道々、生まれたての新芽や柔らかな若葉に
出会うと、何か嬉しくなって足取りも弾みます。
そんな季節が巡ってきました☆
◆ウメ(梅)
バラ科サクラ属
◆サンシュユ(山茱萸) ◆アジサイ(紫陽花)
ミズキ科サンシュユ属 アジサイ科アジサイ属
◆シャリンバイ(車輪梅) ◆ハゼノキ(黄櫨の木)
バラ科シャリンバイ属 ウルシ科ウルシ属
◆ケヤキ(欅) ◆カツラ(桂)
ニレ科ケヤキ属 カツラ科カツラ属
◆イチョウ(銀杏) ◆コブシ(辛夷)
イチョウ科イチョウ属 モクレン科モクレン属
◆トウカエデ(唐楓)
カエデ科カエデ属
◆コナラ(小楢) ◆カラタチ(枳殻)
ブナ科コナラ属 ミカン科カラタチ属
◆トケイソウ(時計草) ◆ハリエンジュ(針槐)
トケイソウ科トケイソウ属 マメ科ハリエンジュ属
◆マテバシイ(全手葉椎)
ブナ科マテバシイ属
◆マツ(松) ◆ヤツデ(八手)
マツ科マツ属 ウコギ科ヤツデ属
◆トチノキ(栃の木) ◆カエデ(楓)
トチノキ科トチノキ属 カエデ科カエデ属
◆カクレミノ(隠れ蓑) ◆ヤマボウシ(山法師)
ウコギ科カクレミノ属 ミズキ科ヤマボウシ属
◆ヤマザクラ(山桜) ◆サンゴジュ(珊瑚樹)
バラ科サクラ属 スイカズラ科ガマズミ属
「 さへずりを こぼさじと抱く 大樹かな 」 立子
「 万緑の 中や吾子の歯 生え初むる 」 草田男
いよいよゴールデンウィークへ突入です☆
お天気もどうやらまずまずのようで、よかったですね。
皆さんは、連休をどのようにお過ごしでしょうか?
巷の休日モードに逆らって、‘猫’は連日オシゴトです。
しかも今は、年間一番の繁忙期。 ガンバっておりまっす
終日机に向かう日がこう続くと、さすがに足がムッチリしてきます・・
そんな時は「足湯」がイチバン!
では・・「花の国」へ♪
さすがに、本日の足湯は大盛況☆
満員御礼、座る場所も無いくらいでしたが
皆さんが席を詰めてくださって、何とか割り込めました~
今日はレモンバーム&ミントの湯。
はぁ ほっこり~~
因みに、‘猫’の足は写っておりません。
念のため(笑)
40~42 ℃のお湯に15分も浸かっていると、額にはうっすら汗
血行が促進されたのでしょう、お蔭で足がとても軽くなりました。
またオシゴトがんばれそうでーす
往きはドタドタ 還りは軽々
13,069歩で、ささやかに温泉気分
トノの知人から、夏みかんをたくさん送って頂きました。
とても食べきれないので、新鮮なうちに何とかしたい!
トノが、「マーマレードを作ろう」と言いだしたので
キッチンを明け渡して、‘猫’は高みの見物デス。
お手並み拝見☆
4個(約1kg)の夏みかんをきれいに水洗いして、ヘタを落とし
外皮を剥いて1~2mm厚にスライスします。
(ちょっと厚めだけど・・)
「塩もみして水洗い」を3回ほどくり返し、よく絞ります。
中の実は、袋を除いて果肉を取り出し
氷砂糖500gとレモン1個の絞り汁を用意して、準備完了。
皮・果肉・砂糖に1つまみの塩を加えて、ホーロー鍋でグツグツ
焦がさないように、木べらで鍋底から返しながら煮ます。
途中でレモン汁も加えて・・
水気がなくなるまで小1時間ぐらい・・?
煮沸しておいた瓶に熱いうちに詰めて
さぁ、出来上がり
明日の朝食で、ヨーグルトと共に頂きましょう!
