大野山は標高723mの低山で、でも上がれますが
山頂からの眺めが素晴らしくも放牧されていて、
気持ちのよい緑が広がっています。昨年に続いて
今年も行われた山開きハイキングに参加しました。
昨日一昨日と仕事を頑張ったのでちょっとお疲れ気味?
でも、久しぶりのハイキングで気分はピーカン!
JR御殿場線「谷峨(やが)」駅から
畑の先にある吊橋を渡って
山道に入っていきます。
途中、何度か車道とクロスしながらハイクルートを登ります。
山頂まであとひと息です。
最後の胸突き八丁!
2時間弱で山頂到着
昨年は曇って見えなかった富士山が、今年は
雲がかかってはいるものの何とか見られ、まずまず・・
小さな石祠の前で神主さんが祝詞をあげ、
山開きの神事が行われます。
この日は特別、先着1,000名限定で牧場の牛乳が
無料配布されます。早速長い列に並んで牛乳をGET!
冷たい牛乳がお腹に沁みわたり、おいし~い
草の斜面に腰を下ろして、のーんびりランチタイム
遠く丹沢湖と丹沢の峰々も
こちらではコーラスやフォルクローレの演奏
みなさん気持ちよさそう
地元の方たちによる特産品の販売などもやってます。
復路は昨年の急な階段道とは違ったルートを下ります。
シャガの群生や
新緑を楽しみながら
足柄茶の茶畑が広がっていました
終点は、JR御殿場線の「山北(やまきた)」駅。
前回は難なく歩けたのに、今回は登りで「キツい・・」と
感じた所があってちょっとショックだったけど、
33,588歩 頑張ったゾ~
季節は春から初夏へ・・
ツツジ(躑躅)
ツツジ科ツツジ属
英名:Azelia 花言葉「愛の喜び・情熱」
花の形が筒状であることが名前の由来とか。昔 中国で有毒の
ツツジを食べた羊が苦しみもがき蹲ったことからこんな難しい
字の名前がついたそうですが。 書けませーん!
世界中で数多くの園芸種が栽培されています。
因みに、これは「ヒラドツツジ」というそうですね。
アカツメクサ(赤詰草)
マメ科シャジクソウ属
別名:ムラサキツメクサ 花言葉「勤勉・実直」
ユーラシア大陸原産。明治時代に牧草として
輸入されたものが野生化しています。
カジイチゴ(梶苺)
バラ科キイチゴ属
5月頃 橙色の粒々の甘酸っぱい実がなります。
タツナミソウ(立浪草)
シソ科タツナミソウ属
花の咲く様子を泡立つ波に見立ててこの名。
招き猫の手みたい? ピンクや白もあります。
これはコバノタツナミかな?
エリゲロン
キク科ムカシヨモギ属
別名:アズマギク ペラペラヨメナ
原産は中南米
小さな白い花は時が経つにつれてピンク色に変わります。
ハナミズキ(花水木)
ミズキ科ヤマボウシ属
別名:アメリカヤマボウシ 原産はアメリカ東・中部
花言葉は「私の愛を受け入れて」
大正時代 桜のお返しにアメリカから贈られた木ですよね。
花弁のように見えるのは総苞片だそうです。
?
今回も不明の植物が・・これ、花でしょうか?
初めて見ました。ご存知の方、教えて!
横須賀 太田和(おおたわ)の「つつじの丘」のツツジも見頃です。
普段はあまり人けの無い静かな公園も、訪れる人がたくさん。
入口の花はまだこれからのようですが・・
だんだん色鮮やかになってきて・・
奥の斜面はピンク ピンク ピ~~ンク!
ツツジに埋もれながら階段を上がっていくと
上からの眺めは
海も
山も
見下ろしても
体の中までピンク色に染まりそう!
