スニーカー履いて

‘猫’も歩けば・・・今日はどんな出会いが?

新宿・穴八幡宮

2009-12-28 | 東京・川崎

いよいよ押し詰まりましたね!
今日は、年末恒例のお墓掃除にお寺へ行きました。

今年もまずまず健康で、大過なく終えることができそうです。
「ありがとうございました」の気持ちをこめて☆



そのあと、これも恒例で「穴八幡宮」へ


今日は大安で、例年にも増してかなりの人出
     
参拝の列がジグザグジグザグと続きます
ご本殿は、右側ずっと先の方・・


境内には縁起物のお店も並びます
    

この1年、我が家を見守ってくれた古いお守りを返納し
新しい「一陽来復」のお守りを頂きました。


「一陽来復」=‘陰’が窮まり‘陽’が返ってくる
悪い事ばかりであったのが、漸く回復し善い方向に向いてくること
                                (広辞苑)
本当にそんな年になるといいですね!



この1年 気儘な散歩にお付き合いくださり、本当にありがとうございました!
来年も好奇心全開で、また元気に歩きたいと思っています。

では皆様も、どうぞ良いお年をお迎えくださいね。
年明けにまたお会いしましょう☆
      

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大佛次郎記念館

2009-12-26 | 横浜

海が一望できる「港の見える丘公園」内にある
大佛次郎記念館」を見学しました。


建物は鉄筋コンクリート造りで、1978(昭和53)年に開館。
氏の没後、遺族から寄贈された愛蔵品のほか図書36,000冊
雑誌21,000冊など貴重な資料を収蔵。一部が展示されています。
(見学料:大人¥200)


大佛次郎氏(1897~1973)
横浜生まれ 本名:野尻清彦
1924(大正13)年 「鞍馬天狗」でその名を高め
文筆活動に専念することになったそうです。
筆名は、鎌倉の大仏裏に居住したことから。


「赤穂浪士」の原稿

1927(昭和2)年 30歳のときの作品。
某TV局の大河ドラマにもなりましたね。

「角兵衛獅子」

少年のために書かれた鞍馬天狗の物語。
同じ1927(昭和2)年の作品です。

「敗戦日記」

1944(昭和19)年9月10日~10月10日の日記で、2冊に
世相や日々の読書・執筆に関することが書かれています。

「天皇の世紀」

1967(昭和42)年から新聞に連載され、これが絶筆となりました。
70~75歳の作品


記念館の内外あちこちに、たくさんの猫たち


たいへんな猫好きだったのは有名な話。
入口で頂いたパンフレットにも、こんな写真が。
    

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西洋館のクリスマス③

2009-12-25 | 横浜

「山手234番館」

テーマは「世界一幸せな国のクリスマス」 (コスタリカ)
コーディネーター:日本コスタリカ自然保護協会

自然保護政策の先進国を自負するこの国は、国民の
満足度が世界一高いのだそうです。羨ましいですね~

雪も樅の木もない国なので、飾りつけも自由な発想で
雰囲気を出す工夫がされています。もちろんエコ第一とか。
    


「山手111番館」

テーマは「海から始まる煌きのクリスマス」 (ポルトガル)
コーディネーター:斉藤良枝氏

    



    

19世紀半ば ポルトガル王ジョアン6世により創設された
鮮やかな色彩のヴィスタアレグレ窯の陶磁器。
    


「イギリス館」

テーマは「スウェーデンボルグへのオマージュ」 (イギリス)
コーディネーター:MINI et MAXI/林聡子氏ほか

スウェーデンボルグ氏は、ロンドンでキリストの
幻視体験をしたスウェーデン人の思想家だとか。

(左)雉の羽根を使った優雅な窓飾り
   (右)50cm以上もありそうな巨大松ぼっくり
    

十字架をイメージしているのでしょうか。


それでは皆さまも、よきクリスマスを!
 