以上で、本日の調理実習は終了です。
実習生: トノ
撮影記録: 夜猫子
4
月もそろそろ終わりですね。
本当に雨が多い月で傘が大活躍でしたが、それでも
振り返れば、それなりにいろいろな花と出会っていました。
オオシマザクラ(大島桜)
バラ科サクラ属
葉が出るとともに、芳香のある一重の白い花が咲きます。
桜餅を包む塩漬けの葉も、独特のいい香りですよね。
樹皮は、工芸品として茶筒などに用いられます。
ウコンザクラ(鬱金桜)
バラ科サクラ属
こちらは桜の季節のトリを務める八重咲きの桜です。
花弁の淡い黄緑色が「ウコン染め」のようだと、この名。
サトザクラの栽培品種だそうです。
カリン(花梨)
バラ科ボケ属
中国原産
いつの頃か、薬用として渡来しました。
果実酒になる黄色い実は、よい香りがします。
花言葉は「豊麗・唯一の恋」
ハマダイコン(浜大根)
アブラナ科ダイコン属
牧野博士によると、古い時代に渡来した薬用ダイコンが野生化
したもので、食用ダイコンが野生化したものではないそうです。
3~6月頃、海岸の陽だまりに群生して咲いています。
「砂浜に 浜ダイコンといふ草の 青々とせる ひと所あり」 佐藤佐太郎
ウラシマソウ(浦島草)
サトイモ科テンナンショウ属
山道の湿った場所で見る黒紫色の仏炎苞。蛇の頭のようだと嫌う人も
いますが、あの‘夢見て咲いている’水芭蕉もたしか同じ仲間かと・・
ハルジオン(春紫苑)
キク科ムカシヨモギ属
北アメリカ原産
大正時代に観賞用として渡来しました。
よく見ると美しい花ですね。 蕾のときは俯いています。
よく似た花のヒメジョオン(姫女苑)は俯きません。
ホタルカズラ(蛍鬘)
ムラサキ科ムラサキ属
別名:ホタルソウ(蛍草) ・ホタルカラクサ(蛍唐草)
山林の草地などに生育しています。草丈15~20㎝。
はっとするほど鮮やかな青い花を蛍の光にたとえて、この名。
花後は茎がつる状に這って伸び、所々で根を下ろして繁殖します。
ヤツデ(八手)
ウコギ科ヤツデ属
初冬に白い花がボール状に咲いた後に
実が生り、晩春に黒紫色に熟します。
「八手葉の 広葉の茂り いちぢるし 黒きつぶら実 重たく重なりぬ」
高田 浪吉
カラタチ(枳殻)
ミカン科カラタチ属
中国原産
落葉潅木で、枝に鋭い棘があります。
昔 通っていた幼稚園の垣根が、なぜかカラタチでした。
くぐって服に鉤裂きを作り、母に叱られたトホホな思い出・・
「人まれに 花カラタチの 雨を過ぐ 」 目迫 秩父
ラミューム
シソ科オドリコソウ属
草丈10~20cm。
4~6月頃 黄色・ピンク・白色などの花が咲きます。
半日陰を好み、地面を這うように伸びて生育します。
フッキソウ(富貴草)
ツゲ科フッキソウ属
別名:キッショウソウ(吉祥草)
宿根の山野草で、目立たない白い花が咲くそうです。
花を見てみたいと思っているのですが、タイミングが・・
細雨の中、鶴岡八幡宮境内の「ぼたん庭園」へ。
このぼたん園は八幡宮の創建800年記念に、境内の源氏池に
面して1980(昭和55)年に造られた回遊式の日本庭園です。
毎年 年初めとこの時期の2回、約100種 1,000株の
あでやかに咲き競う牡丹の花が一般公開されます。
入口で¥500也を納め、園内に入って行くと
石畳の散策路の両側に、牡丹の花がちょうど見頃です☆
雨のせいか、今日は此処を訪れる人は少なめで
皆さん 静かにゆったり散策しながら、思い思いに
写真を撮ったり、ほのかな香りを楽しんだり・・
散策の途中、源氏池に張り出したデッキからは
頼朝公ゆかりの旗上弁天堂が見えます。
出口の近くに、
太湖石に牡丹を配した「湖石の庭」
我が国では古来より、牡丹と太湖石を描いたものを「玉堂富貴」と
称して珍重してきたそうです。 この庭は1984(昭和59)年
中国・蘇州市から技術者が来日して築庭したものとか。
「石筍」
筍に見立てたこの石は、「湖石の庭」の築庭10周年記念として
1994(平成6)年に中国・江蘇省から寄贈された魚鱗石だそうです。
今日も傘が手離せない1日でした。
町の八百屋さんの店先を通るとき、値札が気になる昨今。
あらら、せっかく綺麗な牡丹を見たのに・・・(笑)
風さえ強くなければ、雨の日の散歩も悪くないものです。
静かだし、見慣れた景色も少し違った色に見えたり・・
人通りが少ないのをさいわい、鼻歌もネ
雨の「花の国」にやって来ました。
入口付近のシャクナゲが、だいぶ咲いています。
雨に濡れて鮮やかさを増した周辺の緑に映えて
ひときわあでやかで印象的☆
散策路の両側には、いつも花が咲いていますが
今は、チューリップとノースポール
ならんだ~ ならんだ~♪
この間までヤマザクラに彩られていた山も
旬日ののちは緑の濃淡。
13,821歩
地元の八幡さまの境内にある木の名が、ずっと気になっていました。
2mほどのまだ低木で、椿のようなつやつやした葉。
傍らの立札に、「献木 おがたまのき」と書かれています。
3~4月頃、白い花が咲くとか。どんな花かしら?
