スニーカー履いて

‘猫’も歩けば・・・今日はどんな出会いが?

お好きな服は?

2013-09-30 | 花散歩


去年の ちょうど今頃でしたか、
ご紹介しましたよね・・・覚えてますか?
秋の七草の覚え方⇒「オ・ス・キ・ナ・フ・ク・ハ(お好きな服は?)」

秋の七草を探して歩きました☆


ミナエシ(女郎花)
オミナエシ科

「 さを鹿の 己が棲む野の女郎花 花にあかずと 音(ね)をや鳴くらむ 」
                                源 実朝


スキ(薄)
イネ科

「 人は皆 萩を秋と云ふよし吾は 尾花が末を 秋とは云はむ 」
                      『万葉集 巻10』より



キョウ(桔梗)
キキョウ科

「 桔梗の花 咲くときぽんと 言ひさうな 」  千代女



デシコ(撫子)
ナデシコ科
          
「 野辺見れば 撫子の花咲きにけり 我が待つ秋は 近づくらしも 」  西行法師



ジバカマ(藤袴)
キク科

(まだ蕾でした・・・)
「 藤袴 この夕暮の しめり哉 」  園女



ズ(葛)
マメ科

「 山深み 散るか萎むか 葛の花 」  白雄



ギ(萩)
マメ科
          
「 秋萩の 軟らかき葉に 日は宿り 葉ごとに日影 透きとほりをれり 」
                            尾山 篤二郎


この季節は、晴天が続きませんねェ



コメント

秋空

2013-09-28 | 散策


きょうは海岸散歩☆



高い秋の空です  んー、きもちい~~!





ここにも 曼珠沙華

    



どこまでも 歩いて行けそうな気がしました~

16,697歩



コメント

曼珠沙華

2013-09-27 | 花散歩


お彼岸を過ぎた辺りから、ぐっと秋らしさが増してきました。


今を盛りと、曼珠沙華の花が☆


「 赤々と地より沁み 身につくづくと 火を焚きあぐる 曼珠沙華の花 」
                                尾山 篤二郎










「 このごろの 西日冷たし 曼珠沙華 」  蓼太


朝夕肌寒く感じることもある 今日この頃、「風邪にご用心!」・・なんて
会話も聞かれるようになり・・・あぁ 時の流れは容赦なしだ~




コメント

墓参のあとで

2013-09-24 | 東京・川崎


今度の連休は比較的天候に恵まれましたね。 如何お過ごしでしたか?
我が家では 久々のお客さんを迎えて、忙しくも楽しい時間を過ごしました。

で、
今日やっと
お彼岸のお墓詣りを済ませ、ようやく気分スッキリ!
久しぶりに、日本橋~銀座四丁目辺りをぶらり歩き☆




あちらこちらで、盛んにビル工事などが行われていました

これから 大分変わっていくのでしょうね。
懐かしいモノがどんどん消えていくのは、ちょっと淋しいけれど・・


今年4月にオープンした 新装「歌舞伎座」



          


うしろの高層ビルは「歌舞伎座タワー」というそう。

高くて、画面に入りきれなかった~(苦笑)




‘昭和’な雰囲気が色濃く漂うこの周辺にも
高いビルが増えて、大分印象が変わってきたけれど
ビルの谷間に・・今も変わらぬ存在感の建物。

「酒蔵 秩父錦」

前を通るたびに、いつも中の様子が気になるんですが・・(笑)




3代目‘銀座の柳’が揺れる「銀座柳通り」には



「ヨネイビル」

 建築年:1930(昭和5)年
 設計者: 森山松之助氏

モボ・モガが銀座の街を闊歩していた当時の趣を 今も残す
建物の1つとして、都の歴史的建造物に選定されているとか。

          

中世ロマネスク調の意匠で、らせん模様の装飾が美しいアーチ窓☆




17,293歩
 

コメント

十五夜

2013-09-19 | 雑記


100点満点の‘名月’でしたね~☆
いつまでも見ていたくなるような いいお月さまでした。






そして、我が家では
今年最後(たぶん・・)の 月下美人が咲きました☆




あぁ、夏が終わったな~



コメント

タマズサ

2013-09-19 | 花散歩


以前 、カラスウリは別名「玉章(タマズサ)」というらしい と書きました。

カラスウリのあの赤い実は、秋になるとよく目にしますけども
中を割って、種子をご覧になったこと あります?


小さなウリの形をした実の中に、種子がギッシリ・・






種子を包むワタを、そおっと剥がしてみると・・

ちょっと変わった形の、かわいらしい種子が出てきます。
ツヤツヤと光沢があって、一見 象牙細工みたい☆


初めて見たとき、‘猫’は けっこう感動しました
これが自然に出来たものだなんて・・ちょっと思えないよね!? 
「タマズサ(昔の結び文)」か~、なるほどねェ!

名付けた人の 初めてこれを見たときの感動が、伝わってくる気がしませんか。







コメント

三戸海岸

2013-09-17 | 散策

 

台風一過、抜けるようなまっ青な秋空になりました

こりゃあもう 歩かずにはいられない~~♪




見渡すかぎりの広い畑で、ダイコンの植え付けが始まっています。





そろそろ見えてきました・・ はーい、久しぶりだねェ!








いつ来ても、変わらない景色が のどかに広がっている海岸デス

11,692歩





コメント

台風18号

2013-09-16 | 雑記


列島を縦断し、各地を水びたしにしていった台風18号・・・
加えて、竜巻のような突風が吹いた所もあったそうですね。
皆さまお住まいの地域では、大事ありませんでしたか?

