スニーカー履いて

‘猫’も歩けば・・・今日はどんな出会いが?

咲いたかな?

2009-03-31 | 花散歩

このところ風の冷たい日が続いています。
例年より早めだと聞いていたソメイヨシノですが・・

県道の両脇に2kmにわたってソメイヨシノが植えられています。
花が満開になると、それは見事な花街道になるのですが
今年はここ数日の寒さに開花を躊躇しているみたい・・


咲いている木もあれば         まだチラホラの木もあり
    
木全体がピンク色になって、暖かな陽射しを待っています。


仕方がないので、少し回り道をして‘いつもの公園’へ

だいぶいろいろな花が見られるようになってきました

「コブシ(辛夷)」
モクレン科モクレン属
別名「田打ち桜」←農作業の開始を促す花なのですね。
花言葉:友愛・信頼
    

「レンギョウ(連翹)」
モクセイ科レンギョウ属
原産:中国・朝鮮半島
花言葉:希望の実現
    

「ツルギキョウ」
キョウチクトウ科ツルニチニチソウ属
別名「ツルニチニチソウ」
原産:地中海沿岸
筒状花だそうですが、先端が割けているので五弁花に見えます。
    

「ショカツサイ(諸葛菜)」
アブラナ科オオアラセイトウ属
別名:「ムラサキ花菜」「オオアラセイトウ」
中国原産の帰化植物
花言葉:優秀・知恵の泉←諸葛孔明から?


「アセビ(馬酔木)」
ツツジ科アセビ属
原産:日本
花言葉:犠牲
    
週末には満開が見られるでしょうか?

今日は少しザンネンな10,600歩

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加油!

2009-03-29 | 雑記

藤沢市善行(ぜんぎょう)にある神奈川県立体育センターで、
「第16回神奈川県武術太極拳選手権大会」が開催されました。

秋に行われる全国大会等の県代表選考を兼ねる試合でもあり、
エントリーしている選手の方達の応援&観戦に燃えました!

    

10:00から試合が始まりました。
種目別・男女別・年代別の試合が5面のコートで次々行われます。

審判長と5人の審判員(1人で椅子に座っている)に
よって採点され、発表されていきます。


ちびっ子からシルバー世代のベテラン選手まで
たくさんの選手が1年間の鍛錬の成果を競い合います。
選手の皆さん、加油!(ジァ ヨウ=がんばれ!)

(撮影者も緊張して?大ブレになってしまいました~ゴメンなさい!)

さすがベテラン! 力は抜いて気は入れて
    

若い選手の溌剌とした演技     得点発表を待つちびっ子選手
    

力強さも柔軟性も大切です!
    

入賞者にはメダルが授与されます。
(拝借してメダルとプログラムを撮らせてもらいました)


会場の外でも、出番まで最後の練習に余念がありません。




選手の皆さんの演武に、たくさんの刺激と元気を頂きました。
多謝了!

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続・ちょっと道草

2009-03-27 | 横須賀・三浦

樹齢100年という枝垂桜の花が咲くお寺があります。
そろそろ見頃かもしれません。行ってみましょう!

栄久山等覚寺(日蓮宗)

1584(天正12)年創建という身延山久遠寺の末寺です。
桜は、先代ご住職の誕生日プレゼントに
檀家さんから贈られた身延山の桜だそうです。
毎年、この花を楽しみに多くの人たちが訪れます。

木の下から見上げると、大きな花笠の中にいるみたい


本堂裏手にももう1本あります。




本堂の左手前に観音堂があり、市重要文化財指定の
観音菩薩像が安置されています。普段は拝観できませんが
ちょうど境内に出ていらしたご住職の特別のご好意で
お堂のカギを開けて見せていただけることに!

「千手観音菩薩像」          
    
平安後期、慈覚大師の作と伝わっています。

お堂内には、阿形と吽形の二体一対の仁王立像も祀られていました。
かなり損傷して彫りも定かではありませんが、同時代の一木造。
    

里山道を歩いたり、桜や仏像との思わぬ良き出会いに
とても気分のいい道草になりました。
10,198歩

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ちょっと道草

2009-03-26 | 横須賀・三浦

お買物の途中で、以前から気になっていた道があるのです。
車の往来が激しい県道の脇から、静かな里山の方へ
入って行く道で、時折ウグイスの声も聞こえてきます。

きょうはお天気もいいし、ちょっと寄り道をして入って
行ってみようと思います。 どこへ行けるのかしら?