4月の初めに見に行ってみると、白い蕾がいくつか。
期待が高まります~ ワクワク
そして今日、やっと花の咲いているのが見られました
思っていたより地味な花でしたが・・
オガタマノキ(招霊の木)
モクレン科オガタマノキ属
此処の木はまだ低木ですが、樹高10~20mにもなるようです。
天照大神がお隠れになった天岩戸の前で、天鈿女命が
この木を手に踊ったと伝えられます。古くには榊と共に
神前に供える木とされ、霊木として神聖視されてきました。
神道でいう「招霊(おぎたま)」から転化して、この名。
神楽舞の鈴は、この実を模ったものだそうです。
こうなると、その鈴のような実も見てみたくなりますよね。
後日 知人のWさんがメールで、この木は「トウ(唐)オガタマ」と
教えてくださいました。 Wさん、ありがとうございます!
「カラタネ(唐種)オガタマ」ともいい、やはり神社の境内などに
植えられていることが多いそうです。‘唐’の付かない
オガタマノキもあるんでしょうね? 花が違うのかしら。
見てみたくなりましたね~~
今日は晴れましたっ
得難いこんな日は、家に燻ってなんか居られませぬ~
昨日テレビで見た、きれいな映像に魅せられて
はるばる県央地区までやって来てしまいました。
小田急線「伊勢原」駅から、路線バスの便があるようですし
24日(土)までの「芝桜まつり」期間中は、シャトルバスもあるとか。
でも、‘猫’はもちろん徒歩でトホトホと☆
駅から街なかを過ぎ、小田原厚木道路を跨ぎ
大山を仰ぎ見ながら、畑の中の道を歩いて約50分。
やがて目に入って来たのは・・
大きな川ではありませんが、その土手600mにわたって一面の芝桜。
鮮やかな色が、まるで一気に川になだれ込んでいるようです。
説明板によると;
鈴木さんという方が、奥多摩より一株持ち帰った芝桜をこの土手に
植えたのに始まり、地域周辺の多くの人たちの尽力があって
「かながわ花の名所百選」や「かながわのまちなみ百選」に
選ばれる、現在のような見事な景観が維持されているとのこと。
これだけの景観の維持には、どれほどのご苦労があることか・・
もし芝桜がなくても、地域の人たちの深い地元愛が
充分伝わってくるような、そんなステキな場所でした。
25,232歩
暑かったり寒かったり、ジェットコースターのような気温の乱高下。
春の女神どの、チト気まぐれが過ぎやしませんか~!
いつもの散歩道には、鯉のぼりが☆
生まれたての若緑がきれい~
カキドオシ(垣通し)
シソ科カキドオシ属
花後に茎が倒れ、節から根を出して繁殖します。茎が蔦の
ように垣根の下を通り抜けるほど伸びるところから、この名。
コハコベ(小繁縷)
ナデシコ科ハコベ属
多くは茎が赤みがかっています。花弁が5枚、花柱が3個。
「ひなどりの 引っ張り合へる はこべ哉」 四方太
オオバコ(大葉子)
オオバコ科オオバコ属
葉が幅広いところから、この名。
しっかり根を張って、なかなか抜けないんですよねぇ・・
葉・種子は咳止めの漢方薬になるそうです。
「おおばこの 花踏み行きぬ 畑の畦」 はる代
スズメノヤリ(雀の槍)
イグサ科スズメノヤリ属
地味ですが、よく見るとたしかに大名行列の毛槍みたい。
「下にィ、下に」 雀の殿様のお通りだーい!
