スニーカー履いて

‘猫’も歩けば・・・今日はどんな出会いが?

中国・桂林の思い出

2008-10-28 | 雑記

中国語教室の友人Tさんとは何度か一緒に中国旅行をしましたが、
2004年秋の桂林は、几帳面でしっかり者の彼女とのんびり屋で
気儘な私の凸凹二人旅で、とても楽しいものでした。

ガイドの中国青年にリクエストしてずっと中国語で話して貰い、
時にはトンチンカンな会話になって盛り上がったりしました。


漓江遊覧は、桂林~陽朔69kmを船内で食事を楽しみながらゆったり
5時間で下ります。両岸に次々と現れる百里画廊」を堪能しました。


水牛ものんびり水浴び




陽朔の西街は有名な人気観光スポット
あれこれ食べ歩きを楽しみました。

Tさんは日本人に見られたけれど、私は現地人と言われ・・・
きっと南方系の顔なのでしょう。これって喜んでいいのかな?


10本の孟宗竹をつなげた筏に乗ってみました。 
女船頭さんが棹一本で操ります。見事な棹さばき!




興坪では林さん宅を訪問。老寨山を案内して頂いたり、
名産のザボンをご馳走になったりしました。

中国語を勉強中と知ると、皆さんとても親しみを見せてくれました。
カタコトの中国語が面白いらしく、すぐに人垣に囲まれてしまいます。


魯迅似の民間書家の王さん宅を訪問。Tさんを日本の書法家と紹介したら
非常に喜ばれ、即席で書を交換して日中民間交流のひとときを過ごしました。
胡弓を聴かせて貰ったり、もぎたての庭の柿を一緒に食べたり・・



桂林の公園では、おばさん達に誘われるままに
輪に加わってカードゲーム
(大字牌)を見学。

一緒にやろうと言ってくれるけれど、ルールの説明が
方言でよく分からず残念! でも見ているだけでも
充分面白かったです。


桂林郊外の尭山に上ってみると、360°の絶景
此処は本当によかったナ~



広場では夜市の支度が始まっていました。
屋台の食堂は仕込みの真っ最中



楽しい旅だったよね、Tさん! 

彼女の四十九日を迎え、
思い出を書いてみたくなりました。

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三浦・三崎下町歩き

2008-10-27 | 横須賀・三浦

イベント会場を出てから、三崎下町を少し歩いてみました。


港の正面にある三階建ての建物は、創業1908(明治41)
元祖「かぶと焼」の老舗割烹「三崎館」本店



少し歩いていくと、昔懐かしい店構えの酒屋さん



三崎銀座通りの途中に、歴史を感じさせる看板を見つけました。
漁具船具の専門店「葉山商店」



銀座通りの奥まった所に鎮座するのは「海南神社」

三浦の総鎮守でその歴史は古く、故あって流れ着いた藤原鎌足の
後裔の
藤原資盈(すけみつ)が海賊から民を守ってくれたことに
感謝して、彼の
死後 祠を建てて祀ったのが起源だとか。


重厚な店構えは、宝暦年間から鰹・まぐろを江戸に
納めていたという永い
歴史を誇る老舗「又兵衛」



歩いていると、蔵造りの建物が多いことに気付きます

昔からこの地域の冬は、海からの西風が強く火事になると大火になると
言われており、人命や家財を守る為に多くの蔵が建てられたそうです。


ほら、この荒物店も



日の出通りの角に珍しいお店を発見! 「三富染物店」

1833(天保4)年創業で幕府御用職人だったという由緒あるお店で
港町ならではのおめでたい大漁旗を手作りしています。

現在では大漁旗のほか、節句祝い・結婚式や還暦祝いなど
慶事の飾り旗の注文もあるようです。



個性的なお店を探しながら、21,520歩の‘まち探検’でした。

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三崎港町まつり

2008-10-26 | 横須賀・三浦

三浦の「三崎港町まつり」が今年も開催されました。



昨年は約
8万人もの来場者があったそうですが
今日も、降ったり止んだりの生憎の天候にも
関わらずたいへん賑わっておりました。


まずは三浦産の新鮮な魚や野菜が揃う常設産直センター「うらり」へ。

いつ来てもお客さんがいっぱいの鮮魚売場は
今日もこの人だかりで大にぎわい!