入口に様々な形の庚申塔が並んでいます。
ひとつとして同じ形のものが無いのはおもしろいですね。


緩やかな坂道を上っていくと、桜が咲いていました。
幸先上々~!


こちらは桃の花かな。ウグイスが
盛んに鳴いています。 春~♪


ムラサキケマン


畑の傍を過ぎると


やがて山道っぽくなってきました。 なかなかいい道!

    

ここにも庚申塔が・・


竹藪がありました。 とっても静かです。


昨日の雨で落ち葉の道がやわらかくなっています。
    

舗装の道が見えてきました。 どうやら山道はここまで。


人家がありました。 お庭の枝垂桜が満開!


舗装道に出てきました。ここからは住宅街のようです。
    
あらら、この道は見覚えがあります。
この先に桜の綺麗な所があるはず・・行ってみましょう!
(続きは次回)

通ってきた切通しの道は、昔 あちら側の子供たちがこちら側に
ある小学校へ通うときに通った道でもあったそうです。
昔の子供たちって、エラいですねぇ!

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新宿区・神楽坂通り

2009-03-23 | 東京・川崎

お彼岸の墓参の帰り道、地下鉄2駅分だけ歩いてみました。

地下鉄東西線の「早稲田駅」を上がった目の前、
「夏目坂」が「大久保通り」と出合う交差点の近くに
黒御影の立派な石碑があります。
「夏目漱石誕生之地」碑
    
漱石生誕100年を記念して建てられたものです。
漱石さんは1867(慶応3)年 当時牛込馬場下と呼ばれていた
この地に生まれました。「夏目坂」の名は、夏目家が代々名主で
あったことから、漱石さんの父君が名付けられたそうです。

大久保通りを真直ぐJR飯田橋駅に向かって歩いていると、
通りに面したお寺の境内に枝垂桜が咲いていました。
暫しお花見


通りの向こうに歴史のありそうなお店! 和菓子屋さん?


「神楽坂通り」に入ってきました。
    
この通りは時間帯によって一方通行の進行方向が替わる
というシステムになっているようです。路駐の車もたくさん。

鎮護山善国寺

日蓮宗の池上本門寺の末寺で「神楽坂の弁天さま」として有名です。
この寺院の縁日が現在の神楽坂の賑わいの原点とも言える、
いわば神楽坂のおヘソ、神楽坂の象徴なのです。

朱塗りの門を入ると毘沙門堂。
お堂を守護するのはシマシマ模様の虎の像。
    
その昔、聖徳太子が政敵物部守屋征討の折に戦勝を祈願したところ
寅の年、寅の日、寅の刻に毘沙門天を感得されたという信貴山の
伝承から、毘沙門天と虎は深い繋がりがあるのだそうです。
   
毘沙門天像は、初代ご住職が二条関白昭実公より贈られた
室町時代(推定)の像だそうで、普段は御簾に隠れて拝観できません。

商店街をあちこち覗きながら・・

大きな肉マンで評判の「五十番」さん
    


いかにも神楽坂といったような小路もあります。
奥へ入ってみたいけど・・・遅くなりそうなので、またの機会に。
    

神楽坂名物「不二家」さんの「ペコちゃん焼」
全国でここだけでしか買えないという・・
    
焼いてるイケメンのおにいさんにつられて行列に並びます。
本日のオミヤは、これだネ!

寄り道したりウィンドウショッピングしたりしていくうちに、
いつのまにか飯田橋駅についていました。
楽しく歩いて11,743歩


‘あずき’に‘チーズ’に‘チョコ’・・・どれから食べよ! ふふふ・・・
    

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続・ふと思い立って

2009-03-22 | ハイキング・山歩き

「そういえば、前田川畔の二輪草は咲き始めたかな」・・
という思いが
突然湧いてきました。

大楠山の麓に沢水や湧水を集めて流れる前田川の清流に沿って
木漏れ陽の下、飛び石や木道の遊歩道が続く私の好きな場所です。
例年4月ごろ、川畔に二輪草が可憐な白い花を咲かせます。
まだ少し時期が早いけれど、今年は暖かさも早めなので、
もしかしたら花が見られるかも・・ちょっと行ってみましょう!