オニタビラコ(鬼田平子)
キク科オニタビラコ属
どこでも見られる丈20~50cmの草で、葉には深い切れ込みがあります。
アオキ(青木)
ミズキ科アオキ属
何度か登場している、お馴染みの植物。
年間を通していつも青々としているので、この名。
冬の真っ赤な実が印象的ですが、シックなこの花もなかなか。
水辺の公園にやってきました。
陽光桜
濃赤色の花?と思ったら、どうやら花後の萼のようでした
「陽光桜」は、アマギヨシノとカンヒザクラを交配させた栽培品種で
濃いピンク色の花だそうです。 また来年のお楽しみ!
これは?
水辺に可愛らしい白い花が咲いています。
そろそろ新芽・若葉の季節になりますね。
エゴノキ
エゴノキ科エゴノキ属
食べたくなる(笑)ような、きれいな色!
良い香りの白い花の咲く頃が待たれます。
シロダモ
クスノキ科シロダモ属
葉には、クスノキ科の特徴である3本の太い葉脈。
秋には楕円形の実が生り、赤く熟します。
春から初夏へのバトン・タッチが始まっていて、
不順な天候のなかにも 少しずつ確実に変化しているようです。
ウチのトノが去年、花友達から貰ってきた球根に
初めて可愛らしい花が咲きました。
花の形からするとランの仲間のようだけど、何という名前?
トノは花好きだけど、名前にはあまり頓着ナシ。
ま、いっか~ 綺麗ならそれでいいわね☆
先日の原種チューリップのように、草丈が15cmくらいしか
ないので、写真を撮るのにちょっと苦労します。
かがみ込んで撮っていると、視線の先に
何?
オキザリスの上に、変なモノが・・
また、風でゴミが飛んできたのでしょう。
拾おうと近づいてよく見ると・・
10cmほどのキノコでした。
さっそく調べてみました。
どうやら「アミガサタケ」というキノコらしいです。
日本では殆ど見向きもされないけれど、フランスでは
一流の食用キノコで、乾燥品も売られているそうです。
へぇ~、バター焼にして食べてみる?
ウーン・・・
頂いたウォーキング・マップを手に、周辺を歩いてみました。
道端や土手には、花がいっぱい!
畑の中の道を歩いて行くと、四つ辻にポツンと一軒家。
「さくら広場」
戦後間もなく建てられ、2005(平成17)年まで駄菓子屋として
親しまれていた建物です。むき出しの梁や黒光りする柱など
昭和の匂いが漂い、映画「三文役者」(新藤兼人監督・竹中
直人主演)の舞台に使われました。現在は、ウォーキングする
人のための休憩所、地域の憩いの場として使われています。
(ウォーキング・マップ記載の説明より)
映画の撮影スナップやサイン色紙などが展示されてありました。
建物前の道を進んでいくと、道の傍らに「村社宗像神社」の石碑。
そして、その少し先に石の鳥居が見えてきました。
「宗像神社」
948(天暦2)年 筑前の宗像神社を勧請し、創建されたと伝わります。
ご祭神は、田心(たごり)姫命・市杵島(いちきしま)姫命・湍津(たぎつ)姫命。
国家鎮護・道中安全・海上交通・漁業守護の神。
平安前期の歌人 大江千里が、この辺りから印旛沼を望み作歌したとか。
小顔でロン毛の狛犬さん(明治44年作)
そろそろ帰る時間が迫ってきました。 Uターンして駅へ
向かう途中、深い山林に包まれている集落を通ります。
観光化されていない、歴史を感じる風景がありました。
黒壁の豪壮な長屋門のお宅があったり・・
時がゆったり流れているような風景の中に、伝説のお寺。
「摩尼珠山 医王院 松虫寺」
寺伝によれば、
745年(天平17) 聖武天皇の第三皇女不破内親王(松虫姫)の病気平癒を
