「円覚寺」の繁栄時には、その広い寺域に 42もの塔頭が
あったと聞いています。 現在あるのは そのうちの16院。
「円覚寺」の三門(山門)の すぐ左手にあるのが
「円通山 松嶺院」
本尊:釈迦牟尼
開山:大拙祖能
中興開山:叔悦禅懌
もとは「不閑軒」と称していましたが、足利高基娘 松嶺院月窓妙円尼から
寺領の寄進があったことから、「松嶺院」と称されるようになったとか。
門を入り、左手のお堂前から墓地へと続く‘遍路みち’の両側は
季節の花々で彩られ、春秋の各3か月間 一般に公開されます。
さっそく歩いて行きましょう☆
タヌキマメ(狸豆)
マメ科
利尿・強心・鎮痛の効果がある薬草だそうです。
ふわふわした毛に覆われた中に たくさんの種子が入っています。
青紫色の花もみられました。
キキョウ(桔梗)
キキョウ科
ダンギク(段菊)
クマツヅラ科
青紫色の花が段々に咲き、葉が菊に似ているので、この名。
ワレモコウ(吾亦紅) ロウヤガキ(老鴉柿)
バラ科 カキノキ科
中国原産の渋柿 別名:ツクバネガキ
マルバフジバカマ(丸葉藤袴)
キク科
キンモクセイ(金木犀)
モクセイ科
秋を知る 花の香りです。
シオン(紫苑)
キク科
紫苑の花越しに、円覚寺三門の屋根が見えます。
カリガネソウ(雁金草)
クマツヅラ科
キンミズヒキ(金水引)
バラ科
長い総状花序に、黄色い小さな五弁花がびっしり。
青空の下、秋の情趣を満喫しました~
あな珍しや! 今日は、一片の雲もない晴天なり~
このところ幾度か 前を素通りしていた「円覚寺」へ、暫くぶりに。
「瑞鹿山 興聖円覚禅寺」
門前の楓が、もう ほんのり色づいています。
いつも 早いんですよね、この木は。
境内で 園児たちの運動会が行われていました。
邪魔にならないように、どんどん奥へ奥へ。
日蔭に、白色彼岸花が まだ沢山咲いています☆
境内にある塔頭のひとつ 「伝衣(でんね)山 黄梅院」
本尊:千手観音
開山:夢窓疎石
開基:饗庭氏直
建立:1354(文和3)年
室町時代には、足利氏の保護を受けて 関東夢窓派の一大拠点でした。
観音堂
観音堂横のキンモクセイは、殆ど花が散って・・
チャノキ(茶の木)
広い円覚寺の中でも とりわけ最奥の此処まで来ると、
空気がひんやりとして 一際 身の引き締まる感じがします。
先日「馬門山墓地」を訪ねたとき、
クリが たくさん落ちているのを見つけました。
あぁ 秋ですね~
気がつけば、其処此処で
いろいろな実を見かけるようになりました。
クルミ(胡桃)
日常的に食べている なじみ深い味覚☆
でも、こんなふうに生っていると知ったのは 最近のこと・・
カキ(柿)
甘いの渋いの 種類もいろいろ。 ご存じ‘医者いらず’
有名な「 柿食へば 鐘が鳴るなり 法隆寺 」の句は、正岡子規でしたっけ?
ノブドウ(野葡萄) ヤマブドウ(山葡萄)
野葡萄は食べられませんが、山葡萄は食べることができるそうです。
但し、かなり酸味が強いとか。 ‘猫’は食べたことがないけれど・・
ザクロ(柘榴)
美容と 健康に効果があるという スーパーフルーツ!
そして、これは 食べ物ではないけれど・・
クサギ(臭木)
可愛らしい五角形の萼が ピンク色から真っ赤になり、
やがて 開くと、青黒色の丸い実がのぞきます。
実りの秋が 始まっていますね~
秋雨前線が 列島に掛かったままで、鬱陶しい天気の昨日今日・・
スカッと爽やかな秋日和が恋しいなぁ!