サザエの壺焼や焼きイカの売場では、焼きたてを
その場で食べられます。んー、香りが刺激的~



わぉ、強烈・・




魚市場の建物内で開かれている「三浦半島物産展」も覗いて
みました。売り子さん達の威勢のいい声が賑やかに交錯し
あれこれ試食をしながら熱心に買物の品定めをする人やら
発泡スチロールの箱を重そうに抱えた人やら、人・人・人・




「三崎うまいもの食堂」でもどのブースも押すな押すなの
大盛況でごった返しています。「まぐろラーメン」¥500/杯や
「まぐろ漬け丼」¥400/杯などに行列ができていました。


人込み 行列はやっぱりニガテ(苦笑)
目当ての買物を済ませて早々に退散~

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横須賀・くりはま花の国

2008-10-25 | 花散歩

昨夜はスゴい雨でしたね。一夜明けて、一転今日の空は
目の覚めるような青空・・とまではいきませんでしたが(笑)
満開のコスモスを見に出かけました。


わー、きれいに咲いてるよ



まるでコスモスの海です~!


イェロー・キャンパスという種類のコスモスも


いわゆる黄花コスモスとは違うみたいですが
これもなかなかいいですね~



コスモスばかりでなく、園内ではいろいろな花が見られました。

サンパチェンス

語源は sun(太陽)+patience(忍耐)
確かに、日差しに負けない鮮やかさ!


メキシカン・セージ

花の色も、そして香りも


セイタカアワダチソウも綺麗ですよね



白い花はクジャクソウかな?



温室内で見つけたジュズサンゴ

カワイイでしょう? 本日のイチオシです!


カメラ片手に、ぶらりぶらりと19,111歩でした。

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横須賀・ソレイユの丘

2008-10-22 | 横須賀・三浦

入口では、満開のコスモスが出迎えてくれました。



花畑は夏のヒマワリに替わって、コスモスやマリーゴールドが
きれいです。昨秋の方がもっと盛大だったかな・・



遠足()の子供達が何組かいて、あちこちで楽しそうな歓声が
あがっていますが、
ウィークデーは来園者もそこそこで
どことなくの~んびりした雰囲気。


今日は、違う方へ行ってみましょう。
子供達が好きな「じゃぶじゃぶ池」の先にある
展望塔に上ってみました。


遠望はイマイチ・・・でも、この広さ!


海も見えて、ン~ 気持ちいい~



「チュウチュウトレイン」が案内付きで園内を一周


水辺にはステージもあります


此処は高台にあって遮るものがなく、ピーカンのはちょっと
ツライので 今日のような薄日で微風の日和がお散歩には最適です。

今日は車で移動したため、3,883歩と少なめ・・

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鎌倉・建物ウォッチングⅢ

2008-10-20 | 鎌倉・逗子・葉山

由比ガ浜大通をUターンして交差点のほど近く、見るからに古めかしい
店舗は「のり真 安齋商店」。市の重要建築物21号に指定されています。


1913(
大正2)年創業の農水産物加工問屋卸商店、つまり乾物屋さん。
この建物は、1924(大正13)年に建てられたものだそうです。

揚げ戸と呼ばれる大戸を上に収納するしくみなど、
近世の商家の特徴をとどめた造りが見られます。

懐かしさも漂う看板の数々
  

    

少し先にあるのは、1606年創業の鎌倉彫三橋流の老舗「陽堂」の工房。


鎌倉彫は「塗りの後藤 彫りの三橋」という二大流派があるそうですが、
社長さんのご説明にも彫りの技術への強い自負とこだわりを感じました。
特別に、作業中の仕事場を見学させて頂くことができました。

1階奥に積まれた木地の山 


階段を上がった
2階が倉庫と作業場です。

黙々と制作中の彫師さん 


塗師さんはガラス戸を締め切って埃や湿気に気を配ります


    