喜んだ天皇が、行基に命じて建立したと伝わる松虫姫伝説に因むお寺です。
33年毎にご開帳のご本尊七仏薬師は、木造薬師瑠璃光如来坐像と
左右に3体ずつの如来立像の七仏薬師で、いずれも榧(カヤ)の一木造り。
平安時代後期の作として、国の重要文化財に指定されているそうです。
薬師堂裏に「松虫皇女之御廟」
遺言により、此処に分骨埋葬されたと伝えられています。
寺から約200mほど離れた緑陰に、姫の乳母にまつわる
「杉自塚」
数十基の庚申塔群に守られるようにして残されています。
姫の乳母 杉自は村人の貧しい暮らしぶりを見て、文字・養蚕・裁縫
など奈良の文化を伝えて少しでも暮らしを助けようと努め、村人に
敬愛されたので、村人は此処に塚を建て長く記憶にとどめました。
(説明板より)
にわかには信じがたいような伝説の真偽云々はさておき、
そのまま時代劇の舞台にでもなりそうな風景を其処彼処に
残しながら、決して寂れた感じのしないこの地が、今後も
安易な観光目的で俗化されることなくあり続けて欲しい・・
と、勝手な願いを抱きながら、駅へと向かう‘猫’でした。
17,796歩
見に行こうかどうしようか、昨夜まで少し迷っていました。
2年ぶりに、見てみたいんだけど・・途中の道がねぇ・・
ビビリの虫がチロチロと顔を出し・・・
でも今朝は雨も上がり、スッキリ晴れました。やっぱ、行くゾー!
北総線「印旛日本医大」駅は、とてもきれいでモダンな外観です。
今夏開業予定の、日暮里~成田を結ぶ「成田スカイアクセス」が
試運転のため停車していました。 おぉ~~!
案の定、駅前はガラ~ン・・
だーれも居やしないよ、トホ
‘猫’の気分を重くしているのは、行く手にあるこの道。
雰囲気のあるいい道でしょう? そうなんスよ。
でも、覆い被さるような竹藪で人もあまり歩いてない・・
人が住んでいるやらいないやら・・古めかしい長屋門があったりして
独り歩きは、ちょっと腰が引ける‘猫’なのでアリマス
ところが
「待てば海路の日和」か 天の助け!
後方から、数人の女性グループがにぎやかに歩いて来ました。
付かず離れず、さりげなく歩く速度を調節しながら
無事にこの難関を突破できました~
長閑な景色を楽しみながら、気持ちよく
歩くこと約20分。
行きあう人の数が次第に多くなり、やがて畑の向こうに
ドドーーーーン!!
樹齢300年とも400年ともいわれる「吉高の大桜」です。
ヤマザクラの古木で、印旛村の天然記念物。今でこそ
観光名所となりましたが、嘗ては村の子ども達が木登りを
楽しむ遊び場であり、農作業の合間に涼をとる木蔭でした。
第二次世界大戦中には、極度の物資不足から伐採して
燃料にすることが決まっていました。しかし、余りに大きな
木であったため切る道具が無く、伐採を免れました。
(「吉高の大桜を守る会」パンフレットより)
満開
あぁ、やっぱり見に来てよかったな!
この時期限定の近くの茶店で、筍ごはんと筍味噌汁のお昼を頂いたら
もう少し周辺を歩いてみようかな、という気がモリモリ湧いてきました。
(続)
「暖かい」というより、歩くと「暑い」と言いたくなる1日でしたね!
暫くぶりに「花の国」へ行ってみました。
エントランスへ続く通りは、まだまだ桜のトンネル
門を入れば、正面の大花壇はまるで黄色い海原
菜の花、ポピー、ネモフィラ・・・
緩やかなスロープを上って行くと、眩しい木々の若葉☆
キブシ(木五倍子・木付子)
キブシ科キブシ属
春になると、総状花序を下垂させて淡黄色の花を咲かせます。
実を、おはぐろの原料「フシ(五倍子)」の代用にしたので、この名。
春の女神の耳飾りかな?