いつもこんな具合に、私の道草は始まるのです

遊歩道の起点「お国橋」から見ると、歩いている人たちがいますね。

では私も、下りて行きましょう。

    
スニーカーだけど、今日は水量が多くないので大丈夫そうです。

マイナス・イオンをたくさん浴びて、いい気持ち~

ここは美智子皇后もお気に入りの場所で、葉山御用邸に
いらしたときにおいでになることがおありだそうです。


あ、やはり咲いていました。
まだ数輪ですが・・可愛いなぁ今年の初めまして!


大楠山登山口との分岐に来ました。
遊歩道はまだ続きますが、この辺りからは流れが少し
早くなるのでスニーカーだと濡れてしまうかも・・

きょうはここから、突然ですが大楠山に登ることにします。
多分見頃と思われる大楠平の菜の花を見てきましょう。
    
そこかしこにスミレがいっぱい!      小さなきのこもありました。
    

えっちらおっちら、大楠平に到着~
おぉ、みごとな黄色い海!


山頂広場はたくさんのハイカーがお食事中

私は水分補給してひといき入れ、早々に違うルートで下山します。

椿のトンネルの下は赤い花びらの絨毯

キブシのイアリング(笑)
      
アオキに小さな小さな花が咲いていました (ブレてしまった・・)
    
ウラシマソウ


帰りはたまにしか人に出会わず、殆ど
私専用?の
道みたいになってしまいました。
気持ちいいけど、やっぱりちょっとドキドキ・・
自然に足早になっていました。


人家のある所まで下りてきました。やれやれ~
「大善寺」の石段下にある 「不動井戸」

その昔、行基上人が杖で突いた所から清水が湧き出し
以後絶えたことがないといいます。三浦一族が衣笠城に
籠城したときは、さぞ心強い水源だったことでしょう。
関東大震災後は水脈が変わって水量が減ったものの、
今も湧いているそうです。中に不動像が祀られています。


さすがに今日は歩き疲れました。
歩数計の数値を見ると・・・えーっ!
29,205歩

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ふと思い立って

2009-03-21 | 横須賀・三浦

昨日のも上がって気持ちのいい青空の週末です。
ふと思い立ってバスに乗り、R134を葉山方面に
向かう途中の秋谷(あきや)という所で降りてみました。

バス停から数分の山側にある立派ななまこ壁は
「若命(わかめ)家 長屋門」


若命家は明治になって制度が廃止されるまで代々秋谷村の
名主を務められたお家柄。長屋門は郷士・名主などに特に許された
もので、三浦半島に唯一現存する武家風長屋門だそうです。
向かって左に納屋・米倉、右に畳部屋が付いているとか。


長屋門の傍の長い石段を上がって行くと

「秋谷神社」のお社です。

 
  
1331(元弘元)年 若命基盛が天照大神ほかの祭神を祀り
村民の信仰を集めて守護神となっていたものが、のちに
秋谷神社となったもので、現在の社殿はその頃に
村民の寄進によって再建されたのだそうです。


石段を下りて道路を渡り、海側へ行ってみましょう。

「十二天神社」

平安末創建と推定され、天神7世代・地神5世代の12神を祀っています。
「吾妻鏡」には、三浦一族の佐原十郎義連が北条政子の代参として
安産祈願のために参詣したことが記されてあるそうです。

「淡島神社」

「逢わせてください淡島さまよ お礼参りは二人連れ」と、
底抜け柄杓に麻を結んで奉納する祭礼が3月3日に
行われる縁結び・安産の神様です。 また近年は
紀州 淡島神社の行事に倣って前の浜で「流し雛」が
行われ、娘の成長を願う親たちで賑わうようです。


再び道路を横断し、山側にあるお寺「金剛山勝長寿院浄楽寺」へ。

源頼朝が父の追善の為鎌倉に建立した勝長寿寺が壊れたので
ここに移したものとも、三浦一族の和田義盛が建立したものとも
伝えられています。ここのご本尊 総檜造りの阿弥陀三尊像は
運慶作と推定されており、以前御開帳の折に拝観しましたが、
力強さと穏やかさを具えたとても良い仏様で見とれるほどでした。