海岸沿いの住宅街を歩いていると、美しい鳥の鳴き声♪
ピーロ、ピーロロロ、ツイッ ツイッ
鳴き声のする方を 見上げてみると、住宅の軒下に
灰色味を帯びた青藍色で お腹のところが赤褐色の、
体調20cmほどの鳥が 止まっていました。
イソヒヨドリは ヒヨドリより少し小さい鳥で、姿が似ているので この名。
でも ヒヨドリの仲間ではなく、ツグミ科だそうです。
拝借画像
体の色や声が美しいのは オスだけで、メスは 茶褐色の地味な色です。
磯や岩場などに生息し、昆虫や蛇・ネズミなどの小動物も食べるようです。
近年では、海岸から離れた市街地などでも 見られるようになりました。
ピーロ、ピーロロロ、ツイッ ツイッ
‘猫’の耳には そう聞こえるのですが。
コスモスまつりで賑わう「花の国」は、夏もまだ がんばっています。
返り咲きのアジサイが あちらこちらに
その名も ‘エンドレスサマー’
セイヨウニンジンボク(西洋人参木)
クマツヅラ科
ジニアも まだまだ元気デス!
そしてそして、
いっぱい咲いている ヒマワリ
コスモスに負けじと 「ヒマワリまつり」?
「くりはま花の国」のコスモスまつり 開催中☆
拝借画像
やっと 青空が顔を出してくれました~♪
コスモスは 咲き進んでいるかな・・・見に行ってみました。
早咲きのレモンイエローは 満開!
見応え十分でーす
赤・白・ピンクのセンセーションも・・
大分咲いてきました。 見頃まで もう少しかな~
レストランのテラス席で、海を眺めながら 小休止☆
お彼岸の一日、市内にある旧海軍墓地を訪ねました。
「馬門山(まもんざん)墓地」
説明板によると:
1882(明治15)年に海軍省が 戦死や殉職した海軍軍人埋葬地として
開設したもので、明治~昭和の英霊1,592柱が祀られています。
1951(昭和26)年に 市が譲り受けてから、市営墓地と
なり、現在では 一般市民のお墓もあります。
毎年5月には、
海上自衛隊や地元住民らにより 墓前祭が行われます。
拝借画像
門を入り、折りしも見頃の彼岸花に彩られた 階段の坂を上って行きます。
下段の墓地
高さ1mほどの石塔が 整然と並ぶ 兵士たちのお墓。
猿丸重野女史留魂碑
猿丸重野女史(1881-1953)
上海で看護婦として海軍軍人に関わり
「海軍婆さん」の愛称で親しまれた。
さらに上って行くと、上段の墓地。
芝生の広場に、7基の供養塔と士官たちのお墓が並んでいます。
軍艦河内殉難者之碑(大正8年建立)
軍艦筑波殉難者之碑(大正8年建立)
特務艦関東殉職者碑(昭和11年建立)
北京籠城軍艦愛宕戦死者碑(明治34年建立)
上海事変戦死者之碑(昭和8年建立)
第四艦隊遭難殉職者之碑(昭和11年建立)
支那事変大東亜戦争戦没者碑(昭和28年建立)
過去の戦争を美化するものではありませんが、此処に祀られている人達の命の
上に 現在の私達の日々があることを思うと、自ら厳粛な気持ちになりました。
コスモス
今日も 朝から降ったりやんだり・・
急に肌寒さを感じて 慌てて上着を重ね、温湿計を見ると
室内でも 気温 22.9℃
「 ことごとく 硝子戸閉ざして 冷ややかに 」 久保田 万太郎
今日の散歩は、 しっかり着込んだ方がいいですね。
学校傍の花壇のコスモス
センセーションが 見頃に☆
あの夏の暑さを理由に 歩くのをサボっていたツケが、今 来てます
出掛けるのが すっかり億劫になってしまい、専ら近場ばっかり・・
シルバー川柳 「 歩幅減り 歩数が増えた 万歩計 」 中川曙美様 作
まぁ 無理せずぼちぼちと 歩けばいいや、と
自分を甘やかす‘猫’ですゥ
今日は 日中よく晴れました
只今 夜の8時過ぎ。 久しぶりに夜空を見上げてみると、
お月さまがくっきり見えて とても綺麗です。
7月末 地球に最接近と話題になった火星が、今夜は月の近くに☆
明20日(木)20時ごろの 南の空(東京)
(「ウェザーニュース 」から拝借しました。)
解説によると;
「 20日(木)の夕方から 21日(金)の未明にかけて、
南から南西の空で 月と火星が接近して見えます。」と。
そうなんだ、 知らなかったヮ~
明20日夜は雨の予報が出ているので、偶然にも 今夜見られてラッキーだったかも
ツーショットを狙ってみたけれど、どうしても はっきり撮れないので、
‘猫’のコンデジで、それぞれに 精いっぱい寄ってみました~
見るなら 今夜ですよ、多分(笑)
珍しく 2日続きの晴天
今日は久しぶりに、三浦海岸まで足を伸ばしてみました☆
盛夏の賑わいを過ぎ、海は すっかり静かな日常に戻ったようです。
鳥たちも の~んびり☆
初秋の海、少し哀愁・・好きデス
格別 お相撲に興味があるわけではないのですが、今場所ばかりは
夕食の支度の手を止めて つい力が入ります。
進退を懸けて 連日懸命の取り組みの横綱 稀勢の里。
先ずは 勝ち越しを決めて、良かった~! できれば あと2勝!