ツツジにはやっぱり青空の方が似合うかな~
近くにあったお社にもお参りしていきましょう。
緑に包まれたお社は、日本の原風景。
「三浦正八幡宮」
祭神は誉田別尊。室町時代、この辺りは鎌倉八幡宮の
領地だったようです。伝説によると、当初はもっと海沿いに
宮がありましたが江戸時代の工事の際、一羽の鶴が
この地に舞い降りたことから此処に移されたとか。
(境内の石碑に記された由緒から)
毎度のように寄り道しながら
18,768歩
等覚院から溝の口駅に戻る途中の左手に、こんもりと
した緑が見えたのでちょっと立ち寄ってみました。
ここで古代の竪穴住居跡が見つかり、周囲の貴重な
シラカシ林と共に保護するため、周辺一帯が整備され
緑豊かな県立森林公園になっているのだそうです。
11haあるという広大な園内は、すぐ近くを東名が
走っているとは思えない別世界のような静けさです。
右手の方へ行ってみましょう。池の傍のあずまやを過ぎると
谷に沿って木道が整備されていて、散策しながら
いろいろな湿性植物を見ることができます。
ここで出会った花たちをご紹介しますね。
エンコウソウ(猿猴草)
キンポウゲ科リュウキンカ属
山地の川沿いや沼地などに自生。
50cmもになる匍匐茎が手長猿の手のようだとこの名。
オドリコソウ(踊子草)
シソ科オドリコソウ属
花の形を菅笠を被った踊子に見立ててこの名。
ヤブレガサ
キク科ヤブレガサ属
葉が掌状に深裂。新芽は食べられるそうです。
夏になると、白または淡紅色の花が咲きます。
ヒトリシズカ(一人静)
センリョウ科センリョウ属
花言葉は「隠れた美」
山地の日陰に自生。花弁はなく白いのはオシベ。
白い穂状花序が1本立つ姿を静御前に見立ててこの名。
ワスレナグサ(勿忘草)
ムラサキ科ワスレナグサ属
花言葉は「真実の愛・私を忘れないで」
ヨーロッパ原産 日本でも長野・北海道地方では
野生化しているそうですが、ほとんどは園芸種だとか。
この花を恋する女性に贈ろうとしてドナウ川に落ちて亡くなった
という、騎士の純愛物語がヨーロッパに伝わっています。
チョウジソウ
キョウチクトウ科チョウジソウ属
名前の由来は、花を横から見ると「丁」字に似ているところから。
探して探して・・やっとwebで名前を見つけました!
水辺の植物で茎の先端に薄青色の清楚な花をつけるとあるので、
多分これでしょう。名前から図鑑で写真も一応確認しました。
ミツガシワ(三槲)
リンドウ科ミツガシワ属
氷河期の遺存植物だそうです。湿地や河川の浅い水中に自生。
3枚の葉が小さな柏の葉のようだとこの名。マタタビのように猫を
酔わせる(?)成分をもっているそうです。夜猫子要注意?
ほやほやとした白いヒゲ?の可愛い花。
ミズキ(水木)
ミズキ科ミズキ属
成長が早い木で、吸水力が強いところからこの名。
扇状に広げた枝が階段状になった姿が独特ですね。
ムシカリ(虫喰)
スイカズラ科ガマズミ属
別名:オオカメノキ(大亀の木)
葉をよく虫が食べるのでこの名。別名は、葉が亀の甲羅に
似ているから。中心の小さな花を取り囲むように大きい装飾花。
そろそろ帰りかけた、その時
あ、いたっ!
カワセミです。
‘飛ぶ宝石’と言われるように、とても美しい鳥!
暫く見ていて「あ、カメラ・・」と思い出し、慌ててシャッターを
押したらオートにしていたフラッシュが光ってしまい・・・
逃げられてしまいました~~失敗
でも、最後にいいものを見られて気分は最高!