Merry Christmas!  (イギリス)
Christmas Alegre!(ポルトガル)
Gledelog Jul!   (ノルウェー)
Natale allegro!    (イタリア)
Feliz Navidad!   (コスタリカ)
Joyeux Noel!    (フランス)
Happy Holiday!    (アメリカ)

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西洋館のクリスマス②

2009-12-24 | 横浜

「ベリック・ホール」

テーマは「ベリック邸のクリスマス」 (イギリス)
コーディネーター:ケイティー恩田氏

    

漆器の蓋物がおもしろいですね!


    

cozyなファミリークリスマスの雰囲気
    




「エリスマン邸」

テーマは「ブロンズ色の川」 (フランス)
コーディネーター:(株)ハマフローリスト / ローラン・ボーニッシュ氏



玄関からブロンズ色の装飾が川の流れのように広がっていきます。


    

家に帰るのを忘れてしまいそうです・・

(続)

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西洋館のクリスマス①

2009-12-23 | 横浜

山手の西洋舘で、クリスマスに因んだ展示をしています。
(25日17:00まで)
   

夢のようなとても素敵な空間をご紹介しましょう!


「ブラフ18番館」

テーマは「愛と平和のクリスマス」(イタリア)
コーディネーター:佐布ゆう子氏

イタリアらしいポップな赤が基調の部屋
    



シックな色彩が基調の部屋
     
(左)ポップコーンで出来たリース   
    







「外交官の家」

テーマは「森と氷のバラード~遥かなるオーロラに想いを寄せて~」
(ノルウェー)
コーディネーター:井上勢津氏・山口円氏



深い海の青と氷のイメージのガラスたち
    

    

ノルウェーを代表する陶磁器メーカー
ポシュグレン・ポーシェレン・ファブリークの食器
    

クリスマスや結婚式など特別な日に作る焼き菓子
クランセカーケ


クリスマス全開の洋館巡りは続きます~♪

(続)

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山手散策

2009-12-22 | 横浜

久々に友人と山手を歩きます。 春バラの時期以来かな。
今日は寒気も少し緩んで、きれいに晴れました。


JR「石川町」駅から急な坂を上って行くと、「イタリア山」と
呼ばれた高台に、こじんまりした可愛らしい建物があります。

ブラフ18番館
    
大正末期に立てられた外国人住宅を移築復元したものです。
広く開放的な庭園からは、市街地と横浜の海が一望できます。

庭続きに隣接した洋館は
外交官の家

1910(明治43)年 東京・渋谷に建てられた明治政府の外交官
内田定槌氏邸を移築したものです。M.ガーディナー氏設計の
アメリカン・ビクトリアン様式で、外観・内装共に気品に溢れ、外国に
伍していこうという明治人の気概が感じられる重厚な建物です。




山手本通りを元町公園に向かって歩いて行きます。

「横浜元町家具の店」

オーダーメイド家具のショールーム。
「横浜元町家具」は、開港以来 元町で発展した洋家具の
総称で、日本における洋家具文化の魁となりました。
温かな手触りのクラシック家具や、繊細な象嵌を施した
椅子などを職人さんらしい手をした男性が説明してくれました。
仕事に賭ける熱き情熱と誇りを強く感じました☆