これはビワの実の赤ちゃん
★ヘリクリサム・パティオラレ
キク科ムギワラギク属
南アフリカ原産
葉は銀色の毛に覆われた灰緑色。花壇のグランドカバーや
寄せ植えに使われます。初夏に黄色い小さな花が咲きます。
柔らかな葉の色がとても春らしい~
セイヨウタンポポ(西洋蒲公英)
キク科タンポポ属
ヨーロッパ原産 日本へは明治時代に渡来。
総苞片が大きく反り返っているのが特徴です。
フーッ
原種チューリップ
ユリ科チューリップ属
トルコ原産
草丈15cmほどの「プルケライースタンスター」。
ちょっと休憩所でひと息入れて行きましょうか。
今日は特別に、ハーブティー&クッキーのサービスがありまーす。
ラッキ~~
隣のコーナーでは、小学生がハーブ石鹸作りに挑戦中
温室の中も覗いてみました。
スティフティア
キク科スティフティア属
ブラジル原産
キク科なのに、高さ2mくらいの高木になる非常に珍しい品種です。
2~4月の温室で、たくさんの雄蕊が目立つパフ状の頭花を咲かせます。
花が終わると
ブルグマンシア・バリエガタ
ナス科チョウセンアサガオ属
ブラジル原産
別名:エンゼルトランペット
お馴染みの花ですが、こんな難しい名だって知ってました?
やさしいオレンジ色が、とてもステキです。葉は斑入り。
エケベリア
ベンケイソウ科エケベリア属
メキシコ原産
乾燥地を好みます。葉は多肉質。
ミッキーマウスの木
オクナ科オクナ属
南アフリカ原産
ミッキーマウスにそっくりの実をご紹介したことがありましたね。
この花から、あの実はちょっと想像がつきません。
さあ、ひと休みしたら元気百倍
名残りの桜を見下ろしながら、海岸までもうひと歩き!
14,486歩
弘明寺裏の京急線「弘明寺」駅から、さらに階段を上って行くと
木々の下でウォーキングが楽しめるコースもある、弘明寺公園。
園内には、プールや図書館もあるようです。
もともとは、眼下の弘明寺駅とともに弘明寺の寺域だったそうです。
園内はちょうどソメイヨシノが満開
あちらこちらで桜を楽しむ人たち
広場の展望台に上がってみました。
遠くに「みなとみらい21」エリアが見えています。
公園を後に、観音橋から右へ上大岡駅まで
大岡川に沿って、お花見をしながら歩きました。
鯉や鴨たちも、の~んびり☆
汗ばむほどの暖かさの中を、うらうらと
14,486歩
大岡川両岸の桜は、盛りを少し過ぎかけてはいるものの
まだまだイケてます。 花見客もいっぱい!
「弘明寺観音」前の全長300m余の商店街も賑わってます。
浅草・新仲見世に似た雰囲気の気取らない元気なお店が130軒。
仁王門に到着しました。
ここからご本堂まで、長い石段を上って行きます。
門を入った右手に六地蔵のお堂。
多くの参詣者に親しまれているのがわかりますね。
石段の途中の「身代わり地蔵尊」は、2001年に
京浜急行電鉄(株)から奉納されたものだそうです。
ご年配の参詣の方が多いようです。石段を上る途中で
お参りしながらひと息入れて・・との配慮もあるのでしょうね。
石段を上りきると、ご本堂があります。
「瑞応山 蓮華院 弘明(ぐみょう)寺」
真言宗の市内最古のお寺です。
「弘明寺観音」と親しまれ、坂東観音33ヶ所第14番札所。
創建: 伝 737年
開基: 伝 行基
本尊:木造十一面観音立像(平安時代の作)
現 本堂・客殿の建物は、1044(寛徳元)年に再建されたもの。
寺伝によると;
今から1200年余前の721(養老5)年、インドの善無畏三蔵法師が
仏教弘通のため、我が国に渡来した折に開創されました。
737(天平9)年 諸国に悪疫流行のため、聖武天皇の勅命に
より行基上人が全国巡錫の節、当山の霊域に感応されて
草庵を結び、観音像を刻んで安置せられました。
『吾妻鏡』によれば、鎌倉時代には源家累代の祈願所となったとか。
実際は、もっと古くから源家との繋がりがあったようです。
歓喜天(秘仏)を祀る「聖天堂」
(予約して精進料理をいただくと拝観できるとか)
霊石「七つ石」
三蔵法師が、7個の磐石を埋めて鎮護国家の道場として結界し
境域を定めたもので、当山の歴史の始まりの霊石と伝わります。
境内には、弘法大師を祀る「大師堂」や「鐘楼」もありますが
廃仏毀釈により、当時の2割ほどの寺域になったということです。
商店街で、「公園の桜が綺麗だよ、行ってごらん!」と教えて
貰ったので、お寺の裏の公園へ足を伸ばしてみようと思います☆