | 散策

昨日に続き今日も暑くなりそうです・・30℃を超すのは必至でしょう!
こうなると我知らず
水のある方へと足が向いてしまうものでしょうか。
日曜日の海岸を散歩してみました。



ここの海は、急に深くなっていて泳ぎに適さないため遊泳禁止に
なっていると聞きましたが、ヨットやサーフィンに、釣りに、
磯遊びにと、また、夜は花火や涼を求めて訪れる人たちで
これから
暑くなるにつれて賑やかになっていくのでしょう。


すでに何組かの家族連れが水辺で遊んでいます



鳩と戯れながら、ずっと海を見ているオジサンも



ヨットもボートもスタンバイOKです




みんな夏本番を待っているようです

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箱根・明神ヶ岳(1169.6m)に登る 

2008-07-10 | ハイキング・山歩き

毎月1度、箱根の山々のハイキングをおこなっている会に参加しました。
スニーカーをトレッキングシューズに替えて、箱根は本当に久しぶりです。
今日のコースは:宮城野→明神ヶ岳→火打石岳→矢倉沢→仙石原の約12km
空は相変わらずどんより梅雨空で、日差しがない分 歩くには良さそうですが
湿度が非常に高く風もないので、今回は蒸し暑さとの戦いになりそう・・・

宮城野の「明神ヶ岳近道」を通って山頂へ向かいます。登り坂が続くけれど
いつもの舗装路と違う土の感触がやはり心地よくて、足取りもなかなか快調!
道端の瑞々しい植物の名前を教え合ったりしながら 元気に登って行きます。


ヤマボウシ

ハナイカダ

オダマキ

シモツケソウ

ギンリョウソウ

振り返ると宮城野や強羅の街が霧に見えたり隠れたり、その先に大涌谷の噴煙。



ところが、歩くうちに次第に列が間延びし始め「鞍部」まで来たところで
早くも女性メンバー2名がリタイア。やはり蒸し暑さがこたえたようです。
列の先頭と最後尾の間隔が離れてきたので、休憩を多めにとるようになり
ました。そのうち足が攣ってしまった人も出て、どんどんペースダウン・・

登り慣れている人は別として、やはり蒸し暑さは侮れません。油断大敵!
私もこまめに水分補給しつつ、重い足と相談しながらゆっくり歩きます。

明神山頂まで3時間余もかかってしまいました。ここで昼食タイム。
今日は全く眺望はききませんが、広場を渡る風がとてもいい気持ちです。



往路は上りばかりでしたが、復路は上ったり下ったりの道で比較的楽です。でも
ハコネダケのトンネルや林の中が多く、お花を見る楽しみは少なくなりました。

復路も歩くこと約3時間、やっと仙石原に到着です。疲れたけれど時間が予定より
だいぶ遅くなったので
温泉は諦めて帰路に着くことにしました。ちょっと残念・・
でも、きれいなお花をたくさん見られたし、アサギマダラという蝶にも出会ったし
往路も復路も、ずっとウグイスの鳴き声に応援してもらって楽しく歩けました。


秋に箱根外輪山一周ハイキングがあるそうで、今回はその小手調べだったとか。
その日の行程はなんと全長
46km凄い人達もいるのですね~
私ですか? 死んじゃいますよ、そんなの(笑)

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今日も暑かったですね!  

2008-07-09 | 雑記

今日太極拳の練習でお会いしたosamuさまから「ずっと
更新してないね。どうしたの?」と言われてしまいした。
すいません・・サボっておりました、ハイ・・・


今日も蒸し蒸しと暑かったですね~! 今回の練習は、先生が
ご不在
のため自主練習ということで、これまでに習った全部の套路を
ひたすら反復練習して、
いつもの倍くらいたくさん汗をかきました。
気持ち良かったです。


こう暑いときは、やはりビールでしょう! なんちゃって・・
帰りに八百屋さんで買った枝豆を茹でて夕食時に出しました。



うちのトノはかなり‘イケるくち’ですが、私は全くの下戸。
しかし、おつまみだけはしっかりとご相伴にあずかりました。


枝豆といえば、猫の額ほどにも満たない我が家の庭の畑で
ただ今、枝豆が生育中です。



先月開成町の「あじさい祭」に行った際、会場でアンケートに
応じたら枝豆の種()を頂いたので、家に帰って蒔いてみたら
ちゃんと発芽してくれました。さあ、いつ食べられるのかな~
楽しみ 楽しみ!