22,058歩
JR南武線「武蔵溝ノ口」駅からバスで10分ほどの宮前区神木に
あるお寺のツツジが、ちょうど今満開で息を呑む美しさです。
住宅地の道に入って程なく、緑の中に山門が見えてきます。
神木(しぼく)山等覚院長徳寺
天台宗 比叡山延暦寺の末寺で、ご本尊は
1尺8寸の秘仏不動明王と薬師如来。
その昔 日本武尊が東征の途中、鶴が舞い降りるのを見て
探し当てた泉の水で渇きを癒すと、忽ち疲労が回復したのに
神気を感じて1本の木を植えたそうです。のちに智証大師と
いう方がその木で不動明王を刻み祀ったのが始まりだとか。
喘息・癌などの難病にご利益があるそうです。
(当院HPより)
お寺全体が、滴る緑と鮮やかなツツジに埋もれています。
「安政七年 庚申」と読めます。
ご本堂のみごとな彫刻
階段を上って、ご本堂の裏手に廻ってみました。
裏山から
竹箒で清掃中の作務衣姿の方が「一番良いときに
いらっしゃいましたよ」とおっしゃってました
ツツジの素晴らしさもさることながら、新緑が混じった
豊かな緑に暫し心を癒される思いがしました。
年間を通してボランティアの方達のサポートがあるそうですが、
2.5haの山林の管理保全は本当に大変でしょうねぇ・・
「急な坂道駆けのぼったら 今も海が見えるでしょうか・・」と
いう歌詞の曲が、だいぶ前に流れていたことがありましたよね。
今日は、そんな場所を散策してみました。
「急な」という程ではない?けれど、とにかく坂を上っていくと
青い海が見えてきました。
「ここは横須賀~」
そう、ここは横須賀の中央公園
1970(昭和45)年開園で、3.8ヘクタールの広さがあります。
向こうに見える変わった形をした
高さ20mのステンレス製モニュメント
核兵器廃絶・平和都市宣言のシンボルとして
1992(平成4)年に建てられたものだそうです。
案内板によると、この場所は1891(明治24)年から55年間
東京湾防衛のための日本陸軍の演習砲台となっていました。
今も、わずかですがその跡が残されています。
何しろこの眺望ですから・・千葉・横浜・東京まで一望です。
園内に、海を見つめる胸像がありました。
ベントン・W・デッカー氏は、戦後間もない1946(昭和21)年に
アメリカ海軍基地司令官としてこの地に着任。横須賀市の経済・
産業・社会面の復興に多大な指導手腕を振るった方だそうで、
その業績を讃えて1959(昭和34)年に建てられたものとか。
少し離れた所には、大戦戦没者の慰霊塔もありました。
そのほか、人文・自然博物館や文化会館
約1万本といわれる花木の中に、さまざまな形の
歌碑や彫刻などがあちこちに点在しています。
たとえば:
「平和の女神像」
長崎の「平和祈念像」の作者北村西望氏の作。
「源泉」と題された像も同氏の作品です。
こうしてみると、此処はまさしく近代から大戦を経て現代に至る
までの「横須賀ストーリー」が凝縮された場所かもしれない・・
と、そんな気がした今日の散策でした。
今回もいろいろな花に出会いましたよ。
シバザクラ
ハナシノブ科フロックス属
アメリカ北部・東部が原産
別名:ハナツメクサ 花言葉は「臆病な心・忍耐」
オオデマリ
スイカズラ科ガマズミ属
日本原産
別名:テマリバナ 英名:Japanese snowball
花言葉は「約束を守って・華やかな恋」
一瞬、もう紫陽花が?と思ってしまいました~
コデマリ
バラ科シモツケ属
中国原産で江戸時代に渡来
別名:スズカケ
花言葉は「優雅・友情・伸びゆく姿」
名前は似てますが、オオデマリとは全然別種なんですね。
ヤエザクラ
バラ科サクラ属
別名:ボタンザクラ 花言葉は「豊かな教養・純潔」
ソメイヨシノが散ってから咲く名残の桜ですね。
花はぽってりと重たげ。
シロツメクサ
マメ科シャジクソウ属
ヨーロッパ原産で「クローバー」の名でお馴染み。
花言葉は「約束・幸運」
夏至前夜に摘んだ四葉のクローバーには魔力が生じる
という言い伝えが、古くからヨーロッパにあるそうです。
子供の頃、よく花冠を作りましたねぇ・・いい匂いがして好きでした。
ゲンゲ
マメ科ゲンゲ属
東アジア原産
レンゲ(蓮華)・レンゲソウと親しまれていますが、
正式名称は「ゲンゲ」らしいです。
花言葉は「私の苦しみを和らげる」
理科の授業で「根粒バクテリアと窒素」なんて
習ったような?かすかな記憶が・・・
今回は、よく知っているお馴染みの花ばかりでしたね。
相模川河畔から畑の中の農道を通って凧を見に
行く途中で、昔懐かしい風景に出会いました。
畑一面にレンゲの花。子供の頃を思い出します
久しぶりにレンゲに出会ってうれしくなりました!
