スニーカー履いて

‘猫’も歩けば・・・今日はどんな出会いが?

ぶら~り深川

2014-12-30 | 東京・川崎


久しぶりに、深川を散策してみましょう☆

今回は、「芭蕉記念館」「芭蕉公園」「芭蕉稲荷」など、以前に
ご紹介した所以外の場所を いくつかご紹介しますね。




平野1丁目にある「老人福祉センター」前に
「滝沢馬琴誕生の地」の説明板



          
滝沢馬琴(1767-1848)  
江戸後期の読本作者 代表作『椿説弓張月』 『南総里見八犬伝』など。
旗本松平信成に仕える下級武士の五男として、この地に生まれました。
幼少時に父親を亡くした後 自身も14歳まで松平家に仕えましたが、
1790(寛政2)年 山東京伝の門下となり、生涯のうちに読本・黄表紙・
随筆など 約470種もの著作を残しました。 享年 82歳
モニュメントは、28年間に刊行された106冊の『南総里見八犬伝』を模ったもの。




道路を挟んだ向かい側に、都指定名勝の
清澄庭園

総面積: 約81,000㎡ (庭園面積: 約37,500㎡)
一説には、江戸の豪商 紀伊国屋文左衛門の屋敷跡と伝えらえます。
享保年間(1716~1735)には 下総国関宿藩主 久世大和守の下屋敷、
1878(明治11)年 岩崎彌太郎氏が所有し、「深川親睦園」を開園。
全国各地から集めた名石を配置した回遊式林泉庭園が完成しました。
 関東大震災後 岩崎家からの寄贈を受けて、東京市が復旧・整備し
1932(昭和7)年 東京市の公園として開園したものです。

3つの中島を配した大泉水の周囲には、岩崎家が自社の汽船で各地から
取り寄せた伊豆磯石・紀州青石・生駒石などの 巨石が配置されています。



清澄庭園の北側 R472沿いに、松尾芭蕉ゆかりのお寺。
瑞甕(ずいおう)山 臨川(りんせん)

臨済宗
    創建: 1713(正徳3)年
  開山: 仏頂河南禅師
開基: 松尾芭蕉

当寺は俳聖 松尾芭蕉とゆかりの深いお寺だそうです。
1670(延宝8)年 日本橋から深川に移り住んだ芭蕉は、閑寂枯淡の
作風(蕉風)が深まる一方で 生活に困窮していました。 そんな折、寺の
前身である「臨川庵」で修行する仏頂禅師に心服し、足繁く参禅する
ようになり蕉風を確立。 その後 諸国遍歴の旅に出た芭蕉の訃報に
接した禅師は戒名を贈り、位牌を庵に祀って供養。 さらに、臨川庵を
寺にする際、
芭蕉を開基とすることで交誼に報いたと伝えられています。


「墨直しの碑」: 芭蕉の門人 各務志考が師の17回忌に、師が敬愛した
             西行法師縁の双林寺(京都)に建立した石碑を写したもの。
 「梅花仏碑」: 「梅花仏」は各務志考の諡号。双林寺の鑑塔を写したもの。
 「芭蕉由緒の碑」: 墨直しの碑・梅花仏碑 建立の由来が記されています。
 「玄武仏碑」: 各務志考の門人で墨直しの碑を建立した神谷玄武坊の碑。


これらの石碑を撮っていると、折よくご住職が出てこられて上記のような説明を
して下さり、ご本堂に祀られている芭蕉翁坐像(檜造木像)も見せて頂きました。




R472をわたって小路を入って行くと、立派なビルの相撲部屋が点在します。
深川は相撲と縁の深い土地柄でしたね。 江戸勧進相撲発祥の「富岡八幡宮」も近くです。
          



「小名木川」に架かる橋を渡って・・
萬年橋

全長: 56.25m 幅: 17.2m 架橋年代:不詳
現在の橋は、1930(昭和5)年に架け替えられたもの。
葛飾北斎や喜多川歌麿の浮世絵にも登場していますよね。