道沿いには、しんと静まり返った豪邸が建ち並んでいます。
どの家にも、
ハンカチ大の大きなSECOMのシール。



ベリック・ホール

1916(昭和5)年築のイギリス人貿易商B.H.ベリック氏邸。
J.H.モーガン氏設計によるスペイン風の建物です。

アーチ型の入口を入ると


右手にグランドピアノのある広いホールとサンルーム
    

2階は夫妻と令息の寝室や書斎など
    


エリスマン邸

1930(大正15)年 山手に建てられた絹糸貿易支配人エリスマン氏邸。
「現代建築の父」と称されたA.レーモンド氏設計の建物です。

234番館

1930(昭和2)年頃に建てられた外国人向け共同住宅。
朝香吉蔵氏の設計で、当時は中央の玄関ポーチを挟み
4戸の同一形式住戸が、左右対称で上下にあったそうです。


外人墓地から右にマリンタワー、左にランドマーク


坂を下って行くと、元町商店街です。


そろそろ日が暮れてきましたね。


友人と、あれこれお喋りしながら
楽しく9,332歩

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街角のクリスマス

2009-12-21 | 散策

誰かに呼ばれたような気がして、振り返ると・・

    
 「お~い・・・メリー・クリスマス!」


あら、こちらにも



ジングルベ~ル ジングルベ~ル♪






お店の中は、あっちもこっちも ・ 白 ・


わ、雪が降ってきた
ぁ~!
    
サプライズな演出に、居合わせた子供達は大はしゃぎ


もうすぐだね☆


    

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海辺の日曜日

2009-12-20 | 散策


休日の岸壁は釣り人でいっぱいです


どれ どれ?



今日は猿島もくっきり!


いろいろな船がいます


重そうだなぁ・・がんばれ~!


これは消防艇かな?



釣れても釣れなくても

海は気持ちいいですね~



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花散歩26

2009-12-19 | 花散歩

冬とは思えない暖かさが続いていた日本列島にも、
どうやら例年の寒さがやって来ましたね。
やっと‘年の瀬’の気分になれそうです(笑)

久しぶりの「花散歩」をお届けしましょう。

サンショクノボタン(三色野牡丹)
ノボタン科チボウキナ属
ブラジルなど熱帯アメリカに自生するノボタンの園芸種。
花の咲き始めは中央が白色で周りが薄青紫色ですが、次第に
青紫色の部分がピンク色になり、最終的には全体が濃桃色に
と1本の木に色合いの異なる花が共存するところから、この名。

    
一般的なノボタンに比べて花弁がスリムですね。 花期は10月~12月。
よく枝分かれし、枝いっぱいに花をつけるので華やかさがあります。



スイセン(水仙)
ユリ科スイセン属
原産は地中海沿岸。 ギリシャ神話でもお馴染みですね。
花言葉は「自尊」。 我が国へは、室町時代に渡来したそうです。
西洋種と区別して日本水仙とも呼ばれています。
    
そのにほひ 桃より白し 水仙花  芭蕉
水仙や よくよく冬に 生まれつき  立子


コウヤボウキ(高野箒)
キク科コウヤボウキ属
9~11月頃に白から淡紅色の管状の可憐な花をつけます。
高野山でこの枝を束ねて箒を作っていたことから、この名。
    


シャコバサボテン(蝦蛄葉仙人掌)
サボテン科シャコバサボテン属
ブラジル原産
別名:デンマークカクタス 花言葉は「美しい眺め」
茎の周りに突起のある形が蝦蛄に似ているところから、この名。
別名は、デンマークで改良されたものが多いからだそうです。


    


サザンカ(山茶花)でしょうか?
他所のお宅の庭にある高さ3~4mの木です。白い花は大輪の
山茶花のようですが、葉がシャクナゲみたいに大きく立派なので・・・??

    
「ゴードニア・ラシアンサス」という名だそうです。 ツバキ科
植物好きの方のブログ「樹木との出会い」から、この名が分かりました。
10年ぶりにナゾが解けて、うれし~~
「樹木との出会い」さん、ありがとうございます!

(2018年1月 追記)


ワックスフラワー
フトモモ科
    
ピンクの花が、公園の片隅の木に咲いていました。


コセンダングサ(小栴檀草)
キク科
山道でよく出会いますよね。 
花後にできる2本の棘を持つ実が、ズボンにくっ付いてきます。
葉がセンダン(ビャクダン)に似ているところから、この名。
    