「れんげの里 あらいそ」という地元のコミュニティ・センター
ここで凧の展示をしています。
ホール(体育館?)の高い天井を覆いつくす大凧に、まずびっくり
相模の大凧は天保年間(1830~43)からと古く、男子誕生を祝った
個人的なものから次第に地域的なものとなって受け継がれてきました。
「かながわの民俗芸能50選」「かながわのまつり50選」に選定。
凧の製作工程が、ジオラマで分かりやすく説明してありました。
かいつまんでご紹介しますね。
①力骨(ちからぼね)作業
凧の大きさの四方に杭を打ち縄で枠を作って、これを基準に
麻縄や針金で繋いだ竹で骨組みを作っていきます。
②小骨結び
縦横それぞれ8等分された間に女竹を入れて16等分し、斜めに
4本の竹を加えて(升竹)、枡形に補強します。更に太い竹で
四隅から対角線の親骨を入れて(二重骨)しっかり固定します。
③糸目調整
凧がうまく揚がるかどうかの重要な工程です。
一辺の5~6倍の長さの糸目を上部を下部より短く、また左右は
均等の長さに調整して付けます。「フリ」「ヒキカン」など
凧がバランスよく揚がるための工夫がされます。
④題字書き
手漉き和紙16枚を繋げた上に題字を写したものを貼り、描いて
いきます。題字は毎年公募のうえ選定され、市長さんが揮毫。
二文字で右上の字は赤(太陽)、左下は青(大地)と決まっています。
土俵
凧の引き綱の端を結び付ける所を「土俵」と呼びます。
太さ20cmの丸太8本で組んだものを地面に打ち込み、
土砂を入れた俵をたくさん積み上げて固定します。
こうして大凧がめでたく空を舞うというわけ。
(これは過去の様子を撮影したパネル)
あの河原の骨組みは、どんな凧になって大空に揚がるのでしょうね。
今年も大きさが6~8間という大凧4基が揚げられるということです。
「相模の大凧まつり」は5月4日・5日 10:00~16:00
このほか、形も大きさもさまざまな凧が展示されていて
とても見ごたえがあります。見たことのある凧もありました。
中国を初め、海外の凧もありました。
これはバリ島の蝶凧 綺麗ですね~
綺麗なものをたくさん見られて、とても楽しいウォーキングでした。
18,901歩
JR相模線「相武台下駅」から15分ほど歩くと相模川に出ます。
桜並木の続く土手には、今は八重桜が満開です。
土手の向こう側に・・・・
わぁ~!
堤防の斜面いっぱいに芝桜が咲いていました
2002(平成14)年に地元老人クラブが、芝桜で有名な伊勢原・渋田川から
苗を貰って育てたのに始まり、以後 行政・市民・地元企業が協力して
このような見事な景観になったそうで、全長は1,400mに及ぶとか。
赤・白・ピンクの大壁画の前で写真を撮る人、広い芝生で
お弁当を広げる人と、みんな思い思いに楽しんでいました。
ふと見ると、河原に何やら・・?