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低血圧とウォーキング  

2008-07-05 | 散策

読売新聞の‘くらしと健康’のページで、今日まで4日連続で
「低血圧と向き合う」という記事が掲載されていました。

それによると、低血圧とされるのは最高血圧が100mmHg以下
60歳以上の人なら110mmHg以下が目安で、その原因はいろいろ
あるようですがまず遺伝的体質、それに加えて長時間坐り仕事を
する人など日々の運動が不足しがちな人に多いということです。
足の筋肉が弱くなると、血液を足から心臓へ戻す力が不足する
ためなの
だそうです。なるほど!


私が自分の血圧を初めて意識したのは、最初の妊娠で検診を受けた
ときでした。最高血圧が88mmHgという、バリバリの低血圧である
ことをその時初めて認識したのでした。それからン十年、最近は
少し改善し(歳のせい?)100に近い数値まで上がってきたものの、
依然として低空飛行状態であることに変わりはなく、一年中
朝は弱いし、日中もボーっとしているし、足先は冷たいし・・


その記事によると、改善の対策としては下半身、特に足の筋肉を鍛え
血液循環を促進することで血圧アップをめざすべしということでした。

気持ちが良いので続けてきた太極拳もウォーキングも、図らずも私に
とっては大変理に適ったエクササイズだったようで、良かったです!
これからも血行促進をめざし、せっせと励むことに致しましょう。
お墨付きを頂いたので、張り切って今日も歩いてお買物に行ってきました。


商店街は七夕飾りで夏の装い


西瓜もたくさん並んでいました

暑さにもめげず、夜猫子のウォーキングは続きますよ~~

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横須賀は、もう夏 

2008-07-04 | 散策

神奈川歯科大学の構内にある1本のジャカランダの木に、今年も花が
咲きました。この時期は一般の人も構内に入って見ることができます。





此処の先生がアメリカから種を持ち帰って蒔かれたものが、20数年後に
こんなに大きく育ったのだそうです。高い枝の先で風に大きく揺れている
薄紫色の可憐な花が、真っ青な空に映えていかにも涼やかな感じです。

さだまさしさんの歌の中に出てきて「どんな花だろう?」と思っていたので、
初めて見たときは結構感動したものです。ジャカランダは南米原産の樹木で
カリフォルニアやハワイなどでは街路樹として普通に植えられているようです。
花が風に揺れている街路樹はきっと素適でしょうね! 見てみたいものです。


このあと、大学のすぐ近くにある「三笠公園」まで足を伸ばしてみました。
かの日露戦争で、ロシアの無敵艦隊を破った東郷平八郎元帥(当時は大将)が
率いる
日本の連合艦隊の旗艦「三笠」が保存・展示されている公園です。


東郷元帥の銅像と「皇国之興廃在此一戦」の碑も



公園の奥には、音楽に合わせて姿を変える噴水や幅7mの人工滝


公園の目の前は海
東京湾唯一の無人島 猿島がよく見えます。

横須賀には、やはり太陽と青い空がよく似合うようです。

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今日は半夏生 

2008-07-01 | 花散歩

今日は七十二節気のうちの半夏生。夏至から11日目に当たる日で、
農家ではこの頃までに田植えを終える慣わしになっているとか。

毎年この時期に近くの公園で、植物のハンゲショウが見頃となります。
同じ頃に、
公園の奥の木陰にタシロランという珍しい野生ランの一種が
見られるので、
お散歩がてら見に行ってみました。今年も見られるかな?


公園の手前側は池を中心に遊歩道が設けられ、紫陽花やツクバネウツギなどが
植えられ整備されていて、四季折々にいろいろな花が見られる楽しい公園です。


池のヒツジグサ
未の刻(午後2時頃)に開花するというのが名前の由来だとか。睡蓮の原種?




ハンゲショウ
半夏生(半化粧)の名前の由来は、半夏生の頃に花が咲くからとか葉が半分
化粧したように白くなるからとかいわれますが、見るからに半化粧ですね。



ムラサキシキブ
園芸種でムラサキシキブと呼ばれるのは実は「コムラサキ」だとか。
ムラサキシキブの木は高さ3~5mで、秋に紫の小さな実が成ります。



オカトラノオ
長く伸びた総状花序が虎の尻尾に例えられたのでしょう。


公園の奥は、普段は公開されてなく殆ど自然に近い状態が保たれています。
カワセミも飛来し蛍も生息する清流があったり、植物が生い茂っていて
「マムシに注意!」という看板があちこちに立てられていたりします。

ありました! タシロラン


発見者の田代善太郎氏に因んで名付けられた、準絶滅危惧植物だそうです。
日の当たらない、それこそマムシが居そうな大樹の根元に群生していました。
近くまで行けないので正確にはわかりませんが、丈は20cm強ほどでしょうか。
葉緑素を持たないモヤシのような生白い姿が、却って健気さを感じさせます。


ちょっとした散歩コースにも、こんなに沢山の植物との出会いがあるんですね。

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