お見舞い申し上げます


我が家の方は、今回は幸い さしたる被害はありませんでした。
ただ オシゴトがあ
ったので、スムーズに受け渡しができるかと
ちょっと緊張しました。  はい、大丈夫でした~


東北・北海道の方は まだもう少しの間、安心できませんよね。
これ以上 被害が拡がることがありませんように!



1日吹きまくった強風が 漸くやんだ夕方の西の空


明日はになるそうです☆
やれやれ・・


コメント

この花何の花?

2013-09-13 | 花散歩


大きな葉の蔭に、埋もれるように咲いている涼しげなこの白い花
さて、何の花でしょう?


葉は、芭蕉に似ています。
この根を薬用とし、また老根は染料になります。
南アジア原産で、江戸時代に渡来。



答えは、ウコン(鬱金)
ショウガ科

別名:キゾメグサ(黄染め草)
これで染めた布は防虫効果があると、和服の保管に使われたりしますよね


肝臓に不安のある飲んべさん達の 強~い味方でもあるとか?
こんな花が咲くんだね・・


「 芭蕉にも 思はせぶりの 鬱金かな 」  鬼貫
 「 朝露や うこん畑の 秋の風 」    野沢風兆 





コメント

秋の気配

2013-09-09 | 散策


朝夕 だいぶ凌ぎやすくなってきました☆

歩けば依然 汗は出るけれど、必携タオルは小さめサイズの
もので 充分間に合うようになった
しね


さあ、小さな秋を見つけに出かけてみましょうか。




お気に入りのトチノキの並木は、早くも色づき始めています。
          



あ、もう咲いてるヮ!





見上げる空は、心なしか高くなってきた気が・・



さて、この秋は何処へ行ってみようかなぁ

18,543歩





コメント

ディープな商店街

2013-09-06 | 鎌倉・逗子・葉山


JR「鎌倉」駅のすぐ近くにある「丸七商店街」。

入口は、こんな感じで

初めて入るときは、ちょっとだけ勇気が要る・・カナ?



でも入って行くと、小さなお店が普通に並ぶ商店街
・・・っていうか、マーケットと呼んだ方が似合いそう・・



思いっきり‘昭和’な 牛乳スタンドも☆







なんでも、戦後の闇市の跡なんだとか。
営業しているのはどこも、常連さんが通う人気のお店のようです。

歩いていると、なんだか楽しくなってきちゃう・・
そんな雰囲気の商店街デス☆





コメント

ひっそりと・・

2013-09-03 | 横浜


京急「金沢文庫」駅から、R16を品川方面に10分ばかり歩いて
「片吹」という信号を 少し過ぎた左側にある
地下歩道をくぐり、
右手の住宅地の坂を上って行くと、突き当たりに石段が数段。


海蔵山 太寧寺

臨済宗のお寺。

本尊: 木造薬師如来立像
(檜寄木造・鎌倉時代)


日光・月光両菩薩像と共に安置されているこの御像には、
こんな逸話が伝わっています;

昔 村の貧しい娘が、早死した両親の供養に線香を買うために
紡いだ麻糸を織機にかけるための‘へそ’と呼ばれる糸玉を拵えて
村中を一生懸命に売り歩きましたが、なかなか売れませんでした。
すると、
疲れ果てた娘の所に1人の男の子が近づき、母親に言いつかったからと
‘へそ’を全部買ってくれ、娘は無事に両親の供養をすることができました。
その後、
お寺の本堂の薬師像の前に積まれた‘へそ’を見つけた娘は、
あの男の子が薬師様の化身であったことを知ったのでした。
それ以後、この薬師様は「へそ薬師」と呼ばれるようになったそうです。



境内には、源義朝の六男(頼朝の義弟) 範頼のものと伝わるお墓があります。
当寺の名称は、範頼の法名「太寧寺殿道悟大禅定門」によるとのこと。
此処には、範頼の位牌や画像などが寺宝として遺されているそうです。

「伝源範頼公墓所」

中央のひとまわり大きな五輪塔が それでしょうか。
周囲の塔は、付き従った人達のものかもしれません。

範頼は 源氏再興の旗を揚げた頼朝を援け、義弟義経と共に各地で奮戦し
壇ノ浦で平家を滅ぼしました。その後頼朝に謀反を疑われて伊豆・修善寺に
幽閉され最後を遂げたとされていますが、当寺の寺伝によると、範頼は
修禅寺を脱出し浦郷鉈切(横須賀市)に逃れましたが、鎌倉方に知られる
ところとなり、当時瀬ヶ崎にあった太寧寺で自害したと伝えられています。

(範頼の位牌は、市内の薬王寺にも残されており、また
墓は、静岡・伊豆市と埼玉・北本市にもあるとのこと。)



「雲語子之墓」

江戸時代の漢方医 小川笙船(号・雲語)のお墓です。

小川笙船こと藤原廣正(1672-1760)は、身寄りの無い者や生活困窮者の
ために施薬院の建設を願い出て 第8代将軍 徳川吉宗に許され、1722年
江戸「小石川養生所」の初代肝煎(医院長)に就任しました。 (その活躍は
山本周五郎の『赤ひげ診療譚』の主人公のモデルとして描かれています。)

2代目肝煎の座を息・隆好に譲って隠居し、晩年の3年間をここ金沢の地で
過ごしました。 死後、小石川・光岳寺に埋葬(後に雑司ケ谷霊園に改葬)
されましたが、遺言により 当時瀬ケ崎にあった太寧寺に歯が納められたと
いうことです。(その後 瀬ケ崎が軍事施設工事により、寺は現在地に移転)

笙船の言葉が刻まれてあります。
『山に居るときは海を語り 海に居るときは雲を語る』


静かな境内に、歴史の一片がひっそりと遺されていました。







コメント