どうやら凧の骨組みのようです。
5月4日・5日に此処で行われる、大凧まつりで揚げられる凧だとか
歴代の凧やその他さまざまな凧が見られる資料館が
近くにあるということなので、行ってみることにしましょう!
連日暑いくらいの陽気に、春の花に加えて初夏の花も咲きだしました。
デジカメをポケットにあちらへこちらへ・・・まぁ忙しいことったら!(笑)
サクラ(ソメイヨシノ)
バラ科サクラ属
原産はモチロン日本!
花言葉は「心の美・純潔」
名の由来は「咲く」に複数を意味する「ら」が加わったとする説や、神話の
木花咲耶姫が富士山から播いた種が開花したとする説などあるそうです。
恥ずかしがり屋のサクラちゃんです
オキザリス
ガタバミ科カタバミ属
別名:酸漿草・ハナカタバミ
原産は南アフリカ・中南米 花言葉は「喜び・母の優しさ」
葉や茎に酸味があり、「酸っぱい」という意味のギリシャ語「oxys」
が名の由来。昼間開花し、日没後や曇りの日は閉じています。
いろいろな花色がありますね。
ステラ
ゴマノハグサ科ステラ属
別名:バコパ 南アフリカ原産
八重咲きもあり、花色もいろいろあるようです。
とても可愛らしい花!
ボタン(牡丹)
ボタン科ボタン属
別名:富貴草・深見草・二十日草
原産は中国。あの則天武后が好んだといい、奈良時代に
日本に渡来しました。(弘法大師が持ち帰ったという説も)
花言葉は「王者の風格・風格あるふるまい」
「牡丹散って うちかさなりぬ 二三片」 与謝蕪村
蕪村には牡丹の句が多いそうです。お好きだったのかしら。
ユーフォルビア
トウダイグサ科ユーフォルビア属
原産は欧州・トルコ
茎の先端に花が多数集まって咲いています。
緑黄色の苞に包まれた杯状花序。
ノウゼンハレン(凌霄葉蓮)
ノウゼンハレン科ノウゼンハレン属
原産は南米 花言葉は「愛国心・期待」
別名:キンレンカ(金蓮花) ・ナスタチウム
花・若葉はサラダなどにして食べられます。
ムベ(郁子)
アケビ科ムベ属
中国・日本・台湾に広く分布
茎や根は野木瓜(やもっか)という利尿の生薬になるそうです。
チューリップ
ユリ科チューリップ属
原産はトルコ・地中海沿岸
トルコでは外貨獲得の主力輸出品だとか。栽培の盛んな
オランダでは、糖度が高い食用球根の品種もあるそうです。
花言葉は:赤「愛の告白」・白「失恋」・黄「望みなき恋」・紫「不滅の愛」
今回の鎌倉でも路地で、お寺の境内で、いろいろな花に出会いました。
ご一緒した花に詳しい友人に知らない花の名前を教えてもらいました。
路地を歩きながら見かけた花
ジューンベリー
バラ科ザイフリボク属
別名:「アメリカザイフリボク」
北米原産
6月に生る径1cmほどの赤い実も、秋の紅葉も楽しめます。
ベニバナトキワマンサク
マンサク科トキワマンサク属
中国原産
4枚の花弁がリボン状に咲き、華やかな生垣をつくっていました。
ヤマホロシ
ナス科ナス属
別名:「ソラナム」「ツルハナナス」
つる性。茄子の花にそっくり!紫から白へ花色が変わります。
ゲッケイジュ(月桂樹)
クスノキ科ゲッケイジュ属
花言葉は「栄光・勝利」
原産は地中海沿岸で、明治時代に渡来しました。
スパイスや薬材としてすっかりお馴染みですね。
雌雄異株で花も違いますが、これは雄株のようです。
「大仏茶廊」のお庭で出会った花
ヤエベニシダレザクラ(八重紅枝垂桜)
バラ科サクラ属
エドヒガン桜から作出された、枝垂桜の八重咲き園芸種
やや濃い桜色のかわいらしい花!