チカラシバ(力芝)
イネ科チカラシバ属
アジアに広く分布しています。
根が強くなかなか抜けないということから、この名。
別名「猿尾草」は、その形からでしょう。
    
走り出の 堤の下の隠れ水 向き合いなびく 猿尾草の穂  岡 麓


フヨウ(芙蓉)の実でしょうか。
優雅な花を思うと、つい「卒塔婆小町」を連想しますが
これも自然の造形です・・



ツルウメモドキ(蔓梅擬)
ニシキギ科
お正月の花材としてよく登場しますね。 
春に黄緑色の花をつけますが、主役はやはりこの実でしょう。
    
渓水に 雨露したたる 蔓もどき    蛇笏
葉隠れに 花知られずよ 蔓もどき  圭岳


サネカズラ(実鬘)
マツブサ科サネカズラ属
別名:ビナンカズラ(美男鬘) 花言葉は「再会」
蔓性で、他の植物に絡みついて伸びます。雌雄異株。
別名は、昔 樹皮から採る粘液が整髪料に用いられたことから。
夏にクリーム色の下垂花が咲きます。実は咳止めにもなるとか。
    
葉隠れに 現れし実の さねかづら  虚子
如何にせむ 逢坂山のさねかづら 這ふ木あまたに 移りはてなむ 
                                  藤原 家隆


ツノナス(角茄子)
ナス科ナス属
別名:フォックスフェイス
熱帯アメリカ原産
別名は、キツネの顔のような形から。 
薄紫色の花が咲くナスの仲間ですが、実は装飾用で食べられません。
高さ2mほどの木で、大きな葉や茎には鋭い棘があるそうです。
    
花屋さんの店先でパチリ

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街角の公園

2009-12-17 | 散策

散歩の途中で見かける、ごく普通の小さな公園です。

よく子供達が、ブランコしたり滑り台で遊んだりしています。





その片隅に、ひっそりと


こんな石碑が立っているのに今日初めて気づきました。
海軍工作学校跡

裏側の碑文によると、この付近には
先の大戦中、「海軍工作学校」があったようです。

工作科指揮官の養成と 下士官兵の練習生教育を目的に設けられた
海軍の施設で、さながら大工場のような約6万坪の広大な敷地の
校内には木工・鋼鉄・板金・鍛冶・
溶接・鋳物などの工作機械が並び、
艦船や兵器修理のための厳しい訓練が行われたということです。

この学校の卒業生のうち、戦死された方は5,125人にのぼったとか。
その方たちの冥福を祈って、1977(昭和52)年 学校跡の片隅に
この碑が建立されました。この碑の下には、戦死された
方々の名簿が納められているそうです。


短い冬の陽を惜しむように元気に走り回る子供たちや
仲良くキャッチボールをする親子の平和な姿を
どんな思いで見守っておられることか・・と

思ってみずにはいられませんでした。

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三浦・海南神社

2009-12-14 | 横須賀・三浦

海南神社
神社の石の鳥居の傍に狛犬さんが一対。
小ぶりですが、なかなか良い彫りですね。
    
「天保十一年庚子・・」と読めます


小さな石橋を渡って境内を進み、石段上のご本殿へ。

ご祭神は藤原資
盈(すけみつ)公

藤原鎌足公の後裔で、清和天皇の後継者争いに係わり864(貞観6)年
故あって九州博多を出て三崎に着岸。その後 付近の海賊を平定したり
里人の教化に努めて崇敬を集めました。2年後に没したとき、里人らが
亡骸を海に鎮め、祠を建立して祀ったのが始まりと伝わっています。

982(天元5)年に現在の地に社殿が築かれ、三浦総鎮守となりました。

(説明板より)

毎年1月15日に奉納される歌舞「チャッキラコ」が、2009年9月に
ユネスコ無形文化遺産に登録されたニュースは記憶に新しいところです。
起源は不詳ですが、資盈公妃が里の娘に教えたとも言われているとか。


境内に、もう一対の狛犬さん
    
こちらは「天保十四癸卯年六月」の銘



ご神木は、雌雄一対の大公孫樹です。

雌株(幹周り4.6m ・樹高15m)         雄株(幹周り5.6m ・樹高15m)
    



「うらり」での買物が重くなったので、帰りはバスにして・・
18,733歩

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三浦・三崎へ

2009-12-13 | 横須賀・三浦

キャベツ畑からR134を下り、「三崎街道」と呼ばれる
R26のバス道をぶらぶら歩いて、三崎港に到着しました。

港のデッキに腰を下ろして、暫時休憩。
マグロと野菜餡の蒸しまん=
名物「とろまん」でお腹も満足!