お寺のご本堂裏手にある墓地に「前島密の墓」があります。

石塔の上に衣冠束帯姿の小さなブロンズ像が乗っています。
前島氏はクリスチャンだったそうですが、そのせいか
お墓というより記念碑のような明るさがあります。

次回へ続きま~す。

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鎌倉・朝比奈切通し

2009-03-19 | 鎌倉・逗子・葉山

京急金沢八景駅前からR16 を右へ進み、右折してから更に暫く歩いて
「朝夷奈切通200m」の標識を左へ入っていくと、やがて山道に入ります。

ここが、横浜市~鎌倉市を結ぶ全長1.5kmの「朝比奈切通し」です。

1241(仁治2)年 鎌倉幕府三代執権 北条泰時の指揮で
開かれました。
完成があまりにも早かったため、任に当たった朝比奈三郎義秀が
一夜で切り開いたとの伝説を生み、この名の由来となったとか。

一車線ほどの道幅のひっそり薄暗い坂道を上って行きます。
何度来ても決して歩きやすいとは言えない道ですが、
静かで味のある道で 私はかなり気に入っています。
(とはいえ、結構ビビリなので絶対独りでは来ません!
)

この辺りは湧水の豊富な所で、ゴロゴロした石の間を常に
水が流れています。 滑らないようにゆっくり ゆっくり・・

道端に苔むしたお地蔵様  更に左手の岩には磨崖仏

往時も、人々は道中の安全を祈りながら通ったのでしょうか。

道はやがて下り勾配となり、下りきった所の左手に
「三郎の滝」と呼ばれる小さな滝と石碑があります。

ここから左に行くと白梅の美しい果樹園があります。
本当は梅の季節に行こうと思っていたのですが、雨が
降ったり友達との調整がつかず時期を逃しました・・
来年こそ!(オニが笑ってる?)

きょうは右手の十二所方面へ向かいましょう。

水の流れに沿って歩いていくと、三叉路近くに小さな筧。
「太刀洗いの水」と呼ばれています。

梶原景時が、主君源頼朝に対する態度が不遜な上総介広常を
囲碁にかこつけて斬殺し、血刀をここで洗ったと伝わっています。

先程 切通しに入る前の場所に、その上総介広常の小さな
供養塔(墓?)がありました。その辺りに屋敷があったようです。


十二所バス停に出てきました。ここからバスで
鎌倉駅まで行けるのですが・・勿論歩きます!(笑)

「岩蔵山光触寺」
鎌倉三十三所観音霊場第七番御札所の時宗のお寺です。 
境内に一遍上人の像がありました。

ご本尊は鎌倉期 運慶作の阿弥陀如来。拝観したことはありませんが
「頬焼け阿弥陀」と称し、盗みの疑いをかけられた法師の身代わりと
なって頬に焼印を押されたという話が伝わっているそうです。

境内の一隅にある「塩嘗地蔵尊」

六浦(横浜)の塩売りが鎌倉に入るたびに初穂料として供えた
塩が帰路になくなっていたことから、その名がついたそうです。
元々は山門の外にあったのを、境内にお堂を建てて移したとか。

光触寺を出て、あとは鎌倉駅まで
ぶらりぶらりと 19,715歩

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茅ヶ崎・帰り道

2009-03-17 | 神奈川

記念館を見学したら、開高健さんの本を読んでみようと
いう気がムクムクと湧いてきました(単純!)
で、
芥川賞を受賞した「裸の王様」は読んでいたので、
今回は、絶筆となった「珠玉」という短編を買い求めました。

食道腫瘍と闘いながら氏が渾身のエネルギーで最後に
放ったもの
を、私はさて、ちゃんと受けとめられるでしょうか。


個性的でステキな邸宅が建ち並ぶ道を、
ぶらりぶらりと駅に向かいましょう。

気がつけば、あちらこちらでミモザの花をたくさん見かけます。
公園にも、図書館にも、住宅のお庭にも
そういえば今朝、駅前にもありましたよ。

地質や気候がミモザに合っているのかしら?
たしかに、茅ヶ崎の雰囲気とはナイス・マッチングゥ~です。

でも、舗道を歩けば

マンホールのデザインはミモザではなく
‘ユリ’と‘イチョウ’のようですね(笑)