シャクナゲ(石楠花)
ツツジ科ツツジ属
原産は北半球。 花言葉は「威厳・警戒」
花は漏斗状で先端が五裂しています。
サンショウ(山椒)
ミカン科サンショウ属
日本・朝鮮・中国に広く分布。 花言葉は「健康」←いかにも!
秋に熟す実は香辛料、材はスリコギや杖、若芽の香りも喜ばれます。
浄妙寺境内で出会った花
タチバナモッコク(橘木斛)
ミカン科ヤマシキミ属
別名:ミヤマシキミ(深山樒) 中国原産
山地に生え、秋に有毒の赤い実が生るそうです。
モクレン科のシキミに葉が似ていることからこの名。
イカリソウ(錨草)
メギ科イカリソウ属
別名:サンシクヨウ(三枝九葉)
花言葉は「人生の出発・君を放さない」
総状花序に紫や白の花をつけ、四方に距が伸びた姿からこの名。
ハナズオウ(花蘇芳)
マメ科ハナズオウ属
中国原産で江戸時代に渡来。 花言葉は「不信・裏切り」←Why?
枝いっぱいに紫紅色の蝶形花が束生します。
道端にもいろいろな花が・・
クサノオウ(草の黄・瘡の王)
ケシ科クサノオウ属
折ると有毒の黄色い乳状液が出て、触れるとかぶれるそうです。
一方、クサ(湿疹)を治す薬草として使われたことからこの名。
シャガ
アヤメ科アヤメ属
別名:胡蝶花 中国原産
花言葉は「清らかな愛」
種も球根も作らず地下茎で繁殖するという一日花です。
ヤマブキ(山吹)
バラ科ヤマブキ属
別名:面影草 中国・日本原産
花言葉は「気品・謙遜」
「七重八重・・・」の太田道灌の逸話はあまりに有名ですね。
ほかにもUPしきれないくらい沢山の花と出会いました。
まさに百花繚乱の季節ですね。 また、せっせと歩きまセウ~!
貴重な建物を見学し、今回の目的はひとまず達成しました。
さて、これからどうしましょうか・・
鎌倉の小路を歩いていると、こじんまりとしたおしゃれなお店を
発見することがあります。つい道草して、あっちへ寄りこっちを覗き・・
今回も、そんな陶器と漆器のお店を見つけました。
好きなものがありそうな予感・・ ちょっと入ってみましょう。
(勿論、撮影許可をいただきました)
好きですねぇ、こういうお店。わくわくしちゃう
使いやすそうな木製のスプーンを手に入れました。
そうこうしているうちに、お腹が空いていることに気づきました。
時計を見ると、もう正午をとうに過ぎていました~
急いでどこか探さなくちゃ・・・そうだ!