あ、マグロ・・
お仕事の邪魔にならないように、遠くからそぉっとね


港の先には・・・また、見えました~


週末のとあって、港周辺には観光客がたくさん歩いています。
人気のラーメン店やマグロ料理のお店の前には行列も出来、
産直センター「うらり」の駐車場には、東京や埼玉ナンバーの車も。



でも街の方へ入って行くと、そこは地元の人達の日常の暮らしと
そんな街の雰囲気を楽しみながら散策する人達に時々出会う
くらいの落ち着いた、どこか懐かしい静かな家並みがあります。
がっしりとした蔵作りの家々

(街の様子を、以前にもご紹介したことがありましたね)

    





通りの奥に、朱塗りのお社が見えてきました。

この地域いちばんの古刹 「海南神社」です。
ちょっと行ってみましょう☆

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見えるかな?

2009-12-12 | 散策

昨日は一日中、雨が降って寒かったですね~!
でもそのおかげで、今日は洗いたての青空です。


たくさんお洗濯をしているうちに、雲が出てきたけれど・・
さて、見えるかな?
大根畑の富士山を見に行ってみましょう。


畑では農家の人がお仕事中。
薬剤を散布しているようですね。

大根は虫がつきやすいので、薬剤がたくさん必要なんだそうですね。
葉付き大根を買って葉っぱも食べるときは、しっかり洗いましょう!
と、八百屋さんで教わりました。

そして、大根畑の向こうに・・
見えました~~☆

良かった、間に合いました!


気をよくしたところで、少し歩いてみることにしました。

道路沿いにあった野菜の直売所


この時期はやはり、大根、大根、大根・・
長いの短いの、白いの赤いの・・形も色もいろいろあるんですねぇ



黒くて丸っこい大根があるの、わかります?
お店の方に聞いたら、黒いのは皮だけで中は白いそうですよ。


こちらはキャベツの畑


おいしそ~☆
    


ではもう一度、違う場所からの富士山を!

あぁ、もうすぐ隠れてしまいそう・・

 

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茅ヶ崎・里山を訪ねて②

2009-12-09 | 神奈川

浄見寺さんの裏手に大きな古民家があります。

茅ヶ崎市民俗資料館 旧三橋家住宅


江戸時代末期の香川村の名主の家を移築復元したものです。
1827(文政10)年の建築経過記録「大工木引(挽)萬控帳」や
同年の年号がある棟札が伝わっているそうです。

入口を入ると右側は土間、左側に板の間の部屋が並んでいます。
建築当初からあまり改築されずにそのまま残っているそうです。



お寺の山門の前にもう一軒。
茅ヶ崎市民俗資料館 旧和田家住宅




市内萩園の旧家で、江戸末期の村役人の住宅を移築復元した
ものです。良質の材料が使われ、畳敷きの部屋も立派です。
建築年月が書かれた棟札や建築経過の記録が残っています。
    
こちらは反対側


敷地内に「七堂伽藍跡の礎石

市内下寺尾にあった古代寺院とその周辺から出土した
柱の礎石。凝灰岩で、約30個確認されているといいます。

約1,300年前に創建されたお寺で、土器などに混じって瓦も
出土しており、礎石建ちで瓦葺の立派な建物だったようです。


さて 集落を後に、畑に沿ってまたバス道を暫く歩いて行きます。

    


初冬の田園風景を楽しみながら 暫くのんびり歩き、「堤坂下」の
交差点を左に入って緩やかな坂を上り、「小出小学校」の先を
右折すると、再び里山の趣ある地域に入っていきます。