都営地下鉄新宿線「森下」駅に近い森下1丁目は、
伊東深水画伯誕生の地だそうです。

伊東深水
(1898-1972 )
本名は「一(はじめ)」
鏑木清方に師事し、美しい女性を描いた日本画家。
雅号「深水」は、深川の水に因んで清方がつけたとか。

深川神明宮

門松が飾られた石造りの鳥居には、「深川発祥の地」の横断幕。
傍らの石碑に刻まれた由来記によれば:
今から400余年前、葦が茂り住む人も無いこの地を 深川八郎右衛門という
人が一族と共に開拓。 伊勢皇大神宮の分霊を奉斎し祀ったことに始まります。
やがて 江戸に入府した徳川家康が1596(慶長元)年に当地を巡視した際、
地名が無かったこの地を 八郎右衛門の姓から「深川」としたと伝えられます。


今年最後の「ぶらり街歩き」は、江戸の香りを残す街「深川」でした☆

17,711歩



今年も「スニーカー履いて」をご訪問頂き、ありがとうございました!
2015年も スニーカーで元気に歩きたいと思いますので、
また遊びに 
ね~

どうぞ よいお年を!




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納めの不動

2014-12-29 | 東京・川崎


12月28日、「深川のお不動さん」こと「深川不動堂」は
今年最後のご縁日‘納めの不動’で、大賑わい!


地下鉄の駅を上った所から露店が並び
往来するたくさんの人・人・人・・




参道の「ご利益通り」も、次々と人の波が
          





お堂まで 途切れなく続いています。




成田山 深川不動堂

真言宗  大本山「成田山 新勝寺」東京別院
本尊:不動明王

江戸庶民に 成田山の不動信仰が人気となり、1703(元禄16)年 成田山のご本尊を
江戸に奉持して行われた出開帳に始まり、
1881(明治14)年に 不動堂が建立されました。
 その後 関東大震災・戦災で焼失しましたが、1950(昭和25)年 千葉(現 印西市)から
龍腹寺 地蔵堂を移築したものが旧本堂です。 1863(文久3)年築  区登録文化財

2012(平成24)年 開創310年記念事業として、隣に新本堂が落慶。
モダンな建物で、外壁は不動明王真言梵字壁というものだそうです。

(あまりの人で撮影ができず、HPから拝借しました)


境内社 「開運出世稲荷社」
          
新勝寺境内社の分霊を勧請建立したもので、総ヒノキ造り檜皮葺。
鳥居前の大ワラジには、御札や絵馬がいっぱい!


境内には、お不動さんに除闇遍明の功徳を願う人たちの 長い列ができていました。



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一陽来復

2014-12-28 | 雑記


2014年も、今日を入れてあと4日。
今年も「来年こそは、早めに年越しの準備をしよう!」と
反省する頃となりました

毎年同じように思い 同じように過ごし、そうやって歳を重ねていくんですね(笑)


さて、今年も同じように 年末の墓参(掃除)を済ませて
同じように、「穴八幡宮」で「一陽来復守」を頂きました。









今日は大安の日曜日なので、凄い人出を予想して行ったのですが
まだ早い時間だったためか、順調に本殿まで到達できて無事 参拝☆



「一陽来復守」

大晦日の0時ちょうどに、来年の恵方 申酉の方角に向けて祀ります。
来年も、 いえ、来年こそは金銀融通に恵まれ良い年になりますように!
 



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椿が咲いています

2014-12-27 | 花散歩


「花の国」のツバキが だいぶ咲いてきました。


菊冬至




唐子咲きの紅白
白唐子                          式部
          



加茂本阿弥









白露錦




侘助も いろいろ☆
尾張侘助                        白侘助
          


数寄屋侘助






大掃除の合間の気分転換
に ちょこっとひと歩き☆



11,159歩



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クリスマス

2014-12-25 | 雑記


Merry Christmass!


街角で見かけたクリスマスツリー
どれが どこのか わかるカナ?















子供の頃、日曜学校でクリスマス劇をしたのを思い出しますね~



‘猫’がサンタさんにプレゼントをお願いするとしたら・・
それは勿論 世界の平和! 望みがデカ過ぎる? 
でも、
殺したり 憎んだり 盗んだり 騙したり・・・・もう うんざりだよ
2015年は、も少し明るい話題を聞きたいものです!