浄妙寺さんの門をくぐって
(地名の表記は「浄明寺」、寺名は「浄妙寺」)
お参りもそこそこに・・
向かうは境内の奥
高台にある「石窯ガーデンテラス」
築約80年の洋館を改装した建物がステキです。
レストランでは、テラスの先にあるお庭を眺めながらお食事ができます。
が、今日は‘空腹’急を告げており(笑) お天気もいいので、建物横の
パラソルの下のお席で焼きたてパンをいただくことにしました。
石窯で焼いたいろいろなパンに目移りしそう・・
折からの風にとめどなく舞い落ちる桜吹雪を浴びながら、やっと
空腹も満たされました。コーヒーの香りとともにお喋りが弾みます。
ここ稲荷山浄妙寺は、鎌倉五山第五位の寺格をもつ臨済宗の古刹。
当初の寺域よりかなり小さくなったとはいえ、それでも境内は広く
たくさんの樹木や花が植えられ、穏やかな雰囲気に心和みます。
(お花については、次回にご紹介しますね)
さて、今回の鎌倉散策もそろそろこの辺りで。
帰路も、静かな小路を抜けて駅へと向かいます。
汗ばむほどのの下を
14,776歩
旧華頂宮邸から庭続きの南側にある純和風の建物も
内部の様子をお庭から見学することができました。
松崎氏は、いろいろな事業を手がけられた実業家だったとか。
この建物は、1971(昭和46)年 東京上大崎にあった門と茶室を
こちらに移築したのだそうです。茶室は昭和初期以前のもの、
手前の門はさらに時代を遡る古いものだということです。
瓦葺切妻屋根の薬医門
冠木の両端に獅子、中央部には鎧を着た狐と刀鍛冶が
彫られている、寺院にあるような立派な門構えです。
玄関を入った所の三畳間の天井
天井板が二重になっていておもしろかったのでパチリ。
でも、この画像ではあまりよく分からないかな・・
奥の茶室
天井の中央部分は八角形で、16本の棹縁を放射状に通し周囲に
網代張りを巡らした奇抜で凝った趣向です。柱なども花梨・南天・
皮付きの桜・竹などの奇木が用いられ、数奇屋趣味溢れる
戦前文化の貴重な遺構であると説明されています。
外から、頑張ってもこのくらいにしか撮れませんでした・・
お庭の方にまわってみました。
お庭のモミジに小さな花が!
ハイキングの帰り道に通りかかっては、いつも気になっていた洋館です。
普段は外観しか見られませんが、年に数回 建物の内部が公開されます。
きょうはその公開日(入館料は気持ち分)
「華頂宮(かちょうのみや)」家は伏見宮家の分家にあたるお血筋だとか。
1926(大正15)年に博信王が臣籍に下られて華頂侯爵となられました。
1929(昭和4)年築のこの建物は、侯爵ご夫妻が数年間住まわれた後
幾度か所有者が替わり、1996(平成8)年に鎌倉市の所有となりました。
国の登録有形文化財になっているそうです。
立派な石門を入ると植え込みの向こうに、ハーフティンバー
スタイルの重厚な英国風建物がどっしりと構えています。
一階 玄関ホールを抜けると、パーティに最適な広~い空間と
フランス庭園を見ながらティータイムを過ごしたいサンルーム。
奥のダイニングルームでは、今日はカフェが営業されていました。
階段を上って二階へ
家具や装飾品が殆ど無いので少しがらんとしていますが、全体的に
余分な飾りのないすっきりとした佇まいです。スチーム暖房設備を
収納した大理石のマントルピースがあちこちに設置されています。
彫刻飾りのテーブル 六角形のドア・ノブ
窓から広い芝生の庭園が見えます。
和室もありました。
それぞれの部屋の照明装置も、さまざまな形でおもしろいですね。
桜の花が似合う洋館です。
たくさん植えられているバラが花咲く季節も
またどんなにか素敵なことでしょう!
若宮大路の喧騒を避けて雪ノ下の小路を辿って行くと、
趣のある板塀に囲まれた一画に「大佛茶廊」があります。
作家の故大佛次郎氏が生前書斎としてまた文士仲間の
交遊の場として使用された茶亭は、土日祝日にカフェとして
営業していますが、今日は特別に無料で公開されました。
猫のイラストの門札が掲げられた門を入り、
1952(昭和27)年に購入されたという、1920(大正9)年築の
茅葺木造平屋の建物をお庭から見学しました。
愛用の品々
原稿
(「病気休載」とある最後の原稿)
生涯に面倒をみた猫は500匹を下らないという無類の愛猫家だった
氏らしい猫の置物の数々とともに、写真パネルが展示されています。
ご自慢だった枝垂桜や石楠花・菫などが咲く美しい庭園で、
干菓子とお薄のご接待(¥300)で風雅なひとときを
桜の下で、静かな時間がゆったり流れてゆきました