頑張れ 日本男児!
‘猫’の 定番散歩コースのひとつ 海岸通り。
ヒガンバナが 大分咲いてきました。
別名:マンジュシャゲ(曼珠沙華)
この名は、法華経の魔訶曼陀羅華曼珠沙華から出たと言われているそう。
白花も 所々に☆
「 葉も無しに 何を慌てて 曼珠沙華 」 正岡子規
もうすぐ 秋のお彼岸ですね
☆今日の オマケ☆
砂浜に残された サンドアート
誰方の?
朝からの雨が、午後になって やっとあがりました。
今日も 涼しい、否 肌寒いくらいの陽気です。
溶けてしまいそうだった あの暑さは、一体何処へ?
今日も 秋を訪ねて、水辺公園をぶら~り☆
ヌスビトハギ(盗人萩)
マメ科
莢の形が 盗人の足あと👣のようだというので
この名とか。 どんな形なんでしょうね?
いい匂いに誘われて 行ってみたら・・こんなにたくさん!
「 みねの風 けふは沢辺に 落ちて吹く 広葉隠れの 葛の秋花 」牧水
サネカズラの実は まだ青々 淡いクリーム色の リコリス
萩 すすき・・秋の七草が だんだん出揃ってきましたね☆
一気に 秋がやってきましたね~ 急に 涼しくなりました。
九月は雨の多い季節、今日も終日 降りみ降らずみ・・
キッチンの温湿計は
気温 26.4℃ 湿度72%
ちょっと湿度が高いけれど、贅沢は申しません。
来月 定期健診の予定があるし・・・おデブ脱却をめざして
雨の止み間に 少し歩いてきましょう!
一年ほど前に、散歩の途中で見かけたサルノコシカケは
あれから どうなったか、見に行ってみることに。
さぁ、まだ あるかな~?
ありましたよ! それも 随分育っちゃって
木の幹のも
根元のも
そして、何と!
取り付かれた木は、養分をみんな吸い取られてしまったのでしょうか。
どうやら もう枯れてしまっているみたいでした
恐るべし! サルノコシカケ
北鎌倉の 「明月院」では、今 どんな花が咲いているでしょうか。
山門の掛け花に迎えられて
鮮やかな赤い実は サンゴジュ?
タマアジサイ(玉紫陽花〉
ユキノシタ科
境内では、夏と秋の花が ちょうど交代のとき☆
アジサイ(紫陽花)
ユキノシタ科
ボタンクサギ(牡丹臭木)
クマツヅラ科
ヒガンバナ(彼岸花)
ヒガンバナ科
「 悔いるこころの 曼珠沙華 燃ゆる 」 山頭火
ノシラン(熨斗蘭)
ユリ科
ウモウケイトウ(羽毛鶏頭)
ヒユ科
「 鶏頭の 濃も薄くも 赤き哉 」 白雄
シュウメイギク(秋明菊) ワレモコウ(吾亦紅)
キンポウゲ科 バラ科
シュウカイドウ(秋海棠)
シュウカイドウ科
見事な 秋海棠の小径 これが見たかったの~
「 うなだれて 花恋ふ花よ 秋海棠 」 渡辺 水巴