陽堂横の路地を入って少し行くと「長谷子ども会館」


この建物は1908(明治41)年に福島浪蔵氏邸として建てられ、後に
諸戸清六氏の所有となり、昭和55年に鎌倉市に寄贈されました。

外観はバルコニーの柱にギリシア建築様式を取り入れ、メダリオン
飾りやドア枠や窓枠の手の込んだ装飾なども素晴らしいものです。

入口ドア上部の装飾


                内部も古典的な雰囲気 
   


古我邸・旧華頂宮邸と並び、鎌倉を代表する三大洋館の1つといわれて
います。明治時代の貴重な建築物として、永く保存されたいものです。

少し離れた場所にもよく似た雰囲気の建物が・・
当時は同じ敷地内でした。相当広い邸宅だったことがわかります。



    

今回のトリはやはりここでしょう。
旧前田邸で、現在は「鎌倉文学館」です。


この建物は、1936(昭和11)年旧加賀藩前田家第16代当主前田利為氏が
建てたもので、当時の鎌倉の別荘を代表する建物の1つです。

後に佐藤栄作元首相が別荘として利用した時期があり、首相の番記者たちは
先に見学した「かいひん荘」に泊り込んで首相の取材をしていたそうです。
三島由紀夫氏の小説「春の雪」の一場面にも此処が登場しますよね。

広い芝生の先のばら園では、ちょうど秋バラが見頃です


館内では鎌倉にゆかりの文学者 川端康成、夏目漱石、芥川龍之介各氏他
草稿等の常設展示のほか、
先ごろ鎌倉市の名誉市民となられた音楽評論家
吉田秀和氏の特別展が開催されていました。


個人ではなかなか見られない場所やあまり縁のない場所も見学でき、
盛りだくさんのおもしろいツアーでとても楽しかったです。
今日1日の歩数は19,058歩でした~

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鎌倉・建物ウォッチングⅡ

2008-10-19 | 鎌倉・逗子・葉山

由比ガ浜大通にある城郭のような建物は、鎌倉彫のお店「寸松堂」


1936(昭和11)年に建てられた鎌倉彫の彫師佐藤宗岳氏の店舗兼住宅で
寺院建築と城郭建築が合体したような大変ユニークな目立つ建物です。

レトロ感の漂ういい雰囲気の店内


鎌倉彫の作業場のようです


    

由比ガ浜大通から山手に入った閑静な住宅街の「吉屋信子記念館」

「奈良の尼寺のように」との希望を受け、近代数奇屋建築の第一人者
吉田五十八氏が設計した吉屋信子邸で没後 市に寄贈されました。




北側の庭に面した簡素な書斎


落ち着いた佇まいの洋間と和室


広い芝生の先に築山のあるお庭


こんな家に住みたいなと思わせる素敵な邸宅です!

    

江ノ電の線路を渡り由比ガ浜へ続く道にある旅館「かいひん荘鎌

1938(大正13)士製紙社長の村田一郎氏邸として建てられたもので、
円弧形の出窓の上の丸い屋根が特徴の洋風建築です。


今回、特別に内部を見学させて頂くことができました。

玄関にある佐藤栄作元首相の書額


1階洋間


照明にも何ともいえない味があります




洋間の奥にあるバー


    

長谷寺の参道にある旅館「対僊閣」


戦前の和風旅館の佇まいをよく残している貴重な建物です。

2階部分に寺社に
よくある高欄(こうらん)、これを
支える持ち送り板や欄間窓など特徴のある外観です。


建物に入ると土間があり、一段高い板間と
帳場の間に設けられた花頭窓が独特ですね。


1泊¥7,800~と、リーズナブルな宿泊価格です。
宿泊客の外人さんが観光に出かけて行きました。

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鎌倉・建物ウォッチングⅠ

2008-10-18 | 鎌倉・逗子・葉山

鎌倉市指定の重要建築物やほかの代表的な建物をいくつか
ボランティア・ガイドさんの案内で、見学しました。

結構盛りだくさんの内容なので、3回に分けてご紹介しますね。



鎌倉駅から程近い鎌倉銀座通りにある旧「安保小児科医院」



この建物は、建築年を確定する資料はありませんが、1924(大正13)年頃の
建物らしいといわれます。十数年前まで医院として使われ、今も診察室や
照明器具・医療器具など創建当時の姿がよく残されているそうです。

