車線のある広い通りに出ました。
車道を跨ぎ、左手に境川とそれに架かる「新屋敷橋」を見ながら北進。
「馬鞍(うまくら)橋」
説明板によると;
源頼朝が 馬の鞍を架けて橋の代わりにして川を渡ったことから「馬鞍橋」、
また 此処へ来ると、馬が突然いなないて死んでしまうというので「馬殺橋」、
通りかかった行者が、石の裏に阿弥陀如来の梵字が書かれてあるのを
見つけ、その石を供養したら馬が死ななくなったことから「念仏橋」など
面白い伝説がいろいろと残されています。
この道は江の島参詣の往来だけでなく、京都~鎌倉を結ぶ幹線道路でした。
また、この付近は海上交通の拠点としても賑わっていたようです。
ほどなく道は2つに分かれ、 川沿いを離れて右へ。
「大源太の辻」
鎌倉方面から来る道と江の島道が合流する辻で、この付近では縄文後期~
平安時代の遺跡が発見されているとか。 古くから人の生活があったようです。
地名も、近くの集落に「源」の字がつく農民が多く住んでいたからだそう。
辻の少し先にある 享保15年銘の庚申供養塔。
「従是左ふじさわ道」 「従是右かまくら道」と刻まれ、道標も兼ねていたようです。
「上山本橋」で川を渡ります。
昔はここに「石上の渡し」と呼ばれた船橋(舟を何艘も並べて上に板を渡した橋)が
あり、藤沢方面から片瀬・鎌倉方面へは この橋を渡る以外に道がなかったようです。
1873(明治6)年に 境川が改修で直線化された際、片瀬の豪農 山本庄太郎氏が
此処と少し下流の2か所に私費で木橋を架け、橋銭を徴収したといいます。
江ノ電の発電所跡地「大源太公園」を右へ行った住宅街の中に
「石上地蔵尊」
高さ159cmの大きな像で、舟型光背型。 火成岩製。
鵠沼に現存する最古の石仏だそうです。
この辺りは 鎌倉幕府右筆の旗本 大橋家の知行地で、1800年頃に
作成された『江嶋道見取絵図』に描かれている地蔵かといわれています。
「石上神社」
江戸時代には「石上の渡し」の場所にありましたが、度々の浸水に
遭ったため、1934(昭和9)年に現在地へ遷されたということです。
「石上(砥上)公園」
公園の一隅に、庚申供養塔・道祖神・馬頭観音像・六十六部供養塔。
石上に散在していたのが、公園整備の際に集められたようです。
「藤沢」駅南側の賑やかな商店街の中に、庚申堂と石塔群。
最奥の大型の庚申塔は元禄元年の刻銘。 二番目は寛文13年の銘。
堂内には、玉眼 寄木造の青面金剛像が祀られているそうですが
60年毎のご開帳で、次回は2040年とのこと。
駅の北側に出て「蔵前通り」を過ぎ、「藤沢橋」交差点を右折して遊行寺へ。
「藤沢山 無量光院 清浄光寺」(通称:遊行寺)
時宗の総本山
旧東海道・藤沢宿を歩いたときにご紹介しましたね。
「遊行寺」を出て、R1を西へ。
旧東海道・藤沢宿③・④で歩いたルートです。
そのときにご紹介してなかったお寺を1か所。
「引地山 養命寺」
曹洞宗のお寺です。
創立: 天正年間(1573~1592)
本尊: 木造薬師如来坐像
本堂裏の泰安殿に安置されている本尊の薬師如来坐像は、国指定重要文化財で
玉眼・漆箔。 1197(建久8)年の銘があり、鎌倉初期の運慶様式の代表作されて
います。 もとは大庭薬師堂の本尊ともいわれ、願主は大庭景義・景兼父子または
三浦義澄・義村父子と推定されます。 寅年にご開帳で、次回は2022年4月12日。
今日のゴールに到着しました☆
「四谷不動堂」
R1から大山道への入口にあるお堂に、大山道標(延宝4年銘)に乗った不動明王像。
次回は、お堂の右方向に建つ 大山遥拝の大鳥居を通って行きます。
次回も がんばって歩くゾ!
