スニーカー履いて

‘猫’も歩けば・・・今日はどんな出会いが?

浮世絵名品展②

2024-08-10 | 東京・川崎


「浮世絵名品展」後期を 観に行ってきました
前期に続き 江戸~明治頃の 作品 70余点を 解説を読みながら 鑑賞しました


では 今回も 会場外の複製画から 何点かを☆

「富嶽三十六景 甲州石班澤」

北斎筆
「石班澤」は「 鰍(かじか)沢」のこと
岩場から 激しく波打つ富士川に 網を打つ漁師の姿 正面に 富士山



「富岳三十六景 神奈川沖浪裏」
 
北斎筆
前回の「凱風快晴(赤富士)」「山下白雨(黒富士)」と 合わせて
“三大役物”と 呼ばれ 北斎の 代表的な傑作と されています
[Great wave] という名で 海外でも 大変 評価の高い作品

「富嶽三十六景」シリーズは 前期 10点  今回は 8点 展示されています



広重の「名所江戸百景」は 前期 5点 今回は 6点

「両国花火」               「月の岬」
   
広重筆



「浅草金龍山」            「水道橋駿河台」
   
広重筆


「深川洲崎十万坪」          「上野山内月のまつ」
     
広重筆
現代でいう 観光ガイド的な 意味合いからも 楽しいシリーズですね
当時の人々の 人気ぶりが うかがえます



ほかにも 鈴木晴信の 「風流やつし七小町」という 小野小町にまつわる 七つの逸話の
場面や人物を 当世風にやつし(置き換え)て描いた 貴重な作品なども 観られました 


また 浮世絵の歴史や  



摺りの工程の 説明など

興味深く 楽しく いろいろと お勉強シマシタ




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