    

御成町にある市立「御成小学校」の旧講堂


明治天皇の御用邸跡地に1933(昭和8)年に建てられた伝統校で、正門の
校名を記した看板は高浜虚子氏の筆。あの養老孟司氏もここの卒業生とか。
現在は講堂として使用されてはいないようです。

    

「笹野邸」は非公開ですが、横浜正金銀行頭取伊東氏の元住宅で、広い
敷地に多くの樹木が茂り、緑に囲まれた閑静で大規模な和風住宅です。


    

住宅街の奥まった所にある「大谷記念美術館」は、ホテルニューオータニ
会長の故大谷米一氏の別邸を一部改装した邸宅美術館で19975開館。
日本とフランスの近代絵画を中心に収蔵されています。入館料は¥800


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中央区・人形町~小伝馬町

2008-10-17 | 東京・川崎

「人形市」のついでに、周辺を少し歩いてみることにしました。

都内に住んでいた頃は、この辺りにはめったに来たことがなかったので
土地勘はほとんどなく行き当たりばったりですが、まあ行ってみましょう。

まずは安産・子授けの「水天宮」さんへ。此処はその節お世話になりました。
  

ご祭神は天御中主大神(あめのみなかぬしのおおかみ)、そしてあの安徳帝・
二位の尼・建礼門院も祀られていることを今日初めて知りました。
社殿は1964(昭和42)年に再建されたものだそうです。


震災後の区画整理によって生まれた甘酒横丁は、手仕事の店や食べ物屋さんが
並んでいます。昼どきとあって、サラリーマンやOLさん達で賑わっています。
    

250mほどの通りですが、古いお店や珍しいお店が並んでいて
もっと空いている時間帯にゆっくり散策できたら
きっと楽しいでしょうね~


その先にあるグリーンベルトも、そうした人々の昼休みのオアシス。

嘗てこの辺りに歌舞伎小屋があったからでしょう
弁慶さんが睨みを利かせておりました


これはお馴染み明治座


明治座からUターンして、人形町通りをぶらぶらと
小伝馬町の方へ歩いて行ってみましょう。


左手に、小じんまりとした区立十思公園がありました。
ベンチでサラリーマンがお弁当を食べたりお昼寝したり


この辺りは、16131875の間使われた2,600坪の伝馬町牢屋敷の
跡地です。あの「安政の大獄」で吉田松蔭さんが刑死した場所。

公園の一角に「吉田松蔭終焉之地」の碑がひっそりとあります。


「かくすれば かくなるものと 知りながら やむにやまれぬ 大和魂」
「身はたとひ 武蔵の野辺に 朽ちぬとも 留め置かまし 大和魂」

コンクリート造りの鐘楼の鐘
は、1711(宝永8)年鋳造の銅製「時の鐘」。


夕方七ツの鐘を合図に罪人の処刑が行われたため、刑死者があると聞いた
鐘撞き番はわざと撞くのを遅らせたそうで、別名が「慈悲の鐘」とか。


公園の向かいにある寺院は、真言宗高野山別院 大安楽寺。
刑死者を慰霊する延命地蔵尊が祀られています。



大安楽寺に隣接してある寺院は日蓮宗 身延別院。
「油かけ大黒天」という小さな大黒様があります。


長谷川一夫さんが夫人の霊夢のお告げによって奉納されたもので、
商売繁盛の
ご利益があるそうです。この時も、背広姿の男性が
2組も大黒様の像に油をかけてお参りして行きました。


横山町の繊維問屋街を過ぎてもう少し歩き、
浅草橋まで
9,832歩の散策でした。

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人形町の「人形市」

2008-10-16 | 東京・川崎

10月15日は「人形の日」だそうです。ご存知でしたか?