そしてこちらは、やっぱり‘えぼし岩’



この黄色い花はサンシュユでしょうか。
山茱萸
ミズキ科ミズキ属
花言葉は「敬慕・持続」 別名「春黄金(こがね)花」 
原産は中国・朝鮮半島で、江戸時時代に薬用として渡来。
晩秋に鈴なりに生る赤い実が、止血・解熱に効く生薬。
    


お昼をまわり、かなりお腹が空いていることに気がつきました。
「海鮮」がおいしそうな「魚心亭」というお店で遅めのランチ!

ミニ三色丼ランチ 
デザートにアイスが付いて¥1,365也


やっと心もお腹も満たされたところで、茅ヶ崎の半日散歩は
17,506歩でした~

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茅ヶ崎・椿いろいろ

2009-03-16 | 花散歩

東海岸の静かな住宅街の中にある「氷室椿庭園」は、三井不動産
元副社長の氷室捷爾氏宅の庭園だったのをご遺族が市に寄贈
なさったものだそうで、2,800㎡の敷地に植えられた250種もの
椿の花が見頃を迎え、大勢の人が見物に訪れていました。

入口を入ると


可愛いピンクの八重咲きの花が枝一杯に咲いていました。
香りのある品種だそうです。
「フレークランドピンク」


花を付けている木だけでも、覚えきれないほどたくさんの
種類の椿の花が競い合うように咲いています。


印象に残った花を色別にご紹介してみますね。
赤色の椿

「紅唐子」                 「崑崙黒」
    
「西王母」                 「應縁寺」
    

白色の椿

「台湾」       
 
「蝶花形」   


白と見紛う淡いピンク色の椿
「春の夢」


絞り・斑入りの椿

「岩根絞り」                「胡蝶侘助」
    
「春日野」                  「蜀紅」
    

お庭の中央には多くの樹木の間に石組みを配した日本庭園があり、
お座敷から眺めることができるようになっています。


椿がとりわけお好きだったという氷室氏のお好みで
氏が自ら手がけられたという「氷室雪月花」をはじめ、
ここで作出された種類の椿も少なくありません。

「氷室雪月花」             「伊達唐子」
    
「朱似絵」                 「楼蘭花」
    
「白頭山」


このほか、黒紅色の花が咲く「黒椿」の木もありましたが
遅咲きで例年4月ごろに開花するのだそうです。
また来る楽しみにとっておくことにしましょう!

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開高健記念館

2009-03-15 | 神奈川

サザンの歌にも出てくるあのラチエン通りを海に向かって歩いて
行くと、右手の少し奥まった所に「開高健記念館」があります。


1974年に東京・杉並から移り住み1989年に58歳で亡くなるまで
後半生を過ごされたお宅が市に寄贈されたのち、2003年に記念館と
なり、開高健記念会の方たちにより展示・運営されているそうです。

表札がそのまま残された門を入り、玄関ドアを開けると
大きな写真パネルの氏の笑顔に迎えられました。
    
一階展示ホール




スタッフの男性の方が大変丁寧に説明してくださいました。
撮影も自由にとのことで(嬉!)

尿瓶をワインのデキャンタにして客人を
驚かせたというお茶目なエピソードや


1964年 朝日新聞社臨時特派員として南ベトナム軍に従軍し
最前線でゲリラの機銃掃射を受けて九死に一生を得られた話、
そのとき総勢200名中 生存者が僅か17名だったことから
1/17と刻まれたzippoライターを終生愛用されていた話 etc.・・

氏の人となりを窺い知るようなお話がいろいろ聞けました。

「夏の闇」原稿

朱入れの少ないきれいな原稿でびっくり!