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忘年会

2014-12-24 | 雑記


今日は、太極拳教室の今年最後の練習日でした。

一年間の総ざらいを、みんなで気持ちよく通して
久しぶりにやった48式の時には、套路を覚えるのに一生懸命だった頃の
あれこれや、一緒に学んだ拳友の顔も浮かび・・・無心になれなかったけど。





練習の後、車に分乗して忘年会の会場がある「湘南国際村」へ。



館内は クリスマスの雰囲気







レストランで、次々出てくるお料理を頂きながら
楽しい時間を過ごしました。

これは前菜  マグロのカルパッチョ

このあとも 魚や肉のお料理、そしてデザート・・と続いたけど
運動後の食欲とお喋りに集中して、すっかり撮り忘れの‘ドジ猫’
どれも とても美味しかったのは確かです☆



高台から 今日の富士山



今年もみんなに支えて貰いながら、兎も角も太極拳を続けてこられました。
老師、そしてメンバーの皆さん、衷心感謝!

ご自身やお身内の事情など、さまざまな出来事を乗り越えて
この一年がんばってきた メンバーのお一人お一人に
同感と敬意を込めて 大きな拍手を贈りたい!

来年も和気藹々、楽しく続けることができるように がんばりましょう!



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復活?

2014-12-23 | 散策


昨日は、「朔旦冬至」の話題で 盛り上がっていましたね。
なんでも、太陽と月とが同時に復活するという 大変おめでたい日だったそうで。
何にしろ、『新しく生まれ変わる』って ステキなことですよね~ 
(できることなら‘猫’だって・・・ )


ということは・・

今朝 散歩の途中で見た富士山も、生まれたてか?


豪雪にご苦労なさっている地方の方達に 申し訳なくなるような青空に、
今日はひときわ大きく 美しく見えました!


13,835歩



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三崎へ

2014-12-21 | 横須賀・三浦



今日は、年末年始に備えて食糧調達に。
京急「三崎口」駅から港まで、ウォーキングを兼ねて
少し速足で☆








三崎港の産直センター「うらり」では、
新鮮な魚介・野菜や地場産の加工食品などが売られています。

どのマグロにしようかな・・






威勢のいい売り声が、館内に絶え間なく飛び交っています。




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西洋館のクリスマス

2014-12-15 | 横浜


今年もこの季節がやってきました☆☆
  
 

今年のテーマは
「クリスマス、その語り継がれる憧憬」だそうです。



山手の坂を上って・・

「ブラフ18番館」

門脇の公孫樹が 鮮やかに黄葉していました。
名残りの秋バラも まだ少し



          
チャイニーズテイストのしつらえが目をひきます。



          







そして、お隣の洋館へ・・

「外交官の家」



メタセコイアの黄葉は もう終盤






館内に入ると・・

          








華麗なデコレーションは少なく、全体的に とても落ち着いた雰囲気です。
25日(木)まで。
  



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横須賀・燈明堂跡

2014-12-14 | 横須賀・三浦


JR[久里浜」駅から、目の前を流れる「平作(ひらさく)川」に沿って
R211を 河口に向かって歩いて行きます。

 

釣船がたくさん!



河口近くで、「開国橋」を渡り浦賀方面へ。

右手に海を眺めながら





やがて、トンネルを抜けて



その先で 右へ入って行く道を進むと、葦原の先に「燈明崎」。 
広がる海は浦賀水道。 いろいろな船が行き交います。
対岸は房総半島。




「燈明堂(復元)」

今日の灯台の役割をした江戸時代の航路標識施設で、1648(慶安元)年
幕命によって、幕吏 石川六左衛門重勝らが築造したと伝えられます。


(パネルより)

階下は番人小屋、障子貼りに金網で保護した階上に直径36.4cmの
銅製の灯明皿を据えて一晩に菜種油一升を灯し、その光は4海里
(7.2km)に及んだとか。 1872(明治5)年の廃止まで約220年間
一日も休むことなく、夜間の海上安全を見守り続けたということです。

当時の建物は明治20年代に風雨で倒壊。 残った石垣の上に
1989(平成元)年に 当時の姿を再現した建物が完成しました。


燈明堂背後の山には、1811(文化8)年 幕命で海防に当たった
会津藩によって 外国船に備えて平根山台場が築かれました。


此処はまた 嘗て浦賀奉行所の処刑場であったとか。
1840(天保11)年築の地蔵像供養塔と大きな題目碑。

左の碑には1849(嘉永2)年の刻銘があり、千代ヶ崎台場建造時に
発掘された人骨の供養碑で、戦国時代の人骨かといわれます。





17,411歩




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ちょっとひといき

2014-12-13 | 散策


今日は、スッキリ晴れました~


あれこれ買い物の合間に、ひと息入れようと海辺へ・・

今日は「猿島」も くっきり!