日本人形協会などが1965(昭和40)年
に制定したもので、
この日に因んで毎年全国各地で人形供養など人形に
関わる
イベントが開催されるそうです。


東京日本橋人形町は、江戸時代歌舞伎劇場の中村座と市村座
また人形芝居の小屋があって人形師が数多く住んでいたことが
町名の由来だそうですが、その人形町で10月14~16日の3日間
「人形市」が開催されていると聞いたので行ってみました。





聖観音宗浅草寺
の末寺
大観音寺(おおがんのんじ)
 

ご本尊は北条政子ゆかりの鉄造観世音菩薩の御首像
人形供養のお寺だそうで、お堂内は納められた人形がいっぱい



人形市は、人形町通りの両側に青いテントがずらりと並び、古今
東西のアンティーク人形から創作人形まで、高価なものからお小遣いで
 買えるものまで、さまざまな人形が沢山展示・販売されていました。
 


 ひとつひとつテントをのぞいているうちに、つい撮影を忘れてしまいました。
撮れていたのは、たったこれだけ・・・えーっ!







    

今年は第3回だったそうです。来年も見に来たいな!

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横須賀・海辺つり公園

2008-10-13 | 横須賀・三浦

海に面した魚釣りのできる公園には、たくさんの家族連れが
来ていました。駐車場は順番待ちの車の列ができて・・・


公園に入って



展望台から見下ろすと


ずら~り太公望の列。
海の中の魚クン達にはさぞ脅威でしょうねぇ!


釣れたかな?



遠くを行くいろいろな船を眺めているだけでも飽きません。




水の流れる池では


リモコンのヨットを操るオジサンたち
とても楽しそう!

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歌舞伎「大老」を観に

2008-10-11 | 雑記

劇作家・演出家であった故北條秀司氏の十三回忌追善公演として、
104日から27日まで国立劇場で「大老」が上演されています。


芸術の秋の一日、国立劇場で歌舞伎を鑑賞しました。


    
                 場内ロビーの大きな木彫像

北條氏作の歌舞伎「大老」は1970(昭和45)年に初演された大作で
今回は、初演時北條氏の下で演出助手を務めた織田紘二氏の演出で
白鸚丈が演じた井伊直弼役を子息の中村吉右衛門丈が演じていました。

11:30開演から10分×2、30分×2の休憩を挟んで夕方5時までの
長丁場は、演じる役者さん達は勿論でしょうが観る方も結構疲れます。
それでも、前から3
列目というかぶりつきに近いお席だったおかげも
あって、非日常の世界にどっぷり浸って楽しみました。

吉右衛門さんはさすがの貫禄。でも「鬼平」ファンの私は、どうしても
時折 大老が鬼平に見えてしまって・・・吉右衛門さん、ゴメンナサイ!
正室付き老女役の中村吉之丞さんがいい味でした。


劇場を出るともう夕方でしたが、折角なので周辺を散策してみました。

江戸名水「桜の井」
井伊家上屋敷表門外にあったとされています


井伊家上屋敷跡は現在、尾崎行雄憲政記念公園となっています

時計塔            日本水準原点
   

桜田門



勤め先が近かったので、この周辺はその頃の思い出が尽きません。

国会議事堂


これは警視庁


赤レンガの法務省旧本館


黄昏のお堀端


日比谷公園


日暮れの銀座


雨に降られたり雹に降られたり 笑ったり泣いたり
それもこれも過ぎてしまえば皆いい思い出です

感傷気分で歩きも歩いたり 21,201歩!


で、今日の〆は井伊大老の「埋木舎」に因んで
彦根 いと重さんの「埋れ木」でお薄を一服!


いい一日でした。


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長岡半太郎記念館・若山牧水資料館

2008-10-10 | 横須賀・三浦

今日は夏のような強い日差しですが、風はもう秋たけなわ。
キンモクセイの香りが漂い、気持ちの良いお散歩日和です。




「あっちの海岸散歩コース」の途中、海を見下ろすように
ある「長岡半太郎記念館・若山牧水資料館」に入ってみました。


ここはわが国の物理学の草分け 故長岡半太郎博士が長年学問研究や憩いの
場としていた別邸を復元した建物で博士の遺品・資料と共に、近くに住み
博士とも親交のあった詩人 若山牧水氏の関連資料などを展示しています。