釣り好きの氏ならではの楽しい原稿もありました。

要注意!! 
釣毒熱
(成人男子ニ極メテ伝染性強シ)

☆症状 表情が虚ロニナリ、・・・・
☆治療 薬物治療ハ一切無益・・


一番奥に、愛用の品々に囲まれ寝室・バス・トイレまで
備えられた書斎が、在りし日のままに残されています。

愛用のモンブランはメンテナンスのためありませんでしたが、
壁には、ご自身が仕留めた巨大なキングサーモン(アラスカ)、
幻の魚イトウ(モンゴル)の剥製、世界最大カブトムシの
ヘラクレスや蜘蛛嫌いを克服する訓練用だというタランチュラ
などが飾られ、氏の息遣いまで感じられる‘開高健ワールド’!


書斎の横からお庭を廻って玄関に至る「哲学者の小径」には、
親交のあった福井の旅館「こばせ」のご主人が、ご命日に
越前からわざわざ運んで手植えされたという400株の水仙や
    
氏に紡ぎ出された珠玉のような言葉の石碑やボードが・・






「ここ以外の所ならどこにでも行きたい」というボードレールの
言葉を引き合いに出して、「男が人生で熱中できるのは
『危機』と『遊び』だ」と語っておられた氏の世界が、
ここを訪ねて、少しだけ見えたような気がしました。

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友達とランチ

2009-03-13 | 横須賀・三浦

友達の車でランチに出掛けました。

お店は、海沿いのR215から少し右に入った所にありました。
自家製の無農薬野菜を使ったカレーのお店「シュンドリー


「シュンドリー」とは、ベンガル語で「美しい人」という意味だそうで
食材の‘旬採り’野菜もさりげなくアピールしたネーミングですね。


入口を入ると、まずは飾り窓のあるテーブル席の明るいお部屋、
その奥のフローリングのお部屋には中央に大きな座卓があります。
別棟母屋のテラス席は晴れた日には気持ちいいでしょうね!

カレーは4種類。
ランチセットは、サラダ、スープ、飲み物
が付いて¥1,000也。


まずサラダ&スープ

サラダは、プリーツレタスとほうれんそうにオーロラソース。
ブロッコリーのスープは、舌触りに手作り感のある家庭の味。

友達はキーマカレーをオーダー
 
私はまぐろカレー

三崎のマグロが入ったカレーです。(辛さはリクエストで調節可)

カレーは多分、食べやすい温かさで出してくださったのだと
思いますが、少し熱めくらいが魚臭さがなく食べやすい
かな・・
(あくまで私めの個人的な感想ですが)
トッピングの朝摘みコリアンダーは味も香りも濃厚でした。
サフランライスは、初めは量が多いな~と思ったのですが
おいしくて結局完食~!

食後のチャイは、甘みが濃くておいしかったです。
友達と半分コした手作り感いっぱいのアップルケーキが
甘さ控えめでチャイによく合い、満腹の胃袋に
不思議なくらいスンナリと入ってしまいました~(怖)

お店の方にお聞きしたら、開店して1年余とか。
ご常連のお客さんもいらっしゃるようでしたが、
隠れ家的なロケーションのお店を維持してゆくには
いろいろご苦労もあるのだろうな・・と、おばさんは
お節介にも余計な心配をしたのでアリマシタ。

お腹ごなしに周辺を少し歩きたかったのですが、
空模様がだんだんあやしくなり風も出てきたので
そのまま車で家まで送って貰いました。
で、歩数計はたったの390歩 トホ・・・

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続・足の向くまま

2009-03-10 | 散策

「出掛けてばかりで主婦業やお仕事は大丈夫?」と友人が心配してくれました。
ご心配かけるのは申し訳ないので、ここでネタ晴らししてしまいますが・・

その為に出掛けることも勿論ありますし、日々心がけて出来るだけ車を
使わず
歩くようにはしていますけれど、おおよそは お買物の時に少し
遠回りするとか
用事やお稽古で出たついでに寄り道をするとかで得た
ネタを、(多分お気づきでしょうが)
何回かに分けて書いているので・・

根は ほどほどにマジメなおばさんですよ
()

さて、前回の続きです
庚申塔のある道は‘浦賀古道’と呼ばれる古くからの
街道ですが、現在は住民の方達の生活道路です。

春を感じながら、こういう何気ない道を歩くのが好きです。

そろそろ柳も芽吹いてきたし、タンポポも・・
    
ヒメオドリコソウ
シソ科オドリコソウ属
上部の葉が色づくのが特色ですね。
    

ここまで来たのだから「しょうぶ園」に寄ってみましょう。
この時期は静かだし、今月末まで入園無料だしね(笑)