岸壁には 太公望たちが




釣れてるかな?



夜空の星?

岸壁の上に、たくさんのヒトデ☆




沖行く船を眺めながら・・ちょっとひと休み


19,458歩



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鎌倉・天園ハイキング

2014-12-06 | ハイキング・山歩き


ひと月ぶりの鎌倉☆
 紅葉は、どうなっているでしょう?

まずは、紅葉ヶ谷の「瑞泉寺」へ。




山門辺りは紅葉していたけれど・・まだ少し早かったかな。
12月半ば辺りが見頃でしょうか。


じつは
御嶽山の噴火以来、ビビりの‘猫’は箱根への足も遠のいて
近頃は、殆ど山道を歩いていなかったですねぇ・・

ということで、例により 今日も予定外行動
慣れ親しんで安心な山道「天園」を 歩いてみようと思います☆
スニーカーで来ているので、ぬかるむ「獅子舞」コースは避けて
瑞泉寺横の入口から 出発~!




山道に入って行きます。



やぐら跡(岩窟)の横を通って




「貝吹地蔵」
          
上半身だけが見えているお地蔵さま。
1333(元弘3)年 新田義貞の軍に敗れ自害した北条高時の首級を守って
逃げていた北条方家臣の目の前に地蔵が現われ、貝を吹き鳴らして
その家臣を瑞泉寺の裏山へと導いた という言い伝えが残っています。



途中 展望が開けた場所から、紅葉の先に富士山☆






サクサク 落葉を踏みながら♪
          


と、
木の下に屈みこんで、何やらしている様子の男性を発見!
「何をされているんですか?」とお尋ねしてみると、
「これ、何か分かります?」と見せてくれた袋いっぱいに、黒いモノが・・
キクラゲでした~

男性に教えられて見ると、木の幹に
ホントだ、ついてる ついてる!

そこで‘猫’も、
思いがけず茸狩りを楽しんじゃった



やがて、
「右 建長寺道」の道標を過ぎ




「勝上献(しょうじょうけん)」の展望台へ
海抜:145.1m



ここからも富士山が☆

このあと、「富士見台」からも 綺麗な富士山が見られました。
今日は、富士山大当たりの日だな


眼下には、「建長寺」の伽藍が見えます。





建長寺の「半僧坊」へと下りて行きます。

紅葉と天狗さん達に迎えられて







鎌倉の晩秋を楽しみました



25,298歩


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ぶるる・・

2014-12-05 | 散策


寒いですね~~

ちょっとブログをおサボりしているうちに、もう師走・・
あれと これと・・やることがいろいろあって、何だか気持ちがワサワサして
きますが、まぁ この気ぜわしさも毎年の一行事。 ガンバっていきましょう~


きょうは、暫くぶりに足湯へ行ってみることにしました。




「花の国」も だいぶ紅葉が進んでいますね☆



展望台からは☆





海を眺めながら・・



今は花の少ない時期ですが・・

サザンカ
(ツバキ科)

蕾はピンク色、咲くと白色になります。
「皇玉」という名前。


ゴンズイ
(クロクサギ科)



レオノティス
(シソ科)
別名:ライオンズ イヤー カエンキセワタ
          


セントレア プルケリマ
(キク科)

返り咲きのようです。




ハーブ足湯「湯足里」に着きました~
午前中は、わりと無人のことも。 やったぁ~



40℃のお湯は、足を入れた瞬間は熱く感じます。
今日は、寒いので一層 湯気がモクモク 
          
                        ↑
                                 これは‘猫’




このあとは、海岸まで足取りも軽く~

16,159歩 


 

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