やがて、きれいに整備された公園へのアプローチ


茅ヶ崎里山公園

総面積36.8ha(現在開園面積19.8ha)に森・池・広場・田んぼ・
茶畑などが広がる 大変広くて気持ちのよい発展途上の公園です。

まだコスモスが咲いていました。


丘の上からは 丹沢連峰も


子供と一緒に思いっきり走り回るのに良い公園ですね。
木々の下を 落ち葉を踏みながら散策するも良し、
冬の陽を浴びながらベンチで語り合うも良し・・


今回は此処を終点としましょう。
このコース、新緑の頃もきっといいでしょうねぇ!
18,194歩


お知らせ
先日の「
ヒマラヤ桜」のページに、熱海に咲くヒマラヤ桜の
画像を追加しました。綺麗ですよ~! 是非ご覧くださいマセ。



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茅ヶ崎・里山を訪ねて①

2009-12-08 | 神奈川

茅ヶ崎といえば、「湘南=海」というのが一般的なイメージですが
今回は市の北部に広がる里山エリアを、友人Tさんと訪ねました。

JR相模線「香川」駅から踏切を渡って、人家と畑が混ざり合う
地区を走るバス通りを ぶらぶらと歩いて行きます。



今日もよく晴れて暖かなお散歩日和。いい気持ち~

道路の左側に目をやれば、大きな富士山




朝穫り野菜の販売所がありました。

どれもみずみずしくて、見るからに美味しそう。 しかも安い!
思わずお財布を出しかけましたが、先は長いので・・・残念~



暫く行くと、大きなタンクやパイプが並んだ工場の隣に・・何かしら?

ちょっと覗いてみると

レストランのようです。 こんな所に・・?
でも、ちょっといい感じ  入ってみましょう。

モキチ・トラットリア
清酒「天青」や「湘南ビール」などを製造する蔵元「熊澤酒造(株)」さんの
直営店で、大正時代の土蔵を再利用したイタリアン・レストラン。
自家製ソーセージやパスタ、ピザなどが食べられるようです。

が、開店(AM
11:30)にはまだかなり時間があり・・・残念!!
「せめて店内の撮影だけでも」とお願いして・・
    


モチモチのマルゲリータ、あぁ、食べたかったなぁ



元の道へ戻り 先へ進んで行くと、
新興住宅地の先に広がる田園風景が見えてきました。



道端道祖神 兼 庚申塔

このような道祖神と庚申塔を兼ねた様式の
石塔を、私はあまり見たことがありません。

あちらこちらに皇帝ダリアが花盛り☆






この辺りに、江戸の名町奉行 大岡越前守が眠るお寺があるそうです。
行ってみましょう!

窓月山 浄見寺

浄土宗のお寺です。 1611(慶長15)年創建。

1591(天正19)年 第2代大岡忠右衛門忠政公から この堤村を領地とし、
父(初代)の追善の為にこのお寺を建立。大岡家の菩提寺となりました。

手入れの行き届いた植栽が美しい境内。

変わった形のお賽銭箱ですね。


「銅造 弁才天坐像」
(説明板より)

頭上に人頭蛇身の宇賀神を戴く高さ約10cmの像で、来歴は不明。
鎌倉末~室町時代の作と考えられています。市指定重要文化財。
元々は腕にさまざまな物を持ち、光背もあったと思われます。

石段を上がった所にある
「オハツキイチョウ」
    
葉にギンナンが結実するという変種の公孫樹で、推定樹齢200余年とか。
数えるほど僅かに黄色の葉をつけ、支えられて立っていました。
幹の洞の手当ての痕も、見るからに痛々しい姿・・・

公孫樹の傍の柵内に
「大岡家墓所」

初代~13代までのお墓50余基が静かに並んでいます。
ひときわ大きな5代忠相公のお墓。


のどかな山里に似つかわしい静かなお寺でした。
このあと、「民族資料館」の古民家へ行ってみましょう。

(続)

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