28,702歩
相模平野の中央にそびえる標高1,252mの「大山」は、古くから
霊山として、 貴賤上下の別なく篤い信仰を集めてきた山です。
特に江戸中期(18世紀後半)以降は 大山講の組織化が進展し、
駿・遠・豆・甲信越・房総など各地からの「大山詣」が盛んに行われ、
参詣後、石尊大権現・江の島弁財天まで足を伸ばす人も多かったとか。
江の島~大山を結ぶ参詣古道 「田村通り」を、ぶらっと歩いてみようと思います。
以前歩いた「江ノ島参詣道」と逆方向ですが、重複部分はササっと軽めにね
小田急線「片瀬江の島」駅からスタート☆
「洲鼻(すばな)通り」を通って 「ゑのしまみち」と刻まれた道標
管鍼術の考案者杉山検校が寄進した江の島弁財天への道標は、
高さ約120cmの尖頭角柱の火成岩に「薬研彫」という深い彫り。
48基中 14基が現存、このあと路傍の所々に立っています。
「龍口山 常立寺」
日蓮宗
鎌倉時代の刑場「誰姿森(たがすがもり)」に面影塚を建てて供養したのに始まるとか。
「誰姿森 元使塚」
1275(建治元)年来日し処刑された元使5名を供養するため、1925(大正14)年建立。
五輪塔に巻かれた青布は、英雄を称えるためのものだそうです。
境内の梅が大変美しく、毎年楽しみに訪ねています。
本堂前の枝垂れ梅も、白梅が咲き始めました☆
古道の雰囲気が感じられる道が続きます☆
高さ165cm 火成岩製
寛文年間(1661~1672 )造立の日蓮宗系の庚申塔。
「西行戻り松」
西行が東国へ歌行脚の途中、都を懐かしんで思わず枝を西へねじり向けたとか、
行き会った童に行先を尋ねると和歌で答えたので、恐れをなして行脚を中止し
都へ戻ったとか、おもしろい言い伝えの松があった場所に道標が立っています。
「宝盛山 密蔵寺」
真言宗
門前左の榎は、幹回り約214cm 樹齢200~300年の古木。
嘗て映画「愛染かつら」に主演した女優 故木暮実千代氏が
記念植樹したという「愛染かつら」の木が本堂正面にあります。
26体の弘法大師坐像
「諏訪神社下社」
祭神:建御名方命
長い石段を上って参拝。 ふり返ると、遥かに江の島が見えています。
「片瀬山 泉蔵寺」
真言宗
門前左脇に、庚申塔6基・神像塔1基・馬頭観音文字塔1基。
近辺に散在していたのを集めたものでしょう。
すぐ近くにも3基
左から:庚申塔(文化2年銘)・双体道祖神(年代不明)・庚申塔(元禄6年銘)
このように、街道沿いには 古い庚申塔や道祖神など供養塔が多く見られます。
(続)
やっと時間ができたので・・行ってきました!
江の島「サムエル・コッキング苑」のウィンターチューリップ
その数 15,000本とも 20,000本とも☆
今日は本当に春のような陽気で、チューリップも嬉しそうでした~
京急「YRP野比」駅から歩いて5~6分、海岸通り(R212)に出ると
道沿いに、 数十万株といわれるニホンスイセンが ただ今花盛りです。
海を眺めながら、のんびり散策するのにうってつけ☆
向こうに見えるのは、房総の山並み
春の香り
頂きました~☆
ふ・き・の・と・う
季節のステキな贈りものです
「 莟(つぼみ)とは なれも知らずよ ふきのとう 」 蕪村
今夜は 早春の香りを天麩羅でいただきま~す
すっきりと青空が広がりました
今日は 絶対ハズレっこないでしょ!と確信して、富士山を見に☆
JR「二宮」駅から、舗装された階段を上って行くのが一般的なルートですが
以前歩いた道の方が好きなので、今回もそちらから行きます。
鳥居を抜け、土の階段道を上って
まずは、「吾妻神社」にご挨拶。
祭神: 弟橘媛命 日本武尊を配祀
山頂の芝生広場には、すでにたくさんの人たち
そして、どどーんと 大きな富士山&菜の花
「 相模路の 淘綾の濱の真砂なす 児らは愛しく 思はるるかも 」
万葉集 巻十四 東歌
( 相模国の淘綾の浜の砂のように あの娘のことがとてもいとしく思われる )
「浅間神社」は、縁結びのご利益があるそう
祭神: 木花咲耶媛
曽我兄弟の姉 二宮の花月尼が 富士浅間神社に仇討の本懐を祈願。
大願成就に感謝して、この山上に浅間神社を祀ったと伝えられます。
気分はもう春~♪ 14,435歩
体を動かしながら同時に頭も働かせると、脳が層倍活性化されて
認知症の予防になるというので、今日は 散歩しながら簡単な暗算を。
100ー7=93 93ー7=86・・・・・ えーと・・・あれれ?