長岡半太郎博士(18651950)


孫弟子に当たる湯川秀樹氏をノーベル賞委員会に推薦した方でもあります。

愛用の革トランク


シルクハット



若山牧水(18851928)
貴志子夫人の療養のため1年10ヶ月をこの海岸近くの家で過ごしました。
これは38歳の頃の旅姿で、身長156cm  2升6合/日の酒豪だったとか。


    


記念館の近くにある歌碑


表は牧水氏、裏は夫人の歌が長男旅人氏の筆で刻まれています。

表「海越えて 鋸山は かすめども 此処の長浜 浪立ちやまず」
裏「うちけぶり 鋸山も 浮び来と 今日のみちしほ ふくらみ寄する」
(「鋸山」=対岸にある房総の山の名)


こちらは有志者の寄付により建立された歌碑


「しら鳥は かなしからずや そらの青 海のあをにも そまずただよふ」


記念館近くの川には、しら鳥が行ったり来たり
このコサギ、どうやら餌を探しているようです




海岸に出てみると、歌にあるように房総半島がぼんやり霞み
岸壁で鳩が置物のようにお昼寝中 鳩の夢ってどんな夢?





で、
今日は19,314歩と頑張りました!

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秋を探しに 

2008-10-05 | 散策

晴れの日も今日までとか・・
デジカメをお供に、身近な秋を見つけに出かけました。


空き地のススキがいつのまにかこんなに育っていました。





フェンスに絡まる葉の中に緑色の実が・・ムベかな?



ミカンもまだ少し早いようですね



見つけました! 赤いザクロの実



こちらのお宅には、きれいに色づいた柿
‘実りの秋’ですね~ 美味しそう!



これは小鳥たちのごちそう ピラカンサ
春、枝一杯に咲く白い花もかわいいですよ




秋の七草の代表格はやはり萩でしょうか


見回せば其処にも此処にも・・
日毎に深まる秋を感じながら、今日は11,644歩。

皆さま、お風邪など召されませんようご自愛くださいね!

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秦野・弘法山公園 

2008-10-03 | ハイキング・山歩き

カラリと爽やかな日が続いてうれしいですね!

今日は、小田急線秦野駅→権現山→弘法山→吾妻山→鶴巻温泉と
昼食タイムを挟んで2時間半ほどの里山歩きを楽しみました。
    

昨日よりも雲が多く、富士山も見えず眺望は今ひとつでしたが
とてもよく手入れされた歩きやすい道で、誰でも歩ける手軽な
ハイキング・コースとして親しまれているのも当然だと納得!




駅から45分で243.5mの権現山山頂に到着。
広場の先の展望台に上がってみましたが
遠くの眺望はイマイチでした・・


見下ろせば



小休止のあと、長い階段(?)を下りて弘法山へ向かいます。



葉の形からハクサンシャジン?
シャジンは種類が多くて自信ナシ・・


これは分かりますよ 
ミズヒキでしょう


弘法山への道



15分ほどで237mの弘法山山頂に到着。弘法大師が
修行をなさった所です。権現山山頂ほど広くはなく、
大師ゆかりの「乳の井」、釈迦堂、鐘楼があります。


ランチタイムの人たちがたくさんいましたが、
私たちはもう少し先まで行くことにして、釈迦堂の
お大師さまの像にお参りをして山道を下ります。


これは何でしょう? 
赤くてとても綺麗です

後で分かりました。ゴンズイというそうです。
(お魚の名前みたいですね)

マルバルコウ


キバナアキギリ



「めん羊の里」の羊クン達は昼ご飯中



125mの吾妻山山頂に到着。吾妻といえば
日本武尊ゆかりの地ですね。
「吾妻神社」の石碑


お昼を少し過ぎたので、ここで昼食にしました。

ゆっくり食後休憩をとったあとは、鶴巻温泉に
向かってどんどん下って行きました。


個人的には、ここまできれいに整備された歩きやすい道より
もう少し野趣のある山坂を歩く方が好きなのですが、天候にも
恵まれあまり汗もかかずに、最後まで気持ち良く歩けました。

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