花菖蒲はさすがにまだですが・・
    
園内は、もう春がいっぱい!
菜の花と河津桜




こちらでは、菜の花とクリスマスローズの競演です。


    
春咲きクリスマスローズ
キンポウゲ科ヘレボラス属
花言葉は「いたわり」
ギリシャ、トルコ原産
本物(?)のクリスマスローズ(ニゲル種)は
白色のみで、クリスマスの時期に咲くそうです。

ムスカリ
ユリ科ムスカリ属
花言葉は「失意」←ちょっと可哀相・・可愛い花なのに
原産は地中海沿岸


所々でシャクナゲも開花        紅葉したヒイラギナンテン
    
美しいキノコを見つけました


思ったより収穫ありましたね~
「しょうぶ園」を出て、来るときと違う道を戻る途中に
おしゃれな建物の私設美術館を見つけました。
「カスヤの森美術館」

が、きょうは休館日・・ザンネ~ン!
お庭に生っていたレモンを塀越しにパチリとして


きょうの道草はここまで。
20,537歩

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足の向くまま

2009-03-09 | 散策

散歩に出かけましょう。
きょうは、いつもと違う方へ行ってみようかな

小さなピンクの花がたくさん!
ヒメツルソバ
タデ科イヌタデ属
ヒマラヤ原産
    
繁殖力旺盛でどこにでも根付くので ほどんど雑草化して
いますが、よく見ると なかなか可愛らしい花ですね。

ユキヤナギも咲き始めました。
バラ科
花言葉は「愛らしさ」
日本原産だそうです。別名「コゴメヤナギ」「コゴメバナ」


は? (笑)


ペリーさん、お早う~


満開です!
    

きれいにお掃除された古い庚申塔がありますね


よく見ると・・三猿や日月の図柄がおもしろい
       

ロウバイ(蝋梅)はまだいい香り~


もう少し先まで行ってみましょうか

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花散歩Ⅱ

2009-03-07 | 花散歩

出会う花の種類が日増しに多くなってきました。
どんな花に会えるか、毎日の散歩が楽しみです。

きょう出会った花たちは;

カランコエ
ベンケイソウ科リュウキュウベンケイ属
花言葉は「貴方を守る」
原産はマダガスカルだそうです。


スノードロップ
ヒガンバナ科
花言葉は「恋の最初のまなざし」

南ヨーロッパ原産だそうですが、
和名は「待雪草」←詩的な名前!

オウバイ(黄梅)
モクセイ科ソケイ属
花言葉は「恩恵」

鮮やかな黄色が暖かな春を感じさせてくれます。

ウキツリボク(浮釣木)
アオイ科アブティロン属(イチビ属)
花言葉は「尊敬・優越」
    
「チロリアンランプ」という可愛い別名もあるんですね。
でも、原産はスイスではなくブラジル。

ナズナ
アブラナ科ナズナ属
花言葉は「貴方に全てを捧げます」←おぉ、健気~!

お馴染み「ペンペン草」。
実の形が三味線の撥に似ているからとか。
昔、シャラシャラいわせて遊びませんでした?
若芽は美味しいそうです。春の七草ですものね。

オステオ スペルマム
キク科オステオスペルマム属
花言葉は分かりません・・

花は日中開き、夜間や曇天には閉じています。

サクラソウ
サクラソウ科
花言葉は「初恋」←ズバリ!

過敏症の人もいらっしゃるようですね。
私はだいじょうぶですが・・

ボケ
バラ科ボケ属
花言葉は「平凡・早熟」

中国原産。名前の由来は、実が瓜に似ている
ところから「木瓜」の読みが転化したものだとか。

この花は何というのでしょう・・(どなたか教えて!)
花の形からするとマメ科かな?
    
とてもきれいな色の花。別のお宅で白いのも見かけました。

(追記)
その後 友人からこの花の名前を教えてもらいました。
Yさん、どうもありがとう。お蔭でスッキリしました~!


ハーデンベルギア
マメ科
オーストラリア原産
別名:「小町藤」←可愛い名前!


本日の散歩は11,141歩

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