車通りが多い道 でこぼこ段差のある道・・・思ったほど簡単じゃありません
認知症も嫌だけど、まずは コケたりしないように気をつけないとねぇ~
今日は 海岸散歩☆
風もなく穏やかに晴れて、陽射しの暖かな お散歩日和です。
おや、あれは何?
スゴイ数~~!
飛び立つと、ちょっとした迫力!
17,692歩
八幡宮境内の「神苑ぼたん庭園」では、今 寒牡丹が花盛り☆
八幡宮創建800年の1980(昭和55)年に開園した回遊式日本庭園に
約100品種 1,000株あるという牡丹のうち、この時期は約20~30品種
200~300株の花が、藁囲いに守られて咲いています。
池の向こうに見えるのは、白い奉納旗に囲まれた旗揚弁財天のお社。
今年初めての鎌倉ですから 八幡さまにも新年のご挨拶をしていきましょう
「小町通り」は まだお正月のような賑やかさ☆
日本蕎麦の店に 外国人観光客が集まって・・ 手打ちの実演に興味津々のよう
花嫁さんも☆
「段葛」を歩いて
「鶴岡八幡宮」に着きました
今年も 健康で楽しく過ごせますように!!
銀杏の若木も元気に育っているようです☆
御無沙汰いたしまして どーも
受験シーズンがやってきましたね~
鎌倉の荏柄天神さんにも 次々と参拝の人たち
‘猫’も ン十年前の自分を 思い出しますよ・・
神さまも大変でしょうけど みごと花が咲きますように
みんなみんなに 良い春を~!
我が家の縁の下に‘千両’を発見!
こいつぁ 春から縁起がいいわぇ~
ただし、‘千両箱’じゃなくて‘センリョウ’だけどね~
ザンネーン!
どうして、こんな狭っ苦しい所に生えたんだろ?
数日前より、北下浦の長い海岸線に立てられていた4基の‘おんべ’に
今朝 6:30ごろから、相次いで火が入れられました。
近隣の住民が持ち寄ったお正月のお飾りを焚き上げた炎で
歳神さまを天上へお送りするという、この地方恒例の伝統行事☆
お囃子の太鼓の音が浜辺に響きわたるなか、
お振舞のお酒や熱々の甘酒、味噌汁などを頂きながら・・
‘お正月さん’を、つつがなく天へとお見送りしました~
「花の国」で、今年もアイスチューリップがたくさん咲いています。
その数、約5,000本とか。 ここだけひと足お先の春
でも、ちょっと寒そう・・・
球根を土の中で凍らせて冬の状態にする‘冬眠処理’を行ったうえで
屋外に出してやり、その気温差で春と勘違いさせて咲かせるというもの。
人間サマの都合で、チューリップには少し気の毒な気もしますが
通常1週間ほどの花期が、この方法だと約1か月間楽しめるんだそうです。
あいにくの天候で、あまり綺麗に撮ってあげられなくて可哀想だったナ・・・
初雪
2014年 スニーカーウォーキングの開始です。
今日は外気がひと際冷たいけれど・・元気出して行きましょう!
家を出て少し歩いたところで・・・あれ、右膝に少し違和感??
‘猫’にも遂にその日が来たかな~? と思いながら歩いているうちに
段々と調子が出てきて~ルンルン♪
暫くちゃんと歩いていなかったから、サビついてたカナ?
今日は軽めに、「花の国」をひと廻り☆
この時期は、あまり咲いている花がないけれど・・・
アオキが真っ赤な実をたくさんつけています。
寒風の中でも 元気なスイセンは、もう満開☆
そして、ツバキやサザンカたち。
皇玉 白露錦
ロウバイ
あら、びっくり! 雪だ~
もちろん積もるほどではないけれど・・それでも、初雪デス(わーい!)
膝の違和感は、雪の予兆・・どうやら寒気のせいだったみたいです。
週末は、寒くなりそうですね~